2005年10月11日

フレンズ1-22その5

イーサンに告白するモニカ。
モニカ: I'm not 22. I'm 25...and 13 months. (私、22歳じゃないの。25歳・・・と13ヶ月よ。)
26歳とは言いにくいモニカ、苦肉の策です(笑)。

イーサン: I'm a little younger than I said. (僕は、君に言ったのより、もう少し若いんだ。)
モニカ: You're not a senior? (シニアじゃないの?)
イーサン: Oh, I'm a senior...in high school. (あぁ、僕はシニアなんだけど・・・高校の。)
senior は「最上級の学年の」という意味で、4年制大学や高校(4年制高校があるらしい)では4年生、3年制高校では3年生、という意味。
「もう少し若い」けど「シニア」だと言った時点で観客には意味がわかったようで、すでに笑いが起こっています。
これが英語で笑えれば、いい感じですね(笑)。
ちなみに、senior には「年上のほうの」という意味があり、反対語は junior 「年下のほうの」です。
英語圏では親子が同姓同名の場合があり、その場合、親をシニア、子をジュニアと呼びます。
(ブッシュ大統領は親子で二人いるので、ブッシュ・シニア、ブッシュ・ジュニアというのもそこから来ています。)
よく俳優さんとかで名前の最後にJr.(ジュニア)とつく人がいますが、それは親が同じ名前だ、ということです。
ロバート・ダウニーJr.とか。
彼のお父さんは、映画監督のロバート・ダウニーです。
Jr.は、アリーmy Love でアリーの恋人ラリー役をしていた人。
シーズン4の第6話「クリスマスの秘密」で、ピアノの弾き語りのシーンがあるんですが、歌うますぎ!! あれ、本人が歌ってるんだよねぇ?
Jr.の声も素敵だけど、吹き替えの郷田ほづみさんの声も良かったなぁ。あぁ、キリコ・・・(←わかる人だけ、反応して下さい(笑)。)

イーサンが高校生と知ってパニクるモニカ。
モニカ: My lie didn't make one of us a felon in 48 states! (あなたのついた嘘で、私は48州で重罪犯罪者にされちゃうのよ!)
felon は「重罪犯罪者」。
このモニカのセリフを直訳すると、「私の嘘では、私たちのうちのどちらかが48州で重罪犯罪者になることはない。」、つまり、「私の嘘でイーサンが犯罪者になることはないけど、あなたの嘘で、私は48州で重罪とされる犯罪(高校生とエッチした)を犯したことになるのよ。」と言っています。
アメリカは50州ありますが(星条旗の50の星の数は州の数を表す)、2州だけしか許されていない犯罪とは・・・かなり重い(笑)。
アメリカは州によって独自の法律が制定されているんですよね。
ところで、アリーmy Love でも、アリーがインターネットで知り合った男性とデート中に逮捕され、19歳だと思っていたら、実は16歳だった、という話がありました。(アリーは彼とエッチはしてませんが。)

モニカ: I'm Joan Collins. (私、ジョーン・コリンズみたい。)
イーサン: Who? (誰それ?)
モニカは年下の男性に手を出した自分を、ジョーン・コリンズに例えています。
ジョーン・コリンズは’80年代のTVシリーズ「ダイナスティ」で大人気だった肉体派女優です。
その女優の名前をイーサンは知らないらしい。
やはり、ジェネレーション・ギャップは大きかったわけですね(笑)。

イーサンの若さをネタにからかうみんな。
ジョーイ: Next time you talk to him, could you ask him which one the strongest Power Ranger is? (今度、彼と話す時には、パワーレンジャーの中で誰が一番強いか聞いといてよ。)
ロス: "It's morphin time!" (「変身タイム!」)
ジョーイ: Stegosaurus! (ステゴザウルス!)
チャンドラー: Tyrannosaurus! (ティラノサウルス!)
出た! 戦隊モノっ!! (実は、前にも書きましたが、私はデカレンジャーに一時期ハマってて、戦隊モノにはちとうるさい。)
ここでみんなが引き合いに出しているのはパワーレンジャー。
これはゴレンジャーに始まった東映のスーパー戦隊シリーズをアメリカに輸出したもの。
変身前の日本人が演じている部分は、アメリカの俳優を使って撮り直しをしているそうです。
アメリカでの一作目は「恐竜戦隊ジュウレンジャー」をリメイクした”Mighty Morphin Power Rangers”という名前でした。
ロスたちのセリフを見ていると、彼らが真似しているのはまさにこの Mighty Morphin Power Rangers ですね。(恐竜の名前も出てくるし。)
このパワーレンジャーがアメリカで大人気となったというニュースは、その当時日本でも話題になっていました。
その後も日本の戦隊シリーズのリメイクは毎年行われており、日本では毎年ガオレンジャーとかデカレンジャーとか名前が違っているのですが、アメリカではそれぞれ Power Rangers Wild Force、Power Rangers S.P.D. という名前で、すべて Power Rangers (パワーレンジャー)という名前がついています。
(ちなみに日本ではパワーレンジャーと言いますが、英語ではメンバーが複数なのでちゃんと Power Rangers と複数のsが付いているのにご注意!)
ガンダムで有名なバンダイがパワーレンジャーのフィギュアを扱っているのですが、アメリカではガンダム関連の売り上げよりもパワーレンジャー関連の売り上げの方が断然多いらしい。(ガンダム、頑張れ!!)
でも、アメリカって、元々「ロボットもの」は受けないんですよね。
「ロボットに乗る必然性がわからん。」とか言われて・・・。(「だから、ミノフスキー粒子でレーダーが使えなくってね・・・」←このへんでやめておこう。)
アメコミのヒーローって、そういえば、変身するものばっかりですよね。
だから、変身する戦隊モノは、受け入れやすい土壌があるのかも。

