2015年03月20日

下を見るから嘘だとわかる フレンズ9-8その2

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感謝祭の日、レイチェルの妹エイミーは、レイチェルとロスの家を訪れるのですが、一緒に過ごすはずだった彼氏との予定が(既婚者であった彼氏の奥さんが帰ってきたからという理由で)キャンセルになってしまい、感謝祭を一緒に過ごす人がいなくなった、と泣いています。
かわいそうに思ったレイチェルは、ロスが渋るのを説き伏せて、モニカの家での感謝祭に一緒に連れて行くことにしました。
また、ジョーイは、「愛の病院日誌」の出演者として、感謝祭のパレードに参加する予定だったのをすっぽかしてしまい、フィービーにうまい嘘のつき方を教えてもらおうとするも、なかなかうまく行きません。
レイチェル: Hey, you guys! This is my sister, Amy. This is Chandler, Joey, Phoebe and you know Mon! (はーい、みんな! これは私の妹、エイミーよ。こちらがチャンドラー、ジョーイ、フィービー、それからモニカは知ってるわよね!)
エイミー: Oh, my God! You're on Days of our Lives! (なんてこと! あなたは「愛の病院日誌」に出てるわよね!)
ジョーイ: Yeah! (そうだよ!)
エイミー: Wow! They must put a lot of makeup on you. (ワオ。あなたには随分とメイクしてるに違いないわね。)
ジョーイ: (expression turns from happy to sad) Happ, Happy Thanksgiving. [He walks away as Chandler pats his back.] ([表情が、幸せなものから悲しいものに変わる] おめでとう、おめでとう、感謝祭。[ジョーイは歩いて去る、その時、チャンドラーは(励ますように)ジョーイの背中を叩く])
ロス: (to Monica) Hey, hey. ([モニカに] やあ、やあ。)
モニカ: Hi. [They exchange pecks on the cheek] (はーい。[二人はお互いの頬にキスをする])
モニカ: (To Amy) So welcome! Is this the first time you're seeing Emma? ([エイミーに] で、いらっしゃい! エマに会うのはこれが初めてなの?)
エイミー: Yeah, I thi, think so. (To Phobe who's standing behind Monica) It's nice to meet you, Emma. (Sticks her hand out). (そうね、そうだと思うわ。[モニカの後ろに立っているフィービーに] 初めまして、エマ。[手を差し出す])
フィービー: (Shakes her hand) Phoe-be! [Articulating] ([エイミーと握手して] フィービー(よ)! [はっきり発音する])
エイミー: Ooo! That's a funny noise! (まぁ、それって面白い音(声)ね!)
[After a few moments of awkward silence, Monica leads Amy away.]
しばらくの気まずい沈黙の後、モニカはエイミーを別のところに連れて行く。
ジョーイ: Phoebs! I still need some help here. (フィービー! まだ君の助けが必要なんだよ。)
フィービー: Oh! Right okay. Erm...okay. So it's not just the lie you tell, but it's the way you tell it. For example, if you look down on the ground when you're talking, people know you're lying. (ええ! そうね、いいわ。うーんと。で、あなたが言う嘘(が問題)じゃなくて、嘘を言う言い方(が問題)なのよ。例えば、話している時にあなたが下を見ると、人はあなたが嘘をついてるってわかるわ。)
ジョーイ: Oh... (nodding) I don't know why this is so hard for me. Y'know what I mean? Lying is basically just acting, and I am a terrific actor! (Smirks) (あぁ… [うなずきながら] 俺にとってどうしてこのことがそんなに難しいのかわからないよ。俺の言いたいことわかるだろ? 嘘をつくことは基本的にはただ演じることだ。で、俺は素晴らしい俳優なのに! [ニヤリと笑う])
フィービー: You are a (looks down suddenly) terrific actor! (あなたは [突然下を向いて] 素晴らしい俳優よね!)

