2007年11月18日

12箱か12個入りか フレンズ3-8その21

ジョーイ: Hey uh, what's matter? (なぁ、例の件はどんな具合だ?)
チャンドラー: I talked to Janice. (ジャニスと話した。)
ジョーイ: Oh, my God, is she going back to him? (なんてことだ。ジャニスは彼のところに帰るのか?)
チャンドラー: She doesn't know. Says she loves us both. Y'know I woke up this morning, I was in love. I was happy! It serves me right for buying that 12-pack of condoms. And now I can't even return them, because she choked on the reciept! (彼女にもわからない。彼女は俺たち両方を愛してるって言ってる。ほら、今朝、目を覚ましたとき、俺は恋愛の真っ只中にいたんだ。俺は幸せだった! だからその12個入りコンドームの箱を買うはめになったんだ。そして今はそれを返品することすらできない。だって、ジャニスがレシートを喉に詰まらせたからさ。)

I was in love. I was happy! と言うチャンドラーが悲しいですね。
「愛の中にいたのに、幸せだったのに…(でも今は…)」というニュアンスの過去形ですね。
ジャニスと元夫との話を知りたくなかった、知らなければ幸せなままでいられたのに、みたいな気持ちもあるのでしょう。

that 12-pack of condoms という表現について、よくわからない部分があるのですが、とりあえず、コンドームをいくつか買った、ということにしておいて、まずは It serves me right for buying... という表現を見てみます。

serve someone right は「自業自得だ、当然の報いだ」ということ。
It serves you right! / Serve(s) you right! なら、「(そうなるのも)当然のことだ、当然の報いだ、自業自得だ、ざまあ見ろ、いい気味だ」という意味になります。
ロングマン現代英英辞典では、
it serves somebody right: (spoken) used to say that you think someone deserves something unpleasant that happens to them, because they have been stupid or unkind
例) 'She kicked me!' 'Serves you right, teasing her like that.'

つまり、「ある人が愚か、不親切であったために、その人に不愉快な出来事が起こるのは当然だと思う、と言う場合に使う。」
例文は、「彼女は俺を蹴ったんだ!」「それは当然よ[当然の報いよ]。あんなふうに彼女をいじめたんだから。」

よく似た表現で、You deserve it! 「当然の報いだ、自業自得だ」というのもありますね。
この deserve という動詞は、「(賞や報いなどを)を受けるに値する、ふさわしい」という意味で、良いことにも悪いことにも使います。(deserve については、フレンズ3-6その23 で説明しています。)

ですが、今回の serve someone right は、語義や用例を見る限りは、悪い意味にしか使わないようですね。
「良い内容がふさわしい」のではなくて、「悪い内容を受けるに値する」というニュアンスになるようです。
ですから、私は上の訳で「コンドームを買うはめになった。」とネガティブなニュアンスで訳してみたのですが、それでニュアンスは合ってるのかなぁ?


さて、問題の that 12-pack of condoms という表現について考えてみたいと思います。(長いので、興味のない方は飛ばして下さい。)
DVD英語字幕では、上に書いたように、that 12-pack of condoms とハイフンが使われていて、ネットスクリプトでは、that twelve pack of condoms と表記されています。

pack は「(同種のものが入った)ひと箱、ひと包み」のことですね。
ロングマン現代英英辞典では、
pack: SMALL CONTAINER
(especially American English) a small container, usually made of paper, that something is sold in
British Equivalent: packet

つまり、「(特にアメリカ英語)小さな容器、たいていは紙で出来ていて、その中に入れて何かが売られる。イギリス英語では packet」
pack of の例として、
pack of:
a pack of cigarettes 「たばこ1箱」
a 10 oz. pack of frozen peas 「冷凍豆の10オンス入り1箱」

また、研究社 新英和中辞典には、
a pack of (20) cigarettes 「巻きたばこ(20本入り)ひと箱」
とあります。

ここで改めて、that 12-pack of condoms というフレーズを見てみたいのですが、that という「単数形にかかる指示形容詞」は、pack という単数形を修飾しているようですね。
つまり、that pack of condoms 「そのコンドームの箱、その(複数の)コンドームが入った箱」のような感じでしょうか。
that を取ると、a pack of condoms で「コンドーム1箱」になるかなぁ、と。

12 という数字が何を意味しているのか、ですが、そういうコンドームがいくつか入った箱を12箱買った、ということだと、12 packs of condoms になるのかな、と思います。
そしてそれに指示代名詞がつく場合は、that ではなく、those 12 packs of condoms になるのかな、と。

