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フレンズ5-17その6 のコメント欄 で、「フレンズを鑑賞しながら、どのようにして微妙なニュアンスを理解できるようになったのか?」というご質問がありました。
私自身がどこまで「微妙なニュアンスを理解できているか」ということは、自分では正直よくわかりませんが、英語学習を続けて、このようなブログを書き続けている間に、「前よりもわかるようになってきた」という実感はありました。
このブログではこれまでDVD学習法についての記事をいくつも書いてきましたが、「このブログを5年半以上続けてきた私が、今、改めてその学習法について思うところ」を今日は記事として書きたいと思います。
まず、過去記事で参考になる部分をご紹介します。
海外ドラマのDVDを使った「Rach流DVD学習法」については、カテゴリー: DVD学習法 で、説明させていただいています。
その学習法の一番基本的な部分は、「DVDの字幕や音声をいろいろ切り換えて見ることで、英語のニュアンスを掴む」ことなのですが、その切り替え方法については、その「カテゴリー: DVD学習法」の記事をずっと下にスクロールしていただいて、一番下から3つ分の記事である、「DVDの音声と字幕(その1)〜(その3)」で説明しました。
ここで改めてその方法について述べますと、Rach流DVD学習法には、「完全5段階」と「はしょる3段階」があります。
完全5段階は、
1. 英語音声、字幕なし (必ず「“ネタバレ禁止”状態」で)
2. 英語音声、英語字幕
3. 英語音声、日本語字幕
4. 日本語音声、英語字幕
5. 英語音声、英語字幕 (ここで英語の意味を自分で調べる)
はしょる3段階は、
1. 英語音声、字幕なし
2. 日本語音声、日本語字幕
3. 英語音声、英語字幕
(はしょる3段階の場合でも、最初は「ネタバレ禁止状態で」と、最後は「英語の意味を自分で調べる」というのは同じ)
DVD学習法をまとめた拙著でも、この方法をご紹介しましたが、誤解のないように言っておきたいのは、「5回見なければいけない」と言っているのではない、ということです。
まず一つの方法として「5段階」をご紹介しただけで、「(はしょる)3段階」で十分であることを、ここで改めて強調させて下さい。
私が完全5段階をまず最初に紹介したのは、「英語字幕」「日本語字幕」「日本語音声」によって得られる情報の種類が違う、ということを一度じっくり感じていただきたかったからです。
詳しくは拙著で説明しましたが、「英語字幕」では「音だけではわからなかったものが文字にするとわかる」ことに気づくことができますし、「日本語字幕」は内容を簡潔に伝え、ダブルミーニングのような英語のだじゃれを言葉にルビ(ふりがな)をふることで示すことができます。
また「日本語音声(吹替)」は、文字数制限のある字幕では出し切れないような細かいニュアンスを表現することができます。
そういう情報の質の違いを一度理解してもらった方が、その後の情報の読み取りに役立つと考えたので、「まずはとりあえず5段階で」と書いただけです。
ですから、「はしょる3段階では不完全だ」と言っているわけではなく、「必要な段階は全て、はしょる3段階に含まれている」と思って下さい。
また、最初の「英語音声、字幕なし」は、「ネイティブと同じように見て今の自分がどこまでわかるか?」を確認するという段階です。
今の自分は英語の音声だけでどこまでわかるか、もしくはどれほどわからないか、というのを自分自身でしっかり認識しておくべきだと思うからです。
それを知ることで、今後「少しずつわかってくる」感覚がよりはっきり感じられると思うのですね。
それを考えると、もう日本語で何度も見ているようなお気に入りの作品を、無理に「英語音声、字幕なし」で見る必要はありません(もうすでに「ネタバレ」しているわけですから…)。
そういう大好きな作品なら印象的なセリフもたくさんあるでしょうから、実際に英語字幕を出してみて、「あの名セリフの原文は、こういう英語だったのか!」とじっくり確認する作業に時間を割いた方が良いでしょう。
拙著でも「自分なりに「カスタマイズ」する」ことについて述べましたが、誰かが言った方法を鵜呑みにしてそっくり真似するのではなく、その行為の意味を考えた上で、自分にとって無駄な作業は省き、柔軟にフレキシブルに対応することもまた、学習する際の大切な心構えです。
はしょる3段階では、「日本語音声、日本語字幕」という、一見、英語学習とは完全に離れてしまっているような段階が入っていますが、この部分で、キャラクターの立場や気持ちを含めた、「話の流れ、会話の流れ」をしっかり掴んでいただきたいと思います。
映画館で字幕つきの映画を見るノリで、「日本語字幕、英語音声」でDVDをご覧になる方は多いと思うのですが、日本語音声(吹替)で聞いたセリフのイメージは、オリジナルの英語のセリフを解釈する際に、思った以上に役立つものです。
そういう意味でも、この段階では徹底して、「話の流れ、セリフのニュアンスを日本語で掴む」ことに集中していただければと思います。
つまり私は、英語のセリフのニュアンスを掴むのに、「DVDの日本語訳」を大いに参考にさせていただいていた、ということです。
もちろん、字幕の文字数制限、口パクに合わせるための吹替の秒数制限などもあり、必ずしも英語の意味が日本語に完全に訳し切れているわけではありません。また、文化的背景の違いなどから直訳しても日本人には笑えない(日本人にはその面白さが伝わらない)部分については、大胆に意訳されている場合もありますので、それが英語のセリフの「答え」であるとは限らないのですが、それでもその日本語訳は「大きなヒント」となるものです。
逆に、直訳されていない部分は、表現は悪いですが、「プロの翻訳者が日本語に訳すのは難しいとあきらめたところ」なわけですから、その部分がわからないからと言って落ち込むことはありません。
まずはヒントを使ってわかる部分から取り組んで行く、という姿勢が大切だと思います。
DVD学習法は、生きた英語を大量に浴びる、という意味で、留学や英会話学校に匹敵するような効果が期待できます。
