2007年10月11日

私はおしまいだ フレンズ3-7その24

(they go into Monica and Rachel's, and see Phoebe hopping around.)
ロスとレイチェルは、モニカとレイチェルの部屋に入る。そして、フィービーがあちこち飛び跳ねているのを見る。
ロス: Hey Pheebs, what are you doing? (ねぇ、フィービー。何やってるの?)
フィービー: I'm, I'm freaking out! Monica kinda trusted me with something and she shouldn't have! All right, I haven't lived here in a while, so I have to ask you something. Does Monica still turn on the lights in her bedroom? (私はパニクってるのよ! モニカは私のことを信頼してくれてたみたいだけど、信頼すべきじゃなかったのよ! よし、私はここにしばらく住んでいないから、あなたたちにちょっと尋ねるわね。モニカは今でも、彼女の寝室の電気をつけるかしら?)
レイチェル: Um. yeah. (えぇ、そうね。)
フィービー: I am soo dead! (goes to Monica's room) (私はおしまいね。[モニカの部屋に行く])

フィービーがパニクっているのは、自分が目を離している隙に、注文したものとは別のベッド(レースカー・ベッド)が運び込まれてしまったのに気付いたから、ですね。
フィービーがレースカー・ベッドを見て驚くシーンは出てきませんでしたが、観客にはそれがわかっている、そして今帰ってきたばかりのロスとレイチェルは全く何のことかわからない、という状況なのですね。

フィービーは「モニカは寝室の電気をつける?」と、当たり前のことを質問しています。
電気をつけなければ真っ暗でベッドがどんなものかわからないだろう、と期待しているようです。
ベッドが見えないほど真っ暗なままでその部屋にいるはずもないのですが、「私が以前に同居してた時は、確かにモニカは電気をつけていたわ。でも、私が引っ越してしばらく経つから、その間にモニカの習慣が変化していて、もしかして、今は電気をつけないって習慣になったりしてないかしら?」みたいなことですね。
Does Monica turn on...? という現在形で「習慣」を表し、still 「まだ、今までどおり」、つまり、私の知っていた頃と同じように、今でも電気をつける?と尋ねているわけですね。

I am so dead. は「私はおしまいだ、終わりだ、だめだ。もう死ぬわ。」みたいな感じ。
フレンズ2-18その5 では、余計なことを言ってしまったフィービーに対して、
レイチェル: Phoebe's dead. (フィービーは死ぬわね。)
というセリフもありましたよね。
どちらの場合もフィービーがモニカを怒らせることを言った・した、わけで、「モニカに殺されるわ。」というところですね。


(今日のポイント)
・I haven't lived here in a while, so I have to ask you something. Does Monica still turn on the lights in her bedroom? というセリフの中にある一連の話の流れ。
どうしてわざわざ「私はここにしばらく住んでいない」と言っているのか。
聞いても無駄かもしれないけど、もしかしたら彼女の習慣が変わっているかもしれない、という少しの期待を持って尋ねたいの、という感じでしょうか。
「しばらくここに住んでいない」→「だから私は尋ねたい」→「彼女は”まだ”(あの頃と同じように)電気をつける習慣があるか?」という流れになるのですね。
・I am (so) dead.
「死ぬ」=「ダメ、終わり」という発想はどこの国でも同じですね。


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posted by Rach at 12:53| Comment(4) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
deadは死んでいる状態ですから精神的機能も止まってると言うことで「無神経な」と言う意味もあります。トラブルで精神的に疲れ果てたと言う意味もあります。ここではロングマンのLin serious troubleの説明が当てはまると思うので「私はおしまいだ、終わりだ、だめだ。もう死ぬわ。」でいいと思うのですがレイチェルの台詞はフィービーは「無神経なのよ」と言ってる気がします。野球のデッドボールは死球ともいいますが、deadの中断と言う意味の誤訳だと思います。
Posted by catch at 2007年10月11日 22:42
catchさんへ
おっしゃる通り、今回の 3-7 のセリフについては、ロングマンの語義の、in serious trouble でしょうね。
if ... I'm dead/you're dead etc
「もし…したら、私は(君は)大変なことになる」
という構文がロングマンには出ていますが、これが今回のニュアンスでしょうね。
さらに、dead の他の語義を見ると、
not active や、no emotion
などもありますね。

フレンズ2-18(その5) のセリフの私の当時の解釈を説明すると…。
レイチェルが、「ほらほら、モニカがリチャードへの言い訳をするのに困ってる。フィービーが余計なことを言ったからね。フィービーは後でモニカに激怒されてとんでもない目に合うわよ。」という意味に捉えたのです。
が、今セリフを見直してみると、catchさんの「無神経なのよ」と言っている気がする、という意味がわかるように思います。

