昨日に引き続き、発音の話です。
ネイティブのような発音、帰国子女に間違えられるような発音で話せるようになりたくて英語の勉強を始めた、と言う人も結構いるのではないでしょうか? 私もその一人です。
日本人がイメージする「英語がペラペラな人」というのは、「自分の考えを英語ではっきりと述べることができる人」というよりも、「発音がネイティブみたいでかっこいい人」みたいなイメージが強いのではないでしょうかねぇ?
ただ、世界で活躍している人たちを見ていると、母国語が英語でない人の場合は、発音がネイティブ並み、という人は少ない気がします。
それぞれ母国語の影響を大きく受けた英語を話している人が多い気がしますよね。
でも、だからと言って、それで国際人として認められていないわけじゃない。
立派に英語を使って重要な仕事をこなしておられるわけです。
フレンズ2-14その11+ゲイシャの話 で、アメリカで活躍する他国出身の俳優さんの話を書いたのですが、ネイティブとは違う発音が、その俳優さんの個性だったりすることもありますよね。
私は発音は大事だと思っていて、「意味さえ通じれば発音はどうでもいい。」と思っているわけではありません。
でも、音声だけネイティブ並みであっても、中身の伴わない英語であれば、それはあまり意味のないことだとも思います。
よく言われる「大事なのは発音よりも中身である」という話はまったくその通りで、発音に対してコンプレックスを持つことが多い日本人にとっては、発音を気にしすぎるな!という意見は、歓迎すべきものですよね。
発音の参考書(その1) で「発音できる音は、聞き取れる」と書いたのですが、そんな風に「正しく発音する」ことには、「リスニング能力を高める」という効果があります。
では、ある程度リスニングが出来るようになった場合に、リスニングのためではなく、アウトプットの英語として、自分の発音をもっと磨いた方がいいのかどうか?というのが今日のテーマです。
私の一般的な見解を述べさせていただくと、「リスニングできるようになれば、それ以上発音を磨くかどうかは個人の嗜好の問題だ」と思っています。
磨きたい人は磨けばいいし、今の発音でも十分にやっていけると思う人はそれでいい、ということです。
で、私個人としてはどう思っているかと言うと、
「できることならば」よりネイティブに近い発音になりたい!
のです。
上にも書いたように、それは個人の好みの問題ですから、私は誰かに「発音を磨いた方がいい!」と押し付けるつもりはありません。
あくまでも、私がそうなりたい、と思う理由を以下に書くので、そんな意見もあるのか、くらいに聞いておいて下さいね。
私がネイティブの発音を目標にしているのは、ネイティブの発音が一番自然で無駄がなくてクセがない、だから、聞き易い、と思うからです。
コミュニケーションの基本は、自分の意見を相手に伝えること、ですよね。
まず、自分の意見を発信する場合に、「発音が下手だから」ということで黙ってしまうと、コミュニケーションそのものが成り立ちません。
ですから、そういう理由で黙ってしまいがちな日本人はやはり問題なんだ、ということになりますね。
そして、その発信したメッセージを相手が受け取ることを考えると、相手が受け取りやすい形であるのが望ましいのだと思います。
あまり日本語っぽい発音だと、日本人なら何となく「この人、ローマ字読みしてるな」などと察することができるでしょうが、日本語を知らない人にとってはその聞き取りがかなり難しいことになります。
それを、「私は日本人だから日本人っぽい英語でいいんだ!」と「開き直る」ことは、相手にとって聞き取り易い英語をしゃべろうという努力や意欲が感じられない気がするのです。
もちろん、しゃべれない場合は今のレベルで精一杯しゃべればいいですが、それを発音の練習なんかしないでいいんだ、という「言い訳」にしてはいけない気がするんですよ。
それは人が書く「文字」と同じ話かもしれません。
字が汚くても、読めればいい、という人がいて、それは確かにそうなんですが、読む人間が読みにくいと思うような字を書くのは親切だとは思えませんよね。
正式な書類では、「楷書で丁寧に」などと書いてありますが、字の形の美しさとかの問題ではなくて、相手が読みやすい字かどうか、読み取れる字かどうか、というのが大事なんだと思うのです。
字が下手、というと語弊があるかもしれないので、「クセ字」に置き換えてもいいでしょう。
クセ字は一種の個性ですが、極端に読みにくいクセ字はコミュニケーションに支障をきたしてしまいますよね。
私の発音のイメージも、そういうクセをできるだけ排除していく方向に向かうべきだ、ということなのです。
いちから英語を学ぶ場合は、一番メジャーだと思われる「わかりやすい」発音を身につけた方がいい、と思うのです。
誤解のないように言っておくと、メジャーなところでも、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど、英語を母国語にする国がいくつかありますが、それぞれの母国語はそれぞれが「正しい英語」であると思っていますので、それをどこかの国(例えばアメリカ)の英語の発音に統一すべきだ、と言っているのではないのです。
世界中ではいろいろな英語が話されていますし、それぞれ歴史があって、個性があります。
それは文化であり、そこに懐かしさを感じる人もいるだろうし、まぁ、日本語の方言みたいなものでしょうか。
だから、それを否定するつもりはありませんが、そういう人たちでも、自分の英語が他の国で通じないと思えば、特徴的だと思われている部分に気をつけて話しているはずだと思うんですよ。
発音の特徴から出身国が分かる、というのは楽しいことですし、それがその人の個性でもあるのですが、相手が聞き取りにくいと眉をひそめるほどの極端な特徴を持った言葉を話してはいけない、と思うのです。
日本人が話す英語は、歴史と伝統のある「ジャパニーズ英語」ではなく、「ただ日本語っぽい発音の影響をモロに受けたカタカナ読みもしくはローマ字読みの英語」になっているだけのことです。
それを日本人の個性として、大事に育てていく必要はないと思います。
日本では英語は公用語になっていないので、普段は日本人同士で妙なジャパニーズ英語を使って話す状況にはなりません。
だから、変なクセをつけなくても済むわけですから、英語を学ぶ時には、一番メジャーなものをお手本にしてきちんと学びたいと思うのです。
そういう音声を入手するのがラクな時代になりましたからねぇ。
やはり訛りがキツすぎる英語というのは聞き取りにくくて、すんなり耳に入ってこない気がします。
私はアメリカ英語に慣れているので、イギリス英語やオーストラリア英語ですら、聞きづらいと思うほどです。
だから、自分にとっては一番自然で聞きなれているアメリカ英語により近い発音になるように「私は」心がけたいと思っているのです。
アメリカ英語でも南部訛りとかいろいろあるので、「アメリカ英語」という大雑把なくくりもどうなのかとは思いますが、フレンズたちがしゃべっている英語が私には一番慣れているから、あれが私の英語のイメージですね。
私が言いたいのは、発音が下手だからと言って卑下する必要はない、けれど、下手な発音で満足すべきでもない、ということです。
下手、というのは、基本的な発音の基礎からずれた「変な癖がついている」という意味です。
もしくは、舌の位置が正しくないとか、息の強さが弱いとか、でしょうか。
私はネイティブ並みの発音に近づきたい!とかなり熱烈に思っているクチですが、それでも、この程度ですからね。
発音を極めるのが難しい、というのはいやと言うほどわかっています。
それを音声学的な才能の差(耳が良い、とか)で片付けるのは簡単ですが、多分、一番の問題は、英語を発音する「筋肉が出来ていない、筋肉が訓練されていない」ということなんだろうと思います。