そして、英語の意味を理解するための「ヒント」が、DVDにはたくさん隠されている…恐らくここが、留学や英会話学校との大きな違いなんだろうと思います。
いくつか例を挙げますと、
1. 音だけではわからなかった言葉が、英語字幕となって文字化されているため、わからない言葉をその場で、辞書や文法書を使って調べることができる。
2. よく聞き取れなかった音は、巻き戻して何度も聞き直すことができる。
3. (必ずしも直訳されているとは限らないが)「日本語で言うとこんな感じ」という日本語訳があるので、そのイメージを英文解釈に役立てることができる。
実際にネイティブとの会話から英会話を学ぶ場合には、それはほとんど「音だけの情報」になっているはずです。
そういう場合は、わからない部分、気になる部分が出てきても、その全てを記録し、覚えておくことは不可能な気がするのですね。
言葉の全てをメモることはできないし、わからないからと言っていちいち会話を止めていたら、会話が成り立たない、もしくは相手が嫌がるからです。
わからないところで立ち止まり、じっくり調べることができる点が、DVD学習法の最大の利点だと私は思っています。
私は、何かを学ぶということは、「自分がどこがわからなかったかを知り、その弱点をつぶしていく、間違いを修正していく」という作業の繰り返しだと思っています。
いくら素晴らしい授業を受けても、何度テストを受けても、自分でしっかり復習する時間を設けなければ、自分の身につかない…というような一般論がありますが、それと同じことで、「質の高い、本物の、生の英語」に触れられたとしても、それを「きちんと消化し、吸収する」という作業があるかないかで、理解度が大きく違ってくると思うのですね。
「暗記する」のではなくて、「理解する」という作業が不可欠だと思うのです。
DVDには、英語字幕や日本語訳があるために、そういう理解するための「復習」の作業がしやすい、それが私が考えるDVD学習法の利点です。
また、言葉の意味というのは、前後の文脈があって初めて、その意味が考えられるものです。
ある程度の長さのリアルな会話をドラマのDVDを使って学ぶことで、「この流れだとこういう意味になるんだろうな」という推測がより楽になるのだろうと思います。
辞書には一つの単語やフレーズに複数の語義が載っている、つまり、同じ表現であってもいろいろな意味に理解できるわけですから、どんなにすごい辞書があったとしても、その意味がこれになるだろうと決める感覚は「前後の流れ」です。
ですから、「使える便利なフレーズ集」のようなものに載っている、それぞれ独立した単発のフレーズや言葉をたくさん丸暗記したところで、そういう「流れ」を意識して学んでいない間は、「決まり文句をつぶやくだけの”会話らしきもの”」を超えることができない気がしています。
ある程度、会話の流れがわかるようになってきた人には、そういうフレーズ集は語彙を増やすための大きな武器になるとは思うのですが、そういう流れもわからないまま決まり文句を覚えるだけでは会話は成り立たないと思います。
接客のためのマニュアル言葉を覚えても、それで言葉全体が豊かになるわけではないのと似ているでしょうか。
会話ができるようになるためにはたくさんの「本物の会話」を浴びなければならないと思います。
それも、相手がこう言えばこう返す、というような一問一答、質疑応答レベルの短さではなく、「ある程度の長さのある複数のやり取り」をじっくり観察することが必要で、それが一番手軽にできるのが、海外ドラマや映画のDVDを見ることだと思います。
また、英語のコメディーを見続けることで、英語のジョークもわかってくるはず、と思います。
「日本に行ったことはないけれど、日本のアニメやマンガが大好きで、それを見て日本語を覚えた」という外国人の方々の話をテレビで見ることがありますが、それはごく自然なことだと思います。
好きなものを興味を持って見続けていれば、どんどん理解が深まると思うからです。
それが何かを学ぶ際の、一番基本的な気持ちだからです。
私自身、こういう学習法を続け、このブログを続けてくる中で、理解度が深くなってくるのを感じました。
その様子は、このブログの昔の記事と最近の記事を読み比べていただければ明白だと思います。
例えば、シーズン1の記事は、5年以上も前に書いたオリジナルの記事と、それから何年か経った後に追記の形で書いた記事があります。
また、コメント欄でのお返事も、5年前から現在に至るまで、いろんな時期に書いたものがあります。
記事やコメントを書いた「時期」を見ていただければ、昔に書いたものは、内容が「薄く浅い」ことに気づいていただけると思います。
初期の頃は、DVDの日本語訳を見て、「そういう意味なのかー」と思い、手持ちの辞書を調べてみたら、確かにそういう意味が載っていた…という程度のものだったと思います。
最初は「そういう程度」のものであっても、まずはそこから始めないといけません。
最初から全てを理解できるかのように錯覚してはいけません。
わかる部分を増やしていくことで、自分の中に知識のストックが増えてきて、今度は今まで自分が気づかなかった部分に注目できるようになってくるはずです。
最初はどうしても「使える便利なフレーズ」ばかりに目が行くものですが、それはそれで知識として蓄えて、それにプラスする形で、普段の何気ない会話のセリフをじっくり見つめてみることで、フレーズ集を丸暗記するだけでは学べない、深いニュアンスが理解できるようになってくると信じています。
私がずっとブログを続けているのも、昔の稚拙な記事やさまざまな間違いを読者の方々に見える形で残しているのも、そういうことを経てきて今の私がいる、ということをわかっていただきたいからです。
最初からいろんなことをわかっていた、知っていたわけではない、気になる部分で立ち止まり、調べ、気づき、修正し…の繰り返しでここまで来た、ということを知っていただけたらと思います。
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【関連する記事】
フレンズで英語の勉強なんて楽しそうですね。
早速やってみようと思います。
また遊びに来ますね!
