2008年03月27日

あなたは詩人 フレンズ3-12その10

ダイナーで一緒に働いているフリオがボードレールの「悪の華」を読んでいると知って驚くモニカ。
モニカ: ... are you enjoying it? (それ、読んでいて楽しめる[面白い?])
フリオ: I thought I would, but the translation's no good. (楽しめるだろうと思っていたんだけど、訳が良くないんだ。)
モニカ: You're a poet and don't know it. (she turns away and makes a face like 'I can't believe I just said that.') (あなたは詩人で、それ[詩]がわからないのね。(→訂正:あなたは詩人で、自分が詩人だってことを知らないのね。 訂正ここまで) [モニカは顔をそむけて「私がそんなこと言っちゃったなんて信じられない」というような顔をする])
フリオ: Actually I ah, I am a poet. (実は、僕は詩人なんだ[詩を書くんだ]。)
モニカ: Oh, so you do know it. (pause) So um what kind of things do you write about? (まぁ、じゃああなたは詩がわかるのね。(→訂正:まあ、じゃああなたは自分が詩人だって知ってる(わかってる)のね。 訂正ここまで) [間があって] それで、あなたはどういう種類のものを書くの?)

You're a poet and don't know it. について。
ちょっとこの表現のニュアンスについては悩んだのですが…。
:これ以降、私が最初に考えた解釈の説明が続きます(その解釈に対してコメントをいただいているので、元の解釈を消してしまうとコメント欄のやり取りが成立しないため、最初の解釈を残すことをお許し下さい)。最新の解釈は「追記」として記載しています。)

悪の華を読んでいる、というだけでも、かなりインテリな雰囲気なのに、その英語訳にケチをつけるですって? そんな風に批評できるほど、あなたは詩に詳しい人なのね、というのをちょっと皮肉って言っている感じがします。

直訳すると「あなたは詩人で、それがわからないのね。」ということだと思います。
あなたはその詩を読んでその訳に不満を述べている。
詩を楽しめる人、詩を理解できる人、すなわちあなたは詩人(a poet)であるはずなのに、その英語訳を読んでそれが理解できない、って言うのね、という感じでしょうか。
裏を返せば、その訳がわからないって言うのは、あなたが「詩人じゃない」からじゃないの?、「詩人じゃないからそれがわからないのよ。」→「詩人なのにそれがわからないんだ。(それは変よ。)」みたいなニュアンスがあるような気がします。

DVDの日本語訳(吹替)は、「詩人でもないのに偉そうに」となっていました。
私もこのセリフに隠されているニュアンスは、その日本語訳のようなことだろうと思いました。
「詩人でもないのに、わかったようなことを言わないで。」みたいなことだろうと。
それを言った後で、モニカも「私、今すごいこと言っちゃったわ。」みたいな顔をしていますよね。
悪の華を読んでいると聞いて驚いて、さらにはその英訳にケチまでつけるのでさらにびっくりして、「あなたって生意気ね、えらく詩について”語る”のね」みたいなことがつい口から出ちゃったけど、それを「しまった」と後悔している顔でしょう。

フリオの方もそのモニカのセリフの意味に気付いて、自分は詩人だ、実は僕も詩を書く人間なんだよ、と答えています。
それを聞いて、so you do know it. 「それなら、そんな風に詩のことがわかるわね。そんな風に詩について語ることができるわね。」と言い直すモニカ。
you don't know it ではなくて、you DO know it 「詩のことが”よく”わかっている」ということですね。
さっきは皮肉っぽく、You're a poet and don't know it. と言ってしまったけれど、You're a poet and (do) know it. ということなのね、ということでしょう。
(2019.2.6 追記)
You're a poet and don't know it. について、コメント欄で、英国人の方から聞いたお話として、以下のご意見を頂戴しました。
・これは日常会話の中で何気なく「詩的」な表現をした人に対して応じる言葉。
・そのミソは "poet" と "know it" が韻を踏んでいて、この言葉自体が poetic なところ。
つまり、フリオが言った I thought I would, but the translation's no good. というセリフの would / good が押韻していたため、「あなたは詩的な表現をするのね」という意味で「あなたは詩人で自分にはそれに気づいてないのね」というセリフをモニカは返した。
フリオは「僕は詩人で詩を書くんだ」と言ったので「自分で気づいてないと言っちゃったけど、自分で気づいてたのね。あなたは詩人だったのね」と言い直した、という流れになるようです。
詳しくは下のコメント欄をご覧下さい。
(追記はここまで)