本を読んでの独学ですから、何か勘違いしていること、掴めていないこと、というのも多いのかもしれません。
発音専門のスクールと言うのを時々聞きますので、そこに通えば、徹底的に訓練させてもらえるかも…という期待はありますね。
また、普通に英会話スクールに通う場合でも、ネイティブの人と向き合って話していることで、相手の呼吸とか息遣いとかを肌で感じることができたり(何だか、やらしい意味に聞こえる…笑)、また熱意のある相手なら、私の発音をいちいち「それは違うよ」と教えてくれるかもしれないですね(笑)。
DVDでも生の英語に触れているとは言え、やはり目の前の生きたネイティブが話していることから学べることは全く違うのではないかなぁ、と思ったりします。
私にとってはやはりネイティブの話す英語が一番「かっこよくて」、それに近づくために日々奮闘している、ということでしょうか。
それは一番の憧れではあるけれども、なかなか簡単には身に付くものではない、と思います。
すべての人が英語の習得にたくさんの時間を割けるわけではないので、発音の優先順位が低くなるのも自然なことでしょう。
最初に書いたように、発音だけ磨いてもしょうがない、というのは全くその通りだからです。
「発音ができるようになれば聞き取れるようになる」のは私の経験上からも間違いないですが、でもそれだけでは英語を使えるようになったとは言えないわけですからね。
私はいろんな理屈を上に書いてきましたが、ただ「かっこいい」発音に憧れているだけです。
好きな歌手の歌をそっくり真似したいのと同じ心境でしょうね。
もともと英語を勉強していること自体が「憧れ」の気持ちから来ているものですから…。
ネイティブ並みの発音になることは不可能だと思いますが(笑)、少しでもそれに近づくことができるようにこれからも頑張っていきたいと思っています。
(Rach からのお願い)
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2007年04月13日
2007年04月12日
己の発音を知る
今日は、1級面接体験記であまり触れなかった、「発音」について書いてみたいと思います。
面接試験では、「最重要課題ではないけれども、無視もできない存在(笑)」の「発音」という分野がありますよね。
100点中、20点を占めていて、私はその6割の12点ですから、何も偉そうに言えることはないのですが、これもできるだけ点が取れるように頑張ろう、とは思っていました。(私の場合は、少しの失点が命取りになるので…笑)
発音については、発音の参考書(その1)、発音の参考書(その2)、発音は難しい? という記事を、このブログを始めて2ヶ月後くらいに書いています。(カテゴリー 発音 から入ると、発音関連の記事をまとめて見ることができます。)
私が発音練習に使った「ザ・ジングルズ」は、「筋肉を鍛える」ことを目的にした訓練法で、私もそういう筋肉を鍛えることを意識しながら、発音練習をしていました。
フレンズでDVD学習をする時は、必要最小限の回数を見たら、私はどんどん次のエピソードに進んでいきました。
ですから、私は「1エピソードにつき、最低何回シャドーイングをする」などの決め事はしていませんでした。(英語らしくかっこ良く聞こえるように、気に入ったセリフを面白がって真似する、というのはよくやりましたが…笑)
ただ、セリフの意味を考える時に、「それはどういう意味だろう? どういうニュアンスなんだろう?」と思ったら、それを何度も口に出して言ってみる、ということはしましたね。
やはり、言葉は感情を表すものですから、イントネーションやどこにアクセントがあるかに注目(注耳?)することで、その言葉に込められた気持ちや意味がわかる、ということが大いにあるからです。
当時の私は、「英語のセリフを字幕なしで理解すること」を目標にしていて、アウトプット能力を伸ばすことまでは考えていませんでしたから、アウトプットの練習はあまりしていなかったんですね。
ですが、フレンズの台詞を真似てスピーキングの練習をやっていれば、それなりの効果があっただろう、とは思います。
台詞を覚えることは、自分の中に使える英語表現をたくさんストックすることにつながりますし、自然な英語の語順を学ぶことにもつながります。
私は同じ部分を繰り返して「暗記する」ということはしなかったけれど、結局フレンズは10シーズン全て見ましたし、他にも全シーズン見たドラマ(アリー my Love や、新スタートレック)がありますので、そんな風にたくさんの「生きた台詞」にぶつかってきた結果、暗記しようとは思わなくても、知らず知らずの間に自分の中に蓄積されてきたものがあるのだろう、とは思っています。
実際に、英検で面接試験を受けないといけない、と思った時に、私は自分の発音がどの程度のものであるかを客観的に聞いてみないといけない、と思いました。
それで、ちょっとパソコンで自分が英語を話している声を録音して、試しに聞いてみたんですね。
すると、これが何とまぁ、「自分で思っていたほどには上手くなかった…」(爆)という衝撃の事実が判明しました(笑)。
自分では、フレンズによく出てくるセリフなんかは、それなりに真似できている、という気がしていたのですが、やっぱり「筋肉」ができていない、というか、それなりに真似しようとしても、基礎が欠けている、というか…。
英語の「深み」と「響き」と「重み」が欠けているように感じましたね。
歌のあまり上手くない人がゴスペルに挑戦しているかのような、大きなギャップを感じました(笑)。
ブログ1周年の記事(リンクははりません…笑)で、自分の音声を公開したのも、「発音」が、英検では避けて通れない道だったからです。
読者の皆さんは、私が突然、あのようなものを公開したので何事だ!?と思われたかもしれませんが、別に自分の美声(爆)を公開したかったからではないのです。
こんなブログを書いていて、写真も公開していないわけですし、名前も Rach と可愛いから(笑)、わざわざ声を公開して、変なイメージを皆さんに植えつける必要もないのです。
さらには、音声を公開しない方が、「えらそうに「解説」ブログを書いていることだし、もしかしたらネイティブ並みの発音なのかもしれない」と皆さんに誤解してもらえて、夢があっていいのかもしれませんね(笑)。
が、恥ずかしくてもいいから、一度、自分の発音がどれほどのものかに「自分で向き合う度胸」をつけたかったのです。
こういうものを公開すると、皆さんが「気を遣って」、発音や声を褒めて下さるだろう、ということもわかっていました。
それはそれとして、そういう皆さんの暖かいお心遣いに感謝しつつ(皆様からのお褒めの言葉はニコニコしながら読ませていただきました)、「発音」をもっと磨かないといけない!と自分を戒めるための材料として使いたかったのです。
実際の面接においては、発音部門の3回の変遷は、20点満点中、8点→10点→12点、でした。
徐々に上がってはいますけど(笑)、まぁ、私の実力はこんなところでしょう。
皆さんにお褒めいただくほどのレベルでないのは、この「お墨付き」を見ても明らかですね。
実際に、面接での発音の採点基準というのがどこにあるのかわからないのですが、私は自分の発音がまだまだ未熟であることを深く認識した上で、できるだけ高得点を取るために、「とにかくゆっくり、はっきり、大きな声で、発音の基本に忠実にしゃべる」ということだけを心がけました。
まぁ、心がけた、と言っても、文を朗読するように、自分の発音だけに意識を集中できる状況ではありませんから、実際は、発音に関しては、あまり気が回っていなかったのだろうと思います。
