2009年07月14日

人に合わせてただ頷くだけ フレンズ4-3その2

ジョーイの部屋に誰かが訪ねてきます。
セールスマン(The Salesman): (Entering before Joey can say anything) Good afternoon. Are you the decision-maker of the house? ([ジョーイが何か言う前に入ってきて] こんにちは。あなたはこの家の意思決定者ですか?)
ジョーイ: Uhhhh. (He's not sure) (あぁ…。 [確信が持てない])
セールスマン: Do you ah, currently own a set of encyclopedias? (あなたは、その、現在、百科事典を1セット、お持ちですか?)
ジョーイ: No! No. But ah, try the classifieds. People sell everything in there. (いや、持ってないよ。でも、ほら、広告欄を見てみたら? 人はそこであらゆるものを売ってるからさ。)
セールスマン: Actually, I'm not buying. I'm selling. Let me ask you one question. Do your friends ever have a conversation and you just nod along, even though you're not really sure what they're talking about? (実は、私は買おうとしているんじゃないんです。私は売ろうとしているんです。一つ質問させて下さい。あなたのお友達が会話をしていて、あなたはただそれに合わせてうなずくだけということはありませんか? その友達が話していることがあまりわかっていないにもかかわらず、です。)
(We go into a flashback sequence with Joey remembering some of those times.)
ジョーイがそういう時を思い出しているフラッシュバックの画面に入る。
[Cut to Monica and Rachel's apartment, all are there.]
モニカとレイチェルのアパートメント。全員がそこにいる。
ロス: I'm telling you, it's totally unconstitutional. (はっきり言って、それは全くの憲法違反[違憲]だよ。)
モニカ、チャンドラー、フィービー、レイチェル: Oh yeah, I totally agree. (Joey just nods his head.) (そうだ/そうよ。全く同意する。 [ジョーイはただ、うなずくだけ])

decision-maker は、make a decision する人、ということですね。
つまり、「決定する、決心する、決定を下す」人ということで、「意思決定者」という意味になります。
上のセリフでは、この家で決定権がある人、何を買うかなどの支出を決める権限がある人、ということになるでしょう。

あなたは decision-maker か?と尋ねられて、後ろを振り向き、あいまいな返事をするジョーイ。
ト書きにも He's not sure とあるように、自分が決定者である、という確信が持てない、そう言い切れないということだと思います。
(もしかすると、ジョーイのことですから、decision-maker という言葉の意味や意図がよくわからなかった、ということかもしれません…が、多分、上の方の解釈が正しいかと。)

特に今は、ジョーイの不注意から、家財道具一式を盗まれてしまった後なので、「俺はこの家で決定権がある人間だ!」と強く言えないようです。

セールスマンの男性は、百科事典セットを持っていますか?と尋ねています。
encyclopedia は「百科事典」。
日本語だとローマ字読みで「エンサイクロペディア」などと表記されますが、英語の発音は「インサイクラピーディア」という感じで、ピーにアクセントがあります。

ウィキペディア(Wikipedia)という言葉も、encyclopedia に関係がありますね。
Wikipedia 日本語版: ウィキペディア に、ウィキペディア(Wikipedia)という語の由来が書いてあります。
引用させていただくと、

ウィキペディアという語は、Wikipediaが使用しているMediaWikiと呼ばれるwikiソフトウェアの「Wiki」と、英語「encyclopedia」(百科事典)との合成語である「Wikipedia」を日本語として表記したものである。

ということです。
百科事典であることを示すために、-pedia という語尾がついているのですね。

見かけや口調、そしてこのセリフで、この人は百科事典のセールスマンであると普通はわかりそうなものですが、ジョーイはこの人が百科事典のセットを求めて、家々を訪ね歩いていると思ったようです(笑)。

俺は持ってないけど、それが欲しいのなら、新聞の三行広告欄などの「売ります」コーナーを見てみたらいいんじゃない? あそこには、ありとあらゆるものが売ってるからね、と、ちょっとかっこつけてアドバイスをしています。

「私は百科事典を買いたいんじゃなくて、売りたいんです」といい、握手するセールスマン。
ここから彼のセールストークが始まるわけですが、「友達の話の内容がわからないまま、うんうんとただうなずいているだけ、ってことはありませんか?」という質問は、日頃のジョーイのイメージにあまりにもドンピシャなので笑えますね。
nod along の along は「一緒に、同調して、合わせて」みたいなニュアンスです。

回想シーンに入る際にありがちな音楽も流れ、セールスマンが言ったような状況が回想されていきます。

unconstitutional は形容詞で「憲法違反の、違憲の」。
constitution が「憲法」ですね。
それは憲法違反だ、とみんなが同意する中、その内容についていけてないジョーイですが、憲法のどういう内容に反しているのかわからない、もしくは unconstitutional という言葉の意味がわからない、その言葉自体を知らない、ということかもしれません。


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posted by Rach at 07:21| Comment(0) | フレンズ シーズン4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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