2008年06月09日

見せびらかしているように感じる フレンズ3-13その30

[Scene: Central Perk, Robert is picking up Phoebe for a date.]
セントラルパーク。ロバートはデートのためにフィービーを迎えに来ている。
ロバート: Hey. (やあ。)
フィービー: Hey. Ooh! Don't sit down. (はーい。あぁ! 座らないで。)
ロバート: Ready to go to the batting cage? (バッティングケージに行く準備はいい?)
フィービー: Yeah, you bet. And first, here's a gift. (えぇ、もちろん。それで、最初に、これ、プレゼントよ。)
ロバート: Oh! Wow! Hey! (わぁ、すごいよ。)
チャンドラー: Stretchy pants?! Those are the greatest things in the world! If I were you, I'd wear them every day, every day. (ストレッチパンツ?それは世界で一番素晴らしいものだね! もし僕が君ならば、僕はそれを毎日、毎日、はいちゃうよ!)
ロバート: Gee, thank you. Really, that's so nice. But um, to be honest, I don’t think I can wear these, they're so tight, I'd feel like I'm on display. I'm sorry. (あぁ、ありがとう。本当に素晴らしいよ。でも、正直に言うと、これをはくことはできないって思うんだ。そのパンツはすごくタイトで、自分がディスプレーされているような気がするんだ。ごめんよ。)
フィービー: That's all right, that's well, I'll figure.... (they start to leave as Joey enters.) (いいのよ。いいの。私は… [二人は出て行こうとする。その時、ジョーイが入ってくる])
ロバート: (to Joey) Hey! (やあ。)
ジョーイ: Hey! (starts to laugh.) How's it going? (やぁ。[(ロバートを見たので思い出し笑いのように)笑い出す] 元気?)
ロス: Good. (あぁ。)

座るとまたロバートの短パンの中が見えてしまうので、座らないで!というフィービーがおかしいです。

batting cage については以下のウィキペディアで。
Wikipedia 英語版: Batting cage
要は日本語のバッティングセンターのことのようです。
Wikipedia 日本語版: バッティングセンター にも、バッティングセンターという言葉が和製英語であると書いてあります。

フィービーがロバートにあげたのは、stretchy pants でした。
英辞郎には、
stretch pants=ストレッチ・パンツ
と出ていて、日本語でもわかる感覚ですが、セリフでは、stretch ではなく、stretchy と -y がついています。
stretchy は形容詞で「伸びる、伸縮性のある」ですから、「伸縮性のあるパンツ」ということですね。
確かに正しくはこちらの方が正解な気はします。(どっちでも通じるとは思いますが)

前にも書きましたが、pants と複数形なので、代名詞も those (are), (wear) them になっているのに注目しましょう。
If I were you, I'd wear them は「仮定法過去」。
If I were a bird と同じで、僕が君になることは不可能だけれども、もし僕が君ならば、と仮定して話をしているのですね。
「僕だったら毎日はいちゃうよなぁ。それ最高!」とすすめるフリをしておいて、「お願いだから毎日はいてくれよ!」と心の中でお願いしている感じですね。

that's so nice の that は単数形なので、パンツという複数形を指しているのではなくて、that はフィービーがしてくれた行為をさしているのでしょうね。
プレゼントをくれるなんてありがたいよ、素敵だ、みたいなことでしょう。

on display は「陳列して、展示して」。
display には「表に出すこと、誇示、見せびらかし」という意味もありますので、be on display だと「見える状態になっている、誇示されている」みたいな感じでしょうね。
そのパンツをはくと、それがとってもタイトだから、体のラインにぴったりフィットして、外からその形がはっきり見えちゃうみたいでいやなんだ、と言っているわけですが…。
でも実際は、中身が他の人たちに丸見えで、ラインどころかそのものズバリがすっかり見えてしまっている、on display 状態になっているので、余計にその display という単語に笑えてしまうわけですね。
ラインを気にするより、もっと気にすることがあるだろう!みたいなことです。

フレンズ3-13その8 で、jock 「スポーツマン、スポーツばかりしている人」という単語を解説しました。
そういう人がよくはいている局部用サポーターを、jockstrap といい、そこから jock という言葉が出来たようです。
今回の stretchy pants もそういう jockstrap のような役目を果たすパンツでしょうね。
スポーツマンは、そういうものをはくのが当たり前になっているのに、ロバートはそれをはくのをいやがっている、つまり彼は、jockstrap をはかない jock なわけです。
大事なところを守る意味でも、大事なところを露出しないためにも必要な下着なのに、「苦手なんだよね。」の一言で済ましてしまい、周りの人間をどぎまぎさせてしまっている…そこが面白いのでしょうね。


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posted by Rach at 11:02| Comment(0) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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