(調子に乗って、フレンズと関係ないネタ、行きまーす! このまま英語と無関係なネタで今日は終わってしまいまーす! スミマセン)
アメリカでは子供向け番組の規制が厳しく、暴力シーンなどでNGが出ることが多いのは有名な話。
ピストルの銃口が視聴者の方を向いていたらダメとかいう話も聞きました。
戦隊ものは息子と一緒に見ていてたんですが、よく見ると描写が結構過激なんですよね。
悪者はすぐにデリート(delete・・・抹消、消去)しちゃうし、どっかーん!と爆発しちゃうし。
あれってパワーレンジャーにリメイクされた時に、もう少し描写が穏やかになってるのかなぁ。
アメリカのパワーレンジャーは見たことないんで知らないんですけど、興味あります。(興味あるのは私だけ?)
ポケモンもアメリカで人気ありますよね。
ポケモン同士が戦うシーン、本当はドカッ、バキッとかなり激しい効果音が入って、かわいいポケモンたちがボロボロになっていくのですが、アメリカに輸出する際にはそのシーンの効果音の代わりに静かなBGMを入れている、というニュースを見たことがあります。
相手の国に合わせて内容を変えることもマーケティングとしては大事だけど、それと芸術性との兼ね合いはどうなんだろう、とか、ちょっと悩んでしまいますね。
逆に言うと、日本は子供向けなのに描写がキツすぎる部分が多いということかも。
ポケモンが激しいバトルをしているのを喜んで見ている息子を見ていて、これでいいのかなぁー、と思うこともあるのです。
フレンズファンの方、英語の勉強をしたい方には全く関係のない話ですみませんでした。
なんか、ブログのカテゴリー間違えてる? 私。
(でも、この手の話へのコメントもお待ちしております(笑)。)

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posted by Rach at 18:59| Comment(10) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月10日

フレンズ1-22その4

昇進してからのチャンドラーは、会社のみんなに嫌われている、という衝撃の発言をするフィービー。
フィービー: They even do you. (みんなは、あなたのものまねもしてるわ。)
do (a) someone は「・・・のものまねをする」という意味。
「・・・の役をする、・・・のようにふるまう」というところからきています。

そして、フレンズのメンバーが、次々とチャンドラーのものまねを披露します。
これはチャンドラーのセリフを英語で聞いてもらうと雰囲気わかるのですが、ここではなんとも説明しにくい。
妙なところにアクセントを置くというか、どういったらいいのか。
誰か説明して!!(笑)。
吹き替えでも水島裕さんが妙なところにアクセントをつけて、チャンドラーの妙な言い方を真似ています。
英語の変なイントネーションを日本語に当てはめるのって難しいですよね。
(水島裕さんの連想ゲームでの勘の良さは素晴らしかったですね! 私はゴッドマーズのファンではなかったけど、「ガイヤー!」っていう雄叫びは結構好きでした・・・ってここでは関係ないか。というより、誰かこのネタわかる人います?)
(2007.4.16 追記)
この部分に該当するセリフのやり取りについて、フレンズ1-22その7 という、解説の追加記事を書きました。
興味のある方は合わせてご覧下さい。
(追記はここまで)

モニカの部屋で、モニカとイーサンが話をしています。
イーサン: I'm telling you, up until I was 9, I thought gunpoint was a place where crimes happened. (本当なんだよ。9歳まで、gunpoint(ガンポイント)は犯罪が起こった場所の名前だと思ってたんだ。)
It's always on the news. "A man is being held up at Gunpoint." "Tourists are terrorized at Gunpoint." And I kept thinking, why do people continue to go there? (いつもニュースで出てくるだろ。「男がガンポイントで強盗された。」「旅行客がガンポイントで脅された。」ってね。それでずっと思ってたんだ、どうしてみんな、そんな犯罪地帯に行くのをやめないんだろう、って。)
これは英語の勘違いの話です。
gunpoint は「銃口」で、at gunpoint は「ピストルを突きつけ(られ)て、銃で脅して(脅されて)」という意味なんですが、at は場所を表す前置詞なので、イーサンはat Gunpoint 「ガンポイントという場所で」だと勘違いしたのです。
いろんなニュースで「ガンポイント」での犯罪が報道されるのに、どうしてみんなそんな怖いところにこぞって出かけるのか、と少年だった彼は疑問に思っていた、という話。
日本語でもそういう勘違い、ありますよね。
巨人の星のオープニングを見て、あのグラウンドを整備するためのローラーの名前を「こんだら」だと思った人がいる、とか。
(「♪お、も、いー、こんだーら・・・♪」という歌詞が流れた時に、部員があのローラーを引いているので、「思い込んだら」じゃなくて「重い”こんだら”」だと思った人が多いそうです。これはある意味、伝説になってます。)
あと、誰かのネタですが、”月極駐車場”ってどこでも見かける名前なので、全国津々浦々に展開する、巨大駐車場チェーン”げっきょく駐車場”だと思ってた、という話もあります。
(正しくは”つきぎめ駐車場”、一ヶ月単位で契約する駐車場のことです・・・そんなこと知ってる、って?)

