2013年10月31日

請求書に名前は出ないって言われたのに フレンズ8-2その1

皆様の応援のお陰で、現在、「人気ブログランキング」は3位、「にほんブログ村」は7位です。
ブログを続ける原動力となります。どうか今日も応援クリックをよろしくお願いします。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 英語ブログへ


シーズン8 第2話
The One With the Red Sweater (探せ! 赤いセーターの男)
原題は「赤いセーターの話」


チャンドラーとモニカの結婚披露宴も終わり、その翌朝の話。
[Scene: The Hotel Lobby, Rachel and Phoebe are at the front desk checking out.]
ホテルのロビー。レイチェルとフィービーはフロントデスクでチェックアウトしているところ。
レイチェル: Listen y'know what, sir? For the last time, I don't care what the computer says. We did not take a bag of Mashuga nuts from the mini-bar and we did not watch Dr. Do-Me-A-Little! (ねぇ、きっぱり言うわよ、そのコンピューターが何て言おうが関係ないわ。私たちはミニバーからマシューガナッツの袋を取らなかったし、私たちは「ドクター・ドゥ・ミー・ア・リトル」なんか見なかったわ!)
ジョーイ: (entering) Hey! ([入ってきて] やあ!)
フィービー: Oh! Joey uh, were you in our room last night? (まあ! ジョーイ、あなた、昨日の晩、私たちの部屋にいた?)
ジョーイ: No. (Phoebe grabs the receipt and shows it to Joey who gets mad.) I was told the name of the movie would not appear on the bill! (いいや。[フィービーはレシートを掴んで、それをジョーイに見せる、ジョーイは怒る] 映画の名前は請求書には出ないって俺は聞いたんだけど!)
(Chandler and Monica enter.)
チャンドラーとモニカが入ってくる。
チャンドラー: (to the front desk clerk) Hi! We're checking out of the bridal suite. ([フロントデスクの係に] やあ! 俺たち、ブライダル・スイートをチェックアウトするよ。)
モニカ: (depressed) That's right. I'm no longer a bride. I'll never be a bride again. Now, I'm just someone's wife! ([落ち込んで] その通りね。私はもう花嫁さんじゃないのよ。私はもう二度と花嫁さんになれないの。今、私はただ、誰かの妻なだけ。)
チャンドラー: And I'm the happiest guy in the world! (Monica goes and sits down in a huff.) Oh, come on, honey, don't be upset. We still have so much to look forward to! (そして俺は世界で一番幸せな男だ! [モニカはムッとした様子で座る] あぁ、ねぇ、ハニー、怒らないでよ。俺たちにはまだ、楽しみなことがいっぱいあるじゃないか。)
モニカ: Oh yeah, right. (Rolls her eyes.) (あぁ、ええ、そうね。[モニカはあきれたように目を回す])

レイチェルとフィービーは、ホテルのフロントの会計でモメている様子です。
for the last time は、「(それを終わりとして)最後に」という感覚。
for the first time 「初めて」はよく知られていますが、その対極のニュアンスですね。
それまでさんざんモメていたのでしょう、とにかく最後にこれだけ言わせてもらうけど、私の言い分はこうで、それはもう変わることはないわ、みたいなことで、「最後にきっぱりこう言うけど」という感覚なわけですね。
「そのコンピューターが何を言おうが関係ない、構わない」みたいに言うレイチェル。
say は「言う」でも雰囲気はわかりますが、この場合は、コンピューター上のデータがどう言っているか、どう表示されているかなんかどうでもいいの、ということ。
その後、私たちはミニバーからマシューガナッツの袋を取らなかったし(つまり、マシューガナッツを食べなかったし)、Dr. Do-Me-A-Little (という作品)も見なかった、と強く主張しています。
その話から、パソコン上ではナッツを食べ、その作品を見たことになっているので料金を請求されている、でもレイチェルたちは身に覚えのないことだから抗議している、ということがわかるわけです。

その作品のタイトルですが、do me a little の do は「エッチする」という意味。
もっと下品に言うと、「ちょっと私をヤッて」みたいな感じなので、「ちょっと私をヤッて先生」みたいなタイトルになります。
do me みたいなフレーズが使われているので、エッチなビデオのタイトルだと言うことがわかるのですが、このタイトルは、エディ・マーフィ主演の1998年の映画「ドクター・ドリトル」のもじりです。
Wikipedia 日本語版: ドクター・ドリトル
カタカナで書くと、「ドゥ・ミー・ア・リトル」と「ドリトル」にはかなり違いがあるように思いますが、「ドクター・ドリトル」の原題は、Dr. Dolittle なので、英語の文字で比較すると、Dr. Dolittle と Dr. Do me a little がよく似ていることがわかると思います。
有名な作品のタイトルをもじって、エッチなビデオのタイトルにする、というのはよくある話で、これもその一例ですね。