モニカがしゃべっているときに、pause が入りますが、それはこのフリオという人が、モニカのまわりに今までいなかったタイプの人だ、ということを表しているのでしょう。
いつものように普通に会話ができない、思いがけない返事が返ってきて戸惑ってしまう、そしてもちろん、モニカが彼に好意を抱いていて、何か話すたびに少し躊躇してしまうことを示してもいるのでしょうね。


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posted by Rach at 12:12| Comment(14) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。リラコと申します。
Rachさんの英語学習記録など、とても興味深く読ませていただきました。DVD学習法、おもしろそうですね**私は仕事で英語と常に関わっているのですが、子どもとのレッスンのみだと使う表現も限られてしまって、海外ドラマなどの表現をもっと学ばないといけないよな〜と思っていたところでした。このブログを読んで、いい刺激をもらいました!!シットコム、今までほとんど見てこなかったのでこれから見てみようかと思います〜(^^)
Posted by リラコ at 2008年03月27日 16:37
こんにちは

記事を読んだ感想で、実際にこのエピソードを見ながらではないのですが、、

モニカの You're a poet and don't know it.は、
フリオの何気ない台詞が韻を踏んでいたからではないですか?(wouldとgood)

あなたは詩人なのに、自分が詩人であることに気づいてないのね、と言っているのではないですか。Itは彼が詩人であることだと思います。

モニカが信じられないと言った顔をしたのは、彼を詩人と呼んでしまった、露骨に褒めちゃった、気があるとばれちゃう、みたいなニュアンスはないですか?

ただそうだとすると、日本語翻訳と私の解釈が違ってきますが^^;
Dvdを見ながらだとまた違うのかもしれませんね。
Posted by 長月 at 2008年03月27日 20:48
再度すみません

モニカの自分の発言への反応は、彼女自身下手な韻の踏み方をしてしまったからかな、とも思いました。(Poetとknow it)
折角のチャンスなのに、下手なこと言っちゃった、しかも相手はインテリっぽいのに。みたいな。

深読みかもしれませんが。
Posted by 長月 at 2008年03月27日 22:42
フリオ: I thought I would はenjoy itが省略されていますがthoughtにアクセントがあってここでは面白いはずが面白くなかったと言っています、理由は翻訳の所為ですね。enjoyにアクセントがくると意味は反対になって予想どおり面白かったになると思います。You're a poetは形は肯定文ですが疑問形ですね。詩人じゃないから解ってないのよと言う嫌みをいってモニカは後悔しています。モニカはボードレール読んでないのに読んだ人に意見してしまったという慚愧とフリオにちょっと気があるから生意気なことを言った気恥ずかしさで顔をしかめたのでしょうね。
Posted by catch at 2008年03月27日 23:12
リラコさんへ
はじめまして。ご訪問&コメントありがとうございます。
リラコさんは児童英語講師をされているのですね。子供に英語を教えるのって、難しいだろうなぁ、といつも思います。
大人は「英語が使えるようになると、こんなに世界が広がる」ということ、現代社会における英語の必要性を身を持って感じているので、英語を学ぶことの意義を理解することができますが、子供にそれを理解させるのは難しいだろうなぁ、って。自分のまわりに英語を話す友達がいなければ、彼らは英語を学ぶ必要性を感じないでしょうからねぇ…。
だからこそ、とてもやりがいのある仕事だと思います。頑張って、英語を学ぶ楽しさを多くの子供さんに伝えていただきたいです!

海外ドラマの表現は、くだけた表現が多くて、子供のレッスンには使いづらいかもしれませんね。でも、そういう「生きた英語」をたくさん浴びることで、「英語のスピリット」みたいなものを私は学んで来た気がします。
興味をお持ちになったのであれば、是非シットコムを見てみて下さい! こんなブログを書いている私が言うと宣伝みたいになりますが(笑)、フレンズは本当に面白いですよ。
Posted by Rach at 2008年03月28日 16:18
長月さんへ、catchさんへ
まとめレスになってしまってすみません。

catchさんは、私が記事中に書いた解釈を支持して下さった…ということだと思うのですが、長月さんのご説明を聞いて、私も長月さん説に賛成したくなってきました(笑)。
長月さんのコメントの「韻を踏んでいた」ということが、やはりこのやり取りのポイントかもしれない!と思ったのです。
(意見がコロコロ変わってごめんなさい。)

今、思うところを述べてみます。

やり取りを英語だけ書いてみると、
(1) フリオ: I thought I would, but the translation's no good.
(2) モニカ: You're a poet and don't know it.
(3) フリオ: Actually I ah, I am a poet.
(4) モニカ: Oh, so you do know it.

