2011年02月05日

便利屋の彼にありがとうを フレンズ5-15その3

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以前、裸のブ男が住んでいた部屋に、ロスは引っ越してきます。
その部屋でフィービーと話していると、同じアパートメントの住人の一人がやってきます。
男性(Guy): Welcome to the building. I'm uh, Steve Cera, President of the tenants' committee. (このビルへようこそ。私は、あー、スティーブ・シーラ、このアパートの自治会のプレジデント[会長・理事長]だ。)
ロス: Oh, hi! Ross Geller. And this is my friend Phoebe. (あぁ、こんにちは! ロス・ゲラーです。そして、こちらは僕の友達のフィービーです。)
スティーブ: Oh, hi, Phoebe. (おぉ、こんにちは、フィービー。)
フィービー: Mr. President. (ミスター・プレジデント[大統領閣下]。)
スティーブ: I came to talk to you about Howard. (ハワードのことで君に話をしに来たんだ。)
ロス: Howard? (ハワード?)
スティーブ: Yeah, he's the handyman. He's gonna be retiring next week and everyone who lives here is kicking in a 100 bucks as a kind of a thank you for all the hard work type of thing. (あぁ、彼は便利屋だ。彼は来週退職することになってるんだ。それでここに住んでいるみんなが、そういう大変だった仕事に一種の感謝の気持ちとして、100ドルずつお金を出し合うんだ。)
ロス: Oh, that's nice. (あぁ、それは素敵ですね。)
スティーブ: Yeah. So, you want to give me a check, or...? (そうなんだよ。それで、君は小切手で渡したいか、それとも…?)
ロス: Oh. Uhh.... (あぁ、あのー・・・)
スティーブ: Oh, look, you don't have to give it to me right now! You can slip it under my door. (あぁ、ねぇ、今すぐに渡してくれなくてもいいんだよ! 僕のドアの下に挿し込んでくれたらいい。)
(Points to his apartment across the hall.)
廊下の向かいにある自分のアパートメントを指差す。
ロス: No, no, it's not that, it's just... I-I just moved in. (いえ、いえ、そうじゃなくて、ただ…僕は、僕はたった今、越して来たばかりで。)
スティーブ: Well, the guy's worked here for 25 years. (ふーん、その人はここで25年間働いてくれてたんだ。)
ロス: Yes, but I've lived here for 25 minutes. (そうですね、でも僕はここに25分間しか住んでません。)
スティーブ: Oh, okay, I get it. (Starts to leave.) (あぁ、オッケー、わかったよ。 [立ち去ろうとする])
ロス: Wait. Look, look! I'm sorry, it's just I've never even met Howard. I-I mean I don't know Howard. (待って。ちょっと、ちょっと! 申し訳ないんですが、ただ、僕はハワードに会ったこともないんですよ。僕が言いたいのは、僕はハワードを知らない、ってことです。)
スティーブ: Howard's the handyman! (ハワードはハンディ・マン[便利屋]だ!)
ロス: Yes, but to me he's just "man." (そうですね、でも僕にとっては彼はただの「マン」[人]だ。)
スティーブ: Okay. Fine. Whatever. Welcome to the building. (Exits.) (わかったよ。結構だよ。何でもいいさ。このビルにようこそ。 [出て行く])
ロス: (To Phoebe) Ugh, can you believe that guy? ([フィービーに] あー、あの男、信じられる?)
フィービー: Yeah. I really like his glasses. (そうね、私、彼の眼鏡、ほんとに好きだわ。)

この丸メガネをかけた人を演じているのは、Sex and the City で、キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)の友人スタンフォードを演じていた俳優ウィリー・ガーソンさんですね。
SATC では、ゲイの役を演じていたのも印象的でした。

tenant は「テナント」という日本語になっているように、「借家人」のことですね。
この場合は、ここのアパートメントの部屋を借りている居住者、アパートの住人たちのことで、彼は President of the tenants' committee 、つまり、その委員会の会長、ということですから、日本語風に言うと、「アパートの自治会の会長」という肩書きになるでしょう。

