2008年06月06日

testyに隠された意味 フレンズ3-13その27

(Robert walks away and the guys all start laughing in front of Phoebe.)
ロバートは歩いて向こうへ行き、男性陣はみなフィービーの前で笑い始める。
フィービー: What? (the guys keep laughing.) What? You guys, what is going on? Do you not like Robert? (the guys keep laughing.) Why are you laughing? (何? [男性陣は笑い続ける] 何? みんな、何が起こってるの? みんなはロバートが好きじゃないの? [彼らは笑い続ける] どうしてみんな笑ってるの?)
ロス: Calm down. There's no reason to get testy. (落ち着いてよ。怒る理由はないんだよ。)
(The guys start laughing harder.)
男性陣は、より強く笑い始める。
フィービー: You guys! Come on! (みんな! ねぇ!)
チャンドラー: We're sorry, We're sorry, it just seems that Robert isn't as concealed in the shorts area, as ah, one may have hoped. ([俺たち笑ったりして]ごめんよ、ごめん。ただ、ロバートは短パンのエリアで、人が望んでいたようには隠されていなかったみたいなことなんだ。)
フィービー: What do you mean? (どういうこと?)
ロバートが座る。
ジョーイ: Hey Robert, could you ah, ha, pass me those cookies? (ねぇ、ロバート、そのクッキーを僕に取ってくれる?)
ロバート: Sure. (いいよ。)
(He puts his leg up on the table to pass Joey the cookies, and Phoebe sees what the guys are laughing at, and gasps.)
ロバートはジョーイにクッキーを渡すために、足をテーブルに乗せる。そして、フィービーは、男性陣が笑っている対象物を見る。そして息を飲む。)

testy を辞書で調べると、「短気な、怒りっぽい」という語義が載っています。
get testy は「イライラする、カッとなる」。
ロングマン現代英英辞典では、
testy: impatient and easily annoyed
と出ています。

ここでは、上のト書きにもあるように、testy という言葉を聞いた後、男性陣がさらに大きく笑っています。
ということは、この testy には何か別の意味も含ませてある、ということのようですね。

スラングに強い Urban Dictionary では、以下のような語義が載っていました。
Testy: A slang nickname for an individual who has more than 2 testicles
つまり、「2つより多くの[3つ以上の]睾丸を持った人に対するスラングのニックネーム。」

Urban Dictionary の語義はかなり過激なものが多いので、ここでヒカないでいただきたいのですが…。
えーっと、ここでのポイントは、「ロスの言った testy という言葉がそういう意味なのかぁ…」ではなく、「testicles (睾丸)に関係するニックネームだから、testy である」ということです。
実際、ロバートはソレが3つ以上あるわけではないでしょうし、ただソレを露出しているだけです。
この Urban Dictionary の語義を見ることで、testy というのは、testicle から来た言葉なのか、と気付くことが大切なのですね。

みんなが笑っている理由がわからずに「理由を説明してよ!」と怒っているフィービーに対して、get angry などではなくて、get testy と言っているところが、ジョーク・しゃれになっているわけですね。
testicle を連想させる testy という形容詞を使うことで「そりゃいいや!」みたいな感じで、男性陣はますますウケてしまう、ということです。
例えば日本語でも、大事な部分を露出してしまうという事件があった時に、「とんだ”チン事”(珍事・椿事)だったな。」みたいなしゃれを言う場合があります。それと同じ感じかな、と。

We're sorry. は、みんなを代表して謝っている感じです。
俺たち寄ってたかってバカにしたみたいに笑ってゴメン、と「俺たち複数」のごめんの気持ちを述べた言葉なんですね。

conceal は「…を隠す」という風に物理的に隠すことも言いますが、「…を秘密にする」という意味もあります。
人が、つまりは俺たちが願っていたようには隠れていない、俺たちが思ってもみないほど、あらわになっていた、みたいなことでしょうか。
ロバートは、ショーツのエリア、つまりパンツの中で、思ってもみないほど、あけっぴろげになっているんだ、みたいなことですね。
この表現は、「ショーツエリア」とかなり直接的に言っているような気もするのですが、フィービーは全くそのことに気付いていません。
まさかそんなことでみんなが笑っているなんて、夢にも思っていないのでしょう。
実際にその現場を見て初めて、ハッと息を飲むのですね。


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posted by Rach at 12:48| Comment(0) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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