チャンドラー: Hey, by any chance did either of you pick uh Rachel for your Secret Santa, 'cause I wanna trade for her. (ねぇ、ひょっとして、君らのどっちかが、シークレットサンタでレイチェルを選んだ? (どうしてそういうことを尋ねるかって言うと)俺はレイチェルに交換したいんだ。)
フィービー: I picked her. Oh, thank God, you want her! Ooh! (私がレイチェルを選んだ。あぁ、ありがたいわ。チャンドラーは彼女を選びたいのね! やったー!)
チャンドラー: Wow! Why do you want to get rid of her so badly? (わぁ。フィービーはどうしてそんなにひどくレイチェルから逃れたいわけ?)
フィービー: Because she exchanges every gift she ever gets, it's like impossible to get her something she likes. Come on, let's trade! (だって、レイチェルは自分がもらったあらゆる贈り物を交換するんだもん。まるで、レイチェルが好きなものを彼女にあげることは不可能、って感じね。ねぇ、トレードしよう!)
チャンドラー: Oh, that's not true! That's not true! I got her that backpack and she loved it. I remember how much she was crying the day when that big dog ran off with-- (notices the look on Monica and Phoebe's faces.) Oh, there was no big dog. (あぁ、そんなことないよ! そんなことないよ! 俺はレイチェルにあのバックパックをあげて、彼女はそれをとても気に入ってた。俺、覚えてるよ。彼女はあの日、泣いてたんだ。あの大きな犬がそのバックパックをもった[くわえた]まま走って逃げて… [モニカとフィービーの顔に浮かぶ表情に気づく] あぁ、大きな犬は存在しなかったのか。)
pick は「選ぶ、選択する」ですが、シークレットサンタの担当は恐らくくじか何かで決めたのでしょうから、自分の意思で選んだのではなく、レイチェルのくじを引いた、レイチェルに当たった、レイチェルの担当になった、という感じでしょう。
レイチェルに当たった人がいたら、俺と代わってくれ、と言われて、レイチェル担当のフィービーは大喜び。
あまりに喜ぶので、レイチェルをいやがる理由があるのか?とチャンドラーは尋ねます。
フィービーの説明では、レイチェルは人からもらったプレゼントをことごとく店に行って別の品物に交換する、とのこと。
確かに、これまでフレンズを見てきた方なら、なるほど!と思える発言ですね。
フレンズ1-24その4 では、モニカからの誕生日プレゼントを別のスカートに交換していましたし、フレンズ2-22その7 では、誕生日に当時の恋人ロスがくれたイヤリングを喜びながらも、ロスが交換してもいいよと言うとさらに喜ぶという正直な面(笑)を見せていました。
「すべて交換しちゃう」というのは言い過ぎじゃない?と言うチャンドラー。
フィービーが大喜びで、Come on, let's trade! と言いながらピョンピョン飛び跳ねているのを真似て、チャンドラーも Oh, that's not true! That's not true! を飛び跳ねながら言っているのが面白いですね。
小学生の女の子同士の会話のようです。
俺のあげたバックパックは気に入っていて、彼女はそれが大きな犬にもって行かれた時に、大泣きしてただろ…と言いかけるのですが、フィービーとモニカは口をキュッとつぐんで、「チャンドラー、それは違うのよ」という顔をしています。
その顔を見て、レイチェルが言っていた「大きな犬があのバックパックをくわえたまま、走って逃げちゃったの…」という話は嘘だったということに気づくわけです。
結局、そのバックパックも、犬にとられたと嘘をついて、店で別の物と交換していたということですが、「犬がくわえて逃げた」という話がなんとも嘘くさいので、フィービーとモニカのその表情だけで、観客もレイチェルの話が作り話だとわかる、という仕組みですね。
(Rach からのお願い)
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2009年09月22日
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