2019年03月28日

ジャバ・ジョーズでの私と仲間たち フレンズ1-8改その22

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20:12
[Scene 10: Central Perk. The gang are looking at old photos]
シーン10: セントラルパーク。ザ・ギャング(仲間、フレンズたち)が古い写真を見ている。
レイチェル: Hey, who's this little naked guy? (ねぇ、この小さな裸の男は誰?)
ロス: Uh, that little naked guy would be me. (あぁ、その小さな裸の男は僕だろうね。)
レイチェル: Aw, look at the little thing! (あー、その小さなモノ(を見てよ)!)
ロス: Yes, yes, fine. That is my penis. Can we be grownups now? (そう、そうだよ、いいさ。それは僕のペニスだよ。僕たちもう大人になれる?[みんなもう大人になろうよ])
チャンドラー: Who are those people? (その人たちは誰?)
ロス: Got me. (わからないな。)
モニカ: Oh, that's Nana right there in the middle. Yeah, let's see. [Reads the back] "Me and the gang at Java Joe's." (あぁ、その間の真ん中にいるのがおばあちゃんだわ。そうよ、見せて。[(写真の)後ろを見る] ”ジャバ・ジョーズでの私と仲間たち”)
レイチェル: Wow, Monica, you look just like your grandmother. How old was she there? (まぁ、モニカ、あなたはおばあちゃんにそっくりね。その写真の中でおばあちゃんは何歳だったの?)
モニカ: Let's see, "1939." Yeah, Twenty-four, twenty-five. (えーっと、1939年。そうね、24、25歳だわ。)
ロス: Looks like a fun gang. [They all look at each other and smile] (楽しい仲間たちのようだね。[フレンズたちはお互いを見て微笑む])
ジョーイ: Ooh, look, look, look, look, look! I got Monica naked! (あぁ、見て見て見て見て見て! 裸のモニカ、見っけ!)
レイチェル: Let me see! (見せて!)
ロス: [Looking] No, no. That would be me again. I'm, uh, just trying something. ([見ながら] いやいや。それもまた僕のようだね。僕はちょうど何かにトライしているところなんだ。)

亡くなったおばあちゃんの遺品である古い写真を見ているフレンズたち。
小さな裸の男性は誰? という話になり、ロスが「それは僕だろうね」と答えています。
レイチェルが嬉しそうに look at the little thing とからかう様子で言うので、ロスははっきりと「あぁ、それは my penis だよ」と答えています。
penis の英語の発音はピーニスのような感じ。

Can we be grownups now? について。
直訳すると「僕たち、今は(もう)大人になれるよね?」というところでしょうか。
この意味については正直よくわからないのですが、二通りの解釈を考えてみました。
1つ目は、写真に写っていたような子供の頃と比較して、今はもう大人になれてるかな、のような意味。
ただ「あの頃と比べて、今はもう大人かな?」のような意味だと、We are grownups now? で良いように思えて、can be にする必要はない気がしますし、ロスの昔の写真なので、主語を we にする必要もないかなぁ、と。
2つ目は、主語が we であることからフレンズ全員のことを言っているように思えるので、「小さい頃の裸のロスの写真を見て、モノが小さいとか騒いでいるフレンズたち」に対して「そんな子供っぽいこと言ってないで、もっと大人になろうよ、なれるよね」みたいな意味であるという解釈。
子供じみた言動をする人に対し、「子供じみた真似をするな」という意味で Grow up! 「大人になれ! 」というフレーズを使うことがよくありますが、そのような命令形ではなく「もう僕たち大人になれるよね?」→「もう大人になってよ。大人になってくれる?」というもう少しマイルドな言い方で表現したのが、このセリフなのかなと思いました。

Who are those people? に対してのロスの答え Got me. は「わからない」という意味。
Got me. = You got me. で、何か人に質問されて答えがわからない場合に、I don't know the answer. の意味で使います。
過去記事、その言葉は避けた方がいい フレンズ1-2改その22 でも、ロスが Got me. を使っていました。

Me and the gang at Java Joe's は「ジャバ[ジャワ]・ジョーズにて、私と仲間たち」というところ。
gangは「ギャング、一団、一味」ですが、フレンズたちのようにいつも一緒にいる仲間のことも gang と言います。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
gang (informal) : a group of friends, especially young people
つまり「友達のグループ、特に若い人々の」。
フレンズたちのことを gang と表記している英語サイトもよく見かけますし、実際、今回の記事のト書きにも The gang are looking at old photos のように、まさに the gang が使われています。
Javaは「(インドネシアの)ジャワ島、ジャワ産のコーヒー」であることから、それが小文字表記になった java は「コーヒー」という意味になります。
また、joe にもコーヒーという意味があります。
LAAD では、java と joe それぞれが、以下のように説明されています。
java [noun] [uncountable] (informal) coffee
joe [noun] [uncountable] (informal) : a cup of joe a cup of coffee


java も joe もコーヒーという意味なので、Java Joe'sという名前はコーヒーハウスの名前のようですね。
モニカのおばあちゃんも、コーヒーハウスで仲間たちと過ごしていたことがわかるシーンです。

look just like は「まさに〜のように見える」ということですから「〜によく似ている」。there は「そこでは」で、その写真の中では、その写真に写っている頃は、という意味になります。
仲間に囲まれている写真のおばあちゃんが24,5歳と聞き、ロスが「楽しい仲間たちのようだね」と言うあたりで、カメラが引いていって、セントラルパークにいるフレンズたち全体を写します。
フレンズたちはお互いを見て微笑んでいますが、それは「コーヒーハウスでおばあちゃんたちが楽しそうな仲間と一緒にいる」という様子が、今の自分たちみたいだな、とフレンズみんなが感じた瞬間なわけですね。
そんな風にみんなが温かい気持ちでいるところ、ジョーイが一人騒ぎ出して、持った写真をブンブン振りながら、I got Monica naked! と叫んでいます。
直訳すると「モニカが裸でいるところをゲットした」というところで、日本語っぽく書くと「裸のモニカ見ーっけ!」みたいな感じですね。
ですが、写真を見たロスは「それもまた僕のようだ」と言います。
I'm just trying something. は「僕は何かにトライしているところだ」ということで、それを聞いてジョーイとチャンドラーがちょっと嫌そうな顔をしていることと、ジョーイがモニカと見間違えたことから一見女の子みたいに見えるのだろうと想像できることから、「ロスが女の子に見えるようにトライしているところ」という意味で言っているのでしょうね。
DVD日本語訳は「ししとうを足にはさんでるんだ」となっていましたが、先ほど話題に出た penis の流れで、それを足の間に隠して女の子のふりをしようとしている、というのが、話の流れ的にも合っているのだろうと思います。


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posted by Rach at 20:42| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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