コメントありがとうございます。
「楽しそう」と言っていただけて嬉しいです。「フレンズ」、または他のドラマや映画などのDVDを使って楽しく学んでいただけたら光栄です。
これからもよろしくお願いします。
学歴は、Rachさんと似てます。
英語を最近やりなおしました。
学生時代と英語力はだいたい同じくらいまでもってきました。
そこで、フレンズをiphoneに入れて通勤時間を使って勉強しようと思ってます。
以下の2通りのやり方を思いついたのですが、どちらの方がおすすめでしょうか??
1.毎日1エピソードをはしょるやり方でやる。週末は平日にこなした4エピソード(DVD一枚分)を再度復習する。1週間にDVD1枚のペースで進めて、14ヶ月後に一回り。
2.毎日1エピソードをはしょるやり方でやる。平日週末関係なく、毎日このペースで、8ヶ月で一回り。
以上、何かいいアドバイスをいただけたら幸いです。
仕事上、通勤時間(1日1時間半)しか勉強できませんが、毎日コツコツ続けられたらと思います。
コメントありがとうございます。
2通りのやり方を提示されていますが、私は後者の方が良いと思います。前者の「再度復習する」という段階はあえて必要ない気がするのですね。1つのエピソードを完璧にこなすことを考えるよりも、同じシリーズを1話ずつ進んでいくことで、何度も出てくる会話表現になじむ、という効果を期待した方が良いと思っています。
私自身も、特に「復習」の時間は設けずに、必要な段階をこなし、今の自分なりに調べて、ある程度納得できれば、次のエピソードに進みました。そうすることで、会話の頻出表現や、「英会話とはどういうものか」というような感覚が身に付いてきたように思います。
通勤時間を使っての英語学習、無理をされずマイペースで頑張っていただけたらと思います。
ご回答ありがとうございます!!
後者の方が、私自身も楽しく進めていけるような気がしておりました。
8割型理解できたら次に進む、というやり方で、
どんどん楽しみながら進めていこうと思います。
いつか英語の感覚が身に付いているといいです。
背中を押していただけたこと、感謝です。
ありがとうございました!!
こちらこそ、お返事ありがとうございます。
そうですね、やはり「どんどん楽しみながら進めていく」という姿勢が大切だろうと思います。たくさん浴びることで英語の感覚が身に付く、というのが一番理想的な学び方だと思いますので。
どうか無理をされず、マイペースで楽しみながらお続けになって下さいね。
以前質問させていただきましたばーばパパと申します。
DVD勉強法まだまだかなり時間かかってますが、順調です。
質問なのですが、発音やスピーキングはどうなさっているのでしょうか?
私はTOEICというより、将来留学するために英語の総合力を鍛えたいと思い、擬似留学の意味でDVD学習をしております。
しかし、受動的な学習だけでシャドーイングとかをしないで英語力が身につくか、少々不安です。
しかしながら、今はフレンズをはしょるやり方で1日1エピソードやることで精一杯です。
まずは一周してから、とは考えていますが、
発音やスピーキングを先や平行してやったほうがよいのならその限りではありません。
何かアドバイスいただければ幸いです。
コメントありがとうございます。
順調にDVD勉強法を続けておられるとのお話、とても嬉しいです。
さて、ご質問の件ですが、私自身の経験からお答えさせていただきます。
まずはスピーキングの件から。
私自身も、生きた英語を大量に浴びられるという点で、「疑似留学」のつもりで DVD学習を始めたわけですが、まずは、「聞いて読んで内容を理解する」という部分に重点を置いていました。
「海外ドラマをネイティブのように楽しめるようになりたい」ということが、その学習法を始めるきっかけだったからですね。
正直、「話す」という目的は当初は頭になかったので、音読やシャドーイングはせず、とにかく、字幕と音声を切り替えることで、セリフの内容を理解することに努めるようにしました。
ただ、そういう学習法を続けて、セリフのニュアンスをつかめるようになってくると、頻出表現がだんだん自分の中に蓄積されてきます。
ある程度、そういう蓄積ができた段階で、「書く」ということにトライした時、ネイティブっぽい自然な英語が書けるようになっている自分に気づきました。
自分が何度も聞いている表現をアレンジして使うことで、日本語から無理やり訳したぎこちない英語ではない、ナチュラルな英語表現が使えるようになっていた、という感じでした。
そこで私が思ったことは、「インプットなくしてアウトプットなし」ということです。
自分の中にあまりインプットが溜まっていない段階で、無理にアウトプットしようとしても、「言葉が出てこない」というのが正直なところだろうと思います。
「話す」練習のために、とにかくネイティブを相手にしゃべれる機会を探そうと英会話学校などに通うという方法を取る方もおられますが、まずはその前に、自分である程度、インプットを蓄積してからでないと意味がない、と私個人としては思っています。
ですから、DVD学習の最初の段階では、まず、そういうインプットを増やすことに意識を集中した方が良いように私は思います。そして自分で使いたいと思う言葉が増えてきたら、まずは短い文章からで良いので「書く」訓練を始めると、英語の文を組み立てる訓練ができ、その「書く」という行為をあまり時間をかけずに瞬時にできるようになれば、それが「話す」訓練にもつながってくると思います。
書く訓練としては、個人的にちょっとした英語日記をつけてみるのも良いでしょうし、今は、Twitter のようなものを使って、他人の目に触れることを意識した上で、ライティングの練習をすることも効果的かと思います。また私は、英検1級の二次試験(面接試験)のためのスピーキングの訓練として、思っていることや、今目の前に見えていることを、独り言のようにブツブツと話す練習をしたりもしました。
