ジョーイ: It is me! It's a musical version of A Tale of Two Cities. So I think I'm gonna sing "New York, New York", and ah, oh "I Left My Heart in San Francisco." ((オーディションを受けるのは)俺なんだよ! 二都物語のミュージカル版なんだ。それで俺が思うに、俺は「ニューヨーク・ニューヨーク」と、それから、「霧のサンフランシスコ」を歌うことになるだろうな。)
ロス: Ah Joey, I don't think you get to pick the cities. (あぁ、ジョーイ。君がその都市を選べるんじゃないと思うぞ。)
ジョーイ: What? (何だって?)
ロス: Mr. Dickens gets to pick 'em. (ミスター・ディケンズがそれを選ぶことになるんだ。)
ジョーイ: Who? (誰それ?)
こめかみを押さえるチャンドラー。
A Tale of Two Cities は「二都物語」ですね。
ディケンズの小説です。
Wikipedia 英語版: A Tale of Two Cities
Wikipedia 日本語版: 二都物語
そして、そのミュージカルで以下の歌を歌うことになるだろう、とジョーイは言っています。
New York, New York と、I Left My Heart in San Francisco
New York, New York は、同名の映画のテーマソングですね。
それについては、以下の日本語版ウィキペディアの説明が簡潔でわかりやすいです。
Wikipedia 日本語版: ニューヨーク・ニューヨーク
英語版はこちら(↓)。
Wikipedia 英語版: New York, New York (film)
アマゾンでの、I Left My Heart in San Francisco はこちら(↓)。
Amazon.co.jp: I Left My Heart in San Francisco (Tony Bennett)
この歌を歌っているトニー・ベネットについてはこちら(↓)。
Wikipedia 日本語版: トニー・ベネット
邦題は「霧のサンフランシスコ」というようですね。
(検索をかけていると、「想い出のサンフランシスコ」という邦題もちらほら見かけますが…)
原題の意味は「俺のハートはサンフランシスコにおいてきた」みたいな感じでしょうか。
ちゃんと歌詞を確認していないのですが、きっと恋人をそこに残してきたとか、そこで最愛の人と別れたとか、そんなことかなぁ、と。(この曲に詳しい方がおられたら教えていただけると嬉しいです。)
ジョーイは、「二都」をニューヨークとサンフランシスコだと思っていて、それでこの2曲を挙げたのですね。
ですが、二都物語の本当の「二都」は、パリとロンドンのことのようです。
実は私はこの小説を読んでいないので知らなかったのですが、ネットで「二都とは」で調べると、そう書いてあったのでわかった、というだけで(笑)。
そういう意味では、私はジョーイのことを笑えない(爆)。
勝手にジョーイが、ニューヨークとサンフランシスコだと決め付けているので、二都がどこなのかはジョーイが決めるんじゃない、ディケンズが決めることだよ、と言って、すでに作者が決めていることを匂わすのですが、今度は「ディケンズって誰?」と返すジョーイ。
ジョーイのあまりの無知にめまいが…頭痛が…という感じで、チャンドラーはこめかみを押さえていますね。
ジョーイがトンチンカンなことを言った時に、チャンドラーがよくやる仕草です。
(Rach からのお願い)
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あ、本、アマゾンで買いました。
届くのは明後日かな?
楽しみ((o(^-^)o))ワクワク
コメントありがとうございます。
…「ツーショット」って…? あ、ブログ村のランキングで、三四郎さんと私と、今いい位置につけている、ってことかな?(違ってたらごめんなさい) とにかく、三四郎さんもランキング好調で、いい感じ!ですよね。これからも一緒に頑張りましょう。
アマゾンで本を買って下さったんですね! 三四郎さんに読んでいただけるかと思うと、こちらもワクワクです! 本当にありがとうございます。とっても嬉しいです!
いえ、飲んでませんよー(笑)
今は今朝届いたRachさんの本を読んでるとこです。
いやぁ深いです。ブログ記事を読んでる時にも「研究してるなぁ!」と思ってましたが、本読んでますますそう思いました。
今も見たら、ブログ村の英語学習者ランキングで並んでいて、ツーショットです♪
この調子でお互い頑張りましょう!
私の本を読んでいただいてありがとうございます。「深い」と言っていただけて嬉しいです。ブログの記事をそのまま本にしたわけではなくて、せっかく本になるわけですから、今の私の英語に対する考え方や姿勢を明確にしたいと思いました。
あくまでそれは私の意見でしかないのですが、学習者それぞれが、自分の意見を述べて、よりよい方向で意見交換ができるといいなぁ、と思っています。
本の感想を言っていただけるととっても嬉しいです。ブログをやっているからこそ、こんな風にすぐに感想がいただけるんですよね。ありがたいことです。