帰ろうとするイーサンを引き止めるモニカ。
モニカ: Unless you wanna stay over. (でもね、あなたがここに泊まりたいなら・・・。)
unless は「もし・・・でなければ、・・・なら話は別だが」という意味。
ここでは、「もしあなたが泊まりたいと思っているなら、帰ることはないわ。」「泊まりたくないんだったら、帰ったらいいわ。」ということ。
フレンズでは、いろいろ考えたあげく unless・・・と別の条件を出すことが多いですが、「それじゃあ、こういうのはどう?」と新たな提案やアイディアを出すニュアンスです。

イーサン: There's something you should know. (君に知っておいてほしいことがあるんだ。)
モニカ: Is this, like, "I have an early class tomorrow" or "I'm secretly married to a goat"? (それって、「明日は朝早い授業があるんだ。」とか、「こっそりとヤギと結婚してたんだ。」とか?)
イーサンが学生だから、モニカは学生ネタを持ち出してます。
goat は「山羊、ヤギ」です。
ヤギは繁殖力が強いことから「好色漢」という意味があり、またあの角の形から悪魔の象徴としてのイメージもあります。
ルパン三世カリオストロの城で重要なアイテムであるクラリスの指輪には、山羊の紋章が入っていましたね。
あ、だから、あの国で作られた偽札は、「ゴート札」って言うんだ・・・。(今日は関係ないネタに流れすぎかな?)
あとヤギに関連する単語としては、scapegoat 「贖罪のヤギ、身代わり、犠牲」というのもあります。日本語でも「スケープゴートにされた」などと使いますね。

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posted by Rach at 20:00| Comment(6) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月09日

フレンズ1-22その3

モニカの動揺の理由がわかっちゃったレイチェルです。
レイチェル: Could tonight be the night? (今夜が「その夜」になりそうなのね?)
モニカ: I don't know. He's a great guy and I love being with him. But, you know, things happen when they happen. You don't plan these things. (さあね。彼は素敵だし、彼といるのは大好きよ。でも、ねぇ、ことは起こるときに起こるだけ。そういうことって計画立てたりしないものよ。)
レイチェル: So did you shave your legs? (それじゃあ、足のムダ毛剃った?)
モニカ: Yeah. (ええ。)
レイチェルは具体的には言わずにthe night「その夜」と言ってますが、それが重要な夜を指すのは明らかです。
「今夜は”アレ”ね。」みたいな感じかな。
日本語でも「アレ」とか「ソレ」とか言って重要なことを指したりしますよね。
モニカは照れ隠しか、そういうことは自然に起こるもので計画するものじゃない、とか言ってますが・・・。
やっぱり計画してるんじゃん。

ポケベルが鳴って慌てるロス。あわてて表示してある番号にかけます。
ですが・・・。
ロス: I do not perform those kind of services. (こちらは、そういった種類のサービスは行っていませんよ。)
Yeah, you want 55-JUMBO. (えぇ、あなたのかけたい番号は”55-JUMBO”でしょ。)
ロスの応対を見ていると、間違い電話(間違いポケベル)であることがわかります。
さらにserviceという単語、その相手の使っているコードがJUMBO(大きい、でかい・・・ってアレが?)であることから、なにかアヤシイ業者であるようですね。
(サービスと聞くと、葛城ミサトを思い出す・・・「サービス、サービスぅ!」)
ロスの番号は55-JIMBOなので相手は番号を打ち間違えたらしい。
ところで、どうしてロスは、JIMBOという言葉を使っているんでしょうね。
Jimboは、James(ジェームズ)やJimmy(ジミー)の愛称らしいんですが。
JUMBOと間違えるような綴りを脚本上使ってるだけかな?
ちなみに、ポケベルの一般的な使い方は、ポケベルに呼び出し音が鳴り、そこに番号が表示されるので、公衆電話からその番号に電話をかけると相手につながるようになっています。
携帯に慣れてしまった身には、なんとも面倒くさい方法ですね。
今は公衆電話を探すのも難しい時代ですし。

フィービーは会社の人たちと仲良くできた、とゴキゲン。
チャンドラー: It pays to know the man who wears my shoes. Me. (”俺の靴を履いている人物”を知っていることは、利益につながるんだ。[みんなわからず、ハァ?という顔をしているので] その人物って俺のこと。)
payは「利益を与える、もうかる、引き合う、ためになる」という意味。
日本語でもペイする、と言いますね。
最初、「俺の靴を履いている人物」ってことわざか何かの引用かと思ったけど、誰も理解できずにいることから、チャンドラーが「自分」というところを、わざと回りくどい表現を使っただけのようです。
照れ隠しかも。でもギャグとして受けなかったし。

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posted by Rach at 16:50| Comment(0) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月08日

