2008年03月31日

ジョーイのダンスの経歴 フレンズ3-12その13

ダンスシーンはないと思っていたジョーイに、
ディレクター: Joey, all the roles gotta dance a little. But believe me, with your dance background, it'll be a piece of cake. (ジョーイ、全ての役柄は少しはダンスを踊らないといけないんだ。でも、信じてくれ、君のダンスの経歴だと[経歴を考えると・照らし合わせると]、お茶の子さいさいだよ。)
[Scene: Chandler and Joey's, Chandler is reading Joey's resume.]
チャンドラーとジョーイの部屋。チャンドラーはジョーイの履歴書を読んでいる。
チャンドラー: "Three years of modern dance with Twyla Tharp"? "Five years with the American Ballet Theatre"? (「トワイラ・サープの元でモダンダンスを3年」? 「アメリカン・バレエ・シアターで5年」?)

piece of cake は「楽な仕事、お茶の子さいさい」。
フレンズ2-22その5 でも、cake の話題が出たついでに、a piece of cake という言葉について触れています。

ディレクターは、with your dance background と言っています。
ジョーイのダンスの経歴? そんなのあるの? 聞いたことないなぁ…と観客が思った瞬間に画面がカットします。
みんなが「?」と思った瞬間に、チャンドラーがその経歴を読み上げる、そのタイミングが絶妙ですね。

こういう画面の急なカットというのは映画やドラマでよくあります。
誰かの質問に対する答えを、別の場面で別の人が答えている、というような。

チャンドラーが見ているのは、ブロマイドのような headshot (head shot) 「顔写真、履歴書用の写真」ですね。
その裏に本人の履歴・経歴が書いてあるようです。
headshot については、フレンズ2-14その1 でも触れています。

with your dance background, it'll be a piece of cake. 「君のダンスの経歴なら、(ダンスパートは)お茶の子さいさいだよ。」と言われた後に出てくる経歴ですから、出てきたその固有名詞を知らなくても、それがかなりすごい経歴であることは、日本人の我々にも想像できますよね。
何となく名前を聞いただけでも「すごそう」という感じが伝わってくるのですが、それがわかって笑えれば、それで十分なのです。

でも、それがどれだけすごい経歴かがわかっていたら、余計に笑えるでしょうね。
明日、その具体的な固有名詞について説明します。


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posted by Rach at 20:01| Comment(0) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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