ロス: Okay, okay. Enough, enough with the lunging. No. I'm sick of this. Okay. I've had it up to here with you two! Neither you can come to the party! (わかった、わかった。もう十分だ。ランジはそれで十分だよ。やめてくれ。もうこんなのはいやだよ。もう君たち二人には我慢がならないよ! 二人ともパーティーには来ちゃだめだ!)
チャンドラー: Jeez, what a baby! (全く、子供だな。)
ジョーイ: Yeah, Ross. Way to ruin it. I was just gonna go get dressed. (あぁ、ロス。せっかく楽しんでたのに水を差してくれちゃって。ちょうど着替えに行こうと思ってたところだよ。)
ロス: You know what I don't care. The only person I cared about getting dressed, is the one person that says she's not even gonna go. Look Rach, I'm sorry, okay? Look, I-I wa, I was a jerk, okay? I'm sorry I yelled. I want you there, I need you there. Look, what, what can I do to show you how much, how much I want you to be there? (いいか、僕はそんなことどうでもいい。僕が着替えて欲しいと思っている唯一の人は、出席するつもりもない、って言うんだ。ねぇ、レイチェル。ごめんよ。僕はばかだった。怒鳴って悪かったよ。君に出席して欲しい。あの場所で君が必要なんだ。ねぇ、僕が君にどれだけ出席して欲しいと思っているかを示すには、僕は何をしたらいいんだろう?)
ジョーイ: You could drink the fat. (油を飲んでみたら?)
ロス: Hi, welcome to an adult conversation. (はーい、大人の会話にようこそ。)
レイチェル: No, no, no, now wait, wa, wa, waa-it a minute, wait a minute, wait a minute, wait a minute. That actually, uh, that sounds interesting. (いいえ、ちょっと待って、待って、待って、待って。それって本当に面白そうね。)
ロス: What? (何だって?)
レイチェル: I think you should drink the fat. (私はあなたが油を飲むべきだと思うわ。)
ジョーイ: Yaaaay! (やったぁー!)
ロス: Okay, okay. If that is what it takes to show you how much you mean to me, and how much I want you there. Then that's what I'll do. (わかった、わかった。もし、油を飲むことが、君が僕にとってどれほど意味のある[大切な]人か、どれほど君に出席して欲しいと思っているか、を示すのに必要なことならば。それなら、それを僕は今からするよ。)
フィービー: Oh, wait, let me get you another glass. That's been sitting out. (あぁ、待って。別のグラスのを持って来るわね。これは長い間、(冷蔵庫の)外に出ていたから。)
と言って、別の(冷蔵庫に入っている?)油を取りに行こうとするフィービー、ロスはそれを制して、
ロス: I think this will be fine. Okay, vanilla milkshake, just a vanilla milkshake, with chicken bits floating in it. Cheers. (これでいいよ。よし、バニラ・ミルクシェークだ。ただのバニラ・ミルクシェークだ。チキンのかけらが浮いているけどね。乾杯。)
(starts to drink, but Rachel stops him just before he starts drinking)
ロスは飲もうとするが、彼が飲み始める直前にレイチェルがロスを止める。
レイチェル: No, no, no, wait! Okay, okay. Don't! I'll go, I'll go! (だめ、だめ、だめ、待って! わかった、わかった。やめて。行くわ、私行くわ!)
ロス: You will?! (行くの?)
レイチェル: You were really gonna do that, weren't you? (ロスは本当に油を飲もうとしたのね?)
ロス: Well, yeah. (あぁ、そうだよ。)
レイチェル: You were gonna drink the fat. (あなたは油を飲もうとしたのね。)
ジョーイ: Let's see what else he'll do! (他にどんなことをするか、見てみようぜ!)
up to here は、実際にあごのところまで手を挙げて言う表現なのですが、「あごの所まで、ここまでいっぱいで、アップアップ状態で、うんざりして、我慢できなくて」のような意味になります。
実際にロスは、首・あごのところに手をやっていますね。
「もう我慢の限界だ、もう怒りはここまで来てるぞ。」という感じでしょうか。
チャンドラーは what a baby! 「何てベビーだ。」、つまり、「何て子供なんだ。何て子供じみたことを言うんだ。」とあきれているのですが、それはロスのセリフでしょう(笑)。
全く、ガキはどっちだよ!と怒っているに違いありません。
Way to ruin it. の ruin は「…を破滅させる、台無しにする、めちゃめちゃにする」ということですが、この場合は「(雰囲気を)ぶち壊す、(盛り上がって楽しんでいるところに)水を差す」みたいな意味でしょうね。
「(お前のそんな言い方は)それに水を差すやり方だな。」みたいな感じで、つまり「そんなこと言ったら、せっかくのお楽しみが台無しになるだろ。」ということなんだと思います。
welcome to an adult conversation. を直訳すると、「大人の会話へようこそ。」ということですから、ジョーイを子ども扱いして、「大人の会話に子供が入ってくるな、子供じみたことを言うな」と言いたいのですね。
このエピソードでは、最初から、何回か油について言及されていたのですが、ちゃんと最後にこんな風に使われることになっていたんですね。
何も使われないのなら、話を持ち出すのは無意味な気がしますので、伏線として登場させてあったのですね。
vanilla milkshake 「バニラ・ミルクシェーク」だと思って飲もうとするのですが、使い古しの油ですから、フライドチキンのチキンのかけらみたいなものが浮いているようです(笑)。
自分のために油を飲もうとしたロスに、さすがのレイチェルの怒りもおさまります。
ロスは振りをしていたわけではなく、本当に飲もうとしていたみたいですね。優しいなぁ…。
油を飲もうとするくらいだから、他の無理難題にもトライするかもしれない、と面白がるジョーイは、やっぱり子供ですね(笑)。
(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ
2007年04月18日
この記事へのコメント
コメントを書く