ただ、「自分の意見を伝える、はっきり述べる」という意味で、使っている単語が不明瞭に聞こえないようにだけは注意していました。
ゆっくり話すのは、面接官が少し早口で話しかけてきた場合に、それにつられて、何となく早口で答えてしまう自分を戒めようと思ったからです。
私は私のペースで話すことを心がけました。
普段から、発音にネイティブらしさを出したくて、ちょっとラフに発音してみたり、早口でまくし立ててみたり、というのをしがちなのですが、あれはネイティブだから、ラフで早口でも聞き取れるのであって、英語を話す筋肉ができていない私が同じようにしゃべっても、ただの不明瞭な発音にしかならない、ということに気付いたからです。
ですから、せめて、舌の位置や口の形など、発音の勉強で習った知識に忠実に、小学校低学年が一生懸命話している、くらいにはきはきと(笑)、発音しようと思いました。
それでやっとこさ12点ですから、まだまだ道は険しいのですが(笑)。
明日、もう少し発音の話をしたいと思います。
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面接試験では、「最重要課題ではないけれども、無視もできない存在(笑)」の「発音」という分野がありますよね。
100点中、20点を占めていて、私はその6割の12点ですから、何も偉そうに言えることはないのですが、これもできるだけ点が取れるように頑張ろう、とは思っていました。(私の場合は、少しの失点が命取りになるので…笑)
発音については、発音の参考書(その1)、発音の参考書(その2)、発音は難しい? という記事を、このブログを始めて2ヶ月後くらいに書いています。(カテゴリー 発音 から入ると、発音関連の記事をまとめて見ることができます。)
私が発音練習に使った「ザ・ジングルズ」は、「筋肉を鍛える」ことを目的にした訓練法で、私もそういう筋肉を鍛えることを意識しながら、発音練習をしていました。
フレンズでDVD学習をする時は、必要最小限の回数を見たら、私はどんどん次のエピソードに進んでいきました。
ですから、私は「1エピソードにつき、最低何回シャドーイングをする」などの決め事はしていませんでした。(英語らしくかっこ良く聞こえるように、気に入ったセリフを面白がって真似する、というのはよくやりましたが…笑)
ただ、セリフの意味を考える時に、「それはどういう意味だろう? どういうニュアンスなんだろう?」と思ったら、それを何度も口に出して言ってみる、ということはしましたね。
やはり、言葉は感情を表すものですから、イントネーションやどこにアクセントがあるかに注目(注耳?)することで、その言葉に込められた気持ちや意味がわかる、ということが大いにあるからです。
当時の私は、「英語のセリフを字幕なしで理解すること」を目標にしていて、アウトプット能力を伸ばすことまでは考えていませんでしたから、アウトプットの練習はあまりしていなかったんですね。
ですが、フレンズの台詞を真似てスピーキングの練習をやっていれば、それなりの効果があっただろう、とは思います。
台詞を覚えることは、自分の中に使える英語表現をたくさんストックすることにつながりますし、自然な英語の語順を学ぶことにもつながります。
私は同じ部分を繰り返して「暗記する」ということはしなかったけれど、結局フレンズは10シーズン全て見ましたし、他にも全シーズン見たドラマ(アリー my Love や、新スタートレック)がありますので、そんな風にたくさんの「生きた台詞」にぶつかってきた結果、暗記しようとは思わなくても、知らず知らずの間に自分の中に蓄積されてきたものがあるのだろう、とは思っています。
実際に、英検で面接試験を受けないといけない、と思った時に、私は自分の発音がどの程度のものであるかを客観的に聞いてみないといけない、と思いました。
それで、ちょっとパソコンで自分が英語を話している声を録音して、試しに聞いてみたんですね。
すると、これが何とまぁ、「自分で思っていたほどには上手くなかった…」(爆)という衝撃の事実が判明しました(笑)。
自分では、フレンズによく出てくるセリフなんかは、それなりに真似できている、という気がしていたのですが、やっぱり「筋肉」ができていない、というか、それなりに真似しようとしても、基礎が欠けている、というか…。
英語の「深み」と「響き」と「重み」が欠けているように感じましたね。
歌のあまり上手くない人がゴスペルに挑戦しているかのような、大きなギャップを感じました(笑)。
ブログ1周年の記事(リンクははりません…笑)で、自分の音声を公開したのも、「発音」が、英検では避けて通れない道だったからです。
読者の皆さんは、私が突然、あのようなものを公開したので何事だ!?と思われたかもしれませんが、別に自分の美声(爆)を公開したかったからではないのです。
こんなブログを書いていて、写真も公開していないわけですし、名前も Rach と可愛いから(笑)、わざわざ声を公開して、変なイメージを皆さんに植えつける必要もないのです。
さらには、音声を公開しない方が、「えらそうに「解説」ブログを書いていることだし、もしかしたらネイティブ並みの発音なのかもしれない」と皆さんに誤解してもらえて、夢があっていいのかもしれませんね(笑)。
が、恥ずかしくてもいいから、一度、自分の発音がどれほどのものかに「自分で向き合う度胸」をつけたかったのです。
こういうものを公開すると、皆さんが「気を遣って」、発音や声を褒めて下さるだろう、ということもわかっていました。
それはそれとして、そういう皆さんの暖かいお心遣いに感謝しつつ(皆様からのお褒めの言葉はニコニコしながら読ませていただきました)、「発音」をもっと磨かないといけない!と自分を戒めるための材料として使いたかったのです。
実際の面接においては、発音部門の3回の変遷は、20点満点中、8点→10点→12点、でした。
徐々に上がってはいますけど(笑)、まぁ、私の実力はこんなところでしょう。
皆さんにお褒めいただくほどのレベルでないのは、この「お墨付き」を見ても明らかですね。
実際に、面接での発音の採点基準というのがどこにあるのかわからないのですが、私は自分の発音がまだまだ未熟であることを深く認識した上で、できるだけ高得点を取るために、「とにかくゆっくり、はっきり、大きな声で、発音の基本に忠実にしゃべる」ということだけを心がけました。
まぁ、心がけた、と言っても、文を朗読するように、自分の発音だけに意識を集中できる状況ではありませんから、実際は、発音に関しては、あまり気が回っていなかったのだろうと思います。
ただ、「自分の意見を伝える、はっきり述べる」という意味で、使っている単語が不明瞭に聞こえないようにだけは注意していました。
ゆっくり話すのは、面接官が少し早口で話しかけてきた場合に、それにつられて、何となく早口で答えてしまう自分を戒めようと思ったからです。
私は私のペースで話すことを心がけました。
普段から、発音にネイティブらしさを出したくて、ちょっとラフに発音してみたり、早口でまくし立ててみたり、というのをしがちなのですが、あれはネイティブだから、ラフで早口でも聞き取れるのであって、英語を話す筋肉ができていない私が同じようにしゃべっても、ただの不明瞭な発音にしかならない、ということに気付いたからです。
ですから、せめて、舌の位置や口の形など、発音の勉強で習った知識に忠実に、小学校低学年が一生懸命話している、くらいにはきはきと(笑)、発音しようと思いました。
それでやっとこさ12点ですから、まだまだ道は険しいのですが(笑)。
明日、もう少し発音の話をしたいと思います。
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2005年08月08日
発音は難しい?
