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レイチェル: God, isn't this exciting? I earned this. I wiped tables for it. I steamed milk for it. And it was totally... (OPENS ENVELOPE) ...not worth it. Who's FICA? Why's he getting all my money? I mean, what--? Chandler, look at that. (あぁ、これってエキサイティングじゃない? 私はこれを稼いだのよ。そのためにテーブルを拭いた。そのためにミルクを温めた。そしてそれは本当に… [封筒を開ける] …それだけの価値がなかった。ファイカって誰? どうして彼は私のお金を全部持ってくの? だって、何? チャンドラー、それを見て。)
チャンドラー: (LOOKING) Oh, this is not that bad. ([見ながら] あぁ、これってそんなに悪くないよ。)
ジョーイ: Oh, you're fine, yeah, for a first job. (あぁ、立派なもんだよ、そうさ、最初の仕事にしてはね。)
ロス: You can totally, totally live on this. (君はこれで十分に生活できるよ。)
モニカ: Oh, yeah. Yeah. (えぇ、そう、そうよ。)
ロス: Hey, by the way, great service today. (ねぇ、ところでさ、今日はいいサービスだったね。)
みんな: Oh! Yeah! Terrific! Excellent! (THEY GET THEIR WALLETS OUT AND GIVE GENEROUS TIPS) (あぁ! そうだね! すごいよ! 良かったよ! [みんなは財布を出し、気前のいいチップを渡す])
earn は「〜を稼ぐ、獲得する」。
for it は「そのために」で、その初給料をもらうために、テーブルを拭いたり、ミルクを温めたりしたということですね。
worth it は「(その前に言った内容を受けて)それだけの価値・値打ちがある」。
Macmillan Dictionary では、
worth [adjective] : used for saying that there is a good enough reason for doing something, because it is important, enjoyable, useful etc
be worth it: It was hard work, but it was worth it in the end.
つまり、「あることが重要、楽しい、有用であるために、それをするのに十分な良い理由がある、ということを言うために使われる」。
例文は「大変な仕事だったが、最終的にはそれだけの価値があった」。
いろいろ頑張ったけど、それだけの価値があった(And it was totally worth it.)と言おうと思ったら、中身に書いてある金額を見て、たったこれだけ? あれだけ働いたのにこれだけ? やっただけの価値が全然ないじゃない! と思ったのでしょう、それで not worth it. という否定形が続いたことになります。
FICA は、Federal Insurance Contributions Act 「連邦保険寄与法、連邦保険準備法」の略。
ここではその法令に基づく FICA tax のことで、レイチェルは「ファイカ」と発音しています。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
FICA : a tax that workers pay on the money they earn that supports the Social Security system
つまり「労働者が稼いだお金において払わないといけない税金で、それが社会保障制度を支える」。
つまり、社会保障のために労働者が払う公的保険料のことで、これは給料から天引きされます。
レイチェルは FICA のことを知らないので、人間だと思ったらしく、「どうしてこの FICA っていう”彼”が私のお金を全部取ってしまうの?」みたいに言っているわけですね。
レイチェルが自分の給料をチャンドラーに見せると、チャンドラーは(いつもと違い、冗談を言ったりからかったりはせずに)「これって(レイチェルが言うほど)そんなに悪くないよ」と答えます。
you're fine for a first job. は「最初の仕事にしては、君は fine (良い、立派、上等)である」という感覚。
初給料でこれだけもらえれば十分だよ、と励ましているニュアンスですね。
live on は「〜で生活を立てる、〜で生活する」。
そうやって「初給料ならこれで十分だよ」とみんなが口々に言った後、ロスは「ところで」と言いながら、「今日はいいサービス(だった)」と言って、レイチェルにチップを出します。
他のみんなもそれに合わせて、自分の財布からチップを出していますね。
レイチェルは「あぁ、もう!」という感じのイライラした様子で、奥の仕事場に戻ります。
「初給料ならこれで十分だよ」と口では言っているものの、やはりその金額の少なさに同情したみんなが「チップと称して、レイチェルにお金を出してあげている」状態であることに、レイチェル自身も気づいたということですね。
★ Netflix で「フレンズ」を視聴されている方へのお知らせ
9月以降も、Netflix で「フレンズ」を視聴できるかもしれません!
