2013年04月19日

バグパイプを演奏しちゃだめ フレンズ7-15その4

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チャンドラーとモニカの結婚式で、何か出し物をする予定のロス。
ある晩、向かいのアパートに住んでいるロスの部屋から、バグパイプの音が聞こえてくるので、「ロスは結婚式で、あんな下手なバグパイプを演奏するつもりなのか?」と二人は頭を抱えています。
[Scene: Central Perk, Monica and Chandler are sitting on the couch. Ross is sitting on the armchair.]
セントラルパーク。モニカとチャンドラーはカウチに座っている。ロスは肘掛椅子に座っている。
チャンドラー: Well, I feel like a snack! (うーんと、軽食[軽いもの]、食べたいね。)
モニカ: Do you want some shortbread? Eh it's Scottish, like you are. (ショートブレッド[バタークッキー]はどう? あー、スコットランド系(のお菓子)よね、あなたみたいに。)
チャンドラー: Oh, no, thanks. I don't like anything from my Scottish heritage. (あぁ、結構だ[要らないよ]。俺のスコットランド系の伝統のものは、どれも好きじゃないんだ。)
ロス: What?! (何だって?)
チャンドラー: Well, it's just my entire family was run out of Scotland by... Vikings. (ほら、ただ、俺の一族全員がスコットランドを追われたってだけさ…バイキングによって。)
ロス: Oh well, it sounds to me like your family's ready to uh, rediscover its Scottish roots. (あぁ、君の一族は自らのスコットランド系のルーツを再発見する準備ができてるって風に僕には思えるよ。)
モニカ: (interrupting) You cannot play bagpipes at the wedding!! ([話を遮って] 結婚式でバグパイプを演奏しちゃだめよ!)
ロス: How did you know about that?! (どうやって、そのこと(僕が結婚式でバグパイプを演奏しようとしてること)を知ったんだよ?)
チャンドラー: We heard you play all the way from your apartment! (お前が演奏してるのが、お前のアパートから(はるばる)聞こえてきたんだ。)
ロス: Were you the ones called the cops?! (君らなのか、警察に電話したのは?!)

feel like+名詞、は「(飲食物など)が欲しい気がする」、つまり「…を食べたい、飲みたい」という意味になります。
I feel like a beer. なら「ビールを飲みたい」ですね。
snack は「スナック」で、日本語で「スナック」と言うと、パリポリ食べるようなスナック菓子を連想してしまいそうですが、ここでの意味は「軽い食事、軽食」というニュアンス。

LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
snack : a small amount of food that is eaten between main meals or instead of a meal
つまり、「メインの食事の間に、または食事の代わりに食べられる、少量の食べ物」。

軽食食べたい、と言っているチャンドラーに、モニカは、shortbread 欲しい? ショートブレッドはどう?みたいに言っています。
ショートブレッドとは、研究社 新英和中辞典では、
shortbread=【名】【C】 [料理名には 【U】] バタークッキー 《ショートニングをたくさん入れた厚いビスケットの一種》

その後にモニカが付け加えている情報から、スコットランド系の食べ物であることもわかります。
like you are は、like you are Scottish 「あなたがスコットランド系であるのと同じように」という感じ。
そんな風にわざわざ言っているのは、スコットランド系の楽器であるバグパイプをロスに演奏してもらいたくないから、ですね。
今から3か月前の記事、パイプ・ダウン フレンズ7-9その5 でも、pipe 繋がりでちょこっと触れましたが、「キャンディ・キャンディ」の丘の上の王子様が持っていた楽器、あれがバグパイプ(bagpipe)です^^
キャンディが泥棒の疑いをかけられて、メキシコに送られようとしている時に、アンソニー、ステア、アーチーの3人が「ぼくたちのことをわすれないでおくれ!」と言ってバグパイプを吹いていたのも印象的で、その時の彼らも、丘の上の王子様と同じような民族衣装を着ていました。
そういうことから、アードレー家の人々はスコットランド系なんだぁ、、ということもわかるわけです(脱線、失礼しました)。

スコットランドの伝統を受け継ぐものはどれも嫌いだ、みたいにチャンドラーは言い、その理由として、it's just my entire family... と説明しています。
この it's just は、it's just that... 「ただ…なだけなんだ」の that が省略された形ですね。
ただ、俺たちの一族全員がスコットランドを追われたってだけさ…と言っているのですが、追われた、と言ってみたものの、何に追われたかの説明に困って、とっさに、「バイキングに(追われた)」とか言うのが、コメディーっぽくて面白いです。
昔、「小さなバイキングビッケ」というアニメもありましたがw、日本人にも「バイキング」と言えば、「スカンジナビアの海賊」のイメージは浮かぶので、日本人にもわかりやすいジョークかなぁ、と思います。

「俺の一族は、バイキングに追われ、スコットランドから逃げた」みたいに言って、スコットランドにまつわる話は勘弁してくれ、のように話を持って行こうとしたチャンドラーでしたが、ロスはその話を聞いて余計に、「今こそ、君のスコットランドのルーツを再発見する時じゃないか、その準備ができてるように僕には思えるよ」と、スコットランドの話に戻そうとしています。

「スコットランド系のことは勘弁して」みたいな遠回しな言い方では埒が明かないと悟ったモニカは、単刀直入に、「結婚式でバグパイプを演奏しちゃだめ!」と叫びます。
How did you know about that?! を直訳すると、「どのようにして(どのような経緯で)そのこと(僕が結婚式でバグパイプを演奏する予定であること)を知ったのか?」ということですね。
日本語的には、「(僕はまだそのことを君たちに話してないのに、内緒にしてたのに)どうしてそれを知ってるんだ?」みたいなことですが、「どうして知ってる?」を、Why do you know...? ではなく、How did you know...? と表現するのが、より英語っぽいところだと言えるでしょう。
なぜ?という理由を尋ねているのではなく、どういう手段でそのことを知ったのか?という「知った経緯」を尋ねているわけですね。

We heard you play は「お前が(バグパイプを)演奏するのを聞いた」ですが、その後、all the way from your apartment と続いています。
from your apartment だけだと「お前の部屋から聞こえてきた」ですが、そこに all the way がつくことで、「遠いところからはるばる(音が聞こえてきた)」というニュアンスが出ますね。
向かいのお前のアパートから、こっちまで音が筒抜け、丸聞こえだったんだよ、みたいなことでしょう。
こっそり練習していたのを聞かれていたと知って驚いたらしいロスですが、その次のセリフには笑ってしまいますね。
the ones called the cops は「警察に電話した・連絡した人」なので、Were you the ones called the cops?! は「君たちだったのか、警察に電話したのは?」と言っていることになります。
日本語で言うと倒置で強調するような言い回しで、「君たちだったんだな、警察に電話して、うるさいと通報した人間は?」と言っているわけです。

「お前の演奏が、こっちまで聞こえてたんだよ」と言われたら、「え、あれを聞かれちゃったのか?」と返すのが普通ですが、「じゃあ、お前らか、通報したのは?」と返したことで、ロスが演奏した後、警察にお叱りを受けたことがわかる仕組みになっているわけですね。


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posted by Rach at 16:25| Comment(0) | フレンズ シーズン7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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