皆様の応援のお陰で、現在、「人気ブログランキング」は6位、「にほんブログ村」は11位です。
ブログを続ける原動力となります。どうか今日も応援クリックをよろしくお願いします。
18:32
レイチェル: God, the first time he smiled at me, those three seconds were more exciting than three weeks in Bermuda with Barry. (なんてこと、パウロが私に初めて微笑みかけた時、その3秒はバミューダでのバリーと一緒の3週間よりも胸躍らせるものだったわ。)
フィービー: Ya know, did you rent mopeds? Because I've heard-- (Monica and Rachel give Phoebe a very strange look.) Oh, it's not about that right now, okay. (ねぇ、(バミューダでは)モペッドをレンタルした? だって私、聞いたことあるの… [モニカとレイチェルはフィービーに妙な顔を向ける] あぁ、今はその話じゃないわよね、わかったわ。)
レイチェル: Oh, God, you know, I know it's totally superficial, and we have nothing in common, and we don't even speak the same language, but God! (なんてこと、ほら、全くうわべだけだってわかってるの、それに私たちには共通点が全くないし、同じ言語すら話さない、でも、もう〜!)
パウロに夢中のレイチェルは「パウロが微笑みかけた3秒はバミューダでのバリーの3週間よりもエキサイティングだった」と言っています。
同じ「3」という数字を用いながらも、3秒と3週間のように単位を変えることで、その感動・興奮がどれくらい違うかを表しています。
それにしても、3秒と比較するのに、3時間、3日ではなく、3週間とまで言い切るレイチェルに笑ってしまいますね。
しかもバミューダという観光地での3週間ですから、本来なら地元の3週間よりも☆キラキラ☆していていいはずで、普通の3週間ではなくバミューダでの3週間となっていることがさらに格差を広げる効果を出しているでしょう(リゾートでのバカンスとしても違和感のない長さですし)。
それだけパウロが魅力的だと言いたいわけですが、比較されているバリーが可哀そうすぎる単位の違いです。
ちなみに、バミューダ(諸島)は北大西洋にある諸島。船や飛行機が行方不明になると言われてきたバミューダトライアングルで有名な場所ですね。
moped は「モペッド、原動機付き自転車」。英語の発音は、モウペッド。motor + pedal (モーター+ペダル)から出来た言葉だそうです。
Wikipedia 日本語版: モペッド
Wikipedia 英語版: Moped
上の英語版ウィキペディアの説明に、A moped is a scooter with bicycle pedals, generally having... とありますので「自転車のペダルがついたスクーター」ということになります。
バミューダという名前を聞いて、フィービーはモペッドの話を持ち出し、「モペッドをレンタルした? 私は聞いたことがあるのよ、、」と言いかけたフィービーのセリフから、バミューダでモペッドをレンタルするのが一般的であることが想像されますね。
Wikipedia 英語版: Bermuda には moped という単語は出てこないのですが、スクーター(scooter)が出てくる部分があります。
引用させていただきますと、
It is not possible to rent a car on the island; public transport and taxis are available or visitors can hire scooters for use as private transport.
つまり、「その島では車を借りることは不可能。公共交通機関またはタクシーは利用可能、またはビジターは自らの移動手段としてスクーターを借りることができる」。
つまり、車が借りられないが代わりにスクーターが借りられるので、もっぱらそれで観光する人が多いということのようですね。
フィービーはどこかでその話を聞いたことがあるので、「バミューダでは噂どおり、やっぱりレイチェルもモペッドに乗って観光したの?」と尋ねようとしていたことになるでしょう。
パウロの素敵さを語るためにバリーとのバミューダを持ち出しただけなのに、フィービーがそこに反応してしまったため、モニカとレイチェルは「食いつくのはそこ? 今何でその話題?」みたいな顔を向けています。
フィービーもその表情に気づいて、「今、その話題をする時じゃなかったわね」と言うことになります。
superficial は「表面的な、外見上の、みかけの、うわべだけの」。
have nothing in common は「共通して持っているものが何もない」ということですから「共通点が何もない」ということ。
we don't even speak the same language は「同じ言語を話すことすらしない」ですから「話す言語すら違う」。
彼の顔や姿を見て惚れているだけで、まだ内面のことは全く知らない、共通点もないし言葉も通じないけど、、と言いながらも、この気持ちはどうしようもないのよぉ〜、みたいに言っていることになります。
ランキングをクリックして、応援していただけると嬉しいです。
2018年11月09日
この記事へのコメント
コメントを書く