ロスも自分の名前を名乗って挨拶し、隣にいるフィービーも紹介しています。
そして、フィービーもその自治会長さんに挨拶するのですが、そのセリフ、ベタながら笑ってしまいました。
president という言葉そのものは、いろいろな組織の「長」を指す言葉で、国の政治においては「大統領」、その他にも、「(協会の)会長」「(会社の)社長」「(大学の)学長、総長」など、いろいろなトップの人を指す肩書きになります。
が、Mr. President というのは、大統領に対する呼び掛け語として使われる言葉ですよね。
相手が「プレジデント」だと名乗るので、「大統領(閣下)」を意味する呼び掛け語の Mr. President を使い、うやうやしく挨拶したフィービーのオトボケな感じを楽しみたいところです。

相手のスティーブは何だか戸惑った顔をしていますね。
この人、変わってるなぁ、と内心思っているのでしょうが、私自身は、このフィービーの「小ネタをかました」ようなジョークが結構気に入りました(笑)。

自治会長のスティーブは、ハワードのことで話をしにきたと言っています。
handyman というのは、いわゆる「便利屋、よろず屋」のこと。
Macmillan Dictionary では
handyman : someone whose job is to repair things and do other types of practical work in people's houses
つまり、「人々の家で、ものを修理したり、他の実際の仕事[実際に体を動かして行うような仕事]をするのが仕事である人」。

handy という形容詞は、「便利な、使いやすい、役に立つ」。
また、be handy with something, be handy at doing something だと「(人が)…(の扱い)がうまくて、器用で、上手で」という意味になります。

kick in は「(分担金などを)出す、お金を寄付する」。
as a kind of a thank you for all the hard work を直訳すると、「そのすべての大変な仕事に対しての一種の感謝として」というところでしょうか。

as a token of one's gratitude for 「…への感謝のしるしに、…のお礼に」というお決まりフレーズがありますが、それをもっと柔らかく表現したようなものでしょう。
柔らかい日本語にすると、「すべてのハードワークへのありがとうの気持ちとして」という感じですね。

ハワードが退職すると聞いて、住民たちはみんな100ドルずつお金を出し合って、これまでの仕事に対しての感謝の気持ちを示す、と言っています。
そのハワードが、これまで、アパートの住民たちの日常の様々なトラブル(排水溝が詰まった、電気がつかない、電化製品・家具が壊れた、などなど)をいろいろ解決してくれた、彼がいてくれたお陰で僕たちはすごく助かってたんだよね、と言っていることがわかります。
まさに「便利屋、よろず屋」として、住民たちの役に立ってくれていた、ということです。

その話を聞いて、「それは素敵ですね」と返事するロスですが、相手のスティーブは、check 「小切手」という単語を出しています。
小切手で渡したいかそれとも…という彼の質問で、スティーブは越してきたばかりのロスにも、そのカンパを求めていることがわかりますね。
ロスがもごもご言っていると、相手はお金をすぐには用意できないと思ったのか、ドアの下に挿し込んでおいてくれたらいい、と言っています。
相手に自分の意図が伝わっていないのに気付いて、ロスは、it's not that... it's just... 「…ではなくて、ただ…で」というフレーズを使って、自分の言いたいことを説明しようとしています。
「僕は越してきたばかりなので…」というセリフでロスの言いたいことを理解したスティーブは、「そうは言っても、ハワードはみんなのために25年間も働いてくれてたんだ」と言います。
25年間という数字を出した相手に対して、「自分はここに住んで、まだたったの25分しか経ってないんですけど」と返すのがロスらしいですね。

不満そうに去ろうとするスティーブに、「だって僕はハワードに会ったこともない、彼のことは知らない」とロスは言います。
「さっき説明したように、彼は便利屋(handyman)なんだよ!」と言うスティーブに、「みんなにとってはそうでしょうが、僕は彼に何か仕事をしてもらったわけじゃない、僕にとってはただの man 「人」です」というロスにも笑ってしまいます。

Fine. Whatever. という捨て台詞を残して去るスティーブ。言葉では、Welcome to the building. と言いながらも、全く歓迎していない様子もありありと出ています。
横でやり取りを見ていたフィービーに、「あの男、全く信じられないやつだよね」みたいに言うロスですが、フィービーの興味は彼の個性的な眼鏡にあったようで(笑)、そのトンチンカンさもまたフィービーらしいところですね。


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posted by Rach at 08:44| Comment(0) | フレンズ シーズン5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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