ですが、そういう「書く」「話す」ことはすべて、「自分の中に、ある程度の蓄積ができてから」始めたことで、そういう蓄積がなければ、そういう訓練も不可能だっただろうと思っています。
海外ドラマを見る、という受動的な学習の中でも、「このフレーズをいつか使ってやろう」という意識を持ちながら、インプットを続けて行き、使う機会があればそれを積極的に使う、という姿勢も大切だと思います。
次に発音について。
発音は、少なくとも1冊、発音の本を買うなどして、まずは発音の基礎を身につけることをおすすめします。
発音の基礎や法則を知らないまま、ただやみくもにリスニングしていても、あまりリスニング力はつきません。
発音の基礎を一通りきちんと学んだ上で、海外ドラマのような生きた英語を大量に浴びると、リスニング力は格段に伸びると思います。
私は、「UDA式」や「ザ ジングルズ」という発音の本を使って、まずは発音の基礎を学びました。
それらの本もそれぞれ効果的だったのですが、今の私が読者の方におすすめするとすれば、
「英語舌のつくり方 じつはネイティブはこう発音していた!」 (野中泉 著、研究社)
を推薦します。
その本では、個々の発音の説明に加え、音変化や音の強弱についても触れられていて、その本を1冊学ぶと、「英語の音」に関する基本的な部分はほとんど網羅されると思います。
上の説明で分かりにくい点などございましたら、どうかご遠慮なくお尋ね下さいね。
インプットなくしてアウトプットなし
学習においては何でもやはり共通ですよね。
今は蓄積の時期と捉え、インプットに集中してみます。
英語学習系のサイトやブログというと、どうもお金の匂いがするものが多く、大変助かります。
そして...
やはり、発音は重要でしたか...
早速「英語舌のつくり方 じつはネイティブはこう発音していた!」
書店で見たら非常にまとまっていたので購入しました。
まずはこちらを徹底的にマスターしたいと思います。
なお、追加で最後の質問なのですが...
文法です。
English Grammar in Use With Answers (Book & CD-ROM)
という本や今後出るらしい
大西泰斗著 1億人の英文法
などで英文法をやりなおした方がよいでしょうか??
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
「アウトプットの元になるインプットを蓄積しているんだ」という意識を持ちながら、つまり、後に使うことを想定した視点でのインプットが重要なんだろうと思います。
また、私がおすすめした発音の本を購入して下さったとのこと、ありがとうございます。音に関することが非常にわかりやすくまとめてあると思うので、まずはその本で、発音の基礎固めをしていただければと思います。
さて、文法に関するご質問について。
やはり、文法知識は、英文を理解するには不可欠だと思います。これも発音と同様、基礎的な一通りの知識を身につけた上で、生きた英語に触れられる方が、理解度がぐんと上がります。
私は、受験時代に使っていた、
数研出版 「基礎と完成 新英文法」 安藤貞雄 著
という本を、いつも手元において使っています。
セリフの解釈において文法的な部分で悩んだ時に、その本で調べる、という使い方をしています。ただこれは「典型的な受験英語参考書」なので、英文法が嫌い、苦手、という方にはあまり合わないかもしれません(ので無理にはおすすめしません)。
ただ、このように何か1冊、「中学高校の英語で一通り習うべき分野を網羅した文法書」は必要だろうと思っています。この本は受験参考書ではありますが、生きた英語のセリフを解釈する時に役立つ文法知識もちゃんと載っていて、私にとっては、受験英語と生きた英語の貴重な懸け橋となってくれています。
名前を挙げられた2つの本は、どちらもよさそうですね。
English Grammar in Use With Answers は、私も所持しています。オール英語なので最初は戸惑いがあるかもしれませんが、「英語の文法の概念を英語のままで理解する」には最適な本だと思います。would のニュアンスや、present perfect 「現在完了」の感覚なども英語で説明されているからこそわかりやすいともいえる気がします。
大西泰斗先生の本は、ノンネイティブにはなかなかわかりにくい「英語のキモチ」を、わかりやすい言葉で説明して下さっているところが素晴らしいですね。
私も「ハートで感じる英文法」シリーズで、いろいろ学ばせていただきました。
その新刊の「1億人の英文法」が英文法のどういう分野をカバーしたものか今の段階では私にはわからないのですが、大西先生は「特に日本人が苦手とされる分野」にポイントを置いた本が多いので、大西先生のご本を購入されるのであれば、それと同時に、文法の全分野をざっと網羅してある本、も、やはり必要になってくるような気はします。
English Grammar in Use は英語で書かれたものなので、それに躊躇してしまいそうであれば、まずは日本語で書かれた、英文法全般を網羅した本を使って簡単に振り返り、やり直す、というのも1つの方法だと思います。セリフの解釈で悩んだ時に、参照し、基礎的な文法事項を確認できるような本が1冊必要だろう、ということですね。ただ、そういう本については、私には具体的に名前が思い浮かばないので、実際に本屋さんに足を運ばれて、わかりやすく読みやすく、自分に合うと思われる本を購入されることをおすすめします。私は受験参考書で十分間に合っているので、文法に関してはそれなりに評価が高い本であれば、それほど「外す」こともないのでは?というのが私の考えです。だいたい、どんな本も載せてある分野は変わらないと思いますので、基礎的な事項がカバーされている本なら大丈夫だろうと。