今回は、私が「日本人が英語の発音を学ぶこと」について、いろいろ思っていることを、つらつらと書きます。
日本の英語の授業は、文法重視だと言いますが、私は文法は避けては通れない道だと思っています。
ただ、発音に関しては、もっと基本を丁寧に教えてもらいたかったな、と。
はっきり言って発音に関しては、とりあえず量をたくさん聞きなさい、みたいなことで流されていたことが多いような気がします。
でも、本当は、文法で関係代名詞や完了形を学ぶのと同じくらい、ひとつひとつの発音について、口の形とか舌の位置とか、そういう基礎的なことを教わるべきだったのでは? と今になって思います。
習ったのは、catのaが「アとエの中間だ」(という表現にも、賛否がありますが)とか言われたくらいの記憶しかないもので・・・。
今の若い人たちはもっといろいろ教えてもらってるのかもしれませんが、とりあえず私の時代には発音をくわしく教えてもらった記憶はないですねぇ。
(リスニングテストもあまりなかった時代なので、そういう部分に学校が力を入れるはずもないのですが・・・。)
今、NHK教育テレビの「英語であそぼ」という子供番組で、その日に出てくるキーワード(それも超簡単な単語)を発音するコーナーがあるのですが、そこではネイティブの人がどんな口の形で発声しているかがわかるようになっています。
単語はinとかoutとか、redとかblueとか、そういう簡単なものばかりなのですが、その口の形を見ていると、redのr(アール)、blueのl(エル)がどう発音されているかが、少しはわかる気がします。
少なくとも、アールとエルの口の形が違うのは明白です。
発音に大切なのは口の形や舌の位置。
それを子供の頃から、少しでも意識できたら良いと思うので、この企画は正解だと思いますね。
日本人が英語の発音を覚える際につらいところは、英語の発音を置き換える適切な文字がないことです。
英語には母音も子音もたくさんありますが、日本語は少ない。
luckもrackも日本語では「ラック」としか書けないわけなんですよね。
なんとか、自分なりにわかりやすいようにカタカナで書くのにも限界があります。
ですから、発音を覚えるには、その発音それぞれが異なることを理解し、音そのものを耳にインプットするしかないのです。
まず、アールとエルの違いを理解し(口の形や舌の位置など)、認識し、その上でアールとエルの違いを発音できるようになって初めて、アールとエルが聞き取れるのです。
(もちろんネイティブほどきれいに発音できる必要はないんですが、少なくとも、違いはわからないといつまでたっても聞き取れないです。)
英語の発音に慣れてない状態では、日本語にない微妙な音の違いがわかりません。
日本語の音声に慣れている「日本語耳」で英語を聞くと、日本語にない音声を自分の知っている日本語の音に置き換えて聞いてしまう、という理論もあります。
次の例えが適切かどうかはわかりませんが・・・。
例えば、紫という色は、「赤と青が混ざったような色」とも言えるのですが、実際に紫という色を見たことがなかったら、ピンと来ないかもしれません。
紫はあの「紫色」として覚えていないと、赤と青と紫の違いがわからないのではないかと思うのです。
ですから、catのaの発音は、「アとエの中間」だとか、UDA式では「エからアに瞬時に変わる音」のように説明されていますが、そういうことを念頭に置いた上で、やはり実際の「音」を何度も聞いて、何度も言えるようになって初めて、その発音が身についたことになるのです。
リスニングで英語を浴びることは、そういう日本人からすると微妙な違いの様々な音に触れ、その違いを理解するために必要な行為です。
catのaの音をそのまま表す文字が日本語にない以上、頼りになるのは「音」になってしまうのです。
そして、その音の違いを理解するために、発音の本を読んで、口の形などを学び、参考にすればよいのです。
発音の基本的なことを学べば、後はたくさんたくさん、英語を聞けば聞くほど、リスニングが上達してきます。
発音に関する話は、それぞれの方がそれぞれの理論をお持ちなので、どれが一番正しいかは難しいです。
ですが、何かの目安にするために、まずは発音の本を読んでみて、ある程度の知識をインプットしてから、さらなるリスニングを続けてみてはいかがでしょうか。
フレンズをここまで見て、ある程度耳が慣れてきたこの時期なら、発音の本にある説明もより理解しやすいかと思いますので。
最後になりましたが、TOEICのリスニング、私は満点ではありません(リスニングは現在480点です)。
その私が、発音についてかなり断定的に意見を述べたことについて、「何をえらそうに。」と思われた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。
あくまで英語勉強中の一人の人間の意見と思って下さいね。(最後だけ、妙に気弱・・・)
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日本の英語の授業は、文法重視だと言いますが、私は文法は避けては通れない道だと思っています。
ただ、発音に関しては、もっと基本を丁寧に教えてもらいたかったな、と。
はっきり言って発音に関しては、とりあえず量をたくさん聞きなさい、みたいなことで流されていたことが多いような気がします。
でも、本当は、文法で関係代名詞や完了形を学ぶのと同じくらい、ひとつひとつの発音について、口の形とか舌の位置とか、そういう基礎的なことを教わるべきだったのでは? と今になって思います。
習ったのは、catのaが「アとエの中間だ」(という表現にも、賛否がありますが)とか言われたくらいの記憶しかないもので・・・。
今の若い人たちはもっといろいろ教えてもらってるのかもしれませんが、とりあえず私の時代には発音をくわしく教えてもらった記憶はないですねぇ。
(リスニングテストもあまりなかった時代なので、そういう部分に学校が力を入れるはずもないのですが・・・。)
今、NHK教育テレビの「英語であそぼ」という子供番組で、その日に出てくるキーワード(それも超簡単な単語)を発音するコーナーがあるのですが、そこではネイティブの人がどんな口の形で発声しているかがわかるようになっています。
単語はinとかoutとか、redとかblueとか、そういう簡単なものばかりなのですが、その口の形を見ていると、redのr(アール)、blueのl(エル)がどう発音されているかが、少しはわかる気がします。
少なくとも、アールとエルの口の形が違うのは明白です。
発音に大切なのは口の形や舌の位置。
それを子供の頃から、少しでも意識できたら良いと思うので、この企画は正解だと思いますね。
日本人が英語の発音を覚える際につらいところは、英語の発音を置き換える適切な文字がないことです。
英語には母音も子音もたくさんありますが、日本語は少ない。
luckもrackも日本語では「ラック」としか書けないわけなんですよね。
なんとか、自分なりにわかりやすいようにカタカナで書くのにも限界があります。
ですから、発音を覚えるには、その発音それぞれが異なることを理解し、音そのものを耳にインプットするしかないのです。
まず、アールとエルの違いを理解し(口の形や舌の位置など)、認識し、その上でアールとエルの違いを発音できるようになって初めて、アールとエルが聞き取れるのです。
(もちろんネイティブほどきれいに発音できる必要はないんですが、少なくとも、違いはわからないといつまでたっても聞き取れないです。)
英語の発音に慣れてない状態では、日本語にない微妙な音の違いがわかりません。
日本語の音声に慣れている「日本語耳」で英語を聞くと、日本語にない音声を自分の知っている日本語の音に置き換えて聞いてしまう、という理論もあります。
次の例えが適切かどうかはわかりませんが・・・。
