2008年01月04日

力と正確さと華麗さ フレンズ3-10その4

(they both start up the stairs.)
二人は階段を上り始める。
ロス: All right here. Watch me execute the three P's of championship play. Power. (swings the racquet) Precision. (swings the racquet.) and panache. (does a backswing and hits Sarah who's started up the stairs, knocking her down, they both watch in horror.) (ねぇ。僕がチャンピオンシップ[勝者]のプレーの3つのPをするのを見てなよ。Power (力)[ラケットをスイングする]、Precision (正確さ)[ラケットをスイングする]、そして、panache (堂々たる態度)。[バックスイングをして、(すでに)階段を上がり始めていたサラを打ってしまう。それで彼女は倒れて、ロスとチャンドラーの二人は、ぞっとした顔でそれを見る。]
(実際のシーンは、ギャッ!という声だけでサラの姿は見えない。驚く顔のロスとチャンドラーだけが映る。)

execute は「(計画・命令などを)実行する、遂行する」「(人に)死刑を執行する、(人を)処刑する」。
excuse と見た目は似ていますが、発音は「クシキュート」という感じで、最初のエにアクセントがあります。
excuse は後ろの「キューズ」にアクセントがありますよね。

precision は「正確、精密」。
その形容詞は、precise 「正確な」ですね。
副詞の precisely は「正確に」ですが、返事として使うと、「まさにその通り。」という意味になります。Exactly. と似た感じですね。

panache は、「パッシュ」でナにアクセントがあり、意味は「堂々たる態度」。

ロングマン現代英英辞典では、
panache: [uncountable]
a way of doing things that makes them seem easy and exciting, and makes other people admire you

つまり、「簡単そうにそして刺激的に見えるようなことをする様子、他の人があなたを賞賛するようなことをする様子」。
語義の私の日本語訳がイマイチですが(笑)、他人が見て惚れ惚れするようなスタイル、という感じなのでしょうね。
大切なのは「力と正確さと華麗さ」、みたいなニュアンスなのでしょう。

そうやって話に夢中になっていて、下にサラが来ていることに気付かず、ラケットを振り回してしまったロス。
サラも、目の前に大きな箱を持ちながら上がってきていたので、前が見えていなかったのですね。
サラがどんな状態であるかは画面上では見えないのですが、二人の恐怖の表情を見ると「とんでもないことをしてしまった〜」というのがよくわかります。
まさに watch in horror という顔をしていますね。


(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
皆様の応援が、とても励みになっています。ありがとうございます。
人気ブログランキング
にほんブログ村 英語ブログ

posted by Rach at 12:16| Comment(6) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Panacheなぁんて、全然知らなかったです〜。
英語は韻を踏むのが好きですよね★

チャンドラーって、かぁわいい!!
Rachさんだったら、3人の男の中でだと、誰がいいですか〜?

昨日は質問に丁寧に答えてくださり、ありがとうございましたっ
昨日の記事の方にもまた返事しておきます〜!

応援ぽちりんこ!
Posted by ゆぶ at 2008年01月04日 23:33
ロスの「三つのP」は、panache がムズですね。解説でなっとく。
Rachさんの挙げたなかで、「華麗」なラケットさばきが私にはいちばんピンとくるような気がしました。
おっしゃるように、観客にアピールする、観客を魅了するような華麗さ。

それから、「三つのP」three P's を最初見たとき、なんか違和感を覚えたんですが、私の勝手な感覚で、所有格のアポストロフィーしか思い浮かばないからでした。
ここは、アポストロフィーなしでPsとすると、たしかにわかりにくいですね。
P's のほうが後ろのsが別だということがはっきりわかる。
この書き方が当たり前でしょうかね。Psは間違いか。 

それから、またまた大感謝。
私は、executeはいい加減に、エグゼキュートろ思いこんでました。(爆)エグゼクティブなんかのカタカナ日本語もあるし。
エクシキュートなんですね。
むかしのMS-DOSで、(WINはさっぱりわからないのですが、今でもあるか)実行executeファイルの拡張子を .exe として、エグゼファイルと呼んでいたのは私だけか?(私はコンピューター言語も詳しくないです。)
これも正しくはエクシあるいはエクセファイルと呼ぶべきだったのかも知れません。(ほかの人はそう呼んでいたりして・・)

でも、英語をカタカナ日本語に移植するとき、勝手な変更をするのもまた面白いとか屁理屈もつきますけど。
(検索すると、エグゼファイルで解説が出ますね)
Posted by englphillia at 2008年01月04日 23:38
こんばんは。勉強しに来ました。
panache 「パナッシュ」そんな会社をどこかで耳にした事があります。意味は知りませんでした。

どの世界にも3つのPみたいのが存在するのですね。ホウレンソウ報告・連絡・相談とか環境の3Rとか。
3つぐらいがいい塩梅(あんばい)なのでしようか?おもしろいですね。

愛沙の「実践現代中国語単語集」!
のだめカンタービレ inヨーロッパ&新日本プロレス東京ドーム大会!
こちらにも起こしください!
Posted by 中国語アドバイザー愛沙 at 2008年01月05日 01:14
ゆぶさんへ
私も panache は知りませんでした。最後にちょっと珍しい単語を使った、みたいなことでしょうか。
そうそう、チャンドラーはほんとに可愛いですよね。私はチャンドラーが好きですが、他の二人も好きですよ〜。
フレンズのキャラは男女ともみんな魅力的ですよねぇ。
Posted by Rach at 2008年01月05日 14:52
englphilliaさんへ
three P's の P's は「Pの複数形」なんですよね。

数研出版 基礎と完成 新英文法 p.192 の
「注意すべき複数形」の「文字・数字・略語の複数形」の項目に以下の記述があります。

-'s をつけるのが原則であるが、最近はアポストロフィー('s)をつけない形がふえている。

「プログラムを実行する」の .exe ですね。私も「なんちゃらエグゼ」と言っていた気がします(笑)。
executive という形容詞は「イグゼキュティヴ」と濁るのに、execute は濁らないのは不思議な気がしますが。
Posted by Rach at 2008年01月05日 14:54
愛沙さんへ
環境の3R(educe, reuse, recycle)は最近よく聞きますよね。Star Wars Trilogy(スター・ウォーズ3部作)などもありますし、バック・トゥ・ザ・フューチャーもパート3で concluded だったし、3という数字が本当にいい塩梅なんでしょうね。

皆さんおっしゃるように、今回の panache は日常生活にそんなに頻繁に登場する単語ではないようですね。もう二度と会わない単語かもしれません(笑)。今回、その貴重な使用例を見ることができた、ということかも。
Posted by Rach at 2008年01月05日 14:55
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。