2019年10月31日

最低なクリスマスに乾杯 フレンズ1-9改その23

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21:11
チャンドラー: All right. I'd like to propose a toast. A little toast here. Ding, ding! I know this isn't exactly the kind of Thanksgiving all of you planned, but for me, this has been really great, you know? I think because it didn't involve divorce or projectile vomiting. Anyway, I was just thinking, I mean, if you'd gone to Vail, and if you guys'd been with your family, if you didn't have... syphilis and stuff, we wouldn't be all together, you know? So I guess what I'm trying to say is that I'm very thankful that all of your Thanksgivings sucked.(よし、乾杯したいと思う。ここでちょっと乾杯だ。チリンチリン![グラスをスプーンで叩いて音を鳴らす] これは、君らみんなが予定していた感謝祭とは違うってわかってるけど、俺にとっては、これは本当に最高だった、だろ? 思うに、離婚や、勢いよく吐いちゃうようなことがなかったからだ。とにかく、俺はただこう思ってた、つまり、もしベイルに行ってしまっていたり、家族と過ごしていたり、梅毒や何かになってないのなら、俺たち全員は一緒にいることはなかった、そうだろ? だから俺が言おうとしているのは、君らの感謝祭全部が最低だったことに、俺はとても感謝してるんだ、ってこと。)
みんな: That's so sweet! Thank you. (それってとっても素敵ね! ありがとう。)
ロス: And hey, here's to a lousy Christmas! (それから、ほら、最低なクリスマスに乾杯!)
レイチェル: And a crappy New Year! (それから、最低な新年にも(乾杯)!)

propose a toast について。
propose は「提案する、結婚を申し込む(プロポースする)」という意味もありますが、propose a toast で、「乾杯の音頭を取る」という意味になります。
ですから、「乾杯!」という発声で、”Toast!” ということもあります。
また「乾杯!」は “Cheers!” もよく使われます。
乾杯の飲み物にトースト(焼いたパン)を入れていたことから、toast という言葉が使われるようになったとのこと。
チャンドラーは、みんな聞いてくれよ、こっちに注目してくれよ、という感じで、グラスを叩いて音を出していますが、パーティーなどで乾杯の音頭を取る際、このようにスプーンでグラスを叩くシーンをよく見かけます。

involve は「〜を含む、伴う」。
projectile vomiting は「(発射するように)強い勢いで食べ物を吐くこと」。
projectile は「(弾丸などの)発射体」。
a projectile weapon だと「発射する武器」ということから「飛び道具」を意味します。
vomit は動詞で「(食べたものを)吐く」。
projectile vomiting はこの形で一般的に使われる表現のようで、LAAD (Longman Advanced American Dictionary) にも、見出しとして以下のように出ています。
projectile vomiting [noun, uncountable] : the action of vomiting with a lot of force
つまり「非常に強い力で吐くという行為」。
チャンドラーは子供の頃、感謝祭のパンプキンパイをほおばっている時に両親の離婚話を切り出され、そのパイを吐いてしまったことで感謝祭にトラウマがあるのですが、その時に勢いよく吐いてしまった様子を projectile vomiting と表現しているわけです。

syphilis は「梅毒」で性病の一つ。ジョーイが性病のポスターのモデルとなり、家族から性病かと疑われたことから、その名前を挙げたことになります。
suck は「最低である、ひどい」を意味する単語。

lousy と crappy はどちらも、「ひどい、最低の、くだらない」という悪い意味の形容詞。lousy は「シラミの」で、louse 名詞「シラミ」(複数形は lice)から来た言葉。
crappy は、crap は「うんち、くず」から来た形容詞。
今回、全てのプランが台無しになったお陰で、みんな仲良くこうして一緒に過ごすことができた、この調子で、クリスマスも新年も、最低なものになりますように! と乾杯していることになります。
Here's to... は乾杯の時に言う「〜のために、〜を祝して(乾杯)」と意味する表現。


22:05
ending credit
エンドクレジット
地下鉄の駅。ジョーイが性病のモデルとなったポスターを見ている。
ジョーイがポスターの下部にあるキャプション(表題)部分を次々剥がしていくと、下に貼られていた別のポスターのキャプションが出てくる。
(captions on Joey's poster)
ジョーイのポスターの表題
Bladder Control Problem? (膀胱コントロールに問題がありますか?)
STOP WIFE BEATING (妻を叩くのはやめて)
HEMORRHOIDS? (痔(ぢ)ですか?)
WINNER OF 3 TONY AWARDS (トニー賞3部門[3回]受賞者)
END

bladder は「膀胱(ぼうこう)」。Bladder Control Problem は「膀胱の制御の問題」ということで、自分の意思に反する尿漏れなどの問題でお悩みではないですか? というポスター。
STOP WIFE BEATING は「妻を叩くのはやめて」。DV(domestic violence)禁止のポスター。
hemorrhoid は「痔(ぢ)」。HEMORRHOIDS? は「あなたは痔ではありませんか? 痔でお悩みではないですか?」
ポスターを剥がすたびに、性病のポスターとあまり変わらないイメージの悪い言葉ばかり出てきて、まるでジョーイが「膀胱で悩んでいる人」「妻にDVを働く夫」「痔を持っている人」としてモデルになっているようなポスターに見えてしまいます。

さらにポスターの下をはがすと、今度出てきたのは WINNER OF 3 TONY AWARDS で「トニー賞3部門[3回]受賞者」。
Tony Award(トニー賞)は、アメリカ演劇界で権威ある賞であり、お芝居をやっている俳優のジョーイにとっては憧れの賞。
最後に素晴らしいキャプションが出てきて、満足そうに去っていくジョーイに笑えます。
エンドクレジットの部分は一切セリフがなく、日本のピン芸人がよくやるフリップ芸のようでもあります。
ポスターの文字だけで最後のオチに繋げるというユニークな展開で、今回散々な目にあったジョーイが最後に嬉しそうな顔で去って行くというのも「救われた」感じがして、いいエンディグだと思いました。


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posted by Rach at 19:31| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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