[Scene: Monica and Rachel's bathroom, Joey and Monica are admiring the new floor.]
モニカとレイチェルのバスルーム。ジョーイとモニカは新しい床に感心して見とれている。
モニカ: It's beautiful! It's like the first bathroom floor there ever was! (Chandler tries to go to the bathroom) Whoa! What are you going in there for? (きれいね! そこに初めて床ができた時の床みたい。 [チャンドラーはバスルーム[トイレ]に入ろうとする] ねぇ! 何のためにそこに入ろうとしてるの?[そこに入って何をするつもり?])
チャンドラー: You want, like, a number? (ナンバーを知りたい?[ナンバー1かナンバー2かを知りたい?])
ロス: (entering) Hey! (やぁ!)
チャンドラー: Hi! Bye! (runs to the bathroom) (やぁ! じゃあ! [その隙に、バスルームに走っていく]
admire は「・・・を称賛する、感心する」「・・・を感心してほれぼれと眺める」。
ロングマン現代英英辞典の以下の語義が一番近いでしょうか。
admire: to look at something and think how beautiful or impressive it is
つまり、「何かを見て、それが非常に美しい、または印象的で素晴らしいと思うこと」。
「うわぁ、素敵!」という感じで見とれている、ということですね。
number は「番号札」という意味があり、take a number なら「(順番を示す)番号札を取る」という意味になるのですが…。
上のセリフに出てくる number にはもっと別の意味があります。
実は、小児語で、number one は「おしっこ、小便」、number two は「うんち、大便」という意味があるんですね。
ロングマン現代英英辞典では、
number one:
[singular, uncountable] (spoken informal) a word meaning urine, used especially with children to avoid saying this directly
つまり、「尿を意味する言葉。尿という言葉を直接的に言うのを避けるために、特に子供に対して使われる。」
number two:
[singular, uncountable] (spoken informal)
a word meaning solid waste from your bowels, used especially with children to avoid saying this directly
つまり、「腸からの固体[固形]排泄物(=大便)を意味する言葉。大便という言葉を直接的に言うのを避けるために、特に子供に対して使われる。」
フレンズ1-19その1 には、pee 「おしっこ(をする)」、poo 「うんち(をする)」という表現も出てきました。
pee と poo でもあまり汚い印象は与えないと思うのですが、さらに遠回しに言う、「一番、二番」という表現があるわけですね。
ですから、モニカの問いに対するチャンドラーの答えは、「何をするって、トイレに入ったら、小か大かしかないだろ。そのどちらをするのかを知りたい? ナンバー1かナンバー2かを知りたいの?」という意味なのです。
フレンズでは(私の記憶では)あと2回、このナンバー1、2関係のジョークが出てきます。
どちらもシーズン3で、フレンズ3-8 と 3-22(多分)。
またその時に、今回の説明も利用しつつ、ナンバー1&2ジョークを説明したいと思います。
フレンズたちの年齢の若者が、子供みたいな言葉を使っているのが面白い、ということですね。
(Rach からのお願い)
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2007年08月07日
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