(phone rings)
電話が鳴る。
チャンドラー: All right, I have to get that. But, no no. (answering phone) Hello? (listens) (happily) Hi. Yeah listen, I'm, I'm in need of a stripper and I was told that you do that. (listens) Let me ask you this. What, what do you do for the extra hundred? (listens) So would I, would I have to provide the grapes? (わかった。俺はその電話に出なくちゃ。でも、(とにかくお前のそのダンスは)だめだめ。[電話に出て] もしもし? [電話を聞いて幸せそうに] そうなんだ、俺はストリッパーが必要で、君がそれ[ストリッパー]をするって聞いたから。 [聞いて] これを質問させて。あと100ドル出せば何をしてくれるの? [聞いて] それじゃあ、(もしそれをしてもらうには)俺はぶどう(グレープ)を用意しないといけないわけ?)
チャンドラーのセリフから、電話の相手は、いとこのバチェラー・パーティーに来てもらうストリッパーであることがわかります。
「あと100ドル」で何か「特別なこと」をしてくれるようです。
そしてそれにはぶどうが必要なようです(笑)。
観客は笑っているのですが、そのぶどうを使って具体的にどういうことをするのかわかって笑っているのか、または、何かしらエッチなことに使うんだろうなぁ…と想像してそれだけで笑っているのか、どっちなんでしょうねぇ?
ここも、あまり詮索しないでおきます(笑)。
モニカ: (entering) Hi. (はーい。)
フィービー: Oh, how was last night with Julio, senorita? (昨日のフリオとの夜はどうだった? セニョリータ?)
モニカ: It was soo amazing. He's so sexy and smart, which makes him even sexier. Oh gosh, I gotta tell you this. Last night we were fooling around and all of a sudden he stops to write a poem. (とっても素晴らしかったわ。彼はとってもセクシーで賢いの。それが彼をよりいっそうセクシーにするのね。あぁ、そうよ、これをあなたに言わなくちゃ。昨日の晩、私たちはいちゃいちゃしていたんだけど、彼は突然それをやめて、一篇の詩を書き始めたの。)
ジョーイ: Get out! I couldn't stop if a meteor hit me. (冗談だろ! もし隕石が俺にぶつかったとしても、俺なら止められないぞ。)
"senorita means" で検索すると、スペイン語で、Miss, young woman などの意味だと出ています。
お嬢さん、みたいな呼び掛け語のようですね。
山下智久くんの「抱いてセニョリータ」という曲もありますし、日本語でもカタカナで時々見かけますので、そういうニュアンスだというのはおわかりの方も多いでしょうね。
フリオがスペイン語圏の人だと知っているからわざとモニカにそう呼び掛けているのですね。
男性を形容する言葉として、「セクシーでスマート(賢い)」というのは最高の褒め言葉かもしれません。
スマートなところが余計に彼をセクシーにさせる、セクシーに感じさせる、と言っていますね。
そういう深遠でミステリアスなところが余計に興味をかき立てるみたいなことでしょう。
いちゃついている最中に、フリオが突然それをやめて詩を書き始めたという話を聞いて驚くジョーイ。
Get out! は「ばかな!、冗談言うなよ!」。
フレンズ2-24その8 にも出てきました。
その後のジョーイのセリフは、現実にはあり得ない、という意味で「仮定法過去」が使われていますね。
if a meteor hit me の hit も、a meteor という単数形で hits ではなく hit となっていることから、これが過去形であることがわかります。
エッチ、またはいちゃいちゃしている最中に、隕石がぶつかるなんてことはありえないので、couldn't と hit という過去形がそれぞれの節で使われているわけですね。
モニカはいきなり詩を書き始めたところが素敵、ロマンチスト、さすがは詩人ねぇ、みたいに思っているのですが、男性のジョーイとしては、そーゆーことをしている時に、途中でそれをやめるなんて信じられない、と言ってびっくりしているのですね。
隕石まで持ち出して、俺ならやめない、やめることなんかできない、というのが、いかにもジョーイらしい発言です。
(Rach からのお願い)
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2008年04月03日
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