例えば、紫という色は、「赤と青が混ざったような色」とも言えるのですが、実際に紫という色を見たことがなかったら、ピンと来ないかもしれません。
紫はあの「紫色」として覚えていないと、赤と青と紫の違いがわからないのではないかと思うのです。
ですから、catのaの発音は、「アとエの中間」だとか、UDA式では「エからアに瞬時に変わる音」のように説明されていますが、そういうことを念頭に置いた上で、やはり実際の「音」を何度も聞いて、何度も言えるようになって初めて、その発音が身についたことになるのです。
リスニングで英語を浴びることは、そういう日本人からすると微妙な違いの様々な音に触れ、その違いを理解するために必要な行為です。
catのaの音をそのまま表す文字が日本語にない以上、頼りになるのは「音」になってしまうのです。
そして、その音の違いを理解するために、発音の本を読んで、口の形などを学び、参考にすればよいのです。
発音の基本的なことを学べば、後はたくさんたくさん、英語を聞けば聞くほど、リスニングが上達してきます。
発音に関する話は、それぞれの方がそれぞれの理論をお持ちなので、どれが一番正しいかは難しいです。
ですが、何かの目安にするために、まずは発音の本を読んでみて、ある程度の知識をインプットしてから、さらなるリスニングを続けてみてはいかがでしょうか。
フレンズをここまで見て、ある程度耳が慣れてきたこの時期なら、発音の本にある説明もより理解しやすいかと思いますので。
最後になりましたが、TOEICのリスニング、私は満点ではありません(リスニングは現在480点です)。
その私が、発音についてかなり断定的に意見を述べたことについて、「何をえらそうに。」と思われた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。
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2005年08月07日
発音の参考書(その2)
前回の発音の参考書の続きです(前回は文章が長過ぎましたね。すみません。投稿後のブログを見て、あまりの長さに自分でもあきれました・・・)
2. 英語の発音 ザ ジングルズ レベル85実践編 スティーブ・ウォーカー著 (レゾナンス刊) ←この本はアマゾンではユーズド(中古)しか扱ってません。ザ ジングルズのシリーズ は他にもあります
この本をはじめとするジングルズシリーズは、「英語を話すための筋肉を養成するトレーニング」の本です。
見慣れない発音記号が書いてあり、いかにも「特訓」って感じがにじみ出ている本なのですが、この本を使って、毎日トレーニングを続けていくと、確かに違う筋肉が鍛えられてるなー、と実感でき、しばらく顔が痛い時がありました。
(冗談ではないんですよ。)
この本で練習したおかげで、earth(地球)という単語の発音とかが自分でもうまくなったなぁー、とか思ったりして。
ただ自分ひとりで家で特訓(笑)してる場合は、変なクセをつけてしまうかも、という恐れも確かにあります。
そこが独学のつらいところ・・・。
この本によると、「英語と日本語はもっとも遠い言語」だとか、「日本人は英語を話す筋肉が発達していないから発音できない」とか、ショッキングなことがいっぱい書いてあります(笑)。
ですが、筋肉や発声法が出来ていないから、英語がネイティブのようにしゃべれない、というのはある程度事実だと私は思います。
息の強さも、口の形も、いろんな部分が異なっていて、日本語をすらすらしゃべる時のように、英語をしゃべるのは難しいのです。
少し話がずれますが、宇多田ヒカルが出ているニンテンドーDSのCMがありましたよね。
あのCMの最後に宇多田ヒカルが、「ニンテンドー、ディーエス!」って言うんですが、
その「ディーエス」の発音が、やっぱり「英語」の発音だなー、って感じるんですよ。
日本人でもDSくらい発音できるよー、と思うのですが、エスの息の強さが違うというか・・・。
いや、私の単なる勘違いかもしれません。でも、やはり何かが違う気がするんです・・・。
3. 英語の発音パーフェクト学習事典 深澤俊昭 著 (アルク刊)
この本は本当に「事典」です。
同じような発音を項目ごとにまとめ、それを解説しながら本は進んでいきます。
内容はかなり細かいです。
例えば、monthとmonthsの違い(マンスとマンツ、という感じだが、かなり微妙)とか、beesとbeadsの違い(カタカナではビーズとしか書けない・・・)などの説明まであります。
この本は、最初から読むにはつらい本かもしれませんが、どうしてもわからない、聞き取れない、うまく発音できない音が出てきた時に、この本で調べて、その発音に関するページを練習すれば、より理解が深まるのでは?と思います。
おすすめの本は以上ですが、「こんな本もいいよ!」とかいうオススメなどありましたら、教えて下さいね。
発音の参考書について語ったついでに、次回は、私の「発音論」のようなものを語ろうかと思っています。
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2005年08月06日
発音の参考書(その1)
フレンズのエピソード解説も第10話まで終わりました。
ここで、また少し、英語学習の話をしたいと思います。
このブログでは、家で一人寂しく(笑)DVDを使って英語学習をする方法を語ってきました。
まずは、音声としての英語に慣れること。
そうすれば、だんだん英語がただの音の洪水ではなく、言語として意味のあるものに聞こえてくるようになる、というのは本当のことだと思います。
ただ、ネイティブに囲まれている状況でない場合、英語を浴びる絶対量が少ないのも事実です。
私は、フレンズを勉強し始めた頃、DVDプレーヤーをリピートモードにしてひたすら聞いていて、
1年半くらいでプレーヤーを壊してしまった経験の持ち主ですが、それでも、聞く量は少ないのかもしれません。
有名な英語教材で「アルクのヒアリングマラソン」というのがありますが、これも"1年間で1000時間のヒアリングを目標"にしています。
私はヒアリングマラソンは使ったことがないのですが、このくらいの時間、英語を聞き続けなければ耳は鍛えられない、ということをいつも念頭に置いて、フレンズのDVDを聞いていたのは確かです。
仕事や学業で忙しい方々には、なかなかつらいハードルですよね。
少ない時間で効果的にリスニングの力をつけるには、ある程度の発音の基礎、あるいは規則を知っておく必要があります。
そういう基礎知識を持ってリスニングすれば、だんだんと聞き取れる言葉が増えてきますので、ただやみくもに英語を聞くよりは効果があると思います。
リスニングについて、最近よく言われている言葉が、
「発音できない音は、聞き取れない」
それは、ほとんど「まちがいない。」(長井秀和風)のですが、
どちらかというと、「発音できる音は、聞き取れる」という方が良いかもしれません。
リスニングをたくさんしている方の中には、「自分ではうまく発音できないけど、聞き取れるよ」という方もいるかもしれませんし。
ですが、リスニングを上達させるには、まず発音できるようになること、が"近道"なのです。
DVD学習をする時には、やはり手元に発音の参考書があると良いです。
発音については、良い本がたくさん出ていますね。
私が発音を学んだ中で、良いと思ったのは、次の3冊です。
一言、お断りしておきますが、私はありとあらゆる発音の本を買いあさったわけではなく、どこかでオススメに挙がっていた本を購入してみたら、「うん、なかなかいいじゃん。」と思った本、ということです。
さらに、少し前の本なので、品切れのものもあったりして・・・。
著者が同じで、内容も同じような本も存在しますが、似たような本でも、やはり読んだことのない本はオススメしにくいので、実際に私が持っている本のタイトルを書いておきます。
