2007年06月03日

コールド・ターキー フレンズ3-3その31

フィービー: No, no, it's not your fault. You know it's partly my fault, 'cause I made you quit cold turkey. Sorry, no. Okay, well, I mean, I can't date you anymore, 'cause you're, you know (in a high pitched voice) Wow! But um, but I will definitely, definitely help you get over my sister. Okay? Stalk me for a while, huh? Yeah, and, and, and, I'll be like an Ursula patch. (違うわ。あなたのせいじゃない。ほら、それって一部には私のせいでもあるのよ。だってあなたに急にそれをやめさせようとしたんだもの。ごめんね。私はもうあなたとデートできないわ。だって、あなたってほら[高いピッチの声で] ワオ! でも、私は絶対に、あなたが姉を克服できるように助けてあげるわ。いい? 私をしばらくつけてみて。そう、そして、私はアースラ・パッチみたいになるのよ。)
マルコム: Uh-huh, I don't know. (あぁ。(それがうまくいくかは)よくわからないけど。)
フィービー: Yeah, just, okay, look I'm going! Um, come on. Op, op, behind the pillar, which way am I gonna go? (そう、私が行くのを見て。ほら、柱の後ろで、私はどっちに行こうとしているかしら?)

cold turkey は「麻薬中毒患者を治療する際、その依存習慣を急に断ち切って、突然禁断状態にすること」、そして「その禁断状態の時に出る鳥肌」のことを言います。
元々はその症状である鳥肌のことを指す言葉で、それが「突然禁断状態にすること」という意味に使われるようになったのでしょう。
直訳すると、「寒い七面鳥」ということでしょうね(笑)。
感謝祭のごちそうに出てくるターキー(七面鳥)が丸裸にされた姿も表面があの鳥肌のようになっているから、cold turkey と呼ぶのでしょう(多分)。

こういう薬物禁断症状ではない普通の鳥肌の場合は、英語では、goose bumps などと言いますね。
goose は「ガチョウ」。
英語でも日本語でもやっぱり「鳥(七面鳥、ガチョウ)」なんですね(笑)。
goose bumps については、フレンズ2-23その6 で詳しく取り上げています。

ロングマン現代英英辞典で、cold turkey を調べると、
cold turkey [noun, uncountable]:
an unpleasant physical condition suffered by people who stop taking a drug that they are addicted to

つまり、「中毒になっている薬物を摂取するのをやめる人が苦しむ、不快な健康状態」
Merriam-Webster Online Dictionary では、
cold turkey (noun):
abrupt complete cessation of the use of an addictive drug; also : the symptoms experienced by a person undergoing withdrawal from a drug

つまり、「常習薬物の使用を突然完全に中断[停止]すること。さらに、薬からの脱却を実行中の人が経験する症状。」

この cold turkey は副詞としても使われます。
Merriam-Webster Online Dictionary には副詞の意味も載っています。
cold turkey (adverb): all at once : ABRUPTLY: as
a : without a period of gradual adjustment, adaptation, or withdrawal
例) quit smoking cold turkey
b : without preparation
例) a new player who started the season cold turkey

つまり、all at once や abruptly と同じ意味で、「突然、一気に、急に。」
a. は「段階的な調整、適応や脱却の期間なしに」、例文は「タバコをすっぱりやめる。」
b. は「準備なしに」、例文は「準備なしにそのシーズンを開始した新しい選手」。

上のフィービーのセリフは、quit cold turkey 「(酒・タバコ・麻薬などを)きっぱりとやめる、一気に[即座に]にやめる」ということで、cold turkey を副詞として使っている表現ですね。
つまり、「cold turkey をやめる」のではなく、「cold turkey 風に(麻薬をスパッとやめるみたいに)やめる」という感じです。
元々は麻薬中毒患者の鳥肌から来た言葉ですが、M-W の b. の意味を見てもわかるように、麻薬などの依存以外の普通の意味でも使われるようですね。

「もうあなたとはデートできない、だってあなたは…」の後、ワオ!としかフィービーは言っていませんが、ちょっと言葉にすると問題な言葉、「変態(?)」とかそんな感じのことを言いたいのでしょう。

今度は別の方法を取ろうと言うフィービー。
禁煙する時に、腕にニコチンパッチというのを張ったりしますが、そのニコチンパッチの代わりのアースラパッチに私がなってあげる、と言っているわけです。
突然やめさせる、という cold turkey な荒療治ではなくて、もっと徐々に体を慣らしていく、という方法を取ろうとしているのですね。

フレンズ1-3 でタバコを吸っていることをみんなに非難されたチャンドラーが、アランという男性に電話で説得されて禁煙することに決め、腕にニコチンパッチを貼っているシーンがありました。
ロス: Okay. I think it's time to change somebody's nicotine patch. (よし。誰かさんのニコチンパッチを取り替える時間だね。)
というロスのセリフもありましたよね。

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posted by Rach at 08:39| Comment(0) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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