説明が長くなってしまいましたが、「生きたセリフを理解するには文法は絶対に必要」で、そのためには、
まずは「英文法全般を網羅した簡単な本」でよいので一通り文法をやり直し、
その後、
English in Grammar in Use で英語のニュアンスで理解する、
大西先生の本で、日本人が苦手とされる分野の「英語のキモチ」をつかむ、
という流れになるかな、と思います。
中学高校で習ったはずのことでも、大人になると記憶があいまいなので、それをもう一度見返すだけでも、十分意味があると思います。基本的な文法知識だけで、かなりの部分はカバーできますので。
また、わかりにくい点がございましたら、ご質問下さい。
ご回答ありがとうございます。
私もForestという馴染みのある文法書で一度身に付けているはずの記憶を呼び戻そうとおもいます。
発音 英語舌(サクッと読めました。量が少なく私に最適。)
単語 DUO(大学〜社会人にかけて、唯一手をつけた本。)
文法 forest 通読して参照できるようにする
リスニング FRIENDS
会話 FRIENDS
リーディング Newsweek日本語版に親しみがあるので、フレンズ1周したら英語版を併読する(相当難しいみたいですが...)
しばらくは、この勉強計画でやっていこうと思います。
世界を広げるために英語を勉強しているということを忘れずに続けていこうと思います。
明確に勉強計画が描けたことに感謝します。
あとは実行あるのみですが...頑張ります(笑)
Newsweekは難しい上にあまり楽しめなそうというのが本音です。
洋楽が好きで、洋楽のサイトなどの英語は背景知識がある分、苦なく読めます。好きな題材で勉強するという観点からいくと、Rollingstone誌(月2回)でリーディング力向上というのもありなのでしょうか?Rollingstoneも政治や時事ネタやファッションまで扱っているようですので、より記憶に残りやすい上に、将来外人と打ち解けるときのネタともなるかなと。最近の出版不況をものともしていない発行部数があることも魅力です。
あとはReader’s Digestというのも良さそうですが、こちらは一度倒産している出版社のようで、また月1というのが多読に見合うかどうかというところです。
お返事が遅くなり、申し訳ありません。
Forest も有名ですよね。ご自分に馴染みのある本を使われるというのはとても良いことだと思います。私も、上に挙げた受験参考書を受験時代に使っていたのですが、受験が終わった時にどうやら捨ててしまったようで(笑)、30代になって英語のやり直し学習を始めた後に、また同じ本を買い直しました。昔使っていたから馴染みがあって、自分にしっくり来る気がしたからですが、常に傍に置いておく類の本は、そういう「本との相性」みたいなものも大切だと思っています。
「英語舌」、もう読了されたのですね。一度ざっと読んで、その後、実際にドラマなどの「生きた英語」に触れながらまたその本の説明を改めて読まれることで、音に対する理解がぐっと深まると思います。
コメントを読ませていただくと、やはり「好きな題材」である分、Newsweek や Reader's Digest よりも、Rollingstone誌の方が効果的な気がします。やはり、興味の持てる分野からより多くのことが学べるのは間違いないと思います。
音楽雑誌の記事というのは、音楽という芸術を語るものですから、表現語彙が豊富になる気がします。自分の好きな音楽やアーティストを思い浮かべながら文章を読んでいくと、その英単語のイメージがはっきり頭に焼き付く気がします。Newsweek と Rollingstone誌では、確かに使われる単語のジャンルが異なるとは思いますが、本当の英語力というのは、読解力と構文把握能力であって、そういう力がしっかりつけば、様々なジャンルの英語に対応できるようになる、というのが私の考えです。もちろん、政治に関する文章なら政治に関する単語を知らないといけないので必要な分野の単語を覚えることは必要ですが、基本的な英語力がついていて、英文をあの語順のまますんなり読める力がついていれば、違ったジャンルにトライする場合でも、数回読めばじきにその分野の言葉にも慣れてくる…そういうものだと思っています。
私も、フレンズのようなシットコム以外の、別のジャンルのドラマや映画をいくつか見てきました。最初はやはり知らない分野の語彙に戸惑うことはありましたが、しばらく見るうちにそういう語彙にも慣れてきます。好きな分野のものを読むことは決して「逃げ」ではなく、英語力をつけるにはまず最初にそういう「好きなもの」で英語の感覚に徹底的に慣れることが大切だと思っています。
貴重なお返事ありがとうございます。
私も受験参考書はほぼ捨てていたので、Forest買い直しました(笑)
馴染みがあるので、懐かしいな、と思いながら通勤時間に読んでます。
先日書店に行ったときにReader’s DigestやNewsweekとRollingstone誌を実際見比べました。Rollingstoneの方が読みたい、という欲求が湧いてきました。表現豊かな英語力が身につくと良いです。
さっそく本国のサイトでRollingstone誌を定期購読申し込みしました。安くてビックリでした。
これから雑誌が海外から届くまで、文法や発音など基礎的な部分を固めようと思ってます。
フレンズとRollingstoneをしばらく楽しみながら続け、世界を徐々に広げていけたらいいなと思います。
ブログもはじめようかな、と思う今日この頃です。
これからが楽しみです!