1. これだけで聞ける話せるUDA式 30音でマスターする英会話 鵜田 豊 著 (SSコミュニケーションズ刊) ←この本は品切れらしい(アマゾンにはユーズド(中古)しかありません)
UDA式30音の本 は他にもあります
2. 英語の発音 ザ ジングルズ レベル85実践編 スティーブ・ウォーカー著 (レゾナンス刊) ←この本も品切れらしい(・・・すみません)
ザ ジングルズのシリーズ は他にもあります
3. 英語の発音パーフェクト学習事典 深澤俊昭 著 (アルク刊)
くわしい説明は、アマゾンのレビューでご覧下さい(笑)。
というのも何なので、私が思った感想を少し。
まず、1.のUDA式ですが、これは鵜田豊(Uda Yutaka)さんという方が提唱されている発音法を説明した本です。
かなり有名な発音法らしく、Googleで検索すると(ぐぐると)、話題として取り上げている英語のブログがたくさんヒットします。
おおむね、好意的な意見が多いかなぁ(統計取ったわけじゃないですけど・・・)。
私がリンクさせていただいている、satさんのブログ「楽しむ! 英語学習?」でもUDA式について書かれていたのですが、satさんご自身は、「自分にはあまり向いていなかった」との感想でした。
楽しむ! 英語学習? 英語のリスニングは発音力で決まる!-UDA式30音練習帳 鵜田 豊(著)
(他人のブログでこんなこと暴露して、ごめんなさいね、satさん!!)
ですが、satさんの感想どおり、学習法というものは、
「スポーツの指導と同じで、指導者とのフィーリングが大事」
なんでしょうね。
ですから、皆さんも、他人の意見は参考程度にとどめて、自分に合った学習法を見つけることが大切なんです。
(そんなこと、わかってる、って?)
私は、UDA式とフィーリングが合った、ということです。
ぱっと見たところ、字も大きく子供向けの本のように見えますが、
日本人が漠然としたイメージしか持っていない発音に、ある基準のようなものを与えてくれます。
マスターすべき発音を30音に分けて、それを練習することで、発音をマスターするというコンセプトです。
「英語って、何となく巻き舌にしてみればいいかなぁ。」くらいの発音のイメージを持っている方には、発音を学ぶための、最初の一歩にするのに最適な本だと思います。
それぞれの発音をする時の舌の位置、口の形などの説明を読んで、自分で練習してみると良いでしょう。
(この本は「口の形」の絵がちょっとわかりにくいんだけど。)
それから、この本は、映画やドラマを見るにはかかせないリダクション(音の省略)についても触れています。
なお、30音を解説したホームページがありますので、興味を持たれた方はまずここをご覧になってはいかがでしょうか?
30音でマスターする英会話〜UDA式 30音トレーニング・発音・リスニング・英語学習
さらに、30音トレーニングDVDというのもあり、ネイティブの口の形や動きを映像で確認することができるようです。
(私はこのDVD持ってないので、それ以上くわしい説明はできませんが・・・)
2.のジングルズ以降は、また次回に。
(今日のおまけ)
今夜9時、フジテレビ系列のプレミアムステージで映画「6デイズ/7ナイツ」が放映されますが、フレンズでロス役のデビッド・シュワイマーが、アン・ヘッシュの恋人役で出演します。吹き替えの声は違うようですが(この映画、前にチラっとテレビで見ただけなんで、くわしくは知りません・・・)。
また8/13(土)公開のCGアニメ映画「マダガスカル」で、キリンのメルマン役の声を同じデビッド・シュワイマーがアテています。
フレンズの俳優さんたちが他で活躍してるのを見るのって、何だか嬉しいです・・・。
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このブログでは、家で一人寂しく(笑)DVDを使って英語学習をする方法を語ってきました。
まずは、音声としての英語に慣れること。
そうすれば、だんだん英語がただの音の洪水ではなく、言語として意味のあるものに聞こえてくるようになる、というのは本当のことだと思います。
ただ、ネイティブに囲まれている状況でない場合、英語を浴びる絶対量が少ないのも事実です。
私は、フレンズを勉強し始めた頃、DVDプレーヤーをリピートモードにしてひたすら聞いていて、
1年半くらいでプレーヤーを壊してしまった経験の持ち主ですが、それでも、聞く量は少ないのかもしれません。
有名な英語教材で「アルクのヒアリングマラソン」というのがありますが、これも"1年間で1000時間のヒアリングを目標"にしています。
私はヒアリングマラソンは使ったことがないのですが、このくらいの時間、英語を聞き続けなければ耳は鍛えられない、ということをいつも念頭に置いて、フレンズのDVDを聞いていたのは確かです。
仕事や学業で忙しい方々には、なかなかつらいハードルですよね。
少ない時間で効果的にリスニングの力をつけるには、ある程度の発音の基礎、あるいは規則を知っておく必要があります。
そういう基礎知識を持ってリスニングすれば、だんだんと聞き取れる言葉が増えてきますので、ただやみくもに英語を聞くよりは効果があると思います。
リスニングについて、最近よく言われている言葉が、
「発音できない音は、聞き取れない」
それは、ほとんど「まちがいない。」(長井秀和風)のですが、
どちらかというと、「発音できる音は、聞き取れる」という方が良いかもしれません。
リスニングをたくさんしている方の中には、「自分ではうまく発音できないけど、聞き取れるよ」という方もいるかもしれませんし。
ですが、リスニングを上達させるには、まず発音できるようになること、が"近道"なのです。
DVD学習をする時には、やはり手元に発音の参考書があると良いです。
発音については、良い本がたくさん出ていますね。
私が発音を学んだ中で、良いと思ったのは、次の3冊です。
一言、お断りしておきますが、私はありとあらゆる発音の本を買いあさったわけではなく、どこかでオススメに挙がっていた本を購入してみたら、「うん、なかなかいいじゃん。」と思った本、ということです。
さらに、少し前の本なので、品切れのものもあったりして・・・。
著者が同じで、内容も同じような本も存在しますが、似たような本でも、やはり読んだことのない本はオススメしにくいので、実際に私が持っている本のタイトルを書いておきます。
1. これだけで聞ける話せるUDA式 30音でマスターする英会話 鵜田 豊 著 (SSコミュニケーションズ刊) ←この本は品切れらしい(アマゾンにはユーズド(中古)しかありません)
UDA式30音の本 は他にもあります
2. 英語の発音 ザ ジングルズ レベル85実践編 スティーブ・ウォーカー著 (レゾナンス刊) ←この本も品切れらしい(・・・すみません)
ザ ジングルズのシリーズ は他にもあります
3. 英語の発音パーフェクト学習事典 深澤俊昭 著 (アルク刊)
くわしい説明は、アマゾンのレビューでご覧下さい(笑)。
というのも何なので、私が思った感想を少し。
まず、1.のUDA式ですが、これは鵜田豊(Uda Yutaka)さんという方が提唱されている発音法を説明した本です。
かなり有名な発音法らしく、Googleで検索すると(ぐぐると)、話題として取り上げている英語のブログがたくさんヒットします。
おおむね、好意的な意見が多いかなぁ(統計取ったわけじゃないですけど・・・)。
私がリンクさせていただいている、satさんのブログ「楽しむ! 英語学習?」でもUDA式について書かれていたのですが、satさんご自身は、「自分にはあまり向いていなかった」との感想でした。
楽しむ! 英語学習? 英語のリスニングは発音力で決まる!-UDA式30音練習帳 鵜田 豊(著)
(他人のブログでこんなこと暴露して、ごめんなさいね、satさん!!)