今回の、that 12-pack of condoms は、a 12-pack of condoms になると考えられるので、「コンドーム12個入りを1箱」買った、という意味かな、と思います。
a 10 oz. pack of frozen peas と同じで、1つの箱の中身が10オンス、12個、ということかなぁ、と。
研究社の用例のように、「1ダース(12個)入ったひと箱」を、a pack of 12 condoms と表現すると非常にわかりやすいのですが、私の今の考えでは、
(a) 12-pack of condoms = a pack of 12 condoms
かな、と思うのです。

何故この部分で悩んでいるかと言うと、DVDの日本語吹替では「12箱」と表現されていたからですね。
そして私も最初に聞いた時は、12箱、つまりむちゃくちゃたくさん買った、という意味だと思ったのです。

1ダース入りのコンドームを買う、ってのは普通(?)ですから、この愛が永遠に思えたチャンドラーは、それを12箱も買っちゃった、それぐらいこの愛がずっと続くと思った、というところが面白いのだと思ったんですね。
それを聞いてジョーイが「はぁ?」みたいな顔をしているのも、「一体何回やるつもりだよ?」と言いたいのかな、と思ったのです。

でも、やはり上で考察したように、「12個入りのを1箱買った」ということであれば、その数の多さが笑いのポイントではないのかもしれませんね。
I was in love. I was happy! とロマンチックで切ない話をした後に、「コンドームを1箱買っちゃったよ。」とえらく現実的な話、恋愛が成就するかどうかに比べたらえらく些細な話をしているので、ジョーイは「お前は一体何の話をしてるんだよ。」とあきれている、ということでしょうか。
そしてそれを使わないから返品したい、でもできない、と言っているのは、ジャニスと別れてしまったら、そういうものを使うチャンスがしばらくなくなってしまう、というモテない男チャンドラーの悲哀をも表現しているのかなぁ、と。
プレイボーイのジョーイなら、一人の女性と別れることになったところで、コンドームを返品する、なんてこと考えないと思うんですよね。

話の流れから言うと、「たくさんのコンドームを買い込んでしまったんだ。」という方が面白いと思うのです。
上にも書いたように、チャンドラーがこの恋愛がそんなにすぐに終わるものだと思っていなかった、ということも示唆しますしね。
DVDの「12箱」という日本語訳もそういう意味での意訳かな、と思います。
でも、実際の英語のスクリプトの意味は、12箱ではなくて、12個入りだ、というのが私の意見です。
皆さんはどう思われますか?

フレンズ3-8その16 で、パニクッたジャニスが呼吸を整えるのに紙袋を使っていましたが、その袋に入っていたレシートが、コンドームのレシートだった、というのがこの後のセリフでわかりますね。
非常につまらない分析ですが、その紙袋はごく普通のサイズだったので、12箱も入りそうではありません。6箱くらいなら入るかな、という大きさで(笑)。
それを考えても、やはり12箱、というのは違うのかもしれませんね。

レシートを持参して返品してもらう、というのは、アメリカでは日常茶飯事のようですね。
フレンズ1-24その4 では、gift receipt という「贈り物に封入してある、商品の値段が書いていないレシート」について説明しましたが、アメリカでは、もらったプレゼントもそのレシートを持って行けば、お店で交換してもらえるんですね。
クリスマスの後には、そういうお客さんでお店がごった返す、なんて話を聞いたこともあります。

今では日本でも、レシート持参なら返品は利きますが、コンドーム、おしめなどの衛生関係のものは返品できません、という注意書きがレジに書いてあるような…。
アメリカではオッケーなんですね。

今回の場合は、ジャニスがレシートを口の中に入れてしまって、チャンドラーがそれを I'll take it. と言っていったん受け取った後、怒って投げ捨てていました。
それでレシートがどこに行ったかわからなくなってしまっている、見つかったところでもうぐちゃぐちゃで返品には使えそうにない、という感じでしょうか。


