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フィービー: Hey, the wedding is so close! Are you getting nervous? (ねぇ、結婚式はもうすぐね! ナーバスになってきてる?)
モニカ: Yeah. But a part of me also can't wait ‘til it's over. Chandler and I have this pact not to have sex again until the wedding. (そうね。でも、私の一部は、結婚式が終わるまで待ちきれないでもいるの。チャンドラーと私は契約したのよ、結婚式までエッチは(二度と)しない、って。)
ロス: A "no sex" pact, huh? I actually have one of those going on with every woman in America. (”エッチなし”の契約かい? 実際、僕もそういう契約の1つを実行中なんだ、アメリカの全ての女性との間でね。)
モニカ: Hey Phoebe, will you give me a hand? (ねぇ、フィービー、手伝ってくれる?)
フィービー: Sure. (もちろん。)
モニカ: I gotta make up the guest bedroom. (To Ross) Hey, Cousin Cassie is coming to stay with us for a few days. (ゲストルームを準備しないといけないの。[ロスに] ねぇ、いとこのキャシーが、2、3日、うちに泊まりにくる予定なのよ。)
ロス: Cassie? (キャシーだって?)
モニカ: Uh-hmm. (ええ。)
ロス: Wow, I haven't seen her in, like, forever. I wonder if she still carries that Barbie everywhere she goes. (わぉ、僕は彼女をもう、ほら、全くと言っていいほど見てないよ。彼女はまだあのバービーをどこに行くにも持ってるのかな、って思っちゃうね。)
モニカ: Ross, she's 25 years old. (ロス、彼女は(もう)25歳よ。)
ロス: So what! I still have-- No, you're probably right. (それが何だよ? 僕はまだ持ってるんだぞ… いいや、多分、モニカが正しいね。)
close は「近い」。
研究社 新英和中辞典では、
close=(時間・空間・程度など)接近した、類似した
と出ていて、いろんな意味で「接近した」というニュアンスを表します。
ですから、時期的な話だと「もうすぐだ」という意味になりますし、人との関係においては「親しい、親密な」という意味になるわけですね。a close friend なら「親友」です。
「近い」ということから、「正解に近い、惜しい、いい線行っている」という意味にもなります。
get nervous 「ナーバスになる、神経質になる」を現在進行形にした疑問文なので、Are you getting nervous? は「(式が近づいてくるにつれて)だんだんナーバスになってきてる?」みたいなニュアンス。
モニカは、少しナーバスになってきているのを認めつつも、can't wait 「待ちきれない、待ち遠しい」とも言っています。
can't wait は直訳通り、「待つことができない」わけですが、これは物理的に可能かどうかの話ではなくて、「早くその時が来てほしくてうずうずしてる」という感覚ですね。
結婚式が終わるまで待つことができない、つまり、「早く結婚式が終わって欲しい」と言っていることになります。
a part of me also という表現が面白いですね。
「私の一部はこんな風にも思ってる、感じてる」といったところで、式が近づいてナーバスになっている私、式が近づいてくるのが怖いと思っている私がいる反面、別の部分の私は早く式が終わって欲しいと、式を待ちきれないでいる、という感じ。
日本語でも、「でも私の中には、〜する私もいるのよ」みたいな表現をすることがありますが、それがまさに、a part of me also (do) みたいに表現できるということです。
その後、「終わるのが待ちきれない」と言っている理由が説明されています。
チャンドラーと私はある契約をした、と言っていて、その内容とは、「結婚式まで再度エッチをしない」。
結婚式が終わるまで、エッチはお預けにしようね、という約束をしたわけですね。
その契約内容を聞いたロスは、横から一言、挟んできます。
「エッチなしの契約かい?」と言って、「実際僕も、そういう契約の一つを、every woman in America との間で実行中なんだ」みたいに言います。
つまり、「僕はアメリカにいる全ての女性と、”エッチなし”の契約を結んで、それを実行しているところだ」みたいなことですね。
「ロスは長らくエッチをしていない」というネタで、フレンズたちにロスはちょくちょくからかわれています。
最近のエピソード、フレンズ7-15その1 でも、
ジョーイ: Well, I think it's ridiculous that you haven't had sex in three and a half months. (ふーん、ロスが3ヶ月半もエッチしてないこと(の方)が、ばかげてると俺は思うけどね。)
みたいなご指摘(笑)があったりもしました。
そういうからかいのネタを自虐ネタとして使っているわけです。
チャンドラーはモニカとエッチなしの契約かぁ、僕はアメリカ中の女性とそういう契約してるんだよ…と言って、誰とも全くエッチができそうな気配がない(笑)ことを自らジョークにしているのですね。
その後、モニカはフィービーにちょっと手伝ってくれるかしら?と頼んでいます。
モニカが説明しているように、いとこのキャシーが泊まりにくるから、ゲストルームを準備・用意しないといけないの、ということですね。
I haven't seen her in, like, forever. の forever は「永遠に、永久に」ということですが、フォーエバーと表現してもいいくらい、長い間、彼女に会ってないなぁ〜、という感覚になります。
ロスは、I wonder if 「〜かどうかなと思ってる」という表現を使い、キャシーはあのバービー(人形)を、彼女の行くところどこでも、持ち歩いているかな?みたいに言っていますね。
「どこに行くにも持ち歩く、肌身離さず持っている」というような英語が、carries 〜 everywhere she goes になるわけです。
バービー人形って、キャシーはもう25歳の大人の女性よ、とモニカは言うのですが、ロスは一瞬それに反論したように、「それが何だよ? 僕はまだ…を持ってる」と言いかけた後、「いや、モニカが正しいね」と自分の意見を修正しています。
「僕だって大人だけど、まだ子供の時持ち歩いてた○○を、どこにでも持って行ってるよ」みたいに言いかけて、恥ずかしいから訂正した、ということが、英語のセリフで聞いた時にもわかれば、いい感じ!ですね。
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2013年06月20日
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