フレンズ1-22その2

若い恋人のイーサンとデートのモニカをからかうみんな。
ジョーイ: How young is young Ethan? Young? (若いイーサンって、どのくらい若いの?)
モニカ: He's our age. (私たちと同じくらいよ。)
チャンドラー: When we were... (俺たちが何歳くらいの時と[同じくらいなの]?)
チャンドラーは"When we were..."の次に若い年齢を入れて、俺たちが・・・歳くらいの時と同じ歳、という意味じゃないの?と言いたいのです。

イーサンには22歳だと言ってあるモニカ。
モニカ: Oh, I can't pass for 22? (私、22歳に見えない?)
フィービー: Well, maybe 25, 26. (そうねぇ、多分25か26くらいになら[見えるわよ]。)
モニカ: I am 26. (私は、今、26歳なんだけど。)
フィービー: There you go. (ほらね。)
pass for は「・・・で通用する、・・・で通る」という意味。
フィービーは25、6歳なら通る、と返事しますが、モニカは現在26歳。
am を強調して、「通るも通らないも、まさに今、26歳なのよ。」と抗議していますが、「やっぱり26歳ならOKね。」とフィービーに返されてしまっています。

休暇を取った秘書の代わりに、チャンドラーの秘書のバイトをするフィービー。
フィービー: Mr. Bing's office. (ビング氏のオフィスです。)
おちゃらけていて、なかなか電話を取ろうとしなかったフィービーですが、電話を取ると、えらく気取った声色で応対。(←この声は、是非とも英語で聞いて欲しい!!)
すっかり秘書になりきったフィービーに笑えます。

フィービー: Will he know what this is in reference to? And he has your number? I'll see that he gets the message. (チャンドラーはこの件について存じておりますでしょうか? 彼はあなたの電話番号を知っておりますでしょうか? この伝言は彼に確かに伝えます。)
in reference to は「・・・に関連して、・・・に関して」という意味。
この文章は直訳すると、「彼は、この話が何に関する話かわかるでしょうか?」、つまり相手の伝言を伝えれば、チャンドラーには事情がわかるか、と聞いています。
see that は「(that 以下)するように取り計らう」という意味で、直訳は「彼がこのメッセージを受け取るように取り計らいます」、つまり「彼に必ず伝言を伝えます」という意味になります。

部屋でソワソワしているモニカ。
モニカ: Am I out of control? (私、パニクってる?)
レイチェル: Just a touch. (ちょっぴりね。)
out of controlは「コントロールできない、制御不能で」という意味。
touchは「・・・気味、少し、ちょっぴり」という意味です。

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posted by Rach at 20:18| Comment(2) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月07日

フレンズ1-22その1

シーズン1 第22話
The One With the Ick Factor (年下の恋人)
原題は「いや〜な要因の話」

何故かレイチェルがチャンドラーと視線を合わせようとしません。
理由を聞きたがるチャンドラー。
チャンドラー: Come on. I could use another reason why women won't look at me. (教えてよ。どうして女性が僕の方を見ないのか、別の理由がわかるとありがたい。)
could useは「・・・があればありがたい、・・・が欲しい、・・・があっても悪くない」という意味です。
another reason「別の理由」というのが面白いですね。
チャンドラーはあまり女性にモテないので、女性が視線を合わせないのは今回が初めてじゃないけど・・・と自虐的なことを言っています。

実は、レイチェルはチャンドラーとエッチした夢を見たのでした。
ロス: I love it when we share. (そういう話をみんなに披露してくれるのは楽しいよね。)
shareとは「分ける、共有する」です。(ルームシェアとか言いますよね。)
「共有する」という意味から、「[話を]人に語る、披露する」という意味もあります。
ロスはレイチェルが好きなので、レイチェルが他の人とエッチした話など聞きたくないのですが、
みんなが盛り上がっているので、「あぁ、そうやって話をシェアするのは大好きだ。」と負け惜しみのようなことを言っているのです。

チャンドラーに八つ当たりをするロス。
ロス: I can't believe you two had sex in her dream! (レイチェルの夢の中で、二人がエッチしたなんて信じられないよ!)
チャンドラー: I'm sorry. It was a one-time thing. I was very drunk, and it was someone else's subconscious. (ごめん。一回きりのことだし。俺はすごく酔ってたし。それに、誰かの潜在意識の中でのことだからな。)
一回きりだとか、酔ってたとか、浮気の言い訳みたいなチャンドラーですが、本人には全く罪の意識はありません(当たり前か)。

ロスの服からピーピーという音が・・・。
レイチェル: What're you playing with? (何を持ってるの?)
ロス: My new beeper. (僕の新しいポケベルだよ。)
ジョーイ: Why does a paleontologist need a beeper? (どうして古生物学者にポケベルが必要なんだよ?)
モニカ: Is it for dinosaur emergencies? Help! They're still extinct! (恐竜の緊急事態のために? 助けて! 恐竜はまだ絶滅したままだよ!)
beepは「ビー、ピーという音」、beeperはそういう音を出すもののことで、ここでは「ポケベル」という意味です。
pagerとも言います。これはpageが呼び出すという意味があるから。