2-18 のセリフは、
モニカ: Phoebe's kidding. Phoebe's crazy.
レイチェル: Phoebe's dead.
と、Phoebe's ... という文章が3回続いていますね。
だから、そのリズムを考えて、ちょっとキツい表現をしてみると、
モニカ: フィービーは冗談を言っているのよ。フィービーはおかしいのよ。
レイチェル: (いいえ)フィービーは頭が死んでるのよ。/(そうね)フィービーは頭が死んでるのよ。
みたいな感じになるでしょうか。
「kidding とか、crazy なんて生易しいもんじゃなくて、dead なのよ」、もしくは、「本当に crazy で、dead とも言えるわね」みたいな。
恋人のリチャードの前で「モニカの過去のたくさんの彼」なんて言葉を使うなんて、信じられない、何も考えてない、という意味で、dead を使っているとも解釈できますね。

ただちょっと食い下がってみますと(笑)、「フィービーはおしまいね。」という説も捨て切れなくて…。
DVDを見直してみたのですが、実際のやり取りは、Phoebe's crazy. と Phoebe's dead. の間に、少し間(ま)があります。上の3つの Phoebe's... が間を空けずにテンポ良く言われたセリフであれば、「無神経」という意味になる可能性が高いように思うのですが…。

そのシーンでは、モニカの "Phoebe's crazy." というセリフを聞いて、リチャードが「そうかい?、本当のことなんだろ?」みたいにちょっと微笑んでいる顔を見せた後、最後にレイチェルが "Phoebe's dead." と言っているのですね。
モニカが困っている様子を見て、フィービーの運命を予想した、みたいに私には聞こえたようです。(こういうセリフの第一印象、というのは、なかなか変えるのが難しくて…。)

「おしまいだ」という意味であっても、Phoebe's..., Phoebe's... (and) Phoebe's dead. 「フィービーは冗談を言っている。フィービーはおかしい。(そして)フィービーは死ぬ。」という、「主語が同じであることによるセリフのリズム」は存在するかなぁ、と思ったりします。
いずれの場合でも、ジョークの3段オチみたいな感じを出しているのでしょうね。

もちろん、「フィービーは dead と表現可能なほど、全く無神経ね。」でも話の流れは自然です。だから、どちらか?を判断するのが難しいように思います。

一応ここはジョークのオチに当たる部分なので、
無神経、という意味であれば、crazy を通り越した極度の無神経さを dead という究極の言葉で表しているのが面白い、
おしまいだ、という意味であれば、怒りっぽいモニカのことだからフィービーがどんな目に合うかわからない、相手はモニカなのにそんな軽率なことを言うなんて自業自得よ、みたいな意味が入っているのかな、と思います。

さらにしつこく(笑)、ダブルミーニング説はどうでしょうか?
Phoebe's dead. という言葉には、そういう「crazy を越えた無神経さ」を表現していると同時に、「モニカをこんなに困った状況に追い込んじゃって、フィービーの命は風前の灯ね」という意味の、She's dead. 「彼女はおしまいね。」という意味も含んでいる、という解釈は可能でしょうかねぇ?

デッドボールという言葉は和製英語だと辞書にあります。打者にボールが当たって出塁することは、be hit by a pitched ball などと英語では言うようですね(私はメジャーリーグを英語で見たりしないので、詳しくは知りません…笑)。

Wikipedia 日本語版: 死球
を見ると、デッドボールとボールデッドとの関係が書いてありました。catchさんのおっしゃるように、英語で ball が dead である、というと、ボールが生きていない、プレー中ではない(つまり試合が中断している時)という意味になるようですね。

Wikipedia 日本語版: 野球
には、「野球における和製英語」の一覧が載っています。日本人は日本人のカタカナイメージで新語を作るのが好きですが、これほど食い違っているのを見ると、どうしてそのまま英語をカタカナ化しといてくれなかったんだ!?という気持ちになりますね(笑)。
Posted by Rach at 2007年10月12日 10:26
レイチェルの台詞がだれに対しての台詞かが重要でリチャードに言ったのなら、モニカの弁解の擁護になったか、かえってフィービーの言ったことを肯定することになってモニカの足を引っ張ることになったかも知れえません。2-18では、フィービーに対して言ってるわけでもなく帰り際、ロスに耳打ちするように独り言ぼく言っています。いずれにしてもフィービーのスピーチにあきれて非難したニュアンスだと思います。私のスクリプトは「フィービーは空気が読めないのよ」にしましたが、レイチェルの台詞にはいろいろなニュアンスがあったと思います。
Posted by catch at 2007年10月12日 22:50
catchさんへ
そうですよね。「その台詞が誰に対してのものか?」が重要ですよね。2-18 ではおっしゃるように独り言っぽく言っています。当事者のフィービーにも聞こえていない様子で、観客だけがそれを聞いているような感じですね。
フィービーの言ったことに拘っているのはリチャードのみで、リチャードに Phoebe's dead. が聞こえていたのなら、「そんな言っちゃいけないことを言うなんて。」という感じで、モニカの足を引っ張ることになったでしょうね。

あきれて非難したニュアンスは間違いないと思います。「フィービーは死ぬわね。」の場合も、「死に値するようなとんでもないことを言ったわね。口は慎まなきゃ。」ということだと思っています。
Posted by Rach at 2007年10月13日 10:36
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