「こんなビデオ、見てないわよ」と怒っているところにジョーイがやってきたので、フィービーは「ジョーイ、あなた、昨日の晩、私たちの部屋にいた?」と尋ねます。
否定するジョーイですが、レシートを見せられて急に怒り出すジョーイ。
フロントに対して、I was told... 以下の文章を言っています。
I was told the name of the movie would not appear on the bill! について。
「俺は(ホテルの人に)こう言われたんだ」と言っていて、言われた内容が the name of 以下になります。
「その映画の名前は請求書にあらわれない、出ないと言われた」と言っていることになり、このセリフから、その映画を見た犯人はジョーイだったことがわかるのですね。
「部屋で有料で映画を見た場合、請求書にタイトルまでは出ません」って俺言われたのに、、みたいなことで、ジョーイ的には、映画のタイトルが出なければ、「私たち、何か映画を見たのかもね。酔っぱらってたから記憶にないけど、、」とごまかせるとでも思った、などのことでしょう。

その後、結婚式を無事終えたチャンドラーとモニカがフロントにやってきます。
ブライダル・スイートをチェックアウトすると言うチャンドラーですが、新妻であるはずのモニカは浮かない顔をしています。
「ブライダル・スイートをチェックアウトしたら、私はもうブライド(花嫁)じゃないわ。二度と花嫁さんになれない」と落ち込んでいて、「今や私は、ただの”誰かの妻”なのよ」と言っています。
「花嫁さん」にものすごく憧れていたモニカは、花嫁さんでなくなることがよほどいやなようですね(笑)。
自分の妻に、「今はただ、”誰かの妻”でしかない」みたいに、さもつまらないものになったかのように言われてしまったチャンドラーですが、めげることなく、「(君は誰かの妻。) そしてこの俺は世界で一番幸せな男だ!」と言います。
もちろんこれは自虐的なセリフで、自分の新妻に「ただの奥さんになっちゃった」みたいに落ち込まれている夫の俺って一体、、と言いたいところを、全く正反対のこと、「奥さんにそんな風に言われてる俺って、世界で一番幸せだよね!」と言ってみせたということです。

不機嫌そうに椅子に座ったモニカに、チャンドラーは、don't be upset. と言っています。
upset という単語は、ちょうど前回の記事、ありもしなかったものに動揺するなんて フレンズ8-1その6 に、
How could I be upset over something I never had? (ありもしなかったものにどうしてこんなに動揺することができるの?)
というセリフの中で登場したばかりでした。
その時にも説明したように、基本的な意味は「ひっくり返す」で、be upset は「ひっくり返された(状態)」、つまり、「落ち着いた状態ではない、平穏・穏便な状態とは反対の状態」になります。
今回のモニカの場合は、「動揺している」というよりは、「怒っている」というご不満な感じが近い気がします。

We still have so much to look forward to! の look forward to は、I'm looking forward to seeing you. 「あなたにお会いできるのを楽しみにしています」という決まり文句で有名なフレーズですね。
「俺たちには、楽しみにすべきことがまだたくさんある」という意味になります。

Oh yeah, right. というのは皮肉っぽい返事。
文字通りの「はい、そうですね」という完全肯定ではなくて、ちょっとあきれた感じで言う Yeah, right. は「はいはい、おっしゃる通りでございますねぇ」的な、相手の言うことを否定したい気持ちで言葉だけ「そうよね」と言っている感覚になります。
ト書きの、Rolls her eyes も、最近の記事に出てきたばかりですね。
シーズン8に突入! フレンズ8-1その1 で、妊娠したレイチェルをかばうためにフィービーが妊娠したふりをしていて、「父親の名前は言えないの。彼は有名人だから」と言った後に、
レイチェル: Oh, my God. Who is it?! (Phoebe rolls her eyes.) (まぁ、なんてこと。それは誰? [フィービーはあきれたように目をむく])
というシーンがありました。
そこでも説明したように、「目を回す」というのは、「あきれたように目をむく」という感覚で、今回のモニカの顔もまさにそんな感じです。
私はもう花嫁さんじゃないのよ。子供の頃からずっと夢見てた結婚式も終わっちゃって、この先、楽しみなことが何があるっていうの?みたいな気持ちから、そんな顔をしているわけですね。


