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シーズン1 第8話
The One Where Nana Dies Twice
原題訳:おばあちゃんが2回死ぬ話
邦題:陽気なお葬式
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[Pre-intro scene: Chandler's office block. Chandler is on a coffee break.]
イントロ前のシーン:チャンドラーのオフィスのブロック。チャンドラーはコーヒーブレイク中である。
[Enter Shelley]
シェリー登場
シェリー: Hey, gorgeous! How's it going? (はい、素敵な人(色男さん)! 調子はどう?)
チャンドラー: Dehydrated Japanese noodles under fluorescent lights. Does it get better than this? (蛍光灯の下で日本製のカップ麺。これより良くなることってある?(最高にいいよね))
シェリー: Question: You're not dating anybody, are you? Because I met somebody who would be perfect for you. (質問。あなたは今、誰とも付き合ってないわよね? というのは、あなたにとって完璧だろうという人に私は会ったのよ。)
gorgeous は「ゴージャス」とカタカナ語になっていますが(君のハートにレボ☆リューション! by ゴー☆ジャス)、ここでのニュアンスは「(人が)素敵な、魅力的な」という意味。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
gorgeous [adjective] (informal) : extremely beautiful or attractive
つまり「極めて美しい、または魅力的な」。
How's it going? = How is it going? で、直訳すると「it (漠然とした状況)は、どんな感じで・どんな風に進んでる?」というところ。
あなた本人のことを尋ねているというよりも、あなたの現状・状況を尋ねる感覚になります。
ですから、シェリーのセリフ全体としては、「よっ、色男! 調子どう?」という感じになるわけですね。
Dehydrated Japanese noodles under fluorescent lights. について。
これは、動詞がない、文章としては不完全な形になっており、訳すと「日本製のカップ麺、蛍光灯の下で」というニュアンスになります。
dehydrated noodle は「脱水して乾燥させた麺、即席麺、インスタント・ヌードル」。
de- は「分離、除去」を表す接頭辞。例えば dethrone だと throne 「王位・王座」を除去するというニュアンスから「(王を)退位させる、(王を)廃する」という意味になります。
hydrate は「水和物、水化物」。hydro- が「水の、水素の」を意味する接頭辞で、hydrogen だと「水素」。
carbohydrate だと「炭水化物」になります。
カップ麺の説明にわざわざ「日本(製)の」と付いているところが、日本人としてはちょっぴり嬉しいところですね。
fluorescent light は「蛍光灯」。fluorescent ink なら「蛍光インク」。
Does it get better than this? について。
チャンドラーの発音は Does it GET better than this? のように get を強調して言っています。
過去記事、これ以上ないほどの高嶺の花 フレンズ1-6改その4 でのセリフ Could she BE more out of my league? の時も動詞部分を特に強調した発音をしていましたが、それと似たパターンの発音だと言えるでしょう。
Does it get better than this? は「これよりもよくなることがあるだろうか? いやない。最高だよね」と言葉では言っていることになりますが、実際のところは「全然イケてない」ということを正反対の言葉で皮肉っぽく自虐的に言っていることになります。
「調子どう?」と言われて、「蛍光灯の下でカップ麺を食ってる、ってこの状態が、調子いい状態なわけないだろ」というのを「いやぁ、もうこれ以上ないくらい最高だろ?」と表現したわけですね。
その後、同僚のシェリーはチャンドラーに「あなた、デートしてる人いないわよね?」と尋ねています。
Because I met somebody... の because は「なぜそんなことを私があなたに尋ねてるかって言うと…」のように、今、自分がどうしてそういう発言をしたかの理由を述べている感覚になります。
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>Dehydrated Japanese noodles under fluorescent lights. について。
私は Dehydrated を「脱水する。水分を取り除く。」 → 「伸びきって汁気のなくなったヌードル」とイメージしていました。「乾燥麺」なんですね。(^^ゞ
あの形状の容器を見ると条件反射的に「カップヌードル」と思ってしまうのですが「カップヌードル」は日清食品の登録商標なんですね。
『多聴多読マガジン』12月号に The Story of Instant Noodles の記事があってタイムリーです。私は見てませんがNHKの朝ドラも。
チャンドラーが食してるのはおそらく日清食品以外の日本メーカーが作ったカップ麺なんでしょうね。
では。
Netflixでフレンズを観てる人多いようですが、こんな記事がありました。
Netflix『フレンズ』の追加配信に伴う契約金は1億ドル! https://dramanavi.net/news/2018/12/netflix100.php
こんなにお金がかかってるとは思いもしなかったです。それでも配信をしてるということはフレンズ目当てで加入してる人が結構いるんでしょうね。まぁBlu-rayのBOXも買ってるので、最悪そちらでも観れますが、ディスクの取り出しって面倒ですから、ネットで済ましてしまいますよね。
こんにちは。コメントありがとうございます。
dehydrated food が「水分を除去された」いわゆる「乾燥食品」で、今回も「乾麺、乾燥麺」のことを言っているようですね。のびた状態のラーメンだと、スープは減ってしまいますが、麺はスープを吸収して水分過多になってしまっているので「水気がなくなった」とは逆の状態かもしれません^^
画面を見ると、カップヌードル的な形のカップ麺ですが、パッケージのデザインは日清のものではないようですね。
カップヌードルという言葉は普通名詞みたいに使ってしまいますが、確かに登録商標ですね。
その記事のタイトルにもあるように instant noodles というのが一般的な名称のようですね。
朝ドラに合わせて、その記事も掲載されているようですが、世界的に広がったすばらしい文化だと思います(^^)
チャン虎ーさんへ
興味深い記事のご紹介ありがとうございます。
本当にものすごい金額!ですね。もう終了して随分経つ作品なのに今でも人気であることの証明になりますね。
私も今では他のいろいろな作品を見ていますが、Netflix に入ったきっかけはやはり「フレンズが全シーズン観られること!」でした。私も DVD / Blu-ray を持っているのですが、違うシーズンのエピソードに簡単に移動できるという動画配信の便利さと手軽さを知ってしまうと、どうしてもそちらばかり使ってしまいがちになりますよね^^
去年の夏に Netflix の「フレンズ」について、「視聴期間 2017/08/31まで」と表示されたことがあったのですが、その後、無事に契約が更新されたようでホッとしたものでした。
近年、コンテンツ事業の買収・再編が盛んなので、動画配信サービスの内容もいろいろ変わってきそうですが、できるだけたくさんのコンテンツをお手頃価格で便利に見られるというサービスが進んでくれることを祈るのみです(^^)
>「水気がなくなった」とは逆の状態かもしれません^^
inhydrated noodles (^^;)
>世界的に広がったすばらしい文化だと思います(^^)
先日TVをつけたら偶然インスタントラーメンの番組をやっていて全世界で年間1,000億食、食べられているらしいです。
私も昔は朝からチキンラーメンを作って食べてたことあるのですが最近ちょっとご無沙汰です。
時々無性に食べたくなる時がありますね。
では。
こんばんは。コメントありがとうございます。
無性にラーメンを食べたくなる時、確かにありますよね。
私はいろいろある中で、サッポロ一番塩ラーメンが一番好きだったりします(^^)