長月さんのご指摘通り、
(1) の、would と good (ウッドとグッド)
(2) の、poet と know it (ポゥエットとノゥエット[ノゥイット])
は、韻を踏んでいるように聞こえますね。(実際の発音を聞いても、自分で発音してみても、確かに韻を踏んでいる感じがします。)

私は上の記事で、「詩人なのにそれがわからないんだ。」「詩人じゃないからそれがわからないのよ。」と解釈しましたが、それは、「詩の押韻」のことが全く念頭になかったからなんですよね。

私には、You're a poet and don't know it. というモニカのセリフが非常に唐突に聞こえたのですが、フリオが詩のように韻を踏んだセリフを言ったから、You're a poet. 「あなたは詩人ね。」とモニカは返した…という展開なら、非常に自然な流れだと思います。

おっしゃるように、You're a poet and don't know it. を素直に解釈すると、You're a poet and you don't know the fact (that you're a poet). みたいなことで、「あなたは詩人で、あなたはそのことを知らないのね。」という意味になるように思います。

皮肉って、「あなたは詩人なのに、(その)詩がわかってないのね。」だったら、You're a poet and/but don't understand/appreciate that. みたいになるんでしょうか?(よくわかりませんが)
私も it という代名詞にはちょっとひっかかって、普通なら「それを(そのことを)知らない」と解釈すべきなんだろうなぁ、と思ったのですが、「押韻」のことが頭になかったので、その解釈だと意味不明だ、と思ってしまったようです。
ただ、know it を「詩というものがわかる」と解釈するのは、やや強引な気もしていました。

そういう風にずっと♪違和感があ〜る〜♪(by ムーディー勝山)という感じだったのですが、長月さんのご説明で、その謎が氷解した気がします。

You're a poet and don't know it. と言ったのは、フリオが「何気(なにげ)に」韻を踏んだからで、詩の感想を聞いた時に、そんなにすっと韻を踏めてしまうところが詩人だ、と思わず褒めてしまった、ということですね。
で、モニカが「しまった、私は何てことを言っちゃったの!」という顔をしているのですが、それは、フリオと同じように、韻を踏んで返そうと思ったところが、あまり上手く韻を踏めなかったのと、露骨に褒めてしまって相手に気持ちがバレた、という思いとがないまぜになった表情なのかもしれません。

フリオはそのモニカの気持ちをわかった上で、「あなたは自覚して[気付いて]ないかもしれないけど詩人ね。」と言われたのを受けて、「実は僕は本当に詩人なんだ。本当に詩を書いてるんだよ。」と答えたので、「自覚がなかったわけじゃなくて、本当に詩人だったのね。」ということで、you do know (the fact) that you're a poet. 「自分が詩人だってことわかってたんだ。あなたは本当に詩人だったんだ。」とモニカは言い直した、という感じでしょうね。

「押韻がポイント」説にここまで私が一気に傾いたのは(笑)、この後のセリフのやり取りで、rhyme 「韻を踏む」という動詞が登場することに気付いたからです。(今日 3/28 の記事で解説します)
英語圏の人には「詩と言えば押韻」という連想があって、モニカは悪の華を読んだことはないけれど、それが詩集であることは知っているから、その後、poet の話になっていくわけですよね。
フリオに、You're a poet と言ったのは、その直前のフリオのセリフが詩(poetry)のように聞こえたからで、そう聞こえた理由はその押韻である、と。
そうすると、その後の so you do know it. までのセリフの流れがしっくり来るように思います。

catchさんが書いて下さった、
>モニカはボードレール読んでないのに読んだ人に意見してしまったという慚愧とフリオにちょっと気があるから生意気なことを言った気恥ずかしさで顔をしかめたのでしょうね。