それにしても”ポケベル”とは!! 懐かしい〜。
このブログ読んで下さってる人の中には、「ポケベルって何?」みたいな世代の人もいるかもしれません。
私はポケベル持ったことなかったんですが、あれよあれよという間に携帯が普及してしまって、すっかり見なくなってしまいましたねぇ。
それにしても、時代を感じさせる言葉です。
「ポケベルが鳴らなくて」という歌まであったくらいなのに。(私、サビの部分なら歌えますよ。)
でも、ジョーイの質問はごもっとも。
もう絶滅してしまった恐竜の研究をしているロスに、ポケベルなんか必要なさそうなのは確かです。
モニカまでそのネタでロスをからかっています。

ロス: It's for when Carol goes into labor. She can get me wherever I am. (ポケベルはキャロルの陣痛が始まる時のためのものだよ。僕がどこにいても連絡取れるようにね。)
laborとは「労働」ですが、「陣痛」という意味もあります。
陣痛も”労働”だからこう言うのでしょうか? 確かにかなりの労働ですな、あれは(笑)。
go into laborは「陣痛が始まる」という意味です。

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posted by Rach at 19:57| Comment(4) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月06日

フレンズ1-21その6

動物園関係者と面接しているロス。
動物園の人: Well, it's technically not a zoo per se. (厳密には、これ自体は動物園とは言えないんですが。)
It's more of an interactive-wildlife experience. (インタラクティブな野生動物体験と言った方が良いかもしれません。)
technically は「技術的には、理論的には、厳密的には」という意味。
per se は「本来、それ自体は」という意味。in itself という意味のラテン語から来ています。
interactive は「双方向性の、インタラクティブな」という意味。
これは日本語になっていますね。
この抽象的な言葉を散りばめた担当者の説明を聞いていると、なんだかあやしい感じがします。
結局・・・動物を決闘させるという施設でした。

にせモニカが逮捕されてしまいます。
刑務所に面会に行くモニカ。
モニカ: I want you to know, I didn't turn you in. (あなたに知っておいて欲しいの。私があなたを通報したんじゃないわ。)
turn in は「・・・を警察に届ける、突き出す、通報する」という意味です。

にせモニカと刺激的な毎日を送ることに楽しみを見い出してしまったモニカ。
これからどうしていいかわからない、と絶望に暮れますが、
にせモニカ: You'll go back to being who you were because that's who you are. (あなたは前のあなたに戻ればいいのよ。だって、それがあなたの本当の姿なんだから。)
who you areは「あなたがどんな人であるか」、つまり「あなたの本質、本当のあなた」という意味になります。

前の姿には戻りたくないというモニカに、元の真面目な姿に戻るべきだと訴える、にせモニカ。
にせモニカ: I don't know what it is. Maybe it's the Amish thing. ([あなたの本質は]何かはわからないけど。多分アーミッシュだってことね。)
モニカ: I'm not actually Amish. (私、本当はアーミッシュじゃないのよ。)
にせモニカ: Really? Then why are you like that? (本当? じゃあ、何であなたはそんなアーミッシュみたいな感じなのよ?)
にせモニカは、モニカがアーミッシュであると信じていたようです。
そういえば、今回のモニカの服は黒ばかりでしたね。
これも、モニカをアーミッシュのように見せるため、つまり、アーミッシュと間違えられたのがもっともらしく思えるため、の演出でしょうね。

飛行場でマルセルと別れるロスたち。
ロス: If you don't mind, I'd like a moment, just me and him. (もし良かったら、少しの間、二人きりにして欲しいんだけど。)
フィービー: Oh, sure. Absolutely. (いいわよ、もちろん。)
チャンドラー: Go ahead. (どうぞ。)
if you don't mindは「もし良かったら、差し支えなければ」という意味です。
どうぞ、といいながら、みんなはその場を離れないので、「僕の言ったことわかってる?」という感じのしぐさをするロス。
二人きりにして欲しいというのは、本当にみんなと離れて二人きりでじっくり話し合いようですね。
完璧に恋人モードに入ってます(笑)。

ラストシーン、オーディションを受けているジョーイ。
ジョーイ: I'll be reading for the role of Mercutio. (マキューシオ役を演じます。)
審査員: Name? (名前は?)
ジョーイ: Holden McGroin. (ホールデン・マクグローイン。)
これ、みんな大笑いしてるんですが、実はこの名前がクセモノ。
groinでピンと来たんですが(笑)、groinとは、「鼠径(そけい)部 、股の付け根、股間」という意味、さらに婉曲的に「男性性器」を表します。
ですから、Holden McGroin. は Holding My Groin.(おマタをつかんでいます。)とかけているわけですね。(←説明してる自分が恥ずかしい・・・)
groinという単語自体にはイヤらしい意味はなく、ただの体の部位を表す名称です。
私の持っている英英辞典のbodyの図解にも、headやlegなどと並んでgroinと書いてありますので。
最後の最後まで、まともな芸名に巡り合わなかった、かわいそうなジョーイでした。

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posted by Rach at 19:46| Comment(19) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月05日

