2008年01月07日

いいんだよ、スイートハート フレンズ3-10その7

[cut to Gunther retraining Rachel.]
ガンターがレイチェルを再教育している画面にカット。
ガンター: After you deliver the drinks, you take the empty tray.... (飲み物を運んだ後、君は空(から)のトレー[お盆]を…)
レイチェル: Gunther, Gunther, please, I've worked here for two and a half years. I know the empty trays go over there. (points to the counter.) (ガンター、ガンター、勘弁してよ。私はここで2年半も働いているのよ。知ってるわ、そういう空のトレーはそこに置くのよ。[カウンターを指差す])
ガンター: What if you put them here? (sets the empty tray on another stack of empty trays on the back counter.) (もしトレーをここに置いたらどうなるかな? [後ろのカウンターの空のトレーが積んである上にそのトレーを置く])
レイチェル: Huh. Well, y'know that's actually a really good idea, because that way they'll be closer to the mugs. Y'know what, you should have the other waitresses do that too. (そうね。ほら、それは本当に良い考えだわ。だって、そうすれば、マグにより近くなるものね。ねぇ、ほかのウェイトレスにもそうさせるべきだわ。)
ガンター: They already do. That's why they call it the tray spot. (他のウェイトレスはすでにそうしてるんだ。だから、彼女たちはそれをトレー・スポットと呼んでるんだよ。)
レイチェル: Gee, I always heard them talk about that. I just always thought that it was a club they went to. Oh God, I'm, I'm sorry. (walks away) (まぁ。私はいつも、他のウェイトレスたちがトレー・スポットの話をするのを聞いていたわ。私は、トレー・スポットって、彼女たちが行くクラブのことだっていつも思っていたのよ。なんてこと、私…ごめんなさい。[立ち去る])
ガンター: It's all right. Sweetheart. (いいんだよ。スイートハート。)

レイチェルがガンターに言う please は、「どうかそんなことはよしてよ!」みたいなこと、つまり、「今さらそんな分かりきったこと聞かないでよ、人を初心者みたいに扱わないでよ。」という感じですね。
for two and a half years は「2年半」ですが、そういう数字がらみの表現は、ノンネイティブには意外とパッと出て来ないことがあります。
「2年半」と聞いて、とっさにこのフレーズが出るようにしておきたいですね。

They already do. は「すでに彼らは(いつも)そうしている、彼らにはすでにそういう習慣がついている」というニュアンスですね。
今、ガンターが示した場所は便利だから、これからそこに置くことにしたら?と提案するレイチェルですが、They already do. というセリフで、そこにお盆を置いていないのはレイチェルだけだった、ということがわかります。

spot というのは日本語でも「デートスポット」というように、「場所、地点」を指します。
そういう「デートスポット」のイメージからか、トレーの置き場所だとは思わなくて、そういう名前のクラブがあるとレイチェルは思っていたようです。

偉そうに言ったのに自分だけ知らなかったと落ち込むレイチェル。
謝って立ち去るのですが、それをなだめるように、It's all right. と言った後、sweetheart という a term of endearment 「親愛語」をそっと付け加えるガンターが可愛いですよね。
彼女を優しく慰める恋人になったつもりで、その言葉をかけながら、ささやかな幸せを噛み締めているのでしょう(笑)。
上の一連のやり取りは、「そんな初歩的なこと」を聞かないで、みたいに言っていたレイチェルが、「そんな初歩的なこと」さえ知らなかった、という展開になっています。
知らないレイチェルが悪いとはいえ、みじめになったレイチェルがかわいそうに見えてくるのですが、この最後のガンターの sweetheart というオチでくすっと笑えることで、見ている方も少し救われる気がしますね。


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posted by Rach at 10:13| Comment(3) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。勉強に来ました。

今日のscriptを読んでいて、trayをオーストラリアでは“トライ”と発音するので、試食していいよと言われたのと勘違いして恥をかいたという高校の先生の話を思いだしました。

It's all right. Sweetheart.は楽観的で素敵な言葉ですね!

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Posted by 中国語アドバイザー愛沙 at 2008年01月07日 19:45
かわいーい、ガンター♪♪♪

Two and a half yearsなどは、
すぐ出てくるようになった今日この頃です。

でもHalf an hourにはまだ慣れません〜。
30 minutesよりも断然使われてると思うんですけど。。
Halfの使い方って難しいな・・・
なんでhour halfとかhalf hourとかじゃないんだろう(笑
とか思ってしまいます。

応援ポチりんこ★★★
Posted by ゆぶ at 2008年01月07日 23:59
愛沙さんへ
エイがアイになる、というオーストラリアの発音ですね。today が to die に聞こえたというジョークもありますよね。

いつもはなかなか気持ちを口に出来ないガンターが、こっそりそういうセリフを言っているのが、なんとも微笑ましいです。


ゆぶさんへ
ガンターもかわいいですよね♪(フレンズには、かわいい男性キャラがいっぱいだわ…笑)

2マイル半も two and a half miles になるんですよね。
half の使い方は確かに難しいです。
half an hour をよく聞きますが、a half hour という表現も可能なようです。
ロングマン現代英英辞典にも、half a mile/pound/hour etc という表現と、a half hour/mile etc という表現の両方が載っています。

何となく私の感覚ですが、half a mile は「1マイルの半分」で、a half mile は「2分の1マイル」という感じがします。
こういうのは、自分の口で言い慣れるようにならないとしょうがない、という部分ですね。
Posted by Rach at 2008年01月08日 09:11
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