2008年01月09日

向かいの家のテレビを見る フレンズ3-10その9

ロス: Say, how many more boxes would you have to sell in order to win? (ねぇ、勝つためには[スペースキャンプへの旅行の権利を得るためには]、あとどのくらいの箱を売らないといけないの?)
サラ: The girl who won last year sold 475. (去年勝った女の子は475個売ったって。)
ロス: Yeah. (そうなんだ…。)
サラ: So far, I've sold 75. (これまでのところ、私は75個を売ったわ。)
ロス: Four hundred, huh? Well, that sounds doable. (starts to get out his wallet) How much are the boxes? (あと400個なんだね? うん、400個くらいなら何とかなりそうだな。[ロスは自分の財布を取り出そうとする] その箱はいくらなの?)
サラ: Five dollars a box. (1箱5ドル。)
ロス: (puts away his wallet) And what is second prize? ([財布をしまって] それで2位は何なの?)
サラ: A 10-speed bike. But I'd rather have something my dad couldn't sell. (10変速の自転車。でも、パパが売りに出すことができないものがいいの。)
ロス: Well, that makes sense. (うーん、それは一理ある。)
サラ: Could you do me one favor? If it's not too much trouble. (一つお願いを聞いてくれる? もしすごく面倒でなければ。)
ロス: Yeah, Sarah. Anything. (いいよ、サラ。何でもどうぞ。)
サラ: Could you pull the curtains open for me? The astronauts from the space shuttle are gonna be on the news. Since we don't have a TV, so the lady across the alley said she'd push hers up to her window, so I can watch it. (私のためにカーテンを引いて[開けて]くれる? スペースシャトルの宇宙飛行士がニュースに出る予定なの。うちの家にはテレビがないから、路地[裏通り]の向かいの女の人が、自分のテレビを窓のところまで上げてあげる、って言ってた。そうしたら、私がそれを見ることができるから。)

so far は「今までのところ、これまでのところ」。
So far, so good. 「これまでのところはいい感じ。」という決まり文句もありますね。

that sounds doable の doable は do に可能の語尾 -able がついたもので、「することのできる」。
この場合は、400個と聞いて、doable と言った後、財布を出そうとしているところから、「じゃあ、僕が400個買ってあげよう」と思っているわけですね。
400個くらいなら買ってあげられそうだ、それくらいなら可能だ、という意味の、doable です。
でも箱の値段を聞いてみたら、思ったより高かったのでしょうね、出しかけた財布をひっこめてしまいます(笑)。
組織の運営に対しての寄付のような形のクッキーのようですから、普通のクッキーよりもかなり割高なんでしょうね。
高額でも、小さい女の子がけなげに売り歩いているから、という理由で、チャリティーの精神でみんな買ってあげている、ということでしょう。

bike というのは、bicycle の短縮形で、「自転車」。
日本語と同じように「バイク」すなわち「オートバイ」も指すようですが、紛らわしいですね。
普通は、オートバイの場合は、motorcycle という場合が多いでしょうか?

10変速の自転車も悪くないけど、それだとパパが売りに出してしまう、売ってお金に換えてしまう、というサラ。かなり悲惨な家庭ですね。
ロスもそれまでの話を聞いて、いかにもそういうことをしそうなパパだと悟ったんでしょうね。すぐにその意見に納得しているところがおかしいです。

Could you do me one favor? If it's not too much trouble. という依頼文について。
サラはこまっしゃくれた、というか、やはり苦労をしているので冷めた感じのする女の子ですが、頼む時には丁寧な言い回しを使っているようです。
Could you do me one favor? と仮定法の could を使っていて「もしできることなら…してもらえますか?」と丁寧な表現になっています。
その後さらに、「もし、それがものすごく面倒なことでなければ」と付け足しています。
「私はそんなに面倒をかけるつもりはないけど、ちょっとは面倒をかけちゃうかもしれない、それでもお願いを聞いてもらえますか?」みたいな感じでしょうか。

丁寧に言われたロスは、もちろん自分は加害者だという気持ちもありますから、素直に Anything. 「なんでもどうぞ」と答えます。
お願いは「カーテンを開けること」。
カーテンを開けると、別の部屋の人のテレビが見られる、と言っています。
それも、ちゃんと事前に話をつけてあるところがしっかりしていますよね。
前を走っている車の中のカーナビのテレビ映像を見るようなもので、非常に見えにくいと思うのですが、それほどまでに見たいなんて、けなげですよねぇ。
恵まれた家庭に育ったロスには考えられない話でしょう。
自分が怪我させた子供が、こんなに大変な毎日を送っているなんて、ますます自己嫌悪感が高まってしまいますね。


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posted by Rach at 10:27| Comment(3) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうですね〜。この話覚えてますけど、
これは悲惨だ・・・・・。
私も仕事のときは、
何でもかんでも(?)
CouldとかWouldとかつかってみて、
丁寧ぶっていますよ(笑
ニヒヒ
応援ぽちりんこ★★★
Posted by ゆぶ at 2008年01月09日 11:48
ゆぶさんへ
ほんと、悲惨ですよね。
なんとなく、この依頼の部分だけ、妙に丁寧な言い回しになっているような気がするんですよ。で、実際に頼んだ内容は「カーテンを開ける」というだけのことで、本当だったらそんなに大袈裟に頼むほどのことでもない、という気もするんですね。でも、彼女にとっては、そのカーテンを開ける、という行為に非常に重要な意味があった、そのために根回しまでしていたわけですから。

「もしよければお願いを聞いてくれる?」みたいな丁寧な言い方に、そのお願いをどうしても聞いて欲しいという気持ちが表れているような気がします。
「なんだ、そんな簡単なお願いか。」と思ったら、実は深い意味があって、さらにはロスがケガをさせたせいで、すぐそこのカーテンを開けることすらできない、という事実がさらに明白になって、ますますロスは落ち込んじゃうのかなぁ、という気がしますね。

別にサラはロスを追い込もうと思って言っているのではないと思うのですが、これが大人のセリフだったら、少々イヤミな感じが出てしまうかもしれません。
Posted by Rach at 2008年01月10日 09:45
非公開コメントを下さった読者の方へ
ここで管理人よりお返事させていただきます。

激励のコメントありがとうございました。
ご要望の件ですが、私はCSS(スタイルシート)についての詳しい知識がなくて、ご希望のように変更することは今の時点では難しいです。もう少しその辺りを勉強してみて、ご希望に沿えるような変更ができそうになったらやってみます。
今すぐに対応できませんこと、どうかお許し下さいませ。
Posted by 非公開コメントを下さった方へのお返事 at 2008年01月10日 09:53
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