2016年12月26日

見つけた場所に戻しといて フレンズ1-1改その37

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20:06
レイチェル: Hey, Mon, look what I just found on the floor. (MON SMILES) What? (ねぇ、モン[モニカ]、私が今、床の上で見つけたものを見て[見て、私今、床の上でこんなものを見つけたんだけど]。[モニカは微笑む] 何?)
モニカ: That's Paul's watch. You just put it back where you found it. Oh, boy! All right. Good night, everybody. (それはポールの腕時計よ。(ただ)あなたがそれを見つけた場所に戻しておいて。あ〜ぁ(疲れた〜、という口調)! よし。おやすみ、みんな。)
ロス&レイチェル: Good night. (おやすみ。)
(STOMPS ON PAUL'S WATCH AND GOES TO HER ROOM)
モニカはポールの腕時計を、ドシンと踏みつけて、自分の寝室に行く。
ロス: Mmm. (THEY BOTH REACH FOR THE LAST COOKIE) Oh, no- (んーん。[二人とも、最後に残った1つのクッキーに手を伸ばす] あぁ、いや…。)
レイチェル: Oh. Sorry. (あぁ、ごめんなさい。)
ロス: Oh. No no no, go. (あぁ。いやいや、いいんだ。どうぞ。)
レイチェル: No, have it, really. I don't want it.... (いいえ、あなたがどうぞ、ほんとに。私はいらないわ…。)
ロス: Split it? (分ける?)
レイチェル: Okay. (そうね。)

look what I just found on the floor. を直訳すると、「私がたった今、床の上で見つけたものを見て」ということですが、自然な日本語にすると、「ほら見て、私今、床の上でこんなものを見つけたの[見つけたんだけど]」という感じになるでしょう。
その「床に落ちていたもの」を見てモニカがニヤッと笑ったので、レイチェルが What? と尋ねると、モニカは「それはポールの腕時計よ」と答えます。

You just put it back where you found it. の where は関係副詞で「〜するところ(場所)」という意味。
where の中に先行詞を含んでいる感覚で、the place where の the place が省略された形と考えればわかりやすいでしょう。
ですからこのセリフは、「あなたはただ、あなたがそれ(ポールの腕時計)を見つけたところ(場所)に、それ(腕時計)を戻して(おいて)」という意味になります。
レイチェルは「なぜ、そんなことをするの?」と言いたげな顔をしながらも、腕時計を元の場所に戻します。

その後、モニカは「あ〜ぁ、疲れた〜」という口調で、Oh, boy! と言った後、おやすみを言って自分の寝室に向かうのですが、寝室に行く通り道に落ちた状態になっているポールの腕時計を、左足で思い切り、ドシン! と踏みつけています。

この行動は、過去記事、偶然を装い、壊してみる フレンズ1-1改その18 で、ポールが言っていた、「元妻の腕時計を”ついうっかり”(accidentally)壊してみた」というセリフと繋がっています。
妻が浮気をして出て行った辛さを乗り切るために「妻の腕時計を“偶然のふりをしてわざと”壊した」ポールでしたが、今度はモニカが、ポールに騙されて寝てしまったという悔しさを「ポールの腕時計を“偶然のふりをしてわざと”壊す」ことで晴らしたことになります。
その壊し方も、壁に投げつけて壊す、などではなく、「元々落ちていた場所に戻しておいてから通りすがりに踏む」のが accidentally なわけですね。
ポール、または別の誰かに事情を説明する時に、「わざと壊したんじゃなくて、落ちてたから間違って踏んづけちゃった」という「アクシデント」なんだ、と言い訳できるということです。
accidentally、つまり「わざとじゃない」ならば、責任は少し軽くなる、、、というのをわかっていて、ポールと同様、モニカもそうやって憂さ晴らしをしたわけですね。

コメディの王道として、「少し前に出てきたネタを、忘れた頃に持ち出す」というものがありますが、「偶然を装うふりをしてわざと壊してみるんだ」とアドバイスした彼に仕返しするために、それと全く同じことをここで実践してみせた、ポールの場合は「言葉で状況を説明しただけ」でしたが、モニカは try accidentally breaking his watch という「言葉」では表現せずに、しぐさと行動で accidentally に break する様子を見せた、という面白さですね。
英語学習者の視点で言うと、「”ついうっかり”(と言いながらその実、わざと)壊す」というのは、こういう感じなんだな、とイメージするのに役立つことになるでしょう。

モニカが寝室に入って、リビングで二人きりになったロスとレイチェルは、お皿の上に残った最後の1つのクッキーに同時に手を伸ばし、同時に遠慮して手を引っ込めています。
split は「割る、裂く」「分ける、分割する」で、この場合は「一つのクッキーを2つに割って分ける」という感覚ですね。


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posted by Rach at 16:23| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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