2018年12月14日

ずっと私の胸に話していた フレンズ1-8改その3

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[Scene 1: Mon+Rach's. Everyone is there.]
シーン1 : モニカとレイチェルの家、みんながそこにいる。
チャンドラー: It's hard to enjoy a cup of Ramen noodles after that. I mean, is that ridiculous? Can you believe she actually thought that? (その後、ラーメンを楽しめなかったよ。ほら、それってバカげてるだろ? 彼女が本当にそう思ってたなんて信じられる?)
レイチェル: Um... yeah. Well, I mean, when I first met you, y'know, I thought maybe, possibly, you might be. (あぁ、そうね、ほら、私があなたに最初に会った時、多分、もしかして、あなたはそうかもしれない、って思ったわ。)
チャンドラー: You did? (そう思ったの?)
レイチェル: Yeah, but then you spent Phoebe's entire birthday party talking to my breasts, so then I figured maybe not. (えぇ、でもそれからあなたはフィービーの誕生日パーティーの間ずっと、私の胸に話しかけてたから、それで多分違うな、って思ったの。)
チャンドラー: Huh. Did, uh... any of the rest of you guys think that when you first met me? (あのー、君らが俺に初めて会った時、残りの君らのうち、誰かそう思った?)
モニカ: I did. (私は思ったわ。)
フィービー: Yeah, I think so, yeah. (えぇ、私もそう思うわ、うん。)
ジョーイ: Not me. (俺は違うよ。)
ロス: No, no, me neither. Although, uh, y'know, back in college, Susan Saladore did. (違う、違う、僕も違うよ。でも、ほら、大学で、スーザン・サラドアはそう思っていたけどね。)

ridiculous は「ばかげている、ばかばかしい、おかしい」。
不合理なことを言った相手に対して、That's ridiculous! 「そんなのばかげてるよ! ばかばかしい!」というフレーズでよく使われます。
Can you believe she actually thought that? は「彼女が実際にそう思ってたなんて信じられる?」
「そう思ってた」のように that を使って具体的な内容を言っていませんが、オープニング前のシーンで同僚のシェリーが「チャンドラーに当然のように彼氏を紹介しようとしていた」わけですから、チャンドラーをゲイだと思っていた、ということを指します。
このシーンの会話では「シェリーが俺のことをゲイだと思ってたなんて…」というトピックで話が進んでいきますが、その会話の中では同性愛であることを示す gay という単語が一切出てこないことにも注目です。
チャンドラーはゲイじゃないのにゲイに間違えられてしまったということで、自分としてはゲイという単語を出したくないという気持ちがあるのでしょう、それではっきりとした単語は使わず、シェリーのことを語る時も、その後にフレンズたちに尋ねる時も、think that 「そうだと思う」という表現を使い続けていることになるでしょう。

possibly は「もしかすると、ひょっとすると、ことによると」。
可能性としてはあり得ることを示唆した副詞。
もしかしたらチャンドラーはゲイかもしれないなぁ、とレイチェルは思っていた、ということ。

you spent Phoebe's entire birthday party talking to my breasts は「フィービーの誕生日パーティーの間ずっと、私の胸に向かって話をしていた」。
entire は「全体の」で、直訳すると「私の胸に talk to しながら、パーティーの時間をずっと過ごしていた」。
胸に(向かって)話す、というのは、ずっと視線が胸の方を向いていた、ということで、パーティーの間じゅう、ずっとあなたの視線は私の顔を見ることもなく、私の胸に釘付けだったから、女性(の胸)に興味がある、つまりゲイではないとわかった、という意味になります。
「ずっと私の胸を凝視していた」のように staring at my breast と表現するのではなく、talking to my breasts と表現しているのが面白いなと思います。
I figured maybe not. の figure は「と思う、考える、判断する」。

レイチェルが「私も最初はそう思った」というので、チャンドラーは any of the rest of you guys 「レイチェル以外の残りのみんなの中で誰か」もそんな風に思ったかを尋ねます。
モニカとフィービーの女性陣は「そう思った」と言って、ジョーイとロスは否定しています。
ですがロスは「僕はそうは思わなかったけど…」と言った後、大学時代のスーザンという人(つまり女性)はそう思っていた、と付け加えます。
back in college は「(時代をさかのぼって)大学の頃に」という感覚になります。


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posted by Rach at 18:52| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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