8月4日に投稿した拙ブログの記事、フレンズ1-4改その1 で、
Netflix の「フレンズ」の「詳細」に、「視聴期間 2017/08/31まで」と表示されている
という件をお伝えしたのですが、今、見ると、「視聴期間」に関する記載が消えています。
スマホ版の iマーク(インフォメーション)では「09/01まで視聴可能」と表示されていたのですが、そちらも今は消えています。
Netflix のヘルプセンターに電話で問合せをさせていただいたところ、「配信継続リクエストを多くいただいた場合、ライセンス更新される場合がある」とのお話でした。
ヘルプセンターでは、個々の作品のライセンス状況については回答できないそうなのですが、視聴期間の表示が消えているのは、配信継続の可能性あり、とのことでした。
なので、9月以降も引き続き、Netflix でフレンズを視聴できるかも! です。
これから毎日、Netflix での「フレンズ」配信情報をチェックしつつ、9月2日以降も配信されるのを期待しながら待とうと思います。
Netflix の英語字幕は、DVD や Blu-ray と表記が異なる部分もあり、それがセリフの解釈に役立ってくれることも多いので、今後も Netflix でフレンズを視聴できるとしたら、私としてはとてもありがたいです。
リクエストして下さった皆様の熱意が伝わったのなら嬉しいですね♪
「かも」という不確定情報で誠に申し訳ないのですが、先日お伝えしたことと状況が変わったため、お知らせさせていただきました。
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この記事に対することではないんですが...
※まだぼくはシーズン3のスピードアップ宣言手前までしか読んでいないので以下ぼくが言うことはよくわかっていないだけかもしれないです。
Rachさんはフレンズ解説の[改]は英語初学者(というか初めてフレンズで勉強しようとしている人)に向けて書いているんですよね。
初めて勉強する方にとってRachさんの解説は本当にわかりやすいと思います。現にぼく自身もシーズン3までかなり理解しながら見ています。
ただ、実際スピードアップ宣言直前の解説記事のように1話に対して40もの記事があるのは学習者としてはかなりの負荷だと思います。(なら読み飛ばせよという話ではあるんですが笑
要するに、辞書的ツールとしては最高の参考書に仕上がっているんですが、初学者にとって必要なのは(まさにスピードアップ宣言後のような)適切な量の解説かなと思いました。
英語の勉強は実際には他の勉強とあまり変わらなくて、導入部分ではある程度理解できれば問題はなく、最後までやり抜く力が必要だと思います。
そして細部を理解するのは勉強を進めて力を付けた人が求めることだと思います。
同じようにRachさんのブログで勉強している友達がいるんですが、これだけ十分な情報量があるのにどうして無駄にしてしまうんだろうと盛り上がりました。
と、いう話でした。結局提案でも意見でもなくただ書き込んでみただけでした。失礼しました笑
こんにちは。貴重なご意見ありがとうございます。
「1話に対して40もの記事があるのは学習者としてはかなりの負荷」というお話、大変よくわかります。
私自身もそう考えて、シーズン3 の途中からスピードアップをはかったのですが、やはり私が解説を飛ばした部分についてのご質問を多くいただくことになりました。
コメント欄で解説したり、新たに追加記事を書いたりすると、記事がシンプルな時系列ではなくなり、ガイドとして使いづらいものになっているなぁ、と自分でも気になっていたので、もしファイナルまで到達して、初期のシーズンに戻ることができたら、今度はもれなく解説しよう、とずっと考えていたんですよね。
改シリーズは、「初めてフレンズで勉強しようとしている人に向けて書いている」というのはもちろんありますが、「長年このブログを読んで下さっていて、一緒にファイナルまで到達した方に、また一から深く見直してもらうために書いている」ということも意識しています。
それぞれの皆さんが望む形というのはおそらく様々で、そのすべてにお応えできないことは本当に申し訳なく思っています。
シーズン1は「まずはここから見る」という方も多いだろうと思うので、これについては管理人の勝手を通させていただいて、シーズン1改を始める時に決めた方針通り、これからももれや抜けがないように細かく書かせていただきたいと考えています。
けんたさんやお友達の皆様のご期待に沿えずすみません。
ですが、「初学者にとって必要なのは適切な量の解説」というご意見は常に頭に意識して、今後はよりタイトでメリハリのある書き方になるよう心がけたいと思っています。
貴重なご意見ありがとうございました!
Rachさんのブログはフレンズで英語を勉強している人たちみんなが必ず見るほどいいブログだと思います。
これからもがんばってください!そしてこれからもお世話になります...
早速のお返事ありがとうございます。
私の勝手な言い分をご理解いただけたことに心より感謝です。
また「必ず見るほどいいブログ」とのお褒めのお言葉も本当に光栄で嬉しいです。
皆様の英語学習のお役に立てるような記事が書けるように、これからも頑張ります!
温かいお返事ありがとうございました(^^)