ありがとうございました。
こちらこそ、ご丁寧なお返事ありがとうございます。
「読みたいという欲求」、これは何よりも大切なことですね。あまり読みたくないようなものは、やはり頭には入らないし、また残らないと思いますので。
そのように好きなジャンルで生きた英語を学びながら、英語の基礎知識を身に付ける、という並行的な学習が、長続きの秘訣かなと思います。また、ブログというツールも、英語学習の良いペースメーカーになってくれると思います。
英語学習に限った話ではないですが、最初に計画を立てても、なかなか思い通りにことは運ばないものです。ある程度の期間続けることで、自分なりのペースというものがつかめてくると思います。学習を継続するためにも、マイペースで、そして何より楽しんで続けて行って下さいね。
なるほど何段階かに分けて学習すると
やり易いかもしれませんね。
現在TOEIC765ですが、中々DVDの速度は速く
まだ先かなぁ、とは思ってるのですが
DVDで学習したい、という気持ちも強いです。
RachさんはTOEIC何点程度からDVDは使えるとお考えですか?
記事にあるように好きならそんなの関係ない、
という事でしょうか?
コメントありがとうございます。
おっしゃるように、DVDのセリフの速度は速いですよね。ノンネイティブの英語学習者用に作られたものではなく、ネイティブが娯楽として見ているものですから、容赦がありません。そのため、「もう少しリスニング力がついてから」と思われる方も多いようですが、私自身の感覚としては、TOEIC の点数が何点であっても、それを学習用素材として使うことは充分可能だと思います。
現在のリスニング力によって、もちろん、聞き取れる量は違ってきますが、とにかくまずは、短いフレーズから徐々に聞けるようになっていくしかありません。本当に短いフレーズであれば、何度も何度も耳にしていれば、TOEIC のリスニングの点数に関係なく、聞けるようになってくるはずだと思うのです。
TOEIC のあの「丁寧な」ナレーションにばかり慣れてしまうと、結局、生きた英語である映画やドラマを見た時に「聞き取れない、こんなはずではなかった」と焦ることになってしまいますので、「本当のネイティブの音とスピード」に、少しずつ耳を慣らしていった方が、結局は、TOEIC のリスニングの点数も早く上がることになると思います。私が TOEIC のリスニングで満点を取れたのは、それよりもスピードの速いラフな音であるセリフに耳が慣れていたからなのは、間違いありません。
上の記事にも書いたように、最初はとにかく「音が聞き取れない、意味がわからない」ことばかりだと思います。でもそういうものを少しずつ理解し、積み重ねていくことで、もう少し複雑なものも聞き取れ、わかるようになってくる…そういうことの繰り返しで、英語力は伸びていくものだと思います。
その質問からもう半年が経ってしまい、半年間せっかくお返事頂いていたのにそれに対して何のレスポンスもしないでいた事を心からお詫び申し上げます。
今回のこの記事、読ませて頂きました。
そのコメント欄で「バイリンガルの方から聞いた情報を載せているのか?」という内容の質問をしましたが、この記事を読んだ後私はいかにRachさんの英語に対する努力や情熱を考えていなかったか、そして「ネイティブに聞いてそれを載せているのか」の様なそのような努力や情熱に反した軽率で失礼極まりない質問をしてしまったのだろう・・・と思わずにはいられませんでした。
大変申し訳ありませんでした。
そもそも「断言」なんてされてないですよね。
私ももっとブログ全体を拝見させてもらってから発言するべきでした。
ただ、Rachさんの英語の訳出過程をみるとほぼ100%、実際ドラマで発せられたその英語はニュアンス通りに訳がなされているのではないかと思います。
わざわざ別個の記事にまでして私の質問に丁寧に答えて頂きありがとうございました。
これからもRachさんのブログ楽しんで読ませて頂きます。
コメントありがとうございます。
いえいえ、お詫びしていただくことなどありません。ご質問に関するお返事も、またそれに伴って書いた記事も、もちろんご質問をして下さったビリーさんに対するものであるのは間違いないのですが、こうして「ブログ」という形で公開することで、同じような疑問や悩みを感じておられる他の読者の方へのメッセージにもなっているのですね。ビリーさんからいただいたコメントをきっかけとして、自分の考えを述べるチャンスを与えてもらっている、という感覚なので、いつでも読みたいと思う時に読んでいただければそれで十分ありがたいです。
「ネイティブやバイリンガルの方に聞いたかどうか」についても、同じような疑問を持っておられる読者の方もおられるだろうと思うので、それについて弁明(?)の機会を与えていただけて感謝しています。
これからも読んでいただけるとのこと、嬉しいです。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
お返事ありがとうございました☆
こちらのブログは現在バイブル的存在で、本当に本当によく拝見させて頂いています。Rachさんの、読者へのレスポンスの仕方もほんと誠意ある感じです好きです。
私ははしょり三段階のほうで見ていますが、
肝心の3つめの過程が不十分で、
こちらの記事を読んで終わり。って時も多く、
もっと自分でもつきつめてやらないといけないんだろうな~と感じています。
Rachさん、特に最初の頃、どれくらいかけてつきつめられてましたか?
単語帳ですとか記録帳みたいなものはつけられていましたか?(ブログと別に)
次の話も見たいなー。って時もあると思うんですが、娯楽と勉強のバランス?はどのようにとってらっしゃいましたか?
