2016年12月28日

僕の傷つきやすさは気にせずに フレンズ1-1改その38

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20:40
ロス: Okay. (THEY SPLIT IT) You know you probably didn't know this, but back in high school, I had a, um, major crush on you. (オッケー。[二人は一つのクッキーを分ける] ほら、多分君はこのことを知らなかっただろうけど、昔、高校の頃、僕は、その、君にものすごく惚れてたんだよ。)
レイチェル: I knew. (知ってたわ。)
ロス: You did? Oh.... I always figured you just thought I was Monica's geeky older brother. (知ってたの? あぁ… 僕はいつも思ってたんだよね、君はただ、僕のことをモニカのオタクな兄だと思ってるだろうって。)
レイチェル: I did. (そう思ってたわ。)
ロス: Oh. Listen, do you think.... And try not to let my intense vulnerability become any kind of a factor here. But do you think it would be okay if I asked you out sometime, maybe? (あぁ。ねぇ…。あぁ、ねぇ、聞いて。君は… 僕の極度なもろさ[傷つきやすさ]が[僕が非常に傷つきやすい人間だってことが]、ここでの(結果に影響を与える)要因にならないようにしてね。でも、僕がいつか、多分、君をデートに誘うとしたら、それをオッケーだと君は思うかな?)
レイチェル: Yeah.... Maybe. (えぇ…多分。)
ロス: Okay... okay, maybe I will. (よし…よし、多分僕はそうする(君をデートに誘う)よ。)
レイチェル: Good night. (おやすみ。)
ロス: Good night. (おやすみ。)

back in high school の back は「昔に、過去に、さかのぼって」というニュアンスなので、back in high school は「昔(さかのぼって)高校の頃」という感覚。
have a crush on は「(人)に首ったけである、熱をあげている、惚れている」。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
crush [noun] : [countable] a feeling of romantic love for someone, especially someone you do not know very well, used especially about feelings that young people have.
つまり、「誰かに対するロマンティックな愛の感情、特に自分があまりよく知らない人に対して、特に若者が持つ感情について使われる」。
ロングマンやマクミランの例文で、a schoolgirl crush というフレーズが出ているのですが、それも「女子生徒がお熱をあげていること」というニュアンスになるでしょう。

少し前のシーン、カウチの上でクラッシュ フレンズ1-1改その36 で、You gonna crash on the couch? 「カウチの上で寝る?」というセリフがありました。
その crash と、今回の crush は、見た目がよく似ていて、日本語で書くとどちらも「クラッシュ」になってしまいますが、英語では、綴りも発音も違う、別の単語であることに注意しましょう。

Monica's geeky older brother は「モニカのオタクな兄」。
形容詞 geeky は「オタクな」で、名詞 geek は「オタク」。
後のエピソードで、ロスのそのオタクっぽいところが、どんどん出てくることになります。
geek 以外に nerd という言葉も「オタク」の意味で使われます。
映画「ベイマックス」(原題:Big Hero 6)では、「オタク」の意味で nerd が使われており、
What are we doing at your nerd school? (ここは兄さんのオタク大学じゃないか)
Welcome to the nerd lab. (”オタクの巣”へようこそ)
というセリフもありました。

英語の brother は、「兄または弟」を指し、日本語のようにどちらが年上であるかをはっきりさせませんが、はっきり「兄」という場合は、older brother になります。younger sister なら「妹」ですね。

intense は「強烈な、激しい」。
vulnerability は「傷つきやすいこと、脆弱性、もろさ」で、形容詞 vulnerable は「(感情的に)傷つきやすい」。
factor は「(結果を生じさせる)要因、原因」。
try not to let my intense vulnerability... は前振りのセリフですね。
それまでの会話で「僕は君のことが好きだった」「知ってた」、「モニカのオタクな兄だと思ってた?」「思ってた」のように、レイチェルが正直でストレートな返事をしてきていたので、今度はあまりショックな答えが返ってこないように、事前に一言注意を入れている感覚になります。
文字通りの意味としては、「僕の強烈な脆弱性を要因にしないようにしてね」ということで、「僕はとっても傷つきやすい人間なんだけど、それがこの後の答えに影響する要因とならないようにして欲しい、僕のもろさを考慮せずに[気にせずに]正直に答えて欲しい」と言っていることになります。
口では正直に答えて欲しいと言いながらも、自分の「もろさ」を伝えたのは、「僕はちょっとしたことでも傷ついてしまうような人間だから」と暗に示すことで、「僕がショックを受けるような答えでないことを期待してるよ」と言いたいわけですね。

「いつか、多分だけど、もし僕が君を誘ってそれがオッケーだと君は思うかな?」のように、かなり遠回しな感じでロスが尋ねると、レイチェルはロスが使った maybe を使って、「ええ、多分」と答えます。
「多分、あなたが誘ってもオッケーだと思うわ」という返事なので、ロスは maybe I will. = maybe I will ask you out (sometime). のようにまた maybe を使ってはいますが、「じゃあ僕は(いつか)君を誘うよ」と答えます。
「いつか誘ってもいいかな?」という漠然とした問いではありましたが、「いいと思うわ」と答えてくれたので、ロスにとっては嬉しい返事となるわけですね。


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posted by Rach at 17:20| Comment(2) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Rachさんこんにちは。シーズン1−1をすべておさらいすると40回くらいになるのですね。すごいですね!改めて詳細な解説ありがとうございます。シーズン1は初めて見たのですが、もうすでにロスとレイチェルの関係が芽生えていたのですね。シ−ズン10のエンディングのシーンを思い出します。
ところで、解説されたcrush とcrashですが、私も混同というかあれ、どっちだっけと混乱することあります。これにclashなんかも加わったりしてました。この解説でもう大丈夫いとは思いますが。あと、frank, flank, flunkなんかもそうでした。ネイティブrとlは別物なのでそんなことは無いでしょうが、私はlとr、それにaとuが絡んだものは結構数多く悩まされました。

Posted by koroyakun at 2016年12月29日 07:07
koroyakunさんへ
こんにちは。いつも温かいコメントありがとうございます。
フレンズ1-1 の解説を徹底的に書いてみたら、その39 まで続くことになってしまいました^^ 「いつかシーズン1 に戻れたら、、」という気持ちが、ずっと心のどこかにあったので、こうしてじっくり見直してそれを解説できること、本当に嬉しく幸せなことだと感じています。
このパイロット版でのロスとレイチェルの描き方、素敵ですよね。「それまでの相手と別れたばかりの男女」という、よくある設定ではありますが、コメディとして笑えるセリフを散りばめつつも、この先の展開を期待させる流れもきちんと描写されているのが、さすがは人気ドラマの脚本だなと思いました。

たまたま、crash と crush が続けて出てきたのが面白いなぁ、と思って紹介させていただいたのですが、l と r、a と u のように、日本語で書くとどちらも「ラ行」と「ア」となってしまうものは、本当に区別が難しいですよね。カタカナ英語として浸透してしまっているものはなおさら区別が付きにくいです。カタカナではなく発音記号をきちんとチェックして学ばないといけないことを痛感させられますね。

温かいコメントありがとうございました(^^)
Posted by Rach at 2016年12月31日 13:23
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