2008年02月13日

何かをもじったメニューの名称 フレンズ3-11その10

モニカ: Order up! I got a Yentl soup, a James Beans, and a Howdy, hold the Doody. (オーダー上がりました[出来ました]! (愛の)イエントル・スープに、ジェームズ・ビーンズに、ハウディ・ホールド・ザ・デューディ。)

モニカの言っているメニューの名前ですが、みんな、何かをもじったもののようですね。
フレンズ2-21その4 でも、有名なシットコム Laverne & Shirley をもじった Laverne-and-Curly Fries というメニュー名が出てきました。

Yentl は 1983年の映画。邦題は「愛のイエントル」というそうです。
Wikipedia 英語版: Yentl
IMDb: Yentl (1983)
主演はバーブラ・ストライサンド。

アマゾンでのサントラ盤はこちら(↓)。
Yentl (1983 Film) [Soundtrack] [from US] [Import]

原作は、1978年にノーベル文学賞を受賞しているアイザック・バシェヴィス・シンガー(Isaac Bashevis Singer)だそうです。
Wikipedia 日本語版: アイザック・バシェヴィス・シンガー

James Beans は James Dean のもじりですね。(これは映画などに疎い私にもわかりました…笑)
Wikipedia 日本語版: ジェームズ・ディーン
beans は bean 「豆」の複数形ですが、a James Beans と a がついていますね。
これは、「ジェームズ・ビーンズ」という「メニュー」を「一人前・一人分、一つ・一品・一丁(?)」という意味でついているのだと思います。
他のメニューにも全て a がついているのも同じことでしょうね。

a Howdy, hold the Doody について。
howdy は南部の(?)挨拶でしたっけ?
How do you do? の短縮形ですよね。
いろいろ検索をかけていて、ネーミングの元になったと思われるものを見つけました。
Wikipedia 英語版: Howdy Doody
1947年から1960年にかけて放映された、子供番組のようです。

以下のアマゾンには画像があります。
Howdy Doody Show (4pc)
Howdy Doody Show: Andy Handy & Other (1947)
2番目のサイトの画像にある、腹話術の人形のようなマリオネットの名前が、Howdy Doody だそうです。

で、今回その番組名または人形の名前をもじって、(a) Howdy, hold the Doody というメニュー名にしているのですが…。

実は英辞郎にこんな意味が載っています。
doody=(名)(米・幼児語)うんち
それに関連して、フレンズ2-10その13 では以下のようなセリフもありました。
チャンドラー: Unless "Knight in White Satin" was sung by the Doody Blues. (そうじゃないと、「白いサテンの騎士」(あるいは「サテンの夜」)を歌ってるのが、Doody Blues になっちゃうよ。)
これも、doody が「うんち」という意味であることを使ったジョークになっているようでした。

ですから、Howdy, hold the Doody だと「やあ、うんちをつかんでよ」(??)みたいな意味になってしまうのかなぁ、と思うのです。
howdy と見た目が似た単語の hold を間に挟むことで、Howdy Doody という名前を、変なセリフのジョークになるように変えているのかな?と思うのですが、どうでしょう??
しかし、仮にそういう意味だとすると、メニューの名前としては何とも不適切だしなぁ…(笑)。
勘ぐりすぎ、かも。


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posted by Rach at 16:36| Comment(7) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Howdyはカウボーイの挨拶でロスが皮パンをはいてるのをみてチャンドラーがHowdy!と茶化していました。Howdy Doodyも挨拶として使われることもあり,まぁ、See you later, Alligator!After a while, Crocodile!みたいな感じですね。仮装パーティーでロスがスプートニクの恰好をしたとき、みんなにdoodyみたいだと言われていて、そのときもチャンドラーはHowdy Doodyと茶化していました。それでHowdy Doodyだけだともじりにならないのでholdをいれてるのだと私も思うのですが、意味はよくわかりません。英辞郎には【他動-11】〈俗〉(料理から嫌いな材料)を抜く、と言う意味も載っています。だから料理そのもののもじりではなく〜抜きみたいな意味かもしれません。いずれにしても60年代を思わせるだけの台詞のこじつけかな。Marilyn MonroeとElvis Presleyがいましたね。
Posted by ジョーイ at 2008年02月13日 21:05
ジョーイさんへ
いろいろ教えていただきありがとうございます。