特に最初の頃のことを教えていただけると嬉しいです。
あと、どれくらい続けてたら、あっ!レベルアップしたかも!って思えましたか?
過去に書かれてたらすみません。。。だいぶたくさん読ませてはいただいてるんですが、何分全ては読めておらずで…
コメントありがとうございます。
「バイブル的存在」とまで言っていただき、またレスポンスもお褒めいただき、本当に光栄で嬉しいです。ありがとうございます☆
記事数と文字数の多さだけはものすごい(笑)このブログなので、全部読むのは難しいですよね。私自身、過去に書いたことを結構忘れていたりします^^ ですから、どうかお気軽にご質問して下さいね。
最終段階で自分で調べられるだけ調べる、というのは、なかなか大変ですよね。私の書いた解釈がお役に立てているとすれば光栄ですが、わからない部分、疑問に思う部分というのは人それぞれなので、やはり最終的には「自分のわからない部分を自分でつぶしていける」ようになっていくのが理想かな、と思っています。「ここが大切ですよ」と人から教えられたことを覚えるだけではなく、自分が納得できないことを自分で解決する力をつける、と言いますか。
「つきつめる」ことは大切なのですが、私自身は「その時点の自分で調べられるところまで調べて、わからないことは、わからない、とメモして次に進む」というやり方をとっています。やはり、ネイティブを笑わせるために作られている「本物の英語」ですので、ノンネイティブには難しい部分も多いですし、また、ジョークの元になっている元ネタがわからない、ということもあります。また、文法的な部分でも、ネイティブには当たり前すぎて文法書に載っていないことも多々あります。ですから、全部理解しよう!などと意気込み過ぎずに(笑)、わかる部分を増やしていく感覚で進まれることをおすすめします。
最初の頃の話をいたしますと…
私が「フレンズ」DVDを使ったDVD学習を始めたのが、2001年で、ブログを始めたのは 2005年でしたが、ブログを始める前は、ワードで単語帳のようなものは作っていました。ただ、わからない単語が出てきた時に、PC に入れている辞書で調べて、それをコピペしていただけのものでした。「頑張ってこのエピソードまで見たぞ」という記念に、プリンタで印刷してみたりもしたのですが、それを読み返すことはなく、ただの記念品みたいになっています。2005年にブログを書き始めた時に、その単語帳を見返してみたのですが、やはりその数年で自分にもかなり進歩があったらしく、何の役にも立ちませんでした(笑)。
次の話が早く見たい!という気持ちは私も強かったですが、最低でも「はしょる3段階」をクリアしてから次に進む、というのは守っていました。1話を何度も何度も繰り返して見るよりは、1話を必要な段階こなして次に進む、という感じですね。
レベルアップしたかも、と思えたのは、シーズン1が終わった頃くらいでしょうか。当時はとりあえずシーズン1のボックスを買っただけで、シーズン2は持っていなかったのですが、シーズン1を終えて、シーズン2に進もう!と思えた、ということは、自分の中で成果が感じられたからだと思うのです。
この学習法で間違いない、と思ったのは、フレンズ1-8 くらいです。ですからその時にも、小さいながら何らかの達成感みたいなものはあったのだと思います。
少し今の話も書いておきますと…
フレンズに関しては、先に一通りファイナルまで見ているのですが、今こうしてブログの解説記事を書くために、該当エピソードを見返し、単語を確認しながら下書きを書いています。それ以外には、単語帳、というよりは、「フレーズ集」みたいなものは、別途、エクセルで作っています。フレンズに関しては、「ブログ記事」の形になっているので、やはりこれが私のノート代わりですが、それ以外の海外ドラマや映画のDVDを観た際に、「これはいただきっ!」と思えるフレーズを、そのエクセルに入力している感じです。
思いつくまま書いてみましたが、またわからない点などありましたら、お気軽にお尋ね下さいませ。
こんなに長いお返事を頂けたの初めてです(笑)
とても嬉しいし、ためになります。
今までなかなかちゃんと自分で調べるってできてなかったので、
一度じっくりやってみよ!と決めました。
今、ステーキと茄子が出てくる話で二段階まで終わってるとこなので、今回はスクリプトとにらめっこしてみます!
えー、こんな表現やったん?というとこもあったりして新鮮…!
でも大変そうです。なかなか進みません。。。
でも、とりあえず、一回じっくりやり通します!
