2007年09月12日

自分用英語データベースを作る

今日は、何故、私の記事がいつも「長い」のか、そして「細かい」のか、の理由について書きたいと思います。
言い訳のように聞こえるかもしれませんが、実は、私の勉強法と関係があるんですよね。

私のサイトはブログですが、私は、毎日自分の思ったところを書いて投稿している、というよりは、「自分用の英語データベースを作っている」という感じなのです。
たまたまブログというツールが便利だからそれを使っているだけ、なんですね。

ブログを一つの「読み物」と考えるのならば、簡潔にまとまっていて、ポイントだけ押さえてある方が、読みやすいし、ためにもなるだろうと思います。
特に、「長く、細かく」なればなるほど、フレンズを知らない人にとっては、重箱の隅をつつくような話になってくるだろうとも思います。

私は、自分の過去記事にリンクして、「過去記事にも同じ単語・表現が出てきました。」とよく書いています。
それは同じ言葉に対して何度も説明しなくても済むようにやっているのもありますが、本当は、
その同じ単語・フレーズが、違った場面で使われた時に、それを「比較」することで、その英語のイメージやニュアンスがはっきりしてくる
と思っているから、です。
逆に言うと、ある単語やフレーズに一度出会って、それを辞書で調べたくらいでは、本当に「使える」レベルまでには理解できていない、ということです。

比較する際には、セリフそのものを比較するのと同時に、そのセリフが話された時の「状況」「心情」がどんなものであるかという情報も欠かせません。
(この「状況」「心情」が不可欠な要素である、ということについては、別の機会に話します。)

フレンズの解説を書いていて、「過去にも似た表現が出てきた気がする。」と思う…そこが、そのフレーズのイメージを再確認する最大のチャンスです。
まるまる一文のセリフでも、句動詞やイディオムのようなフレーズでも、そして単語についても、その「比較」が大事なのです。
同じ単語が別の使われ方をするのを知ることで、その単語の「基本イメージ」が見えてくる、または、その単語の「意味の広がり」に気付くことができる。
例えば、簡単な例で言うと、フレンズで学んでいると、have, get, take などの基本動詞のニュアンスがだんだんわかってきます。
そういうものは、実際に get や take などが使われた事例にたくさん出会わないと掴めないものなんですね。

「前にも似たセリフがあったなぁ…」と思ってネットスクリプトを検索してみると、確かにそういうセリフが過去に出てきたけれど、「何故か私のブログでは取り上げていない!」という事態がこれまで何度も発生しました。
私に言わせると、シーズン1を解説していた頃の「面白い言い回しだけを取り上げた記事」では、「英語のデータベース」としては全く役に立ちません。
あの時のセリフはどういうものだったのか?、そのセリフが話された時の状況はどうだったのか?、と比較することができないのです。
それで、ことあるごとに、シーズン1で抜けていた部分も思い出したついでに解説したりしているんですね。

「ファイナルまで解説を続けること」をメインにするならば、もっとあっさり解説します。
でも、私もDVDを見ながらこういう記事を書いている以上、「私の記録として」思いついたことすべてを書いておかないと、せっかくフレンズのDVDを再度見直して、時間をかけてこのブログを書いている甲斐がない、と言うか…。
「フレンズを全話解説した」という事実よりも、「そこからどれだけのものを吸収できたか」という内容が大事だと思っています。
それは、「本を何冊読んだか、ではなくて、その本で学んだことがちゃんと身に付いているかどうかが大切だ。」というのと同じでしょうか。
「解説」ではなくて「ただの疑問」で終わっている場合も多々あるのですが、自分の疑問を記録として残しておくことも大切ですよね。
後に何かのきっかけでその答えに気付く場合もありますし。

人によって興味のあるところ、わからないところ、というのはそれぞれ異なると思います。
私は、私が何か引っかかったところ、何か思い出したこと、こんな風に他の知識と結びつけたらいいと思うこと、などをあれやこれやと思いつくまま書いています。
読者の方も、あくまでもこれはデータベースである、と思って、興味のあるところだけを拾い読みしていただけたらなぁ、と思いますし、「そんなこと言われなくてもわかってるよ。」という部分は飛ばして下さい。

一番最初に書いたように、「読み物として面白いものを」というよりは、後々、参照して使いやすいようにできるだけ詳しくデータとして残している、ということなのです。

今書いているような、「自分の思ったこと」は勢いでいくらでも書けます。(コメントのお返事で、こういうことをいつもタラタラ書いていますし…笑)
でも、「解説記事」というのは、調べ物に結構時間がかかります。
私は記事を毎日更新しているので、普通に考えると、一つの記事の命は一日限りで、毎日新しい記事に更新されて、過去の記事となったものは人目に触れることも少なくなります。
そんな風に考えてしまうと、とてもそれほどの時間をかけようという気にはなりません。
私は一つ一つの記事の積み重ねで、フレンズ解説のデータベースを作っている、と思っているからこそ、気になるところは徹底的に調べて書こうと思えるのです。
そのデータベースが、絶対に後で役に立つ時が来るだろう、という確信があるから。
詳しく書いてあるからこそ、データベースとして使えるのだと思っています。

でも、これをホームページでやっていたらどうなっていたか。
きっと 3-6 に行き着く前に辞めていたでしょうね。
ブログという定期的に投稿するツールで、私も毎日更新しようと思いながらやっているからできたことです。
その日その日の記事で何かしら英語のためになることを、と思いながら書いている、それが毎日蓄積されていくことで、一つのデータベースとなっていく…。
それが私のブログであり、私の学習法だ、ということですね。