Howdy Doody 自体が、挨拶の一種なのですね。
See you later, Alligator! After a while, Crocodile! みたいな感じ、と言われると、大変よくわかります。(これ、どっちも「ワニ」なのが、さらに面白いですよね。考えた人に座布団あげたい…笑)

革パンの話は 5-11 ですね。
そう言えば、
フレンズ2-2その5
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470186.html
でも、ガンマンの格好で登場したジョーイに、チャンドラーが Howdy. と声を掛けていました。

スプートニクは 8-6 に出てきましたね。
スクリプトを確認してみましたが、セリフに doody という言葉が何回も登場し、チャンドラーも Howdy doody. とロスに声を掛けています。

今回のメニューの場合は、Howdy Doody だとあまりにも「まんま」なのと、メニューらしからぬ名前なので、何かしらのジョーク、つまり、Howdy Doody (挨拶)と doody (うんち)という意味をかけたジョークにするために、hold という動詞を入れてみた、ということなんでしょうか?
hold に「抜く」という意味があるとしたら、「doody は抜いておいてね」という感じになりますか??(笑)

そうそう、モニカのイメージは、マリリン・モンローなんですよね、かつらも胸も(笑)。そして、エルビスがそのメニューを運んでいきましたねぇ。くすっと笑えました。
Posted by Rach at 2008年02月14日 10:33
そういえば、映画「Cars」で、Sallyがtown attorneyとしてMcQueenの裁判(というのがいいのか?)にやって来たとき、Materが「Howdy, Sally.」と挨拶してましたね。Radiator Springsがどこか、というのははっきり全米の地図の中に示されてはいなかったけど、あの挨拶で何となく南っぽい、というのがわかるのかも。
ちなみに私は実際そう挨拶されたことはないです。Howdyと聞くと(見ると)、カウボーイハット+口ひげ+日焼けした顔に深めのしわ、というのが浮かぶかなぁ。

Yentl soupというのは、レンズ豆(lentil)のスープに違いない、と思うのです。James Beansも豆料理、豆入り(肉無し)chiliかなぁ。ではHowdy, hold the Doodyは?(ちなみに、私は「つかんでよ」じゃなくて「我慢しなさい」かなと思うのですが) どんな料理か、想像つかないなぁ・・
Posted by おちか at 2008年02月15日 00:11
おちかちゃんへ
貴重な情報どうもありがとう!

私も Cars 見てみました。確かに、
サリー: Hey there, Mater.
メーター: Howdy, Sally.
って挨拶してますね。

舞台となっている Radiator Springs という町は、Route 66 「ルート66」沿いにあるってことになってますよね。
Wikipedia 日本語版: 国道66号線 (アメリカ合衆国)
に地図が載っていますが、「南西部」(シカゴ〜サンタモニカ)を走っていた道路で、今は廃線となっているそうです。
挿入歌の Route 66 にも地名がたくさん出てきますよねぇ。
そういうイメージから、Howdy が使われた、ということなんでしょうね?

Cars のエンドロールの冒頭に、Radiator Springs の場所が地図でちらっと映ります。
Route 66 が Interstate 40 (州間高速道路40号線)と接近する部分に位置し、Cadillac Range と Ornament Valley の間にある、ってことになっています。
その地名は架空だと思うのですが、
Wikipedia 英語版: Cars (film)
の Setting という項目に、いろんな地名が出てきます。映画の背景を作るのに参考にした場所が書いてあります。
Cadillac Range は Cadillac Ranch (in Amarillo, Texas)
Ornament Valley は Monument Valley (located on the southern border of Utah with northern Arizona)
のイメージのようです。

そこらへんの風景のイメージなので、その辺りのどこか(?)に位置している、ということのようですね。
その Setting の項目にはたくさんの地名が出てくるのですが、深入りすると長くなりそうなので、この辺にしておきます。
日本の地理も苦手なのに、アメリカの地理はますますわからない(爆)。土地勘がないとわからないことってありますよね。

(Cars の話で脱線しすぎましたが)
で、おちかちゃんはテキサス在住だから、Howdy! って挨拶をよく聞くのかと思ったら、そんな挨拶する人はいないのね(笑)。やっぱり「カウボーイ」のイメージなんだ。

Yentl soup は lentil soup のもじり、なんですね。英辞郎にも、lentil soup という項目があるし、lentil の発音も、[lentil] じゃなくて、[lentl] だと辞書にあるから、非常に発音も似ているんですね。