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posted by Rach at 09:54| Comment(10) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
GyaOでフレンズを放送していて、それを見ながらふと疑問に思ったことがあったので検索し、こちらに辿り着きました。GyaOで初めてフレンズを見たのですが、とても面白く、リスニングの勉強にもなるので気に入っています。
私もたった1度だけTOEICで900点を取ったことがあります(それはマグレで、おそらく850点くらいのレベルだと思われます)。当時は英語に携わる仕事をしていたのですが、今は英語からすっかり離れてしまいました。現在は、子ども無しの専業主婦です。
Rachさんの勉強歴も拝見しました。二人のお子さんを育てながら、家事をこなしながら、勉強を続けていらっしゃること、素晴らしいです。しかもフレンズを使って英語力アップされているのを知り、私もやる気が出てきました!とにかくフレンズが面白いのと、聞き取りやすいので、私もDVDを買ってみようかなと思いました。
これからも参考にさせていただきます。これだけ細かい説明を添えてくださるのは、ブログの読み手にとってはとてもありがたいです。Rachさんにとっては大変な作業だと思いますが、頑張って続けていただけるととても嬉しいです。
初めてのコメントで長々と書いてしまい申し訳ありませんでした。
Posted by もも at 2007年11月18日 13:01
楽しみながら英語を勉強させていただいております。
ランキングぽちっと行きました。よろしくお願いいたします。
「実践現代中国語単語集」愛沙の新着記事:
中国の報道が「エイズ村」の真実を隠す本当の理由!
http://chineseword.seesaa.net/
Posted by 中国語アドバイザー愛沙 at 2007年11月18日 19:23
いつも面白い記事、拝読させていただいています。今回の記事で12 pack ofを突き詰めてらっしゃる魂に感銘を受け、英語のレベルは低いながらも僕も自分で考えてみました。
 amazon.comの商品の中に”3 pack of”とか”4 pack of”などの見出しのついたものがあったんですが、それなんかは明らかに1つのケースにはいった3つの蛸足コードや、4枚一組のCDセットの写真が載っていました。それだけの理由ですが、まったく考えていませんが、僕も"12 pack of"は”12個入りの"でいいんじゃないかと思います。
Posted by nao at 2007年11月18日 21:43
ももさんへ
GyaOでフレンズを放送しているのですね。フレンズは面白いし、聞き取りやすい、というのは私も同感です。
私の900点超え、というのもマグレかもしれませんので(笑)あまりえらそうなことは言えないのですが、フレンズで本当にたくさんのことが学べたのは間違いないですね。

英語に携わる仕事をされていた、というのは良い経験ですね。主婦をやっていると、日々の家事などに追われて、他に「これ!」と言えるようなことをしないまま時が過ぎて行くような気がします。
英語を再度学び始めてからは、少しずつわかっていくのが楽しくて、またこうしてネット上で自分の意見が発表できて、それに対して反応もいただけて、「社会から取り残された」ような感覚を持たずに済みます(笑)。
「こんなブログ書いて何になるんだろう?」と思ったことは数え切れません。でも、他の英語学習者の方にとって、何かしらお役に立てていると思えると、また頑張ろうと思えます。励まして下さって本当にありがとうございます。これからも頑張ります。またいらして下さいね。
Posted by Rach at 2007年11月19日 06:33
愛沙さんへ
いつもランキングクリック、ありがとうございます。本当に励みになります。
貴ブログの中国での報道についてのお話、参考になりました。CMが入るか入らないか、というのは大きいですよね。
Posted by Rach at 2007年11月19日 06:34
naoさんへ
「魂に感銘を受け」だなんて恥ずかしいです(笑)。
そんな些細なこと…と思われる方も大勢おられるとは思うのですが、数の表現については、少しの違いで内容が全く違ってしまうので気をつけないといけないと思ったのですね。

個数表現について、一緒に考えて下さって本当にありがとうございます。嬉しいです。
私も再度考えてみました。長くなってしまったので、適当に飛ばし読みして下さい(笑)。

amazon.com の商品の見出しを見る…というのは、グッド・アイディアですね。私はそのことに気づきませんでした。
それをヒントにさせていただいて、思い切って(?)、"12-pack of condoms" というフレーズで検索してみました(笑)。

すると、amazon.com でいくつもヒットがあり、例えば下のような商品を発見したのですが(リンクはるの恥ずかしいのですが…笑)、
Durex Performax: 12-Pack of Condoms
http://www.amazon.com/Durex-Performax-12-Pack-of-Condoms/dp/B0001Q6DS6
それはやはり、箱の中に12個入っている、という商品でした。

また、アマゾンではないのですが、
Twelve Pack of Thermocouple Wire
http://www.omega.com/ppt/pptsc.asp?ref=KIT_WIRE&Nav=temh02
は商品名の写真が載っていますが、そういうワイヤーが12個入ったケースの写真が載っています。

ただ、少し悩ましいのは(笑)、以下のような商品もあったのですね。
Panasonic Oxyride AAA Batteries, Twelve Pack of 2 - Count Batteries (24 Batteries)
http://www.amazon.com/Panasonic-Oxyride-Batteries-Twelve-Pack/dp/B000F3VJ66
これは、乾電池が2個入ったものを12セットまとめて販売している、というもののようです。

この乾電池の Product Description のところには、

This package contains 12 two-packs of Panasonic Oxyride AAA batteries, for a total of 24 total batteries.

