2008年04月28日

ジンボリー フレンズ3-12その33

バチェラー・パーティーで会ったストリッパーとプレイデート(子供同士が遊ぶ約束)をするというロス。
ロス: Ah, yeah, yeah. Umm, we started talking after she y'know, did her thing. And it turns out she's got a boy about Ben's age. So we're gonna take the kids to a Gymboree class. Why, is that okay? (あぁ、そうそう。僕と彼女は話を始めたんだ、彼女が、ほら、彼女の仕事をした後でね。そして、彼女にもベンくらいの年の男の子がいるってわかってね。だから、僕らは子供たちをジンボリークラスに連れて行く予定なんだ。ねぇ、それで構わないだろ?)
レイチェル: Sure. Is she married? (もちろん。彼女は結婚してる?)
ロス: Ahh, no. (あ、いいや[してない])
レイチェル: Oh. (starts shaking the sugar down in a packet really hard.) (まぁ。[小さな包みの中の砂糖を実に激しく下に振り始める])
ロス: Are you jealous? (君は妬いてるの?)
レイチェル: Noo. (いいえ。)

さりげなく、after she y'know, did her thing. と言っているのが面白いですね。
彼女はストリッパーなので、did her thing とは、彼女の仕事をした、つまり、ストリップの仕事をした後、ということですが、はっきりそうは言わずに、「わかるだろ、彼女の仕事・用事が済んだ後で」と表現しているのです。
出番が済んだ後、彼女とちょっと話をしたんだ、ということですね。

a Gymboree class 「ジンボリークラス」について。
日本語のサイトで「ジンボリー」に関するものを見つけました。
Gymboree Play & Music
ジンボリーの詳しい内容については、そのサイトの以下のページに詳しく書いてあります。
ジンボリー プレイ&ミュージックとは?
親も一緒に参加するクラスのようですね。
アメリカが発祥だそうです。
私は「ジンボリー」という言葉を全く知らなかったのですが、有名なのでしょうか?
ロスは何気にジンボリーという名前を出していますが、それが「親が一緒に参加する、子供たちが遊びながら学ぶレッスン」のようなもの(?)だと、観客も皆わかっているのでしょうね。

彼女は独身だと聞いて、神経質にシュガーの袋を振っているレイチェルが面白い、というか可愛いです。
イライラしているのがわかりますね。
"Are you jealous?" (君は妬いてるの?)だなんて、それを言うのが嬉しそうなロスです。
フレンズ3-12その30 で、マークにジェラシーを感じているロスに対して、レイチェルは以下のようなことを言っていましたね。
レイチェル: It just seems to me, though, that if two people love each other and trust each other, like we do, there's no reason to be jealous. (だけど、私にはこう思えるの。私たちのように、もし二人の人間が互いに愛し合っていて、互いに信頼し合っているのならば、ジェラシーを感じる理由なんてない、って。)
そんな風に断言した以上、ロスが他の人とプレイデートをするからと言って、焼きもちを焼くわけにもいきませんよね。
ですからレイチェルは「焼きもちなんか焼いてないわ。」と否定するしかありません。
その後のセリフで、何に対してひっかかっているかについて、くどくど説明することになるのですが…。
立場が逆転し優位に立ったロスは、ちょっと余裕を見せていますね。


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posted by Rach at 12:53| Comment(2) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Gymboreeは今では子供服の有名ブランド(NASDAQ上場)として知られていますが、元々はスクリプトに出てきた子供向けの教育サービスがビジネスのきっかけとなっています。
gymboreeはjamboreeを文字った造語だと思います。ジャンボリーはもともとアメリカの昔のスラングで大騒ぎとかお祭り騒ぎの意味があり、転じて大きな集会を意味するようになりました。ボーイスカウトの世界的な交流会や(60年代の)フォークの野外コンサートでは集会名にジャンボリーという言葉が使われています。gymboreeも俗語としてto have an exiting parade of fun(urbandictionary.comより)という意味があるようですが、スクリプトに出てきた教育サービスはgymnastics+jamboreeではないかと思います。
携帯からアクセスしているのでGymboree社のホームページを確認できていません。もしかすると、ブランド名の由来が紹介されているかもしれませんね。
Posted by わみわみ at 2008年04月30日 01:53
わみわみさんへ
またまた貴重な情報、ありがとうございます!

Gymboree.com - Children's Clothing: Kids' Clothing & Children's Clothes at Gymboree
http://www.gymboree.com/
というジンボリーの公式サイトでは、子供服が紹介されていて、私が上の記事でリンクしている Gymboree Play & Music のサイト(こちらは英語版)へのリンクもありますね。
まずは、子供服のブランドとして有名なのかぁ…。どうして私は知らなかったのかなぁ?…というより、きっとサーチした検索結果に子供服も出てきたはずなのに、どうしてそっちには目が行かなかったのかなぁ?(笑)

jamboree は辞書に載っていますね。アクセントは最後の「リー」の方にあるようですね。

Wikipedia 英語版: The Gymboree Corporation
http://en.wikipedia.org/wiki/Gymboree
というページもありますね。そこにも、the Gymboree Play and Music Program のことが書いてありました。
公式サイトにも、ウィキペディアにも、ブランド名の由来は書いていないようでした。が、おっしゃるように、gymnastics 「体操、体育」+ jamboree が由来なのだろうと私も思います。

いつもためになる情報、本当にありがとうございます。大変勉強になりました!
Posted by Rach at 2008年04月30日 09:43
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