私は最初、Yentl という名前のフルネームが、例えば Yentl Hoop (フープ)みたいに、soup (スープ)と似た感じの発音なら、彼女の名前をもじったスープということかと思ったのですが、IMDb などを見ても、Yentl (aka Anshel) としか書いていなくて、フルネームとは関係ないな、とあきらめていたのです。(Anshel というのは男装していた時の別名らしい)
その逆で、実際にあるスープの名前が Yentl という発音に似ていた、ということなんですね。Yentl soup が lentil soup に違いない!というのは、私もそうだと確信します(笑)。これもアメリカの食生活に馴染んでないとわからないことですね。感謝!です。

James Beans は chili のイメージですか。
で、Howdy, hold the Doody ですが、doody は「我慢しなさい」かぁ…。「つかんでよ」よりもそっちの方が常識的に考えても自然ですね。hold は「持ちこたえる」みたいな意味ですね?
辞書に、
hold one's breath 息を殺す、hold one's temper 怒らない、自制する、
Hold your tongue. 騒ぐな、黙っていろ。
などがありますが、それと同じニュアンスでしょう。
実際に、「うんちを我慢しなさい」という時に(笑)、hold という単語を使うのかどうか知らないのですが、でも hold が一番近い気がしますね。ニュアンスは大変よくわかります。

上のジョーイさんの意見で hold に「抜く」という意味がある、ということですが、英辞郎だけではなく、研究社 新英和中辞典にも載っていました。

hold = (命令法で)(米口語)(食堂の注文で)(…を)入れないでください、抜いてください
One burger... hold the pickle. ハンバーガー1つ…ピクルス抜きで。

一般的な辞書にも載っているくらいだから、レストランで hold と聞くと「抜く」というイメージが浮かぶ、という可能性も捨て切れませんね。
いずれにしても、「つかんでよ」が間違いなのはわかりました(笑)。
「我慢しなさい」か「〜抜きで」かのどっちかなぁ…
Posted by Rach at 2008年02月15日 11:27
子供が電車の中などでトイレに行きたいと言ったとき、母親は Hold it in !と言います。10-5で使われてます。違う意味では秘密をむねにしまい込むという意味で5-21で使われています。
Posted by catch at 2008年02月16日 07:00
本筋にあんまり関係ないことですが。

James Beansは、chiliというよりはbaked beans(要するに煮豆、なのになんでbakedと言うのか?が私には謎なのです。stove topではなくて、ovenの中に放り込んで煮るからかな?)のイメージかも、と思い直しました。むしろHowdy〜の方がchiliかも。豆料理は繊維質たっぷりで腸の動きが良くなるので、chili beansだったら「それ」がらみの命名では、という流れにも合うし。
だとすると、この3つは豆料理ばっかり3品、ということになるなぁ。

豆料理は「火を通して柔らかくする」ことがポイントとも言えるので、シェフの微妙なさじ加減とか腕前があんまり発揮されないようにも思うのです。モニカが不満を抱く一つの要因かなとか・・・勘ぐりすぎかしら(^^;)
Posted by おちか at 2008年02月17日 00:42
catchさんへ
情報ありがとうございます。Hold it in! と言うんですね。in は「out するな、体の中にとどめておけ!」ってことですか?(笑)
10-5 のそのシチュエーションはよく覚えていました(印象深いシーンなので)。でも、そこで hold it in が使われていたのは全く記憶になかったです。これは「母親が子供に言っている」セリフではないですね。それが余計に面白いのかも。

5-21 のセリフ I couldn't hold it in any longer! も、「もう自分の中だけにとどめておけない!」→「黙っていられない」ってことですよね。

いつもよくわかる例を示していただき、本当にありがとうございます。


おちかちゃんへ
メニューについて一緒に考えて下さってありがとうございます。

James Beans と baked beans なら [ei] の部分の音が似ているから、それをイメージしているという可能性は高いですね。豆系を食べるとお腹が…とはよく言いますよね。それで、Hold the doody 「がまんして」という流れも納得(笑)。

「どうしてここのメニューは、誰にでもできるような豆料理ばっかりなのよ!」のような不満がモニカにはある、という説も面白いと思います。

アメリカの料理がらみのことは、私は本当に疎いので、こういうこと教えていただけると、とっても助かります!
Posted by Rach at 2008年02月18日 11:44
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