ランキングをクリックして、応援していただけると嬉しいです。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 英語ブログへ
posted by Rach at 15:57| Comment(4) | フレンズ シーズン8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Rachさんこんにちは。1月の追加セミナーも、増員してもすべて満席とのこと本当におめでとうございます。
いつも丁寧でかつ広がりを持つRachさんの解説は本当に楽しみです。今回も「Dr. Do me a little」のこと言われてああそうか、なるほど!と思いました。Friendsならもじらないわけないですよね。少し前の解説でもジェームズ・ブローリンからエリオット・グールドに至り、へー、あのゲラーパパなのか!と解きほぐしを教えてもらうと本当にうれしいです。ましてやレイチェル・カーソンまで登場してきて広がると感動的です。
セリフの言い回し、文法、ストーリー展開の解説ににとどまらずこういうRachワールドを見せてもらうのも、このブログの大きな楽しみの一つです。いつもありがとうございます。
ちなみに前のシーンの最後にRachelがfalse pregnantでなく本当に赤ちゃんを産むことになるのは911のことでストーリーを「希望」に変えたのでは無いのかな?とかちらっと思いましたがこれは考えすぎでしょうね。
Posted by koroyakun at 2013年11月02日 07:44
koroyakunさんへ
いつも温かいコメント、ありがとうございます! はい、おかげさまで追加セミナーも満席となりました。追加セミナーも精一杯頑張りますね!(^^)

また、私の解説に対して、いつも高い評価を下さること、本当にありがとうございます。「ちなみに」的な話が続くと、とっ散らかった印象を与えてしまうかもしれない、とも思うのですが、そのことを「広がり」と表現して下さると、とても嬉しいです。「Rachワールド」と呼び続けていただけるような、私らしい解説がこれからもできればいいな、と思っています。

基本一話完結のシットコムでありながら、年を追うごとにそれぞれのキャラも成長し、より大人になっていく、というものを描いているのもフレンズの特徴ですよね。フレンズは6人でフレンズ、ではありますが、やはりその中でレイチェルは主人公だと思うので、彼女の妊娠というのはこの作品の中で本当に大きな出来事だと思います。その後のストーリー展開を大きく左右するものなので、プロデューサーや脚本家の間でもいろいろな話し合いがなされたと思いますが、911 を意識しての「希望の象徴」だとしたらとても素晴らしいことだし、また、911 より前に決定されたことであったとしても、多くの人に「希望」を与えたのは間違いないでしょうね。
Posted by Rach at 2013年11月02日 10:24
はじめましてRachさん。

現在はとある目標を叶える為に勉強中の、
23歳のジョニー(HN)と申します。


今回は、1点質問があってコメントさせて頂いております。

フレンズで使われる英語に関する質問ではありませんが、
答えて下さると幸せです☆



質問とはズバリ、

「10年以上も英語学習を続けてくることができた原動力は何か」

というものです。

英語、というより語学学習というのは、

外から内側が見えないドラム缶サイズの入れ物に、
蛇口をほんの少し捻って一滴ずつポタポタと水を垂らして、
満水になるのを待つのと同じぐらい気の遠くなるような作業だと思うんです。

僕も以前に英語を勉強したことがあって、
大学1回の頃に英検準1級取ったので、
語学学習のしんどさは身をもって体験しています。

(残念ながら準1級取って以来、英語学習からはもう遠ざかっています...笑)


そんなかなり骨の折れる作業、途中で投げ出したくなりがちな作業を、
一体どうやって10年以上も続けてこれたのか、
一体その原動力は何だったのかを是非とも参考にお聞きしたいのです。


今僕がやっている勉強(厳密には勉強とは言えない事ですが...)も、
先が見えにくいものなので、
頻繁にやる気が下がって、手につかなくなることがあるんですね。

ですので、是非ともRachさんのお話を聞いて、
「めげずにやり切る!」という気持ちをどうやったら持ち続ける事ができるのか、
についての秘策を知れたらなと思ってます♩


この質問への回答は別に急いでおりませんので、
わざわざお忙しい時に答えて頂く必要はありません。


お暇な時に、気軽に返信して頂いたら結構ですので、
またよろしくお願いします☆


今後、今僕がやっていることが一段落したら、
このRachさんのフレンズから学ぶ英語ブログを参考に、
実際にフレンズを用いながらまた英語学習を再開したいな、
なんてコト、企んでます(笑)。



投稿は以上となります。

ではでは^^




Posted by ジョニー at 2013年11月04日 07:02
ジョニーさんへ
はじめまして。コメントそしてご質問ありがとうございます。

ジョニーさんのご質問を読ませていただいた後、「原動力って何だったのかなぁ」と私もいろいろと過去を振り返りながら、考えてみました。他の記事やコメント欄で書いたこととカブってしまうかもしれませんが、今私が思ったことを書いてみますね。

「気の遠くなるような作業」の例えは、まさにそんな感じですよね。そんなにすぐに劇的に、また目に見える形ではっきり変化するものではないので、「これで効果があるのかな、、」みたいに思えてしまって、続かないということはきっと誰にもあります。

