(Cut to Ross and Monica)
ロスとモニカに画面がカット。
ロス: Hi. (はーい。)
モニカ: Hi. (はーい。)
ロス: Yeah. So um, I-I heard about this ah, Mark guy that ah, Rachel met today. (僕は、マークって男の話を聞いたんだけど。レイチェルが今日会った、っていう。)
モニカ: Isn't that great? (それってすごくない?[すごいでしょ?])
ロス: Oh yeah! So ah, kinda pretty, pretty good. He sounds like a nice, good guy. (あぁ、そうだね! そう、とってもとってもグッドな感じだね。彼は、優しくて良い人みたいだね。)
モニカ: Oh, he is. And he is so dreamy! I mean, y'know what, when he left, I actually used the phrase: "Hummina, hummina, hummina." (walks away) (えぇ、彼はそういう人よ。そして、彼ってとっても素敵なの! つまり、ほら、彼が立ち去った時、私は実際にあのフレーズを使ったのよ。「ハマナ、ハマナ、ハマナ」って。 [と言って立ち去る])
ロス: That's excellent. (それは素敵だ。)
He sounds like a nice, good guy. というのは、「彼は優しくて良い人のように聞こえる。」ということです。
実物は見ていないけど、レイチェルの話を聞いてそこから判断しているので、「話によると…のようだね。」という意味で、sound という動詞を使っているのですね。
もし、彼が話している姿を見て、いい人だと思ったのなら、look という動詞を使うだろうと思います。
dreamy は日本語のドリーミーの感じだと「夢のような」になりますね。
それ以外にも「(人が)空想にふける」という意味もありますが、今回の場合は、彼が夢見る人だ、と言っているのではありません。
「夢見るように美しい」という意味から「素敵な、素晴らしい」という意味になるので、「素敵な人、かっこいい人」ということですね。
ロングマン現代英英辞典では、
dreamy: (informal) very attractive and desirable
つまり、「とても魅力的で好ましい」。(desirable = sexually attractive)
「素敵な、素晴らしい」という意味で使うのは、主に女の子のようですね。(確かに、男性が dreamy という単語を使うと、ちょっと違和感があるような気がします。)
レイチェルは内面・性格の話しかしていませんでしたが、見かけも素敵だ、ということが dreamy という形容詞でわかる、ということだと思います。
"Hummina, hummina, hummina." と変な音(?)を出していますが、ハマナ、ハムナ、みたいに発音していますね。
ヘナヘナヘナ、と素敵な男性にとろける音(?)のようです。
アメリカでも惚れ惚れするような男性に会ったら、ヘナヘナヘナ…となるんだなぁ(笑)。
レイチェルは彼がかっこいいなんてことは全く言っていなかったのに、モニカは彼が素敵な男性だと言うので、ますますどうしたらいいか困ってしまうロス。
気持ちはわかります。
最後のロスのセリフは、「ほんと、最高!」という感じですが、これはもちろん、「最低だ!」という言葉の裏返しですね。
優しい人でかっこよくて、そんな人がレイチェルに親切にして、レイチェルもあんなに喜んでいて…もう「最高」と呟くしかないわけです。
恋人としては大変辛い展開ですね。
(Rach からのお願い)
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例えば、素敵な女性が近付いているのを見て、隣の友達に「hummina hummina hummina」と聞かれないように静かに言ったら、冗談として受けると思いますよ。
おひさしぶりでーす♪
ブログ、ずーっと続いてるんですね〜
時々お邪魔して勉強してます。
僕も「フレンズ」9−5位までDVDで見たんですけど、
こないだスカパー!を何気なく見てたら、な、な、なんと・・・
最終話をたまたまやってて・・・不覚にも、、見てしまいました。
プチショックでした。。
じつは僕も英語ブログ始めました(^_^;)
(HNは「三四郎」です。)
これからもよろしくです♪
参考になりますありがとうございます。
お久しぶりです! ネイティブのジョンさんに、私の記事を読んでいただけて、またコメントもいただけるなんて光栄です。ありがとうございます。
やっぱり、hummina... は「素敵な人にとろける音」という解釈で正解だったんですね。良かった!(笑)。
古い表現で、有名なフレーズだけど、実際には誰もそれを口にしない、言葉として発しないもの、なんですね。だからあえてその言葉を実際に口に出して言った(actually used the phrase)→それほど、彼は素敵だった、ということになるのですね。
ご説明で、その意味がよーくわかりました。
「彼女を見て僕はヘナヘナ…ってとろけちゃうよ。」という意味で、ジョークとして使うといいんですね。機会があれば使ってみたいと思います ;)
コトーさんへ
本当にお久しぶりでーす♪ 今でもマイブログを覗いて下さっているとのこと、嬉しいです。ありがとうございます。
うーん、先に最終回を見ちゃうと…ちょっと辛いですね。もちろん、見た後でも、その前のストーリーを楽しむことはできますが。私も最終話をDVDで見るまでは、ネタバレしないように気をつけるのが大変でした。
英語ブログ始められたのですね! お互い、英語ブロガーとして頑張りましょう!
こちらこそ、これからもよろしくです♪
Bambeeさんへ
はじめまして。コメントありがとうございます。
映画やドラマで話される英語は難しいですよね。TOEICのような試験のナレーションよりも、ずっと早口で不明瞭ですし。
でも、そういう生きた英語のセリフを聞き取れるようになってくると嬉しいし、もっといろんな作品を見たいと思えるようになってきます。
こういうのはやはり「慣れ」なんでしょうね。同じドラマをずっと見続けていると、メインキャストのセリフにだんだん慣れてきます。そこから、別の人が言うセリフなども聞き取れるようになってくるように思います。
「参考になる」と言っていただけて光栄です。また遊びに来てくださいね。