ですが、satさんの感想どおり、学習法というものは、
「スポーツの指導と同じで、指導者とのフィーリングが大事」
なんでしょうね。
ですから、皆さんも、他人の意見は参考程度にとどめて、自分に合った学習法を見つけることが大切なんです。
(そんなこと、わかってる、って?)
私は、UDA式とフィーリングが合った、ということです。
ぱっと見たところ、字も大きく子供向けの本のように見えますが、
日本人が漠然としたイメージしか持っていない発音に、ある基準のようなものを与えてくれます。
マスターすべき発音を30音に分けて、それを練習することで、発音をマスターするというコンセプトです。
「英語って、何となく巻き舌にしてみればいいかなぁ。」くらいの発音のイメージを持っている方には、発音を学ぶための、最初の一歩にするのに最適な本だと思います。
それぞれの発音をする時の舌の位置、口の形などの説明を読んで、自分で練習してみると良いでしょう。
(この本は「口の形」の絵がちょっとわかりにくいんだけど。)
それから、この本は、映画やドラマを見るにはかかせないリダクション(音の省略)についても触れています。
なお、30音を解説したホームページがありますので、興味を持たれた方はまずここをご覧になってはいかがでしょうか?
30音でマスターする英会話〜UDA式 30音トレーニング・発音・リスニング・英語学習
さらに、30音トレーニングDVDというのもあり、ネイティブの口の形や動きを映像で確認することができるようです。
(私はこのDVD持ってないので、それ以上くわしい説明はできませんが・・・)
2.のジングルズ以降は、また次回に。
(今日のおまけ)
今夜9時、フジテレビ系列のプレミアムステージで映画「6デイズ/7ナイツ」が放映されますが、フレンズでロス役のデビッド・シュワイマーが、アン・ヘッシュの恋人役で出演します。吹き替えの声は違うようですが(この映画、前にチラっとテレビで見ただけなんで、くわしくは知りません・・・)。
また8/13(土)公開のCGアニメ映画「マダガスカル」で、キリンのメルマン役の声を同じデビッド・シュワイマーがアテています。
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2005年07月16日
TOEICがリニューアルだって!?
ずっとフレンズのエピソード解説を続けておりましたが、ビッグニュースが入りましたので、ちょっと中断。
フレンズの解説を読みに来られた方は、ごめんなさい。
リンクさせていただいている、satさんのブログ「楽しむ! 英語学習」を見て驚きました。
TOEICが来年5月にリニューアル
satさんは別の方のブログを見て、驚かれたようですが。
噂の伝達の早さはさすがネット時代というところですねぇ。
さて、TOEICの公式HPを見てみると、
タイトルロゴからして、"New Version TOEIC"。
「新しく生まれ変わるんだ!」という意気込み、伝わってきます。
そもそも、私のこのブログ、サブタイトルにTOEICの点数を掲げておりますように、私なりの対策やこだわりみたいなものをTOEICに対しては持っています。
そのうちに、そういうことにも触れなきゃなぁー、と思いながら、フレンズの解説書いてるのも面白いので、そっちばっかりしてたんですが、タイムリーなネタにも対応しとかないとね、ということで・・・。
公式HPで、問題形式の変更点をいうのを見ましたが、
パート名が変更になる(「誤文訂正問題」が「長文穴埋め問題」に変更、など)、
それぞれのパートの問題数の配分が変わる、
など、かなり大掛かりな変更になるように見受けられました。
私は、「誤文訂正問題」が苦手なんだと自己分析してるので、助かったのかもしれませんが。
でも私が一番驚いたのは
「米国・英国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの発音を採用。」
え!? 「より現実のコミュニケーションに近いテスト」にするために、「発音のバラエティの増加」をはかったらしいです。
私がフレンズで身につけたのは、アメリカ英語。それもかなり標準的な訛りのない米語なので、今までのTOEICでは、違和感は全くと言っていいほどなかったんですけれど。
かと言って、今回極端な訛りが入るということもないでしょうが・・・。
私のリスニングのスコアは480点。「満点でもないのに、えらそうなことを言うな!」とお怒りの方には、ここで謝っとこう。すみません。
(2007.3.18 追記)
上で私は、「フレンズの英語は、かなり標準的な訛りのない米語だ」と書いたのですが、厳密に言うと、ニューヨーク・アクセント(ブルックリン・アクセント)と呼ばれるものに該当するようです。
ですが、私は、そのアクセントの特徴が未だに(TOEICリスニングで満点を取った後でも)よくわかりません。
フレンズを使ってリスニング学習をずっと続けてきた後にTOEICのリスニング問題を聞いても、上に書いたように「違和感は全くと言っていいほどなかった」のです。
ですから、私の感想としては、フレンズの英語と、TOEICの米語パートはあまり違いを感じないけれど、ただ「フレンズの英語が訛りのない標準的なもの」と断言してしまうのもマズいのかなぁ…とずっと気にしていましたので、ちょっとここで追記をしておきます。
(追記はここまで)
で、私は映画もドラマもほとんどアメリカのばかり見ているので、耳は完全にアメリカ英語に慣れてしまってます。
だから、イギリス英語を聞くと、逆に「くせがある」ように感じてしまうんですよね。
オリジナルはイギリスなんだから、そういう感想はおかしいんだけど・・・。
で、アメリカ英語に慣れきった人間が、そのTOEICのバラエティに富んだ発音に対応できるか、についてです。
フレンズでも第4シーズンにエミリーというイギリス女性が出てきます。
彼女のしゃべる英語(イギリス英語)をフィービーが真似るシーンがあったように思いますが、アメリカ人にとっても、やはりイギリス英語は、自分たちの話す英語とはかなり違って聞こえるようです。
だからと言って、別にしゃべってる内容がわからない、というほどでもありません。
新スタートレックでは(スタートレックネタは、もうえぇーっちゅーねん)
ピカード艦長役のパトリック・スチュワート(X-MENにも出ている人です)とカウンセラー・トロイ役のマリーナ・サーティスはイギリス出身の俳優ですので、発音はイギリス英語に近いと思いますが、特に聞き取りにくい、ということはありません。
二人の英語はかなりわかり易い方です。
これは、未来の話なので、より標準語に近い、とか、訛りが少ない、というのもあるのでしょう。
オーストラリア英語と言えば、
I went to the hospital today(トゥデイ). 「私は今日、病院へ行きました。」が、
I went to the hospital to die(トゥダイ). 「私は今日、病院へ死にに(死ぬために)行きました。」
に聞こえるという笑い話にあるように、「エイ」を「アイ」と発音することで有名です。
オーストラリアのグレート・バリアリーフを舞台にした映画「ファインディング・ニモ」では、サメのブルースを筆頭に、オーストラリア訛りをしゃべるサメ三人組(三匹組?)が出てきました。
彼らも、sayを「サイ」と発音していましたね。
ブルースの声が独特なこともあり、聞き取りにくいような気はしましたが・・・。
ですが、とにかく、My point is...