フレンズ1-21その5

にせモニカ: There's an open call for Cats. (キャッツの公開審査があるのよ。)
I'm thinking we go down there, sing "Memories"...and make complete fools of ourselves. What do you say? (そこへ行って「メモリーズ」を歌うの。そして恥をかくのよ。どう思う?)
open は「公開の、プロ・アマの区別のないオープンの」という意味です。
ゴルフでもオープンゴルフトーナメントというのがありますよね。
make a fool of oneself は「ばかなことをする、笑い者になる、恥をかく」という意味です。
What do you say? は「どう思う?」と相手の意見を尋ねるフレーズです。
What do you think? と同じですね。
ところで、キャッツは有名なミュージカルですよね。あの「メ〜モリ〜」という歌も有名です。
私は、劇団四季のミュージカルはいくつか見ました。(いつか、本場で見てみたい!)
オペラ座の怪人、美女と野獣、ライオン・キング、キャッツ・・・。
個人的に一番面白かったのは、美女と野獣ですね。
最後に野獣が王子様に変身する早変わりは、実に見事でした。パチパチ(拍手)。

あなたみたいな派手なことは苦手だというモニカに、
にせモニカ: That's because of your Amish background. (それは、あなたがアーミッシュの環境で育ったせいね。)
You're Pennsylvania Dutch, right? (あなた、ペンシルベニア・ダッチなんでしょ?)
モニカ: Till I bought a blow dryer. Then I was shunt. (髪をブローするドライヤーを買ったら、アーミッシュを追い出されたわ。)
アーミッシュの話は、フレンズ1-19その2 にも出てきました。
19話では、マルセルがうんちをしたモニカの靴のことを、レイチェルが「アーミッシュみたいな地味な靴」と呼んでいましたね。
その時にアーミッシュの話に少し触れましたが、アーミッシュは質素な生活をすることで知られるキリスト教の一派の人々のことです。
ペンシルベニア州に住むドイツ系、すなわちペンシルベニア・ダッチです。
本物モニカは、モナナという偽名を使い、ペンシルベニア・ダッチだと言い訳したので、にせモニカは本物モニカをアーミッシュだと勘違いしているわけですね。
さらに、本物モニカがとても生真面目で服装も地味に見えたから、アーミッシュだと確信しているようです。
モニカは話を合わせるために、「ドライヤーを買っただけで、アーミッシュの人たちから追い出された」と言っていますが、実際、アーミッシュは電気などの現代技術を使用することを拒否しているそうです。

なかなかマルセルを受け入れてくれる動物園が見つかりません。
ロス: We didn't get into Scranton. (スクラントンにも入れなかった。)
That was our safety zoo. They take, like, dogs and cows. (あれはすべり止めだったのに。あそこは犬や牛まで受け入れてるんだ。)
safety は「無難なもの、安全装置」という意味。
safety school だと「(受験の)すべり止めの学校」という意味になります。
ロスは、子供のお受験に悩む親のようになってますね。
確かに動物園に犬っていないよな。

モニカの部屋にジョーイがプリプリしながら入ってきます。
ジョーイ: You know, there already is a Joseph Stalin? (もうすでにジョセフ・スターリンっていう人物がいたって、お前知ってたろ?)
チャンドラー: You're kidding. (冗談だろ?)
ジョーイ: Apparently, he was a Russian dictator who slaughtered all these people! (スターリンってのは、たくさんの人を虐殺したロシアの独裁者らしいぞ。)
ジョセフ・スターリンという芸名を提案したチャンドラーに詰め寄るジョーイ。
チャンドラーは"You're kidding."(そんな馬鹿な。)と言ってはいますが、その言い方は明らかにジョーイをバカにしていますね。
今頃気付いたか、という感じでしょう。
dictator は「独裁者」。
dictate は「[人に]・・・を書き取らせる、口述する、[権威をもって]命令する」という動詞です。
dictator という単語は、独裁者が、配下の者たちに命令し、その命令を書き取らせることから来ているようですね。
dictate の名詞形は dictation。
英語の勉強で、リスニングした英語を書き取ることをディクテーションといいますね。

(Rachからのお知らせ)
昨日の記事 フレンズ1-21その4 に追記いたしました。

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posted by Rach at 19:59| Comment(2) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月04日

フレンズ1-21その4

ロス: She says Marcel's humping thing is not a phase. (獣医さんは、マルセルの交尾もどきは一時的なものじゃないって言うんだ。)
Apparently, he's reached sexual maturity. (どうやら、マルセルは性の成熟期に到達したようだ。)
ジョーイ: Hey, he beat you! (おい、チャンドラー、マルセルに負けたぞ!)
beat は「相手や敵を負かす」という意味。
マルセルが性的に成熟したお年頃になったと知り、「マルセルに先を越されたな。」とジョーイはチャンドラーに言いたいようです。
チャンドラーは年齢的にはとっくにお年頃なんですが、いつまでも女性との大人の関係を築くのが下手なので、ジョーイはからかっているんですね。

マルセルを手放すしかないと知って落ち込むロス。一緒に悩むジョーイとチャンドラー。
その格好が何故か、「見ざる・言わざる・聞かざる」のポーズなんですよね。
これには笑ってしまいました!!
が、このことわざ、日本固有のものだと思っていたのに・・・。
だって、日光東照宮の有名な彫刻の一つの三猿「見ざる・言わざる・聞かざる」ですものね。
ところが、一応英訳もあるのです。
"see no evil, hear no evil, speak no evil" というそうです。
日本からアメリカに渡った言葉なのかもしれません。
この言葉は、「・・・ざる」=「・・・しない」の古語と、猿とをかけているから面白い言葉なんですが、
英語にしてしまうと、そのニュアンスが伝わらないのでは・・・とも思うんですが。

