2014年04月07日

再結成するの? フレンズ8-10その5

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前回の続きです。
ロスの息子ベンが、スティング(Sting。イギリスの人気バンド「ポリス」(The Police)のヴォーカル&ベース担当)の息子と同じ小学校に通っていると知ったフィービー。
スティングのチケットをゲットできなかったフィービーは、ベンの保護者のふりをして、子供たちの問題を話し合うために、スティングの自宅を訪れているところ。
フィービーがチケット目当てに来たことに気づいたスティングの妻トゥルーディー・スタイラー(Trudie Styler)は、激怒して、、、
トゥルーディー: I'm not giving concert tickets to someone who'd use their son like this! (私はコンサートチケットを渡さないわ、自分の息子をこんな風に使おうとするような人にはね!)
フィービー: Oh good! Then you're in luck! Ben's not my son! (それは良かった! それならあなたは運がいいわ! ベンは私の息子じゃないもの!)
トゥルーディー: (stands up) Look, I've just pressed a button, triggering a silent alarm. Any minute now, the police will be here! ([立ち上がって] ねぇ、私はたった今、あるボタンを押したの、これでサイレント・アラームが作動するわ。今すぐにも、ポリス(警察)がここに来るわよ!)
フィービー: The Police? Here? A reunion?! (She gets out her camera.) (ポリスが? ここに? 再結成? [フィービーは(バッグから)カメラを取り出す])

チケットが欲しいことをあっさり認めたフィービーに、トゥルーディーは激怒した様子で、I'm not giving... 以下のセリフを言っています。
ちょっと長めのセリフになるので、前から順番にイメージすると、前半は、「私はコンサートのチケットをある人(こんな人)には渡さない」という感じですね。
そして、「こんな人には渡したくない」の説明として、someone 以下の表現を使っています。
someone who'd use their son like this の who'd は、who would で、「自分の息子をこんな風に使おうとする人」になるでしょう。
「チケット欲しさに、自分の息子を利用するなんて、最低だわ! そんな人に、チケットを渡すもんですか!」みたいに怒っているわけですが、フィービーは笑顔で、「それは良かった。あなたはラッキーね。ベンは私の息子じゃない」みたいに答えています。
「息子を利用する人にはチケットはあげない」と言った言葉を文字通り理解して、「そういうことなら問題ないわ。だってベンは私の息子じゃないから、私は自分の息子を利用したことにはならないもの。あなたもチケットを私に譲るのに問題がなくなるから、このことはあなたにとってもラッキーなことよね」みたいに言ってみせたことになるでしょう。

トゥルーディーは立ちあがって、I've just pressed a button, triggering a silent alarm. と言います。
私はたった今、あるボタンを押した。そのボタンは、a silent alarm をトリガーするの、みたいなニュアンスですね。
silent alarm は言葉の通り、「静かな・音の出ないアラーム」と言うことで、通常のアラームのような大音量で近所を騒がせることなく、警報を発することができるアラームということのようです。
trigger は「銃の引き金、トリガー」のことで、動詞として使うと、「銃の引き金を引く」ということから、「〜のきっかけとなる、〜を起こす」という意味としても使われます。
ですから、このセリフは、「私はあるボタンを押したけれど、そのボタンでサイレント・アラームが作動する仕組みになっているのよ」と説明したわけですね。

警報ボタンを作動させたことで、any minute now 「今すぐにも、今すぐにでも」、the police will be here! 「ポリス(警察)がここに来るわ!」とトゥルーディーは言うのですが、それを聞いたフィービーが、ものすごく嬉しそうに、The Police? Here? A reunion?! というのには大笑いしてしまいました。

reunion というのは、「再・結合」ということで、「再会(の集い)、同窓会」という意味でよく使われます。
a class reunion なら「クラスの同窓会」ですね。
フレンズ1-14その2 では、廊下にいる時に、次々とフレンズたちと対面したジャニスが、
This is like a reunion in the hall! (廊下での同窓会みたい。)
と言って喜ぶシーンもありました。
また、そもそも私ならこうしてた フレンズ5-5その6 では、
ロス: There're plenty of people who just see their sisters at Thanksgiving and just see their college roommates at reunions and just see Joey at Burger King. (妹とは感謝祭で会うだけ、とか、大学のルームメイトとは同窓会で会うだけとか、ジョーイとはバーガーキングで会うだけ、とか、そういう人は大勢いるよ。)
という表現も出てきましたね。
そんな風に、「同窓会」として使われることが多い reunion という言葉ですが、今回のセリフでは、「(バンドの)再結成」という意味で使われており、そこがこのセリフのオチになっています。
トゥルーディーは、スティングの奥さんで、フィービーは、スティングのチケット目当てでこの部屋にやって来たわけですから、フィービーは「スティングのチケットをどうやってもらおうか」ばかり考えているわけです。
ですから、トゥルーディーが「すぐに警察(the poice)が来るわよ」と言った言葉を聞いて、「The Police (ザ・ポリス。スティングが在籍していたバンド)が来る」と勘違いして、「ポリスが、ここに? 再結成したの?」みたいに叫んで、写真を撮ろうと、カメラまで取り出そうとしている、、というオチになった、ということです。
ポリスというバンドは、1984年に活動停止を宣言し、その後、2007年に再結成したようですが、今回のフレンズのエピソードの放映は 2001年で、ポリスがちょうど活動停止中の時期に当たりますので、フィービーが、「再結成?」と喜ぶセリフも、しっくりくるわけですね。

スティングの名前は、かっこいい男性の例として、フレンズでも何度も登場しました。
過去記事、スティング フレンズ3-5その8 では、レイチェルが挙げた「寝たい有名人リスト」の中にスティングの名前が入っていたことから、他にスティングの名前が出てきたセリフを一緒にご紹介しています。

「ポリスが来るわよ」「え、ポリスが再結成したの?」というオチは、トゥルーディーがスティングの奥さんだからこそ成立するジョークで、このセリフを言わせたいがために、「スティングの奥さんが警察に通報せずにはいられないようなことをする」設定にしたのかも、、と思える感じです。
いくらスティングのチケットが欲しいからとはいえ、今回のフィービーの行動は、常識を越えたところがありますが、それもこれも、このオチのセリフに繋げるためだと思えば納得できる気がしました。

まぁ、ベタだと言えばベタなのかもしれませんが(笑)、バンド名が The Police であることをうまく使った、そして、スティングと言えば、The Police のメンバーだったことをみんなが知っていることをうまく活用した、フレンズらしいオチだと言えるでしょうね。

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posted by Rach at 16:15| Comment(0) | フレンズ シーズン8 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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