大学生で英検準1級を取られた、ということだと、私と同じですね。私はその直後に、その流れで行けるかなみたいに思って、軽いノリで1級を受けたら、もう手も足も出ない感じで撃沈されましてw これは一生、英検1級なんか取れないわ、、と英検の勉強はそこで完全にストップしました。将来、英語を使った仕事につきたいわけでもないから、別に必要もないだろうと。
英検1級を目指すことは早々にあきらめましたが、英語はやはり好きだったので、大学生の頃、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のビデオ(当時はビデオテープです^^)を見ながら、スクリプト本を買って勉強する、というのをやってみたことがあります。これがかなり楽しく面白くて、そして「生きた英語が学べる」という実感も持てたのですが、ビデオテープというのは巻き戻しなどの操作が面倒くさく、とりあえず最後まで見た後は、次の作品に手を伸ばす気持ちに残念ながらなれなかったんですよね。

映画で英語を学ぶのって楽しいんだけどなぁ、、という記憶はずっと頭の中にあったので、2001年に雑誌で、「ドラマや映画のDVDを使った英語学習法」を見た時に、これだ!と思いました。DVDなら英語字幕も出せるし、ビデオに比べて操作性が格段に良いこともわかっていましたから、それに飛びついたのです。

子持ち主婦になってから、DVD学習法というやり方で英語のやり直し学習を2001年に始めることになったのですが、「学べば学ぶほど、生きたフレーズをどんどん知ることができる」という実感が持てたので、その学習法をやめようと思ったことは一度もなかったですね。自分に合った、やっていて楽しいと思い続けることができる学習法に出会えたことが、私にとってはラッキーだったのだと思います。それと同時進行の形で、TOEIC を受け高得点を取ることも目標にはしていましたが、それはあくまで目安であって、「英語の資格を取って再就職しよう」とか考えていたわけでもなく、「この日本語は英語ではこう言うのかぁ〜」というのを知ることができるのが、ただただ楽しかったと。

家で一人でDVDで学んでいるだけでも、英語を学べている!という実感がものすごく持てたので、ブログという形で私の学習法や私の解釈をご披露したいと思ったのが2005年。ブログを始めた当初は、こんなもの書いてて何か意味があるのかな、、と正直思ったこともあったのですが、そんなブログでも「説明がわかりやすい」とか「楽しく学べる」とか評価して下さる方がいて、「私のやってきたことには意味があった」と思えたことが、また次への原動力に繋がったのは間違いありません。

ブログを書いている時でも、やはり時にはやる気が下がってしまうことはあります。やめようと思ったこともありました。でもそんな時には、読者の方が下さったコメントのおかげで元気を取り戻すことができました。ブログを始めてからは、「誰かの英語学習のお役に立てている」と思える実感が、私の原動力です。それはいわば、「英語ブロガーとしての原動力」とも言えますね。

英語学習者としての原動力、というのはやはり、最初の方で述べたように、「映画やドラマで英語を学ぶ楽しみ」をこれからも味わい続けたい、という気持ちでしょうか。私は他の学習法というのにはあまり興味がなくて、とにかく時間があれば、少しでも多くの作品を見て、少しでも多くのフレーズを自分の中に溜め込んで行きたい、、という欲求が強いのです。英語力向上に役立つとか何とか思う前に、ただ、「英語がわかるのが楽しい」という気持ちが先にあって、今日はこんなフレーズを学べたぞ、とかで喜べてしまう性格なのが、良い方向に働いてきたんだろうなと思います。

勉強というものは「先が見えにくいもの」が多いですよね。私も先に英検ありき、TOEIC ありきで勉強していたら、やる気がなくなって、勉強が手につかなくなっていたかもしれません。資格試験を目標に置いていたら、それを達成した後にこれから何をしたらいいんだろう、と悩んでしまったかもしれません。英検1級、TOEIC 満点は、英語ブロガーになって以降、どちらも取りたかった資格でしたが、実際にそれが獲得できた後は、「これでテスト勉強のために勉強する必要がなくなる。好きな作品で英語をとことん学ぶことに時間を費やせる」と思って、試験から「卒業」できたことが何より嬉しかったものでした。

こうして自分のことを振り返ってみると、私の英語学習者としての原動力は、その英語学習の行為そのものが楽しかったこと、に尽きるでしょうか。通常の勉強の場合は、目標を達成するために「これをしなければならない」ということになり、英検や TOEIC の勉強をしている時はまさにそういう感じでしたが、「フレンズ」学習についてはそうではなかった、「フレンズ学習そのものが好きだった」ということになると思います。

思いつくまま書いてしまったので、またわかりにくい部分などありましたら、お気軽にご質問下さいね(^^)
Posted by Rach at 2013年11月06日 17:27
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。