(今日のポイント)
今日は「フレンズ解説」が長いことの言い訳みたいになっていますが、「詳しく書かなければデータベースとして機能しない」と思っているから「長く細かく」書いているのだ、ということを知っていただきたかったのです。
英語を理解しようとする際に、「状況」「心情」が大切である、という話は、またフレンズ解説の合間に書きたいと思っています。


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posted by Rach at 10:25| Comment(6) | 英語学習のコツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Rachさんお久しぶりです。ずっとパソコンが使えなかったので、今日半月ぶりにRachさんのブログに遊びにこれました。
今日のポイントとてもわかりやすくて、参考になります!!
ずっとずっと応援していますので、ぜひブログを続けてほしいです(u_u*)
Posted by proy at 2007年09月12日 18:11
proyさんへ
お久しぶりです。パソコンが使えなかった…とは大変でしたね。私はパソコンがないと死んでしまいそうですが…(笑)。

ポイントがわかりやすいと言っていただけて光栄です。私はフレンズを一通りファイナルまで見て、それをさらに見直す形でこのブログを書いているんですよね。ですから、最初には気付かなかったようなところにいろいろと気付く。それで細かくなってしまう。それが自分の中での進歩だと思っているのです。

また、応援していただけるとのこと、ありがとうございます。
何でこのブログを続けてるのかなぁ、と一日に3回くらい(?)思ったりするのですが、今はこれをやめて特に何をしたいわけでもないのです。それならせめて、何か自分の身に付くことをやって、「あぁ、あの頃は私はこんなブログをずっと書いていたなぁ。」と思えるだけでもいいかな、って。
世の中には役立つサイトがたくさんあって、皆さんそれぞれ個性的なものを作っておられますが、私はフレンズを徹底的に突き詰める!という部分で突っ走っていきたいな、と思っています。
これからもよろしくお願いします!
Posted by Rach at 2007年09月13日 10:21
こんにちは しばらく 記事を逃してしまった〜 やばし・・・
また がんばって 読み残しが無いように勉強しないと。

人の勉強方法を聞くのは とても参考になります。
Rach さんのブログは 本当に細かく書かれていてしつこく追求タイプの私にとっては 最高なんです。

データーとして残せるものに・・・・そうですよね〜 
私も 今は記事を読んでいるだけなんだけど 覚えたようで100%正しく覚えきれないんですよ
なので Rach さんのブログを元に 自分のデーターブックを作りたいなぁ〜と思っているんです。
自分の言葉で書いてみると 記憶に残りやすいし うる覚えでも どこに書いておいたかって すぐ分かるものなんですよね〜

さぁ〜 がんばらないといけないですね・・・・口だけで終らないように・・・・・

☆ momo

Posted by momo at 2007年09月13日 15:24
記事が長いことに、罪悪感を覚える必要は全く無いと思います(笑)

私はTOEIC900点オーバーの実力者のノートをタダで見せていただいてお得だな!と思っています。10年前では考えられないことですよ!凄い時代です。これからも、よろしくです。
Posted by 海外移住希望 at 2007年09月13日 22:46
momoさんへ
ちょっと旅行に行かれている間に、記事がどんどんたまってしまいましたね(笑)。私の記事は文字数が多いので、本当に申し訳ないです。適当に拾い読みして下さいね。

データとして残している、という話は、毎回記事が更新された時に、その全てに納得しなくてもいい、という意味もあるんです。記事の内容はあくまで「私の意見」でしかないので、その時は「そうかぁ、そういう考えもあるかぁ…」くらいに聞いておいてもらって、しばらく時期を経てから、同じような疑問にぶつかった時に、何かそれについての意見がどこかに書いてあったなぁ…と「別人の意見」として読み返してもらえればいいなぁ、と。

細かく書いているのは、自分がその時どう解釈したのか自分でもわからなくなる時があるからですね。順序立てて、「こうだから、こう思った」と根拠なども書いておかないと、自分の思考の過程がわからなくなるのです。

「自分の言葉で書く」というのは大事なことだと思いますね。自分の中で考えをまとめる際に必要なことだと思います。
私もコメント欄で解釈についての意見をいただいた時に、必ず相手の方の言われたことを、自分の言葉で書き直している気がします。「それはこういうことですね?」と。そう書くことで、相手の意図が伝わっているかどうかも相手の方にわかるし、「私の言いたいことは、そういうことじゃなくて」と、軌道修正してもらえるわけですね。
Posted by Rach at 2007年09月14日 10:20
海外移住希望さんへ
罪悪感を覚える必要は無い!と言い切っていただいてありがとうございます(笑)。
確かに、これは私のメモでありノートなんですよね。私の実力が資格に見合うものであるかどうかは別にして(笑)、私は「考え方」がとても大事だと思っているんですよ。大事なポイントはここだ、とか、この英語は日本語ではこういう意味である、という事実だけではなくて、「どうしてそういう解釈をするに至ったか」とか、「どういう過程で結論に辿り着いたか」という部分に、その人の「解き方」が見えると思うんですよね。
その解き方を詳しく書けば書くほど、どこでつまづいたかが見えてくる気がします。そして他の方の解釈を聞く場合も、「どうしてそう思ったか?」の部分を知りたいと思うのです。

本当に良い時代になりましたね。たくさんの方が貴重な情報を提供して下さっていますよね。いろんな方の意見に触れることで、自分の意見も固まってくるような気がします。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
Posted by Rach at 2007年09月14日 10:23
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