ロスはマルセルの引き取り先を探しています。
ロス: We're applying to a lot of them. Our first choice would be a state zoo. You know, like San Diego. (たくさんの動物園に申し込んでるんだ。第一希望はは州立動物園だろうな。ほら、サンディエゴとか。)
But that may just be a pipe dream because he's out-of-state. (でも、それはかなわぬ夢だね。だって、マルセルはその州出身じゃないからさ。)
pipe dream は「かないそうもない夢、空想的な考え」という意味。
これは pipe でアヘンを吸っている人が見るような夢、というところから来ています。
out-of-state は「他の州から、州外の」という意味。
サンディエゴはカリフォルニア州にあります。
マルセルはアメリカでは飼うことを許されていないという外来種ですし、今住んでいるところもニューヨーク州なので、確かに「カリフォルニア州出身」ではなく、州外在住者になりますね。
でも、その州出身の動物なら動物園に入りやすいという特別枠でもあるのでしょうか? (それともただのジョーク?)
(2005.10.5 追記)
F.D.J.さんから、「out-of-state は”正常な状態ではない”と言う意味をかけているのかもしれない」というコメントをいただきました。(くわしいコメントは下のコメント欄をご覧下さい。)
州立動物園の話だったので、私には state は州だという思い込みしかなくって、そこまで考えが及びませんでした。
out-of-state というフレーズをいろいろ調べてみたのですが、意味としては、やはり「(アメリカの)州外の」という意味しか見当たりませんでしたし、辞書にも「正常な状態ではない」という意味はありませんでした。
ただ、「マルセルが州外出身だから、州立動物園に入るのは pipe dream(アヘン吸引者が見るような、かないそうもない夢)だ。」という表現が何だか大袈裟すぎるなぁ、と思っていて、少し違和感を感じていたんですよね。
out of state がイディオムとして「正常でない」という意味がないとしても、確かにF.D.J.さんのおっしゃったように、state の「状態、ありさま、様子」という意味からout of「外れている」こととかけているような気がします。
out of order (常軌を逸して)、out of control (手がつけられない)、out of temper (かんしゃくを起こして)などからの連想でしょうね。
つまり、「州外出身だから州立動物園に入れない」というだけではなく、マルセルが今、発情期で、ちょっと「正常な状態ではない」ので、州立動物園に入るのは「(正常でない人が見るような)夢だ、実現不可能だ。」と言っているとも取れますね。
out-of-state のダブルミーニング(だじゃれ?)だから、観客が笑っているのかもしれません。(州外出身だから、というオチでは、観客がそれほど笑うとも思えないので。)
追加として、すごく紛らわしい話をします。
ここでは、out of stateを「正常な状態ではない」という意味に解釈しようとしていますが、普通は、in a stateで、「興奮状態にある、興奮している」という意味になります。
これはtemper(気分、機嫌)という単語を使った in a temperというイディオムが「短気を起こして」という意味になるのと同じです。
こういうイディオムの場合には、それぞれ普通の状態ではなく、ちょっと特殊な状態(それも悪い意味)を表すというのが、英語の傾向ですね。
まぎらわしい話をして恐縮ですが、ついでに関連する熟語を覚えれば良いかと思って書いてみました。混乱されたらごめんなさい。
(追記はここまで)

レイチェル: Don't wait up. (先に寝ててね。)
wait up とは「起きて待っている、寝ないで待つ」という意味。
up には「体を起こして、(ベッドから)起きて」という意味があるので、wait up は「体を横たえないで待っている」、つまり「起きて待っている」という意味になるのです。
自分が遅くなりそうだから、先に寝ていて欲しい場合には、この Don't wait up.「起きて(私を)待たないで。先に寝ていてね。」という表現をよく使います。

(Rachからの感謝の言葉)
な、なんと、「みんなの英会話奮闘記」の10月4日付「週刊!人気ランキング」で2位になりました。
うわぁ〜、嘘みたい?! クリックして下さった皆様ありがとうございます。(注:「みんなの英会話奮闘記ランキング」への参加は、2016年5月末日をもって終了しました)
「人気blogランキング」も頑張っています。25位に入ったり入らなかったりと微妙な位置につけています。
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posted by Rach at 17:16| Comment(11) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月03日

フレンズ1-21その3

ダンススクールで、にせモニカを探す女性陣。
モニカ: Hey, do you see anybody you think could be me? (ねぇ、私になりすましそうな人はどの人だと思う?)
ダンスの先生: People, last time there were yogurt containers lying around after class. (皆さん、前回、授業の後、ヨーグルトの容器が転がっていましたよ。)
Let's not have that happen again! (あんなことはもうないように気をつけましょうね!)
モニカ: She could be you. (あの先生ならモニカになれそうよ。)
先生もモニカに似て几帳面というか小うるさい(失礼!)タイプのようで、モニカの言いそうなセリフを言っています。
そこでレイチェルは、先生がモニカになりすましてる犯人じゃない?、とイヤミで言っているのですね。

