2012年12月14日

その問題は我々も気づいています フレンズ7-7その3

皆様の応援のお陰で、現在、「人気ブログランキング」は3位、「にほんブログ村」は8位です。
ブログを続ける原動力となります。どうか今日も応援クリックをよろしくお願いします。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 英語ブログへ


ロスは自分の勤務する大学の図書館に、自分の博士論文が置いてあるのを知り、それをチャンドラーに教えます。
論文が置いてある場所を案内していると、そのセクションの前で、学生がエッチをしているのを発見し、ロスは激怒しています。その後のシーン。
[Scene: The Library, Ross enters and heads to the desk to talk to the male librarian on duty.]
図書館。ロスは入ってきて、仕事中の男性司書に話しかけようとデスクに向かう。
ロス: Excuse me. Hi, I'm a professor here. Do you know the paleontology section, fifth floor, stack 437? (失礼、こんにちは。僕はここの教授だ。古生物学のセクション、5階の437列を知ってる?)
司書(The Librarian): Well, yes! Just give me five minutes, I just have to find someone to cover my shift. (ええ! 5分だけ下さい。自分のシフトをカバーしてくれる人を捜さないといけないんで。)
ロス: No! No!! No! Can I speak to someone in charge, please?! (The librarian brings his boss over.) (違う違う違う! 担当の誰かと話をさせてくれる? [司書は自分の上司を連れてくる])
司書長(The Head Librarian): How can I help you? (ご用件は何でしょうか?)
ロス: Hi, I was wondering, is it possible to increase security in the paleontology section? See I-I wrote a book that's up there and instead of reading it, people are-are-are well, they're rolling around in front of it. (こんにちは。ちょっと思ったんだけど、古生物学セクションのセキュリティを上げることは可能かな? ほら、そこに置いてある本を僕は書いたんだけど、それを読む代わりに、人は…ほら、その前で転げまわってるんだよ。)
司書長: We are aware of the problem you are referring to. (He turns to look at the previous librarian.) But as far as increasing security, I'm afraid the library is very understaffed. I, I can't help you. (あなたがおっしゃっている問題は、我々も気づいています。[長はさっきの司書を見る] しかし、セキュリティーを上げる件については、申し訳ありませんが、図書館は非常に人手が足りません。ご協力はできかねます。)
ロス: Well, fine. Fine! If-if I'm the only person with any appreciation of the sanctity of the written word, then I'll go up there and defend it myself! (Starts to do so, but stops and to the previous librarian) And don't you follow me! (そうか、いいさ、いいさ! 僕は、書き言葉の神聖さへの正しい認識を持っている唯一の人間なんだ、だから僕は上に行って、それを自分自身で守るよ! [そうしようとするが立ち止まって、さっきの司書に向かって] それから、お前は僕についてくるなよ!)

ロスは自己紹介した後、君は古生物学セクションを知ってるか?と尋ねます。
stack は「積み重ね」が基本的な意味ですが、図書館では「書架、書棚の列」を意味します。

LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
the stacks [plural] : the rows of shelves in the part of a library where most of the books are kept
つまり、「たいていの本が保存されている図書館の部分の棚の列」。

その前で多くの人がエッチしているという(笑)古生物学セクションのことを問われた司書の男性は、「はい、知っています」と答えた上で、「5分だけ時間を下さい。シフトを代わってくれる人を捜さないと」みたいに言っていますね。
ロスが慌ててキツい調子で否定していることからもわかるように、この司書の男性は、「ロスがその場所で自分とエッチなことをするように誘ってきた」と勘違いしたわけですね。
その司書の男性も、何となくゲイっぽい感じの人なので、余計にそのセリフが面白く聞こえるわけです。

in charge は「(仕事など)を担当して」。"in charge of 名詞"の形で、「〜担当の」という意味になりますね。
そんな勘違いしてもらっちゃ困る、とにかく誰か担当の人を呼んで来てくれ、とロスは言っているわけです。

How can I help you? は、店員さんがお客さんに対してよく使うフレーズですね。
直訳すると、「どのようにして私はあなたを助けることができますか?」ということですから、「何かご用件がおありでしたら、お力になりますが?」みたいな意味になります。

ロスは、I was wondering, is it possible to do 「〜することか可能かどうかなぁ、っと思ってたんだけど」みたいな言い回しを使っています。
ダイレクトに何かを依頼するのではなく、そういうことが可能だったらそうしてもらえるとありがたいんだけどなぁ、とか思ってたんですが、みたいな、婉曲で遠回しな言い方です。
このような形を取ることで、高圧的でない形で相手にものを頼むことができるわけですね。

increase security は文字通り、「セキュリティー(のレベル)を上げる」。
そのセクションに置いてある本を僕は書いたんだけど、人はその本を読まずに、その前で roll around してるんだ、とロスは説明しています。
roll around は「転げ回る」ということですが、本の前でエッチしていることをロスはそんな風に表現しているわけです。

