チャンドラー: (entering, with a goatee) Hey. ([やぎひげを生やして入ってくる] やぁ。)
ロス: Hey. (やぁ。)
チャンドラー: I'm never gonna find a roommate. Ever. (ルームメートが見つかりそうにないよ。ムリだ。)
フィービー: Why, nobody good? (どうして? 良い人がいないの?)
チャンドラー: Well, let's see, there was the guy with the ferrets. That's plural. The spitter. Oh-ho, and yes, the guy that enjoyed my name so much he felt the need to make a little noise every time he said it. "Nice to meet you, Chandler Bing. Bing!" "Great apartment, Chandler Bing. Bing!" (あぁ、そうだね。フェレットを飼ってるやつがいた。それも複数だよ。(それから)唾をはく人。あぁ、それから、俺の名前を思いっきり楽しむやつ。そいつは俺の名前を言う度に、ちょっとした音を立てる必要を感じるんだよ[音を立てずにはいられないんだよ]。「初めまして、チャンドラー・ビング。ビング!」 「良い部屋だね。チャンドラー・ビング。ビング!」)
goatee は「(下あごに生やす)やぎひげ」。
言うまでもなく、goat 「ヤギ」みたいなひげだから、ですね。
ferret は「フェレット。(ヨーロッパ)ケナガイタチの一種。」
Wikipedia 英語版: Ferret
Wikipedia 日本語版: フェレット
ウィキペディアの英語版には、写真もたくさん載っています。
結構かわいくて、ペットとして飼う人も多いようですが、チャンドラーは気に入らないようですね。
with the ferret と単数ではなくて、with the ferrets と複数形を使った後、That's plural. とさらにそれが複数であることを強調しています。
ビングという名前を必要以上に強調する人の話もおかしいですね。
ビング!と甲高い声で叫んでいます。
そりゃ、そんな風に度々自分の名前で遊ばれたら、いらいらしますよねぇ。
ロス: So how many more do you have tomorrow? (明日は、あと何人の人と面接があるの?)
チャンドラー: Two. This photographer who seemed really dull and this actor guy who I'm not sure about, because when he called and I answered the phone "Chandler Bing" he said, "Whoa-whoa! Short message!" (2人。本当に退屈そうな写真家と、よくわからない俳優の男だ。(どうしてわからないかって言うと)彼は電話をかけてきて、俺が電話で「チャンドラー・ビング」と答えたら、彼は言ったんだ。「ほーほー! 短いメッセージだな。」)
この俳優男(誰だかわかりますね…笑)は、Bing というのを「音」だと勘違いしたみたいですね。
チャンドラーも面倒くさかったのか、電話に出る時に、This is Chandler Bing. などと言わずに、ただ、Chandler Bing と名前だけを言ったのでしょう。
それを「チャンドラー。♪ビーン♪」みたいに、名前だけ言って、いきなり音(発信音みたいなもの)がした、と相手は思った、ということなんだと思います。
フレンズ3-2その14 で留守電のメッセージが出てきました。
リチャード: (on machine) "Hi, this is Richard. Please leave a message at the tone." ([留守電のメッセージで] 「はい、こちらリチャード。ピーという音のあとにメッセージを残して下さい。」)
これは留守電の決まり文句で、その後に「ピーという音」(tone)が流れますが、Bing という名前を、その tone だと勘違いした、ということのようです。
全くどいつもこいつも、俺の名字を「音」のように認識しやがって、ろくなやつがいないよ…とチャンドラーは怒っているのですね。
(Rach からのお願い)
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2007年08月18日
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