2016年05月09日

言い値からびた一文もまけない フレンズ10-10その6

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郊外への引っ越しを考えているチャンドラーとモニカに対して、ここNYに残るよう、フレンズたちは説得を続けています。
(The phone rings and Chandler goes to get it)
電話が鳴り、チャンドラーが電話を取りに行く。
チャンドラー: Hello? It's Nancy. They responded to our offer. (もしもし? (この電話は)ナンシー(から)だ。俺たちの申し込みに対して返事してきたんだよ。)
モニカ: And? (それで?)
(Chandler listens to what Nancy says)
チャンドラーはナンシーが言うことを聞いている。
チャンドラー: (to Nancy) Okay. Thanks. (to Monica) They passed. They said they wouldn't go a penny under the asking price. ([ナンシーに] わかった。ありがとう。[モニカに] 彼らに断られたよ。言い値からびた1文もまけない、って言うんだ。)
モニカ: We can't afford that. (そんなお金の余裕はないわ。)
チャンドラー: I know. (そうだね。)
モニカ: Well, there you go. (えぇ、しかたないわ。)
(Chandler and Monica hug)
チャンドラーとモニカはハグする。
ジョーイ: I'm really sorry, you guys. (ほんとに残念だったな。)
ロス: Yeah. I'm sorry too. I'm even more sorry that that phone call didn't come before I told you about looking through the window. (そうだね。残念だったよね。さらにもっと残念に思うのは、僕が窓越しに覗いていることを君たちに言う前に、その電話が来なかったことだね。)
レイチェル: Yeah. Well, we're gonna let you be alone. (そうね。じゃあ、あなたたちを二人だけにしてあげるわね[私たちは外すわね、退散するわね]。)
フィービー: (to Monica) You're gonna be okay? ([モニカに] 大丈夫?)
モニカ: Yeah, we'll be okay. (えぇ、私たちは大丈夫よ。)
ロス: Love you guys. (he kisses Monica, he, Rachel and Phoebe leave.) (愛してるよ。[ロスはモニカにキスし、ロス、レイチェル、フィービーは去る])
ジョーイ: You know, I'm really sorry I wasn't more supportive before. (なぁ、ほんとにごめんな、さっきはあまり協力的じゃなくてさ。)
チャンドラー: That's okay. We understand. (そんなのいいんだよ。わかってるよ。)
ジョーイ: Yeah, and about this Nancy.... If you're not sleeping with her, should I? (あぁ、それでその(不動産屋の)ナンシーのことだけど… もしお前が彼女と寝ないなら、俺が寝ていい?)
(Chandler gives Joey her business card, which he eagerly grabs and he leaves.)
チャンドラーはナンシーの名刺をジョーイに渡す、ジョーイはそれを熱心に掴んだ後、去る。

電話に出たチャンドラーは、「(電話の相手は)ナンシーだ。俺たちの申し込みに返事してきたんだ」と説明した後、相手のナンシーの話を聞き、モニカにその内容を説明しています。

They passed. の pass は、ここでは「受け入れない、断る」という意味。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
pass : NOT ACCEPT [intransitive] (spoken) to not accept an invitation or offer.
例) "Do you want to go fishing Saturday?" "Sorry, I'll have to pass this time."

つまり、「受け入れない。(口語) 招待や申し出を受け入れないこと」。例文は、「土曜日、釣りに行きたい?」「ごめん、今回はパスしなければならないよ[断らなければならないよ]」。
not accept の意味だと、「通過する」とか、「トランプでパスする」のようなイメージに捉えると良いでしょう。

They said they wouldn't go a penny under the asking price. を直訳すると、「彼ら(不動産業者)は言った。求めている価格(言い値・提示価格)から1ペニーも下げるつもりはない、って」になるでしょう。
日本語の表現だと、「言い値から、びた一文も[一文たりとも]まけない、って言ってた」というところですね。

can't afford は「〜を買う(お金の)余裕はない」ですから、「値段を全く下げてくれないというのなら、あちらの言い値で買えるほどのお金の余裕はうちにはない」ということですね。
家が買えないとわかって、残念そうではありますが、チャンドラーとモニカはその事実を受け入れています。
郊外に家を買うことを反対していたフレンズたちも、チャンドラーとモニカの気持ちを考え、慰めの言葉をかけていますね。
ジョーイとロスはそれぞれ、I'm sorry. と言っていますが、これは「ごめん」という謝罪の言葉ではなく、相手に同情するニュアンスの「残念だったね」という言葉ですね。
その次のロスのセリフ、I'm even more sorry that that phone call didn't come before I told you about looking through the window. について。
「窓から[窓越しに]見ている[覗いている]ことについて君に言った」というのは、このやりとりの前にロスが、以下のようなセリフを言ったことを受けています。
ロス: You know, sometimes when I'm alone in my apartment, I look over here and you guys are just having dinner or... watching TV or something, but... it makes me feel better. (ほら、時々、僕が自分の家(アパートメント)に一人でいる時に、ここ(チャンドラーとモニカの家)を見ると、君ら二人がちょうど夕食を食べてたり、テレビを見てたりとかしてるんだけど… それを見てると気持ちがほっとするんだよ。)

向かいの家から、チャンドラーとモニカ夫婦の様子を覗き見してる、と言ったことになるので、他のフレンズたちにドン引きされていたのですが、ここでその発言を持ち出して、「君らを引きとめようとそんな話までしちゃったけど、不動産業者からの電話がもう少し早ければ、そんなこと言わずに済んだのに。その件を言う前に電話がかかってきたら良かったのに」と後悔していることになります。

we're gonna let you be alone. は「私たちはあなたたち二人だけにしてあげるつもり」ということですから、「私たちは席を外すわね、退散するわね」と言っていることになります。
夢の郊外マイホームが買えないとわかって、二人だけでゆっくり気持ちの整理もしたいだろうから、当事者以外の私たちは出て行くわ、ということですね。

ジョーイの I'm really sorry I wasn't more supportive before. の I'm sorry は「ごめん、という謝罪」になります。
「さっき、俺がもっとサポーティブ(協力的)じゃなかったことは、本当にごめん」ということで、二人がその家を欲しがっていたことはわかってたのに、さっきは反対するようなことばかり言ってしまってごめんな、と素直に謝っていることになります。
チャンドラーもそのジョーイの発言を素直に受け止め、「そんなのいいんだよ。俺たちは(お前らの気持ちを)理解してる」と返します。
嫌がらせとかではなく、チャンドラーたちと離れたくないから反対していたことはよーくわかってるからさ、ということですね。

about this Nancy.... If you're not sleeping with her, should I? は「この(不動産業者の)ナンシーについてだけど… もしお前が彼女と寝ないなら、俺が寝てもいいか?」みたいなことですね。
チャンドラーの浮気相手かと思っていたら違うと判明したので、「お前の浮気相手じゃないんなら、俺が誘っても構わないよな?」と言ったことになります。
チャンドラーが浮気していたわけでもなく、二人が郊外に引っ越す話もおじゃんになったので、ジョーイとしては心配事が去り、ホッとした気分なのでしょう。
いつものプレイボーイ的発言をして、チャンドラーからナンシーの名刺を嬉しそうにもらうジョーイが面白いですね。


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posted by Rach at 16:23| Comment(0) | フレンズ シーズン10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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