What's in the Box
12 two-packs of Panasonic Oxyride Extreme Power AAA batteries (24 total batteries).

と書いてあります。12 two-packs of batteries というのは、乾電池2個入りパックを12個(乾電池が合計24個)、という意味のようで、実際、サイトの写真には、2個入りのパッケージの写真が載っています。
つまり、two-pack というのは「2個入りパック」という名詞で、それが 12個あるから、12 two-packs と複数形になっている、ということのようですね。
ただ、商品の見出しが、Twelve Pack of 2 - Count Batteries となっていて、これは正しくは、Twelve Packs of 2... と、pack に -s がつくんじゃないかなぁ、と思うのですが。
Product Description 内での表記はよくわかるけれども、その商品の見出しだけ、どうもひっかかるなぁ…ということです。

12個入りパック、の一番正しい表示は、ハイフンの入った、12-pack なのだろうと思います。ただ、口頭で言う場合には、twelve pack でも、12 pack でも、12-pack でも発音は同じですから、そのハイフンのつく、つかないがあいまいになっているのかな、と思います。
これが、12 packs と複数形の -s がついた場合は、やはり12パック、12箱、という意味になるので、12 packs と (a) 12-pack とは全く違うものである、と思われますね。
日本人は単数・複数の概念があやふやなので、-s のあるなしにはあまり注意がいきませんが、ネイティブはその辺りは厳密に区別しているのだろうと思います。
twelve pack だったら単数形なので、twelve-pack という意味、つまり、twelve- で「12個入りの」という形容詞であるという認識ができている、ということかなぁ、と。

改めて、このチャンドラーのセリフを見てみると、

今朝起きた時、ジャニスという恋人がいて、自然な流れでコンドームを1箱買った。買ったその日に恋人に裏切られていたことを知って、買ったばかりのそれを返そうと思っても、レシートがないので返品できない。

という感じなのでしょうね。
たまたま手元の在庫が切れていて(?)、それを買ったところなのにそれを使わないうちに破局を迎えてしまいそう、というその急展開に、チャンドラー自身が驚いている、ということでしょうか。
Posted by Rach at 2007年11月19日 06:43
わざわざこんなにも長いコメントをいただいて恐縮です。コメント欄にはもったいない内容の濃さでとても面白かったです。
 なるほど、バラで12箱の可能性は消えても12箱セットで売られていれば”12 pack of”なんですね。ここまでくるともうどっちでも面白いほうで解釈してしまえという、翻訳者の方の気持ちがわかる気がします。(まったく違ったりして・・・)
Posted by nao at 2007年11月19日 20:22
naoさんへ
こちらこそ、お返事ありがとうございます。私は時々コメント欄で暴走するんですよ(笑)。一方的に「解説」と称したものを書いているよりも、どなたかの意見や疑問を聞いた上でいろいろ考える方が、考えが広がるんですよね。(考えが「とっちらかる」という感じもありますが…笑)。

上に挙げた乾電池の件について。
どうして商品の見出しは、Twelve Packs of と複数形になっていないのか、変な気がしたのですが、その一つの商品アイテムとしては、2個パックになったものを12個パックにして、それを一つの商品パッケージとして販売するわけだから、12パック入りパック(?)みたいな感じで、Twelve pack of という表示でいいわけなのかなぁ…? naoさんのおっしゃっているイメージもそういうことですよね?