We are aware of the problem you are referring to. は、ビジネス英語で使えそうな表現ですね。
refer to は「〜を言及する」ですので、直訳すると、「あなたが言及している問題を、我々は気づいています」となるでしょう。
古生物学セクションでエッチをしている人たちがいることは、こちらの耳に入っていて、すでに認識しています、ということですね。
その後、司書長は、the previous librarian、つまり、最初に受付でロスに応対した男性の方にちらっと目をやっています。
その長の仕草から、受付男性がその場所でそういう行為をしていたことを長が知っている、ということがわかりますね。
「ええ、もちろん知ってますよ、そいつもその中の一人ですから」みたいな感じで、視線をやった、ということです。

as far as は「〜に関する限りは」、understaffed は「人員不足の」。
staff は名詞では「スタッフ、職員、人員」で、動詞 staff は「(スタッフなどを)配置する」ですから、そこに「不十分に」を意味する、under- という接頭辞がついた understaffed は「不十分に人員が配置された」→「人員不足の」という意味になるわけですね。

I'm afraid を最初に付けることで、「申し訳ありませんが、残念ながら」というニュアンスを出すことができます。
逆に、I'm afraid で文章が始まっているのを聞いた方は、「良い返事がもらえないな」ということがあらかじめわかる、という利点もあります。
I'm afraid で始める、というのは、失礼にならないように申し出を断る時のテクニックだということですね。

Fine! 「(そっちがそう言うのならそれで)結構だ!」と言った後、ロスは、I'm the only person with... 「僕は…を持っている唯一の人間だ」と言っています。
the sanctity of the written word は、「書き言葉の神聖さ」、appreciation は「正しい評価・理解・認識」というニュアンスが近いでしょう。
ロスは、「書き言葉、書かれた言葉がどれほど神聖かということを正しく認識している人間は僕だけだ」と言いたいようですね。
神聖な書物の前でエッチするとはなにごとだ!とロスは怒っているわけです。
誰もわかってくれないのなら、僕自身でその神聖さを守ってみせる、という感じで、ロスはその場所へ向かおうとしますが、ふと足を止めて、さきほどの司書の方を見て、「僕についてくるなよ!」と注意しています。
その場所でエッチした経験のあるらしい彼に、「僕はそんなつもりで行くんじゃないから、期待してついてくるんじゃないぞ!」と釘を刺しているのですね。
Don't you follow me! は、Don't follow me! 「ついてくるな!」に主語の You をつけて強調した You don't follow me! 「お前は僕についてくるな!」を倒置にしてさらに強調した形。
こうすることで、通常の Don't follow me! よりも、もっと強いニュアンスが出せるわけですね。


ランキングをクリックして、応援していただけると嬉しいです。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 英語ブログへ
posted by Rach at 16:52| Comment(2) | フレンズ シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。TOEIC950で壁にぶつかってるものです。Rachさんはシーズン10まですべてみ終わったんですか?

違うのならどの時点で英検1級とりました?


あとTOEICお勧めの文法リーディングの参考書ってあります。
Posted by むぅ at 2012年12月16日 17:30
むぅさんへ
はじめまして。コメントありがとうございます。

「フレンズ」はシーズン10まですべて見終わりました。
英検1級を取ったのは、2007年で、その時点では多分、シーズン9まで見終わっていたと思います。ファイナルシーズン(シーズン10)のDVD発売はその後なので、最後のシーズンだけその時点では見ていなかったはずです。

私が TOEIC 満点を取った時に使っていた参考書、問題集については、
まずは基本として、「TOEIC公式問題集」
それから、
ジャパンタイムズの
TOEIC(R)テスト リスニングBOX
TOEIC(R)テスト リーディングBOX
TOEIC(R)テスト 新・最強トリプル模試3
などでした。

私が満点を取ったのは2009年4月で、私自身はそこで TOEIC を卒業してしまったため、現在のTOEIC 対策について、あまり積極的な意見を述べることはできないのですが、私の卒業後の参考書・問題集では、

朝日新聞出版の「特急シリーズ」

の評価が非常に高いようです。
毎回 TOEIC を受験され、TOEIC を研究し尽くしておられる満点講師の方々が書かれた本なので、傾向と対策に最適の本だろうと思います。
Posted by Rach at 2012年12月17日 14:51
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。