Rachさんからのお返事を読んで、決めたことがあるので、また実行できたらその時にコメントいれさせて頂こうと思います♪
ちょこちょこ取り組んでますが…全然進みません!!泣
真剣にやるとなるとこんなにハードなんですね…
なんでこういう吹き替えになるんだ??ってところも幾つか出てきて…。単語調べただけじゃわからない場合、どう進めたらいいのか?困ってます。まー、「よくわからん!」でいいのかもしれないのですが(最初から完璧にわかるはずないですし…)、性格的になんだか悔しくって(^_^;)
とにかく、思った以上にハードで悪戦苦闘中です…
お返事ありがとうございます。
このブログでは、コメントで「書込」をクリックした後、そのコメントが反映するまでに時間がかかる場合があるのです。そのため、コメント入れたのに消えた?みたいに見えてしまう場合があるのですが、時間が経つと反映されます。「投稿できません」みたいなエラーメッセージが出ない限りは、恐らくきちんと投稿されていると思いますので、どうかご安心下さい。
さて、「スクリプトとにらめっこして、真剣に取り組むと、なかなか進まず、思った以上にハード」とのお話、本当にその通りなんですよね。
私が今こうしてブログ記事を書いているのは、フレンズをファイナルまで一通り見た後の二巡目ですし、フレンズのセリフばかりを8年間も(!)解説してきていることから、「フレンズのセリフのポイントの掴み方」みたいなものもわかってきていることもあって、こんな風に解釈できるようになっているということだと思います。
私も「フレンズ」でDVD学習を始めた頃は、本当に知らない単語を調べてそれをメモるだけ、という状態でした。やはり最初はどうしてもそうなってしまうと思うのです。私もわからないところだらけでしたし、今でも全部が完璧にわかるわけでもありません。昔の記事で質問された場合でも、未だに「多分こうだと思う」程度の答えしかできないこともあります。
「わからない部分があると気になって前に進めない」というお気持ちもよくわかるのですが、「今はわからなくても、このまま学習を続けたらいつかわかるようになる」と信じて、すっぱりあきらめる勇気みたいなものも必要ですね。TOEIC 高得点者でも、ドラマや映画のセリフはわからない、とおっしゃる方は大勢いて、それくらい、ネイティブ向けの娯楽作品の英語は本当に難しいものなのです。ですから、そういう難しいものを少しずつでもわかっていく喜びを糧に、焦らず続けて行っていただけたらと思います。
あまりにもハードで辛い、ということになると、だんだんやる気がなくなってしまうことにもなりかねませんので、「自分なりに調べられるだけ調べたら、そこで納得して次に進む」というように、気持ちを切り替えて行く方が、このような「たった1つの答えがあるわけではない」教材を使って学ぶ場合は有効かなと思っています。私自身も1話1話を完璧にこなしてきたわけではなく、フレンズというシリーズものを1話ずつ進んで来たことで、「よく出てくる表現、構文」などに慣れてきただけなのです。どうかマイペースで、楽しく続けていって下さい。
わからない部分があれば、どうかお気軽にご質問下さいね。
「グレイズアナトミー」や「ザ.ホワイトハウス」くらいののレベルでも全く問題ありません。知らない単語にも問題なく順応できます。今は「ギルモアガールズ」にはまってます。
しかしテストの点数はいまいちというのは原因として何が考えられるでしょうか?去年一度受けたtoeicは600点台です。結構ガックリでした。
コメントありがとうございます。
「ザ・ホワイトハウス」レベルで全く問題ない、ということなら、リスニングは全く問題ないでしょうね。
私は常々、「TOEIC で高得点を取るのと、海外ドラマを理解するのとは、ベクトルが違う」というような言葉を使うのですが、TOEIC は特殊なテストで、出てくる語彙も限られていますし、問題形式も独特ですし、高得点を狙うには傾向と対策が重視される試験だと思います。
点数がいまいち、とのご感想ですが、おそらくリーディングの Part 5 や Part 6 のような穴埋め問題で点数が取れない、ということかな、と思います。これらの穴埋めは、TOEIC 頻出のコロケーションなどをたくさん知っているかどうか、がモノを言う部分で、それも海外ドラマでよく出てくるコロケーションとはちょっと毛色が違うところがあるので、私もよくその辺りで点を落としていました。
海外ドラマを英語で十分楽しめるレベルの方なら、傾向と対策をよく分析した、TOEIC を毎回受験されているような TOEIC 満点講師の方々の参考書や問題集で一通り学ばれると、それが点数に直結するような気がします。
今は学習法のカテゴリと、フレンズ1-1とごく一部のコメントしか見ていませんが、とても素晴らしいブログだと思います!!このブログを見ながらフレンズを見て勉強していけば上達できそうな気がします!
学習法のブログを見て思ったのですが…
僕は個人的に日本語吹き替えが苦手です。口調というか話し方に拒否反応(?)を起こし…笑 ネイティブが喋ってるのになんで日本人の日本語聞かなきゃいけないんだよ!なんて思ったりして(笑)絶対に日本語吹き替えはしないぞ!!と頑固に心に決めていたのですが、このブログではそれをおススメしているし、はしょる方法でも吹き替えをするってなってるしで、吹き替えって絶対必要なのかな?って思いました。
これからもこのブログは読み進めていく予定ですし、セリフで分からないところも自分で調べながらこのブログを頼りにしていこうかなと思ってます!
結構前のブログのようですが、もしよかったら返事ください(^o^)
こんにちは。コメントありがとうございます。
来夏からアメリカの大学に進学されるとのこと、素晴らしいですね。そのような方に「とても素晴らしいブログ」と言っていただき、とても光栄です。ありがとうございます。
「日本語吹替が苦手」というお話ですが、そのお気持ちは私にもよくわかります。外国のドラマの吹替は、どうしても大袈裟な感じに聞こえてしまう気がしますしね。
また、「英語を学ぶのに、日本語で聞く必要があるのか?」という疑問を持たれる英語学習者の方は多いのですが、吹替(日本語音声)は、文字数制限のある日本語字幕よりも情報量が多く、語尾やちょっとした言葉の挿入により「セリフの細かいニュアンス」を表現しやすいという利点がありますので、「ヒント」として使える部分が多いと私は考えています。
私は「フレンズ」に限らず、他のドラマや映画の場合でも、「日本語字幕、日本語音声」の両方を使って、セリフの理解の助けとしましたが、「日本語字幕」だけを利用した場合よりも、両方を使った方が、やはり効果はあるように思いました。
拙ブログをこれから読み進めていただけるとのこと、とても嬉しく思います。少しでも英語学習のお役に立つことができれば幸いです。アメリカへのご進学に向けて、これからも頑張って下さいね!