翻訳の際の、字数制限、秒数制限、というのはとても厳格なようですね。翻訳者という職業に対する憧れはものすごくあるのですが、私のような「全部漏れなく説明したがり」の人間には無理かなぁ、と思ったり(笑)。
英語を厳密に解釈するに当たっては、12箱か12個入りか、というのは気になるところなのですが、ここでは「コンドームを買った」ということが視聴者に伝わればいいわけですよね。
私の解釈では「1箱」だろうと思うのですが、1箱買った、という日本語ではあまり面白くない気がします。チャンドラーがわざわざ that 12-pack of という形容詞句をつけたのは、ほら、ああいう12個セットで売ってるやつあるだろ、あれを今朝買ったんだよ、というニュアンスを出したかったのかなぁ、と。「1ダース入った”あれ”だよ」、と妙に説明の細かいところが面白いのかなぁ、と思ったりもします。

そういうニュアンスを日本語に出すのは難しい気がするので、「12箱買った」「え、そんなに!?」と笑わせる方がシンプルだとも言えますね。字数と秒数が限られているからこそ、意訳が必要になってくるのでしょうね。
Posted by Rach at 2007年11月20日 11:50
こんばんは。ゴールデンウィークですね。
主婦の身としては、GWの方が忙しかったりするのでしょうか?
ふふふ、形勢逆転(?)ですね。

ジョーイ: Hey uh, what's matter? (なぁ、例の件はどんな具合だ?)
のところですが、what's the matter と、the が入れば「どうした?」という意味ですよね。ここでは様子のおかしいチャンドラーを見て、「どうした?」と尋ねているように思いました。
音声を聞いても私の耳には the が入ってるかどうかが良くわかりません(というか the が聞こえません)。ネットスクリプトでは the ではなく a だったりするし。
きっと what's the matter というのが決まり文句ではないかと思うのですが、what's matter でも良いのかな?
Googleってみると、what's matter の方がヒット数が多かったりするし…。(・_・?

あと、細かいですが、
...And now I can't even return them, because she choked on the reciept!
reciept → receipt でしょうか。
因みに reciept でGoogleってみたら、100万件以上ヒットします。
receipt だったら6500万件以上ですが。
Posted by rere at 2008年05月02日 19:43
rereさんへ
すっかりGWですね〜。そうなんですよ、主婦にとっては、自分の思う通りに時間を配分できない時期です(笑)。

おっしゃるように、ここでは「例の件」について尋ねているのではなく、ジョーイの話に反応しないチャンドラーに対して、「どうした?、何があったんだ?」と、彼を気遣っているセリフですね。

本来は、What's the matter? が基本だろうとは私も思うのです。

ここの表記は、まちまちですね。
ネットスクリプトは、what's a matter?
DVD英語字幕では、Hey, what's the matter?
そして、実際に聞いてみると、やはり私にも the は聞こえず、what's matter と言っているように聞こえます。
a matter には何だか違和感を感じたので、上の記事では聞こえたままの、what's matter? にしたみたいですね。

同じエピソードの 3-8 に、同じフレーズが登場します。
フレンズ3-8その2
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470990.html
で、以下のように私は書いています。
ロス: So what's matter, you need a dentist? I've got a good one. (それで、どこが悪いの? 歯医者が必要なら、僕は良い歯医者を知ってるよ。)

ここも、ネットスクリプトでは、what's a matter と書いてあります。
DVD英語字幕では、So you need a dentist? となっていて、matter の部分は省略されていました。
このロスのセリフも、tha matter の the は聞こえない気がしました。

単純に数字だけを比較すると、ぐぐった結果は、
"what's the matter" の検索結果 約 504,000 件
"what's matter" の検索結果 約 1,760,000 件
"what's a matter" の検索結果 約 128,000 件
ですね。
what's matter? が思ったよりも多いですね。
決まり文句の What's the matter? の the を省略している感じなのでしょうか?

matter という名詞は、「物質、物体」という意味では不可算ですが、それ以外の意味だと可算名詞で、a がつくか複数形になるか、あるいは the matter という形になりますね。
ですから、本来はやはり、what's matter? という文は冠詞が欠けている「不完全な文」なのだろうと思います。それが決まり文句であるために、いちいち the を入れずに、what's matter? と使う人が多くなった、みたいなことでしょうか?
"Are you serious?" を "You serious?" というような感じで、省略してもわかる、という感覚なのかな、と。

レシートの辞書での正しい綴りは、receipt ですよね。
receipt と reciept でぐぐった結果は、rereさんのおっしゃる通りですね。
間違っているはずの綴りのヒットが思いがけず多いです。
わざと e と i の位置を入れ替えて面白がって使っているということもありそうですし、タイポしやすい、間違いやすい単語だ、ということもありそうですね。私がタイポに気付かずスルーしていることからもわかる通り、見た瞬間にあまり違和感を感じないタイポかなぁ、って(私だけ?…笑)
Posted by Rach at 2008年05月03日 12:07
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