2009年08月07日

nail ものにする、うまくやる フレンズ4-4その7

フランク・シナトラの Night and Day に合わせて、屋上でダンスの最後の仕上げをするトリーガーとジョーイ。
今回は上手くスピンも出来て、成功した二人は大喜び。
ジョーイ: We did it! (やったぞ!)
トリーガー: I know, we did it! Hey, that was incredible, huh? (そうだな、やったな! なぁ、今のはすごかったよな、だろ?)
ジョーイ: That was amazing! I mean, we totally nailed it! It was beautiful. (さっきのは素晴らしかったよ! つまり、俺たちは完全にものにしたんだ! 美しかった。)
トリーガー: Hey, listen. Thanks a lot, Tribbiani. (checks watch) Oh, my God! Look at the time. I gotta catch the bus to the ball. (なぁ、聞いてくれ。ほんとうにありがとう、トリビアーニ。[時計を見て] あぁ、いけない! こんな時間だ。舞踏会の会場までのバスに(間に合うように)乗らなくちゃ。)
ジョーイ: Oh well, okay, good luck. (あぁ、そうだな。よし、幸運を。)
トリーガー: Yeah. (あぁ。)
ジョーイ: Unless you wanna practice the fox trot again? Or-or the Tango? (もう一度、フォックス・トロットを練習したいのなら話は別だけど。それとか、タンゴとか?)
トリーガー: Ahh, thanks, but no. You see, I-I think I'm ready to dance with girls. (あぁ、ありがと。でもいいんだ。ほら、もう俺は女の子と踊れる準備ができてるって思うから。)
ジョーイ: Okay. (わかった。)
トリーガー: Yeah. (あぁ。)
ジョーイ: Go get 'em, Treeger. (女の子たちをものにしろよ、トリーガー。)
トリーガー: Right. (Starts to leave) Hey, ahh, you wanna come? Marge has a girlfriend. (オッケー。[行こうとする] なぁ、お前も行きたいか? マージには女友達がいるんだ[マージは女友達を連れてくるんだ]。)
ジョーイ: (intrigued) Really? ([興味をひかれて] ほんとか?)
トリーガー: Yeah, you could dance real good with her, she's the same size as me. (あぁ。ジョーイならその子とすごく上手く踊れるよ。彼女は俺と同じサイズなんだ。)
ジョーイ: No, I'm good. (遠慮しとくよ。俺は大丈夫だ。)

I did it! や We did it! は、何かに成功して「やったぞ! できたぞ!」という時の決まり文句ですね。
we totally nailed it の nail は「確実にものにする、うまくやる」という意味です。
nail は日本語のネイルからもわかるように、「爪(つめ)」の意味があり、また「くぎ」という意味もあります。
動詞として使うと「…をくぎ付けにする」で、そこから「…を動けなくする」という意味にもなります。
まるでくぎで刺したようにしっかり固定することから、「確実にものにする」という意味になるのですね。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
nail [verb]: (informal) to do something exactly right, or to be exactly correct
例) She nailed a superb jump.

つまり、「何かを完全に正しく行うこと、または完全に正しくすること」。
例文は、「彼女は卓越したジャンプを成功させた。」

トリーガーは時計を見て、I gotta catch the bus to the ball. と言っています。
舞踏会の会場までのバスがあって、そのバスの時間が迫っているから、それに乗り遅れないように、そのバスに無事に乗ることができるように、もう行かなくちゃ、というニュアンスですね。
フレンズたちは、どこかへ急いでいく場合、タクシーをつかまえなきゃ、とよく言っていますが、トリーガーはもっと節約型で、常にバスで移動する人のようです。
舞踏会用に正装をしているのに、移動手段はバスであるところが、トリーガーらしいのかもしれません。

最初はあんなにダンスの練習をいやがっていたのに、いつの間にかトリーガーとのダンスが楽しくなってきたジョーイ。
もう行くよ、と言うトリーガーに、Unless... 「…なら話は別だけど」と言いながら、別のダンスのステップを練習しないか?と誘います。
もう行く、って言うけど、あと少しの時間、練習していったらどうかな?、とすぐにここを立ち去る以外の選択肢を示す感覚ですね。
トリーガーはそのジョーイの申し出に感謝しつつも、ジョーイと練習したお陰で、もう女の子と踊れる度胸も自信もついたからこれ以上の練習はしなくても大丈夫だよ、と言います。

少し寂しそうにしているジョーイを見て、トリーガーは「ジョーイも良かったら一緒に来るか?」と誘います。
トリーガーが踊りたいマージという女性も、女性二人のペアで来るからさ、ということですね。

その後のトリーガーのセリフ、Yeah, you could dance real good with her, she's the same size as me. について。
前半で、「ジョーイはそのマージの友達とほんとに上手に踊れるだろう」と言っています。
real good は、really good の口語表現です。
そして後半で、その彼女についての説明がありますが、彼女はトリーガーと同じサイズ、つまり、かなりサイズの大きな女の子のようですね(笑)。
トリーガーには別に悪気(?)はなく、俺と上手く踊れたジョーイだから、そのジョーイなら、あの彼女とも上手く踊れそうだし、という意味もあって、ジョーイを誘ってみたようです。
前半部分だけを聞いていると、ジョーイがトリーガーと練習を重ねてきて、ジョーイ自身もダンスが上手くなったから、ジョーイも女の子とすっごく上手に踊れるさ、という意味で言っているのかと思いきや、「その子は俺と同じ大きさだから(俺と練習してきたジョーイならうまく踊れるはず)」というオチになっていた、ということですね。(トリーガーはジョークのつもりで言ったわけではないようですが)
一瞬、舞踏会に興味を持ったジョーイでしたが、トリーガーと同じサイズの女の子と聞いて、即座に遠慮するのがジョーイらしいです。


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posted by Rach at 06:44| Comment(2) | フレンズ シーズン4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
dance real good は強いて言えば、dance really well の口語的表現なのではないでしょうか?
Posted by 読者A at 2009年08月07日 13:56
読者Aさんへ
おっしゃる通りですね。
dance real good で、real good は、dance という動詞を修飾する副詞ですから、文法的には、really well 「本当に上手に」になるはずですよね。
really の意味で real を使っているだけではなく、well と表現する部分も good と表現している、つまり、really well と言うところを、口語表現で real good と言っている、という形になりますね。

ご指摘ありがとうございました。
Posted by Rach at 2009年08月10日 06:39
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