チャンドラーとモニカの家に妹エイミーを連れて来たレイチェルは、フレンズたちにエイミーを紹介しています。
ジョーイの顔を見たエイミーは、You're on Days of our Lives! と驚いた様子で言っています。
ここでの on は「〜に出ている、出演している」というニュアンスですね。
そう言われたジョーイは嬉しそうにエイミーと握手するのですが、ジョーイを間近で見たエイミーは、They must put a lot of makeup on you. と言います。
they はそのドラマのスタッフを漠然と指す感覚で、「彼らはあなたにたくさんのメイクをしているに違いない」、つまり、「あなたはあの番組の中で、たくさんのメイクをされているに違いないわね。あの番組の中ではあなたはきっと厚化粧なのね」みたいに言われたことになります。
ドラマの中のあなたは素敵だと思ったけど、こうして素顔を間近で見ると何だか別人みたい、あんまり大したことないのねぇ、みたいに言われたことになりますね。
そんな風に言われて、ショックを受けたジョーイは表情も悲しげなものとなり、チャンドラーに背中をポンポンされて慰められています。

モニカはエイミーのことを知っているので、「ようこそ、いらっしゃい!」と言った後、Is this the first time you're seeing Emma? と言っています。
くどいくらいに直訳すると、「これ(今回)が、あなたがエマに会う初めての時なの?」みたいな感じになりますが、自然な日本語にすると、「(あなたが)エマに会うのは、これが初めて?」というところですね。

エイミーは「そうだと思うわ」と答えた後、モニカの後ろに立っていたフィービーに向かって、「はじめまして、エマ」と挨拶し、握手するために手を差し出しています。
モニカの家に来る前に、エイミーはレイチェルの家で赤ちゃんエマに会っているし、最初、名前をエメットと間違えて、母であるレイチェルに「エマよ」と訂正されたにもかかわらず、まだ姪っ子の名前を覚えていないことが、このやりとりでよくわかりますね。
エマと聞けば、レイチェルの娘である赤ちゃんだと思い出すのが普通なのに、モニカの後ろに立っている見知らぬ女性(フィービー)の名前がエマなのかと勘違いして、初対面の挨拶をしているという、そのズレ具合が、何とも強烈です。

フィービーは握手しながら、「私の名前はエマじゃなくて、フィービーよ!」と言うように、ただ名前だけを、「フィー・ビー!」とはっきり発音してみせるのですが、それを聞いたエイミーは、名前を訂正したのだと気付かずに、「それって面白い音・声ね」みたいに返します。
過去記事、発信音と間違えられる名前 フレンズ3-6その3ターキーが焼けたという意味の名前 フレンズ3-20その1 では、チャンドラーが、ビングという姓を「音」だと勘違いされる話がありました。
今回は「フィービー」という伸ばす音の名前を、何かの音に勘違いされたことになりますね。

エイミーとフレンズたちのズレた会話が交わされた後、ジョーイはフィービーのところにやってきて、「まだ君の助けが必要なんだ」と言っています。
感謝祭パレードをすっぽかしてしまった言い訳の嘘のつき方を、もう少し教えて欲しいということです。

フィービーは、So it's not just the lie you tell, but it's the way you tell it. と言っていますね。
「ここでポイントとなるのは、問題となるのは」、あなたが言う嘘じゃなくて、あなたが嘘を言う言い方だ、と言っていることになります。
内容じゃなくて、言う時のあなたの様子や言い方に問題がある、ということですね。
そして、「例えば」と例を挙げて、ジョーイの嘘の言い方のマズい点を指摘しています。
「話している時に下(地面)を見ると、人はあなたが嘘をついているとわかる」ということですね。
嘘をつく場合、相手の目をしっかり見据えることは確かに難しく、目が泳ぐなど挙動不審になってしまうものですが、それをフィービーは「嘘をつく時に、あなたは下を向く、視線を落とす」と指摘していることになります。

そう言われたジョーイは、うんうんとうなずいて、「俺にとってこんなことがそんなに難しいのがなぜだかわからないよ」と言っています。
Y'know what I mean? 「俺の言いたいこと、言わんとしてることわかるだろ?」と言った後、Lying is basically just acting, and I am a terrific actor! と続けます。
前半は、lie すること(嘘をつくこと)は基本的にはただ act すること(演技すること)だ、ということですね。
「嘘をつくのって、つまりは演技するってことだろ?」というところです。
後半は and で繋げて、「俺は素晴らしい俳優だ」と言っていますね。
こういう and は「素晴らしい俳優なのに」というような「逆接のニュアンス」を出した方が、この場合はしっくりくるように思います。

それを聞いたフィービーは、「あなたは素晴らしい俳優よね!」と言葉では言うのですが、terrific と言う時に、思いっきり下を向いています。
嘘をつく時に下を見る、という話をしたばかりなので、「今言っていることは嘘なんだけど」と言っているようなものですね。
かなりベタなオチではありますが、「嘘をつく時、下を向く」という伏線が張られているからこそのオチであり、このオチで笑うことができた方は、英語のセリフでその伏線を聞き取ることができていた、ということになるわけですね。


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posted by Rach at 18:26| Comment(0) | フレンズ シーズン9 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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