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シーズン7 第17話
The One With the Cheap Wedding Dress (理想のウェディングドレス)
原題は「安いウェディングドレスの話」
モニカはウェディングドレスを試着中で、そこにはレイチェルとフィービーも一緒にいます。そこに別の女性(メーガン)がやってきて、きれい、と褒めたことから会話が始まります。
モニカ: Have you found your dress yet? (あなたはもう自分のドレスを見つけたの?)
メーガン: Oh no, these dresses are all so amazing but there is no way I could afford one. (あぁ、まだなの。ここのドレスは全部すっごく素敵なんだけど、でも、私には手が出ないの[私にはそれを買うお金の余裕がないの]。)
モニカ: Y'know, I can't afford this either. No. I-I-I'm, I'm just to figure out which one I want then I'm gonna get it at Kleinman's, this discount place in Brooklyn, day after tomorrow they are having a huge sale. (ねぇ、私もこれを買うお金の余裕はないのよ。ないの。私はただ自分がどれを欲しいかを決めようとしてて、それから、それをクラインマンズっていう、ブルックリンにあるディスカウント店でゲットするの。あさって、その店では大セールをする予定なのよ。)
メーガン: Oh, thanks for the tip. (まぁ、情報をありがとう。)
モニカ: Yeah! So-so when are you getting married? (ええ! それであなたはいつ結婚する予定なの?)
メーガン: Oh I'm not, I just like to try these on. (あぁ、私は結婚はしないの。ただドレスを試着するのが好きで。)
レイチェル: I do the same thing. (私も同じことするわ。)
メーガン: I'm just kidding. I'm getting married July 25th. (冗談を言っただけよ。私は7月25日に結婚するの。)
レイチェル: I'm just kidding too. (Laughs) I'm getting married in December. (Turns away not happy with herself.) (私も冗談を言っただけよ。[笑って] 私は12月に結婚するの。[不満そうに横を向く])
メーガン: (To Monica) So when are you getting married? ([モニカに] それであなたはいつ結婚する予定なの?)
モニカ: Oh May 15th. (5月15日に。)
メーガン: Oooh it's getting close! (まぁ、近づいてるわね[もうすぐね]。)
モニカ: Yeah! (ええ!)
同じようにブライダルショップに来ている女性に、モニカは「あなたはもう自分のドレスを見つけた?」と尋ねています。
these dresses are all so amazing but... 「これらのドレスは全部すっごく素敵なんだけど…」と言いながら、there is no way I could afford one. と言っています。
can afford というのは、「〜を買う(金銭的な)余裕がある」という意味ですね。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
can afford : to have enough money to buy or pay for something
つまり、「何かを買う、または何かに支払うための十分なお金を持っている」。
There is no way は「…する方法がない」ということから、「…できない、…できる可能性・見込みがない」という意味になります。
ですから、メーガンのセリフは、「(ドレスはどれも素敵だけど)私にはそれを買うことができない」ということですね。
それを聞いてモニカも、「あら、私だってこれ(今、試着してるドレス)を買う金銭的余裕はないわよ」と言っています。
figure out は「わかる、理解する」。
自分がどんなドレスを欲しいか確認するためにここにいて、その後で、ブルックリンにあるディスカウント店のクラインマンズでそれ(これがいいと決めたドレス)をゲットするのよ、と言って、あさってにはその店で、大セールがあるの、とも言っています。
they are having a huge sale の they は店の人たちを漠然と指すニュアンスで、明後日(あさって)という言葉と結びついていることから、「ビッグセールを行なう予定」という近い将来の予定を表していることもわかりますね。
Thanks for the tip. の tip は「ヒント、情報」で、Thanks for the tip. 「情報を教えてくれてありがとう」というのは決まり文句。
LAAD では、
tip : ADVICE [countable] a helpful piece of advice
つまり、「役に立つアドバイス」。
モニカはメーガンに、いつ結婚する予定なの?と尋ねるのですが、彼女は、Oh I'm not, I just like to try these on. と答えています。
つまり、I'm not getting married. 「私は結婚しないの。結婚する予定じゃないの」ということですね。
try ... on は、「…を試しに on してみる」という感覚から、「…を試着する」になるので、I just like to try these on. は、「私はただ、これらのドレスを試着するのが好きなだけなの」と言っていることになります。
別に結婚する予定があるわけじゃないけど、ただドレスの試着を楽しんでるだけなのよね、みたいなことですね。
レイチェルは、I do the same thing. と言っていますが、この現在形は、「私も(普段からよく)そういうことをする」という感覚になるでしょう。
レイチェルは今、モニカと同じように試着しているわけではないので、「今、私も同じことをしてるところなのよ」と言っているのではなく、「あぁ、私もよくそういうことするのよねー、そういうことするタイプの人間なのよねー」と言っていることになります。
そんな風に、「結婚の予定がなくても、ドレスの試着したくなっちゃうのよねー」と共感を覚えた風なレイチェルでしたが、メーガンは「今のはほんの冗談よ、本当は、7月25日に結婚する予定なの」と言うので、レイチェルも「あーら、私も冗談よ。私も12月に結婚するわ」ととっさに嘘をつくことになってしまいます。
話に乗って、私も私も!と言った私がバカみたいじゃない、と不満そうなレイチェルが可愛いですね。
自分の日取りを聞かれたメーガンは、モニカにも同じことを質問しています。
モニカは、5月15日に結婚するの、と答え、メーガンは、it's getting close! と言っていますね。
get close は「近づく、接近する」ですから、「その 5月15日って、近づいてるわね、もうすぐね」と言っているニュアンスになるでしょう。
ちなみに、私がこの記事を投稿している今日はまさにその 5月15日で、何ともタイムリー!と思ったので、このセリフが入るところまでを解説してみました^^
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