ジョーイとチャンドラーのどちらが好きか?と聞かれて、
マーハ: Well, if I had to choose right now, which, by the way, I find really weird, I would have to say Chandler. (そうね、今すぐに選ばないといけないとしたら、とにかくそれって、すごく変な感じだけど、チャンドラーって言わないといけないわね。)
チャンドラー: Yes! (やった!)
嬉しそうなチャンドラー。
ジョーイ: Wait a minute. Wait a minute. She obviously didn't understand the question. (ちょっと待って、待ってよ。彼女は明らかにその質問を理解していなかったよ。)
チャンドラー: Well, why don't you have Captain Hook explain it to her? (そうだな、キャプテン・フックに頼んで、質問の意味を彼女に説明してもらったらどうだ?[説明させたらどうだ?])
マーハ: I'm sorry, Joey. That is my truth. (ごめんなさい、ジョーイ。さっきのは本当なの。)
マーハにしてみれば、今日会ったばかりで、どうして二人のうちの一人を選ばないといけないのか、という気持ちなんですね。
だから、「もし選ばないといけないとしたら、チャンドラーと言わないといけないでしょうね。」と仮定法過去を使って表現しているのですね。
「選ばないといけない」ことを、weird 「変な感じ」だと付け足すことも忘れていません。
その付け足しには、which という関係代名詞と、by the way 「ところで」という挿入句が使われているところが英語っぽい部分だと思います。
無理に一人を選ぶ必要はなかったのかもしれませんが、それくらいマーハにとっては、ネーデルランド(オランダ)をネバーランド(ピーターパンの国)と間違えられたことがショックだった、ということですね。
ジョーイは、マーハは外国人だから英語の質問をよく理解していないんだよ、と言うのですが、それに対してチャンドラーは、Captain Hook という名前を出して、また「ネバーランドねた」でからかっています。
Captain Hook はピーターパンに出てくる海賊の「キャプテン・フック、フック船長」のことですね。
That is my truth. は「それが(今言ったことが)私の真実なの。」というニュアンスのようです。
私は最初それを聞いた時、何となく「日本人英語っぽい」感じがして、もしかしたら、オランダ人のカタコトっぽい英語表現かも、とも思いました。
でも、そのフレーズを使ったタイトルのアルバムがあるようです。
だから、今は「れっきとした英語(?)」なのかな、と思っています。
そのアルバムはこちら(↓)。
Amazon.co.jp: This Is My Truth Tell Me Yours [from US] [Import] Manic Street Preachers
Manic Street Preachers はイギリスのバンド。
詳しくはこちら(↓)。
Wikipedia 日本語版: マニック・ストリート・プリーチャーズ
このアルバムのタイトル This Is My Truth Tell Me Yours は「これが俺の真実(本心)だ、君の真実を聞かせて」みたいな感じでしょうね。
(Rach からのお願い)
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,which
もすごく好きな表現っぽいですよね〜。
私はライティングならできますけど・・・
話してるときに使うと
前に言ったこととごちゃごちゃになってしまいます・・・★
応援ぽち。
いつも応援ありがとうございます!
私はあまり speaking をするチャンスがないので、話している時に、挿入句の which がポンと出てくるかどうかは未知数なのですが(笑)、私も確かにライティングなら使えるようになりました。
文法事項としての「関係代名詞の非制限用法」(!)を使わなくちゃ、みたいな気持ちではなくて、フレンズのセリフをいつも聞いているうちに、そういう which が便利だから使いたくなってしまう、みたいな感じです。分詞構文もそうですね。