[Scene: Rachel's office, Rachel and a co-worker (Sophie) are dealing with the crisis.]
レイチェルのオフィス。レイチェルと同僚(ソフィー)は難題[危機]を扱っているところ。
レイチェル: (on the phone) No, no, no, I'm looking at a purchase order right here and it clearly states that we ordered the Riviera bikini in a variety of sizes and colors. And.... (listens) What does it matter what I'm wearing?! Can I please speak to your supervisor? (listens) Thank you. (to Sophie) We're holding. ([電話で] 違う違う違う。私はここで発注書を見ているのよ。そして、そこにははっきりと書いてあるわ。さまざまなサイズと色のリヴィエラビキニを注文した、って。そして… [聞いて] 私が何を着ているかが重要なの? あなたの上司と話ができるかしら? [聞いて] ありがとう。[ソフィーに] 今、保留中。)
purchase order は「発注書、注文書」。
TOEIC にもよく出てくる単語ですし、ビジネス英語での頻出単語でもあります。
日向清人先生の 即戦力がつくビジネス英会話 の p.90 にも purchase order は登場します。
そこでも、「クレームとその処理 DIALOG 苦情を言う Making a Complaint」の場面で登場していましたので、今回のレイチェルの電話と同じような状況ですね。
state は「(公式に)述べる、記載する」という意味ですから、it clearly states that... は「その(私が今見ている)発注書に、はっきり(that以下)と書いてある」ということです。
the Riviera bikini について。
Riviera (リヴィエラ、リビエラ)は地中海沿岸地方の名称のようです。
森進一さんの曲に「冬のリヴィエラ」というのもありました。
(全くの余談ですが、この曲、「作詞:松本隆、作曲:大瀧詠一」で、演歌ではなく、ニューミュージックやポップスに近い感じの曲でした。)
Wikipedia 日本語版: リヴィエラ に説明がありますが、「海岸の景勝地や避寒地」のイメージがあるようです。
Wikipedia 英語版: Riviera にも説明があります。
Riviera という言葉は、「特に暖かい地域の、観光客に人気の沿岸地域」を指すと書いてあり、The Italian Riviera(イタリアのリヴィエラ)と、The French Riviera(フランスのリヴィエラ)がある、とのことです。
ハイジ・クラインというブランドがあるようで、そこにいろんなビキニが載っています。
その中に、Riviera Bikini の写真もありました。
Bikinis : Heidi Klein
in a variety of sizes and colors は「さまざまなサイズや色で」。
サイズや色のバラエティーがある、という感じです。
in a variety of areas なら「さまざまな分野で」という意味になります。
今、着ているものを尋ねられているらしいレイチェルですが、きっと相手は若い男性で、レイチェルがえらい剣幕で怒っているので、それをなだめよう、もしくはからかおうとして、「ところで君は今、どんな下着を着てるの?」とでも尋ねたようなふしがあります。(ちょっとセクハラっぽいですが)
ビキニの流れから、そういう風に話を持っていったのでしょうね。
そんな風に「女の子」扱いされたことにムッとしたレイチェルは、あなたじゃ話にならないからとでもいうように、「上司を出して」と言っています。
hold は「電話を切らずに待つ」ということですから、今、黙ってるのは、相手の上司が出てくるのを待ってるところなのよ、と同僚に説明しているのですね。
頑張ってますねぇ、レイチェル。
(Rach からのお願い)
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2008年09月13日
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