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16:53
(CUT TO CENTRAL PERK, WHERE JOEY AND ROSS ARE PERSECUTING CHANDLER)
セントラルパークに画面がカット、そこではジョーイとロスがチャンドラーをいじめている。
ジョーイ: Do you have any respect for your body? (お前は自分の体に対して、少しも敬意を払わないのか?)
ロス: Don't you realize what you're-you're doing to yourself? (自分自身に対して何をやってるのか、自覚してないのか?)
チャンドラー: Hey, y'know, I have had it with you guys and your cancer and your emphysema and your heart disease. The bottom line is, smoking is cool, and you know it. (おい、なぁ、もううんざりなんだよ、お前らとお前らの(言う)癌(ガン)とか肺気腫とか心臓病には。大事なことはタバコを吸うことはかっこいいってことだ、お前らだってそれはわかってるだろ。)
have respect for は「〜に対して尊敬(の念)・敬意を持つ」ということですから、ジョーイのセリフは「自分の体に敬意を払わないのか、大切に思わないのか?」ということ。
ロスも「自分自身に対して何をやってるのか、お前はわかってないのか? 自覚してないのか?」と言っています。
タバコを吸っているチャンドラーに「タバコは体に悪い」ということを口々に言っている感じですね。
have had it with は「〜にはもううんざりした、あきあきした。〜はもうたくさんだ」という意味。
Macmillan Dictionary では、
have had it : to be so annoyed with someone or something that you do not want to be involved with them any longer
have had it with : He says he's had it with politics.
つまり、「誰かまたは何かに非常にうんざりしていて、そのことにそれ以上かかわりたくない」。例文は「彼は政略(駆け引き・権力闘争)にはうんざりだと言う」。
with 以下は、with you guys and your cancer and your emphysema and your heart disease となっていますね。
直訳すると、「お前らとお前らの(病名)」ということですが、このように you and your... 「お前とお前の…」という表現もまた、何かにうんざりしている時によく使われます。
研究社 新英和中辞典では、以下のように出ています。
You and your…!=…は君の口癖だね 《また始まったなど》
You and your sob stories! また例のお涙ちょうだいか!
「君と君の(その)〜」という表現をすることで「お決まりのように毎回出してくるそれ」みたいな感じが出ていると思います。
この先のフレンズのエピソードでは、フレンズ1-9 や フレンズ3-10 に、you and your stupid... 「あなたと、あなたのバカな(バカげた)…」という表現も出てきます。
「タバコは体に悪い」という話をもう何度も聞かされてきたのでしょう、そのたびに「タバコを吸うとこんな病気になる」ということで、cancer, emphysema, heart disease という病名を出してくるので、「そういう病気になるぞとかって脅されるのにはもううんざりだ」という気持ちからのセリフであることがわかります。
お前らにも、そしてお前らがすぐに名前を出すそういう病気の話もうんざりだ、聞き飽きたよ、という感じですね。
The bottom line is は「肝心なことは、重要なことは…」。
bottom line とは、決算書の一番下の行のことで、そこには、最終的な収支の結果が書いてあります。
そこから bottom line は「肝心なこと、重要なこと」という意味になります。
Macmillan Dictionary では、
the bottom line : the most basic fact or issue in a situation
例)The bottom line is that he lied to Parliament.
つまり「ある状況における、最も基本的な事実または問題」。例文は「大事なことは彼が議会に嘘をついたということだ」。
「タバコを吸うのはかっこいい」と言った後、and you know it と続けていますが、「お前らもそれを知ってる(だろ)」のように言っているところに、「お前らだってそう思うだろ? その点は認めるだろ?」というチャンドラーの気持ちが出ていますね。
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また来ました・・。
ポーカーの回を見てて下りが全くわからないので・・。
最初に女性陣が好きにカードを交換したり、欲しいカードを言ったりしてるのは見るだけでわかりますが
ロスが言った「フィービーはジャックの顔が嫌いなの」を言わせてる感があってなおかつその前後の会話に絡んでこないので
ここら辺全く笑えませんし、そもそもの意味がわからないです。
深読みせずそのまま単純にフィービーがジャック嫌いというだけでしょうか・・。
ポーカーのルールは自分も曖昧なのでラストロスとレイチェルがサシになった時フルハウスに勝つには?と検索するくらいですので・・。お忙しいとは思いますが解説して頂けると助かります。
コメントありがとうございます。
ポーカーの回は、フレンズ1-18 ですね。この記事は 1-3 なので、1-18 についてここに書くとネタバレになってしまうかもしれませんので、2005年の過去記事になってしまいますが、ジャックにまつわるセリフが出てくるあたりの、
フレンズ1-18その3 のコメント欄
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470122.html#comment
にお返事を書かせていただきました。
私の説明でわかりにくいところなどありましたら、そちらの 1-18 のコメント欄にお返事いただければ幸いです。
ご質問ありがとうございました(^^)