というイメージを、私も最初その画面から受けたのです。それで、イヤミを言ったと解釈してしまったわけですが、押韻説を聞くと、そっちかなぁ、と気持ちが傾きました。
押韻説が正しいとすると、これはなかなか日本人には難しくて、すっとわかりにくい部分だなぁ、と思います。

引き続き、catchさんへ
I thought I would enjoy it. という文章で、thought にアクセントがあると、それは I think 「今、僕はこう思う」との対比で、「僕は、以前はそう思っていたんだけど…(実際は違った)」というニュアンスになりますね。今回は特に、I thought I would, but... と逆接の接続詞が続くので、そのニュアンスがよりはっきりしますね。
悪の華は有名な詩集だから、enjoy できると思っていたけど、the translation のせいで、enjoy できなかった、ということですね。

普通に「楽しめたと思うよ。」だったら、I think I enjoyed it. になるでしょうか? I thought I would ENJOY it. だったら「予想どおり面白かった」になる、というお話ですが…うーん、実はこの辺りのニュアンスが、よくわかりません。「その時、僕は楽しめるだろうと思った。」みたいなことですか?? I think I will enjoy it. の過去バージョンみたいな? …難しいです… 前後のセリフがあって、その文脈の中でなら、もっとニュアンスがはっきりするようにも思うのですが。

お二人とも、一緒に解釈を考えて下さってありがとうございます。とっても嬉しかったです!
Posted by Rach at 2008年03月28日 16:38
訂正です。
I think I will...は今決めたことの確信が弱い言い方で、〜しようかなぁと言う意味で
過去形になると、過去の時点で〜しようかなぁと思ったと言うことです
参考(LDOCE)spoken I think I'll ... used to say what you will probably do
I think he will...この文は上記とちがって彼の行動の予想ですね。それが過去形になると
I thought he would...となり過去の時点の予想ではなく今の予想の結果を表します。
たとえばI thought he'd come. は 彼は来ると思ったと言うことですが意味は「やっぱり来た」「来ると思ったのに来なかった」thoughtを強調したときは予想どおり、come強調したときは予想が外れた時。
フリオ: I thought I wouldは〜しようかなぁと思ったI think I will...過去形の意味だと思います。それでbut以下の台詞になるのだと思います。
Posted by catch at 2008年03月30日 00:26
catchさんへ
お返事ありがとうございます。
I think I will... は「〜しようかなぁ」という感じなんですね。
フレンズ3-6その11 で、
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470919.html
モニカ: So, I think I'll get-get back to my friend. (それじゃあ、友達のところに戻るわ。)
というのもありましたね。これも、レイチェルとの間に気まずい沈黙が流れて、それで「(うーんと、もう話すこともなさそうだから)戻ることにしようかしら。」みたいな感じのことですね。

LDOCE(ロングマン現代英英辞典)に、I think I'll ... が「項目」として載っているんですね!

I thought he'd come. を例にしたご説明ありがとうございます。
I THOUGHT he'd come. なら、「僕はそう”思ってた”んだよ、彼が来るって。」(予想どおり)
I thought he'd COME. なら、「僕は彼が”来る”って思ってた(のに)。」(... but he didn't come.)
みたいなことでしょうか。

「アクセントの場所と意味との関係」について、3/27 にコメントをいただきましたが、今回のコメントはそれに対する訂正、ということなんですね?

私自身は、そのアクセントの位置と意味との関係を今まで気にしたことがなかったのですが、今回のフリオのセリフの場合は、I thought I WOULD... but... と would が強調され、それがちょっと上がり気味に発音されていますね。I thought I COULD... なら、「楽しめると思った(けど楽しめなかった)」みたいな意味になり、I thought I WOULD なら、「その詩を楽しもうと思った・enjoy するつもりだった(けど、読んでみたら訳がいまいちなので、楽しめなかった)」ということになる、ということですか??

そういう意味では、私が記事中に書いた
フリオ: I thought I would, but the translation's no good. (楽しめるだろうと思っていたんだけど、訳が良くないんだ。)
という日本語訳は、「その詩を楽しもうと思っていた・楽しむつもりだったけど、訳が良くなくてね…(楽しめなかったよ)。」とすべきでしょうかねぇ?

