2013年01月21日

集団心理とかそういうやつ フレンズ7-9その6

皆様の応援のお陰で、現在、「人気ブログランキング」は2位、「にほんブログ村」は6位です。
ブログを続ける原動力となります。どうか今日も応援クリックをよろしくお願いします。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 英語ブログへ


「モニカはご近所さんとお近づきになりたくて、ホリデー・キャンディー(チョコレート)を作ったのに、それを欲しくて押し寄せてきている君らは、作っている人の名前さえ知らないだろ?」と言うチャンドラー。
チャンドラーがみんなを追い返した後、モニカはチャンドラーにお礼を言っています。
モニカ: (To Chandler) Thank you. ([チャンドラーに] ありがとう。)
チャンドラー: You're welcome. (They kiss.) (どういたしまして。[二人はキスする])
モニカ: Did you smoke? (あなた、タバコ吸った?)
チャンドラー: No, smokes-a-lot lady blew smoke directly into my mouth. Eh-uh-are you okay? (いや、タバコをいっぱい吸う女が、直接俺の口の中に煙を吐いたんだ。あー、君は大丈夫?)
モニカ: I'm fine now, but it was really scary there for a while. I mean, someone slipped a-a threatening note under the door. (今は私は大丈夫よ。でもさっきは本当に怖かった。誰かがドアの下に脅迫状をこっそり入れてたの。)
ジョーイ: (with his mouth full) Oh, yeah, sorry about that. Mob mentality or whatever, I don't know.... (Grabs the note.) ([キャンディーで口をいっぱいにしながら] あぁ、そうだ、その件はごめんよ。集団心理とか何とかってやつだ、よくわかんないけど… [そのメモを掴む])

モニカの気持ちを代弁した後、廊下で待つ人たちを追い返したチャンドラー。
モニカはチャンドラーにお礼を言ってキスするのですが、タバコのにおいに気づいたようで、「あなた、タバコ吸った?」と尋ねていますね。
廊下の人だかりの中に、スパスパとタバコを吸っている女性(smokes-a-lot lady)がいて、「ここでタバコを吸っちゃだめだ」と注意しながら、自分も一服吸ってしまったチャンドラーでしたが、それがモニカにバレてしまったのですね。
「その女性が俺の口の中に煙を吐いたんだよ」と嘘っぽい理由を言いながらも、チャンドラーはモニカの様子を尋ねています。

「今は大丈夫だけど、さっきはほんとに怖かった」と言いながら、「誰かがドアの下に、a threatening note を slip した」と言っています。
a threatening note は「脅迫状」。note というのは、日本語のノート(notebook)ではなく、メモのニュアンスですね。
slip は「車がスリップ」のように、まずは「滑る」というイメージが浮かびますが、「滑るように(そっと)動く」というニュアンスから、この場合の他動詞だと、「…をそっと入れる・出す」という意味としても使われます。
ですから、someone slipped a threatening note under the door. は、「誰かがドアの下から、脅迫状をそっと(こっそり)差し入れた」みたいな感じですね。

LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
slip : PUT SOMETHING SOMEWHERE
to put something somewhere or give someone something quietly, secretly, or smoothly, especially by sliding it

つまり、「静かに、密かに、またはなめらかに、特にそれをスライドすることで、何かをどこかに置く、または誰かに何かを与えること」。

quietly, secretly, or smoothly という副詞が、slip のニュアンスをよく表しているように思います。
気付かない間に、そんなものがドアの下に置いてあったの、というところでしょう。
荒々しく誰かが置いて行ったよりも、気づいたらドアの下に脅迫状があった…という方が「誰がいつの間に…」と、より不気味な感じが出ますよね。

その話を聞いていたジョーイは、キャンディーを口いっぱいに頬張りながら、「あぁ、そのことはごめん」みたいに謝っています。
mob は「群れ、暴徒」。アニメでたくさんの人が描かれる群衆シーンをモブシーンなどと言ったりもしますが、mob は mobile 「可動性の、動く、モバイル」の関連語ですね。
LAAD では、
mob : a large noisy crowd, especially one that is angry and violent
つまり、「大きな騒がしい集団、特に怒っていて乱暴なもの」。

mentality は「精神性」「考え方、ものの見方、心理」。
LAAD では、
mentality : a particular type of attitude or way of thinking, often one that you think is wrong or stupid
例) the get-rich-quick mentality

つまり、「ある態度や考え方のタイプ、しばしば自分で間違っている、または愚かだと思うもの」。例は、「早く金持ちになるという(一攫千金の)考え方」。

なので、mob mentality は「群れの考え方」、いわゆる「集団心理」のことですね。

つまりジョーイは、「あぁ、その脅迫状のことはごめん。ほら、集団心理みたいなものが働いちゃってさぁ、つい、そんなものをつられて書いちゃったんだよ」みたいに言っているわけです。
集団心理、とか言いながら、他の人はそこまでしてないのに、友人であるジョーイが書いてどーすんの?!とツッコミたくなるところですが、「あ、わりぃわりぃ、集団心理とかそんなやつかな」みたいに、全く反省の色がないところが、ジョーイらしいオチだとも言えますね。


ランキングをクリックして、応援していただけると嬉しいです。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 英語ブログへ
posted by Rach at 15:41| Comment(0) | フレンズ シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。