2016年12月16日

俺のことをよくご存知で フレンズ1-1改その34

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18:11
(ENTER RACHEL WITH SHOPPING)
レイチェルが買い物(袋)を持って登場。
レイチェル: Guess what? (何だと思う?)
ロス: You got a job? (仕事をゲットしたの?)
レイチェル: Are you kidding? I'm trained for nothing. I was laughed out of 12 interviews today. (冗談でしょ? 私は何のトレーニング[職業訓練]もしてないのよ。今日、12個の面接で、(面接官に)笑って追い出されたわ。)
チャンドラー: And yet you're surprisingly upbeat. (それでも、びっくりするほど上機嫌だね。)
レイチェル: Well, you would be too if you found Joan and David boots on sale 50% off. (そうね、あなたも私と同じように上機嫌になるわよ、ジョーン・アンド・デイビッドのブーツが 50%オフの特価になっているのを見つけたら。)
チャンドラー: Oh, how well you know me. (おぉ、君は俺のことをよくご存知で。)
レイチェル: They're my new "I don't need a job, I don't need my parents, I've got great boots" boots. (これは私の新しい、「仕事なんていらない、両親もいらない、私は素敵なブーツを手に入れた」ブーツなのよ。)
モニカ: How did you pay for them? (その(ブーツの)お金をあなたはどうやって払ったの?)
レイチェル: Uh, credit card. (あー、クレジットカードよ。)
モニカ: And who pays for that? (そして、誰がそれ(カードの代金)を払うの?)
レイチェル: Um... my... father. (あー、私の…お父さん。)

guess は「推測する」。
Guess what? を直訳すると「何があったか当ててみて」ということで、何かビッグニュースがあった時などに、「ねぇ聞いて聞いて。何があったと思う?」と相手に期待させて話を切り出す時の決まり文句です。
"I'm gonna go get one of those... job things." と言っていたレイチェルが、喜んで帰ってくれば、「仕事をゲットしたの?」と思うのが普通ですよね。
それでロスも、You got a job? 「仕事をゲットしたの?」と返したのですが、レイチェルは、「私は何かの仕事をするような訓練を受けたことがないのに、仕事をゲットしたなんてありえないわよ」のように言っています。

I'm trained for nothing. を直訳すると「私は何に対しても訓練されていない」というところで、「私は職を得るための訓練を何も受けてないのよ、何の職業訓練もしてないのよ」、つまり「職業のスキルが皆無なんだから、仕事ゲットできるわけないじゃない」と言いたいのですね。

interview はいわゆる「インタビュー」ですが、仕事の話だと job interview 「就職の面接」を意味します。
I was laughed out of 12 interviews today. は、They (= interviewers) laughed me out of... ということで、「面接官が笑って私を面接から追い出す」ようなニュアンスになると思います。
「今日、12個の面接で、(面接官に)笑って追い出されたわ」というところでしょう。
経歴も職歴もなくスキルもない状態で君は応募してきたのか? と面接官にあざ笑われて、面接を退出した、面接室から追い出された感じが出ていると思います。

surprisingly は「驚くほど」、upbeat は「上機嫌な、陽気な、明るい」。
仕事がゲットできなかったと言っているわりには、意外なほど元気だねぇ、ということです。

you would be too if you found... というのは仮定法過去。
「もしあなたが〜を見つけたら、あなたも(私と)同じように(上機嫌に)なるでしょう」ということ。
この found (find) は、find+目的語+補語の形で、「目的語が補語の状態であるのを見つける」。
find Joan and David boots on sale 50% off だと、「ジョーン・アンド・デイビッドのブーツが 50%オフの特価である[50%オフでセール中である]のを見つける」になります。

Joan and David で Google画像検索すると、靴の写真ばかりがズラリとヒットしますので、実在の靴ブランドであることがわかりますね。
Joan and David は、妻である Joan Helpern とその夫の David Helpern が作った会社で、妻の Joan さんがデザイナーだったようです。
Joan さんの英語版ウィキペディアは以下(その中に Joan & David という会社の説明もあります)。
Wikipedia 英語版: Joan Helpern
ウィキペディアによると、Joan さんは今年(2016年)5月に89歳でご逝去されたとのことです。

お気に入りのブランドの靴が半額になっていると喜んでいるらしいレイチェルが「あなたもこの靴が半額だと知ったら、私みたいにご機嫌になっちゃうわよ」と言ったことに対して、チャンドラーは、Oh, how well you know me. と言っています。
how well you know me. は感嘆文の形。
「(そんなことを言うなんて)君は俺のことをなんてよく知ってるんだ!」という意味になりますが、実際のところは、「俺は女の子じゃないし、君みたいにブーツに興味はないから、あなただってこれが50%オフなら大喜びするわよ、という推測は外れてるよ」と言いたいのですね。
「俺はそんなものに興味がない、ってこと、ちっともわかってないねぇ。俺がそんなことで喜ぶはずないだろ」という本音を、「いやぁ、俺のことをよくご存知ですねぇ〜」と皮肉っぽく言った感覚になるでしょう。

They're my new "I don't need a job... という長いセリフについて。
引用符でくくられている長い部分 "I don’t need a job...I've got great boots" が、文の最後に位置する boots という名詞を、形容詞的に修飾しています。
引用符ではなく、I-don't-need-a-job... のように、すべてをハイフンで結んで形容詞的に使う場合もあります(なるほど英文法 p.266)。
参考までに、DVD英語字幕では引用符、Netflix ではハイフンが使われていました。

「これは私の(これこれこういう)ブーツなのよ」と、引用符部分でブーツを説明しているわけですが、「おしゃれでスタイリッシュなブーツ」などのように形容詞で説明するのではなく、「仕事なんていらない、両親もいらない、私は素敵なブーツを手に入れた」って感じの、そういう気持ちで表現されるブーツなのよ、と言っている感覚になります。
「仕事も親も必要ないわ。だって私はこんなに素敵なブーツを手に入れたんだもの!」っていうそのブーツ! みたいな感じですね。

How did you pay for them? は「どうやって[どのようにして]そのブーツのお金を払ったの?」ということで、代金を支払った方法を尋ねる感覚。
「どうやって?」に「クレジットカードで払った」とレイチェルが答えると、モニカは続けて「そして、誰がそれ(そのカードの請求金額)を払うの?」と尋ねます。
レイチェルは、言いにくそうな顔をして、「マイファーアー」みたいな不明瞭な発音で、カードの支払は父親が行なうと答えます。
面接が失敗しても、素敵なブーツをゲットしてご機嫌なレイチェルでしたが、モニカに「逃げ出してきたのに、買い物のお金を親に出してもらうつもり?」みたいに指摘された形になり、レイチェルの元気もなくなってしまうわけですね。


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posted by Rach at 13:48| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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