私の受け止め方が間違っていたら、またご指摘下さい。ご丁寧に説明していただき、ありがとうございました!
Posted by Rach at 2008年03月30日 21:06
I think I'll の形の文章では節の主語が一人称の場合と二人称、三人称の場合では意味が違うみたいですね。I think I'llのwillは意志で今決めたこと過去形はその過去の時点での意志、二人称、三人になると話者の予想ですね。だからthinkのあとに二人称、三人に過去形がくると結果的にどうなったかの意味が含まれるのですね。フリオのセリフの場合は、I thought I WOULDは動詞の省略で強く発音されてるのではないでしょうか。(韻を踏んでの強調も考えられますね、私はフリオの表情が韻を踏んでる表情には見えないし、さらりと普通の速さでいってるので、ちょっと疑問なのですが、微妙です。)この場合ただ楽しもうと思ったと言うだけで、結果的に楽しめたかどうかの意味は含まれてないような気がします。but the translation's no good. で楽しめなかったことを表してるのではないでしょうか。
Rachさんの訳は全く問題ないとおもいます。「楽しめると思った(けど楽しめなかった)」はI could have enjoyed it.なら( )の意味がでますね。
Posted by catch at 2008年03月30日 22:20
catchさんへ
will は一人称の場合は「意志」で、二人称・三人称の場合は「話者の予想」であるというのはその通りですね。フリオのセリフで、would が強く発音されているのは、その後に省略されている enjoy it の意味を強調するために強く発音されているのだと思いました。

「韻を踏んでいるかどうか」については、catchさんの見解は「微妙」なんですね?(笑) 私も絶対にそうだ!と断言できるわけではないのですが、poet と know it にもそういう感じがするし、rhyme という単語も後で出てくるしなぁ…と思ったのです。
rhyme に関して言うと、「フリオはこれを詩だと言うけど、このキスはちっとも韻を踏んでないのね。」という、しゃれた(?)ジョークですから、「would と good」に必ず関係がある、とも言い切れないのですが。
韻を踏んでいることをもっと明白にする場合は、詩人が語るようにゆったりゆっくりと発音されるものなのでしょうかねぇ?

「(もし訳が良ければ)楽しめたはずなのに(楽しめなかった)」みたいな意味だったら、I could have enjoyed it. になる、ということでしょうか? I thought I would の場合は、結果としてどうだったかはともかく、enjoy しようと過去に思っていた、ということを言っているわけですね? そして、その結果は、but the translation's... 以下で説明されている、ということなんですね。
Posted by Rach at 2008年04月01日 15:14
"あなたは詩人で、それ[詩]がわからないのね。"
Hey, that rhymes too! Which means you are poet and don't know it too! Ha ha
Posted by claytonian at 2008年04月08日 11:18
Dear claytonian-san
Welcome to my blog, claytonian-san! I've seen your name so many times on my friends' blogs. So I feel so glad that you visited my blog and left a wonderful comment. Thank you so much!

By the way, you said,
>"あなたは詩人で、それ[詩]がわからないのね。" Hey, that rhymes too!

I'm embarrassed to say this, but I don't understand which rhymes with which in this Japanese sentense. I'd appreciate it if you would let me know which parts rhyme.

You think 'would' and 'good' rhyme? And 'poet' rhymes with 'know it'?
Posted by Rach at 2008年04月08日 20:18
You're a poet and don't know it.について

もう、どなたかすでに同様のお答えをしていたら申し訳ありません。私がある英国人から聞いたところでは、これは日常会話の中で何気なく「詩的」な表現をした人に対して応じる言葉で、そのミソは "poet" と "know it" が韻を踏んでいて、この言葉自体が poetic なところだそうです。
Posted by Jiro at 2019年02月05日 13:34
Jiroさんへ
コメントありがとうございます。そして英国人の方のお話、非常に参考になります。重ねてありがとうございます!

他の方とのコメントでも押韻の話が出ていますが、「"poet" と "know it" が韻を踏んでいる」ということなのですね。そして「この言葉自体が poetic」というお話も納得で、この言葉の使い方についても「日常会話の中で何気なく「詩的」な表現をした人に対して応じる言葉」だと説明していただけると、非常にしっくり来ました。

頂戴したご意見に基づき、記事にも追記で訂正を入れさせていただきました(その訂正で私の間違いなどございましたら、またご指摘いただければありがたいです)。

貴重なご意見、誠にありがとうございました!<(_ _)>
Posted by Rach at 2019年02月06日 16:42
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