「やっぱり、まずはアメリカ英語を聞いておけばいいんじゃないの?」
ということです。
アメリカ英語が聞き取れれば、他の英語もそれなりには聞き取れるはず、というのが結論(もしくは、持論)。
ブッシュ大統領の米語と、ブレア首相の英語、確かにかなり違いますが、どちらもわかり易いですし。
もちろん、いろんな英語に触れてみることは大切だと思います。
今までは、アメリカ英語一辺倒だったのが(TOEICを作ってるのがアメリカの会社だから?)、他の国の言葉も混ぜてみようという程度で、そんなに深刻に捉える必要もないのかもしれません。
正直、受けてみないとわかりませんけど。
みなさんはどう思われましたか?
(Rachからの、お・ね・が・い)
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フレンズの解説を読みに来られた方は、ごめんなさい。
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TOEICが来年5月にリニューアル
satさんは別の方のブログを見て、驚かれたようですが。
噂の伝達の早さはさすがネット時代というところですねぇ。
さて、TOEICの公式HPを見てみると、
タイトルロゴからして、"New Version TOEIC"。
「新しく生まれ変わるんだ!」という意気込み、伝わってきます。
そもそも、私のこのブログ、サブタイトルにTOEICの点数を掲げておりますように、私なりの対策やこだわりみたいなものをTOEICに対しては持っています。
そのうちに、そういうことにも触れなきゃなぁー、と思いながら、フレンズの解説書いてるのも面白いので、そっちばっかりしてたんですが、タイムリーなネタにも対応しとかないとね、ということで・・・。
公式HPで、問題形式の変更点をいうのを見ましたが、
パート名が変更になる(「誤文訂正問題」が「長文穴埋め問題」に変更、など)、
それぞれのパートの問題数の配分が変わる、
など、かなり大掛かりな変更になるように見受けられました。
私は、「誤文訂正問題」が苦手なんだと自己分析してるので、助かったのかもしれませんが。
でも私が一番驚いたのは
「米国・英国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの発音を採用。」
え!? 「より現実のコミュニケーションに近いテスト」にするために、「発音のバラエティの増加」をはかったらしいです。
私がフレンズで身につけたのは、アメリカ英語。それもかなり標準的な訛りのない米語なので、今までのTOEICでは、違和感は全くと言っていいほどなかったんですけれど。
かと言って、今回極端な訛りが入るということもないでしょうが・・・。
私のリスニングのスコアは480点。「満点でもないのに、えらそうなことを言うな!」とお怒りの方には、ここで謝っとこう。すみません。
(2007.3.18 追記)
上で私は、「フレンズの英語は、かなり標準的な訛りのない米語だ」と書いたのですが、厳密に言うと、ニューヨーク・アクセント(ブルックリン・アクセント)と呼ばれるものに該当するようです。
ですが、私は、そのアクセントの特徴が未だに(TOEICリスニングで満点を取った後でも)よくわかりません。
フレンズを使ってリスニング学習をずっと続けてきた後にTOEICのリスニング問題を聞いても、上に書いたように「違和感は全くと言っていいほどなかった」のです。
ですから、私の感想としては、フレンズの英語と、TOEICの米語パートはあまり違いを感じないけれど、ただ「フレンズの英語が訛りのない標準的なもの」と断言してしまうのもマズいのかなぁ…とずっと気にしていましたので、ちょっとここで追記をしておきます。
(追記はここまで)
で、私は映画もドラマもほとんどアメリカのばかり見ているので、耳は完全にアメリカ英語に慣れてしまってます。
だから、イギリス英語を聞くと、逆に「くせがある」ように感じてしまうんですよね。
オリジナルはイギリスなんだから、そういう感想はおかしいんだけど・・・。
で、アメリカ英語に慣れきった人間が、そのTOEICのバラエティに富んだ発音に対応できるか、についてです。
フレンズでも第4シーズンにエミリーというイギリス女性が出てきます。
彼女のしゃべる英語(イギリス英語)をフィービーが真似るシーンがあったように思いますが、アメリカ人にとっても、やはりイギリス英語は、自分たちの話す英語とはかなり違って聞こえるようです。
だからと言って、別にしゃべってる内容がわからない、というほどでもありません。
新スタートレックでは(スタートレックネタは、もうえぇーっちゅーねん)
ピカード艦長役のパトリック・スチュワート(X-MENにも出ている人です)とカウンセラー・トロイ役のマリーナ・サーティスはイギリス出身の俳優ですので、発音はイギリス英語に近いと思いますが、特に聞き取りにくい、ということはありません。
二人の英語はかなりわかり易い方です。
これは、未来の話なので、より標準語に近い、とか、訛りが少ない、というのもあるのでしょう。
オーストラリア英語と言えば、
I went to the hospital today(トゥデイ). 「私は今日、病院へ行きました。」が、
I went to the hospital to die(トゥダイ). 「私は今日、病院へ死にに(死ぬために)行きました。」
に聞こえるという笑い話にあるように、「エイ」を「アイ」と発音することで有名です。
オーストラリアのグレート・バリアリーフを舞台にした映画「ファインディング・ニモ」では、サメのブルースを筆頭に、オーストラリア訛りをしゃべるサメ三人組(三匹組?)が出てきました。
彼らも、sayを「サイ」と発音していましたね。
ブルースの声が独特なこともあり、聞き取りにくいような気はしましたが・・・。
ですが、とにかく、My point is...
「やっぱり、まずはアメリカ英語を聞いておけばいいんじゃないの?」
ということです。
アメリカ英語が聞き取れれば、他の英語もそれなりには聞き取れるはず、というのが結論(もしくは、持論)。
ブッシュ大統領の米語と、ブレア首相の英語、確かにかなり違いますが、どちらもわかり易いですし。
もちろん、いろんな英語に触れてみることは大切だと思います。
今までは、アメリカ英語一辺倒だったのが(TOEICを作ってるのがアメリカの会社だから?)、他の国の言葉も混ぜてみようという程度で、そんなに深刻に捉える必要もないのかもしれません。
正直、受けてみないとわかりませんけど。
みなさんはどう思われましたか?
(Rachからの、お・ね・が・い)
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