先生: Let's get started. (はじめるわよ。)
何かを始める時のセリフは、Let's start. よりも、Let's get started. と言う方が多いような気がします。

にせモニカを見つけて、モニカと名乗れないモニカは(ややこしいー)
モニカ: Hi, I'm Mon...Nana. (はーい、私はモナナよ。)
にせモニカ: Monana. (モナナ?)
モニカ: It's Dutch. (オランダ系なのよ。)
すると、にせモニカは、オランダ語で話しかけてきます。
モニカ: Pennsylvania Dutch. (ペンシルベニアダッチなの。)
モナナという名前が、オランダ系の名前に聞こえるかのかどうかは私にはわかりませんが。
ペンシルベニアダッチとは、17〜18世紀にペンシルベニア州に移住したドイツ系の子孫のことを指します。
なぜ「ドイツ系の子孫」なのに、Dutch なのかというと、Dutch とは辞書では「オランダの」という意味ですが、もともとは「ドイツの」という意味もあったそうなんですよね(これもややこしい)。
ですから、ペンシルベニアダッチとは、ドイツ系の子孫、ならびにその人たちが話しているドイツ語のことも指します。

ところで、”にせモニカ”って聞くと、”にせウルトラマン”とか”にせウルトラセブン”とか思い出しちゃった。
ウルトラマンは目がつり上がってたし、セブンは変なベルトが付いてたりするんだよなぁ。
水戸黄門でも、にせものが黄門様をかたって一騒ぎ起こす、というエピソードがちょくちょくありますよね。
ネタが尽きた時の、便利なアイテムなのかも。
今回のにせモニカは、別にネタに尽きたわけではないでしょうが。

セントラルパークに元気のないロスが入ってきます。
チャンドラー: Where have you been? (どこに行ってたんだ?)
ロス: I just got back from the vet. (獣医さんのところから帰ってきたとこなんだ。)
チャンドラー: She's not gonna make you wear a big plastic cone, is she? (獣医さんに大きなプラスチックの円錐状コーンを付けてもらわないのか?)
vet とは veterinarian 「獣医」の短縮形です。
チャンドラーが言っている「コーン」とは、犬が足や体を怪我した時に、傷口をなめたりしないように首にはめるプラスチックのメガホンみたいなもののこと。
そう言えば、これの正式名称って何なんでしょう?
cone は「円錐形、アイスクリームのコーン」のことです。
獣医に行ってきたのは、マルセルを診てもらうためなのは明らかなのに、獣医さんに見てもらったのがロスであるかのように、チャンドラーは茶化しています。

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posted by Rach at 19:52| Comment(7) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月02日

フレンズ1-21その2

ジョーイは芸名を、チャンドラーと一緒に考えています。
チャンドラー: How about Joey Paponi? (ジョーイ・パポーニはどう?)
ジョーイ: No, still too ethnic. (だめだ。まだイタリア系が抜けてないよ。)
My agent thinks I should have a name that's more neutral. (俺のエージェントはもっと中立的な名前がいいと思ってるんだ。)
チャンドラー: Joey Switzerland? (ジョーイ・スイスとか?)
ethnic は「民族の、民族特有の、エスニックの」という意味。
ジョーイはイタリア系アメリカ人なので、too ethnic というのは、イタリア系すぎる、という意味になります。
neutral は「中立の、中立国の、戦争に参加しない」という意味。
エージェントが言っているのは、俳優の仕事が限定されないように、あまり・・・系というのを強調しない名前が良いという意味で、どの民族にも属さない中立の名前、と言っているようですが、チャンドラーにして見れば、「中立」と聞くと、「永世中立国のスイス」と答えずにはいられないようです。
いかにも、チャンドラーが言いそうなギャグでした。

名前もジョーイではなくて、ジョーの方がカッコイイというジョーイに、
チャンドラー: Joe, Joe, Joe...Stalin? (ジョー、ジョー、ジョー・・・スターリンは?)
ジョーイ: Stalin. Do I know that name? That sounds familiar. (スターリン。俺、その名前知ってるのかなぁ? なんか聞き覚えがあるけど。)
チャンドラー: Well, it does not ring a bell with me. (さぁ、俺にはピンと来ないけど。)
ジョーイ: Joe Stalin. You know, that's pretty good. (ジョー・スターリン。いい感じじゃん。)
チャンドラー: You might want to try Joseph. (ジョセフにしてみるのはどうだ?)
ジョーイ: Joseph Stalin! I think you'd remember that! (ジョセフ・スターリン! それなら覚えやすそうだ。)
sound familiar は「聞き覚えがある、聞いたことがある」という意味。
ring a bell は直訳すると「ベルを鳴らす」、つまり「ピンとくる、思い当たる節がある」ということ。
頭の中で正解の鐘の音がカンカンカンとなってる感じなんでしょうか?
(エンタの神様の摩邪サンじゃないですよ! ネタはともかく(笑)、あのカンカンカンという音とポーズだけが妙に頭に残っちゃう・・・)
あるいはクイズ番組でピンポーンという正解音が鳴っているとか、さらには漫画で何かグッドアイディアを思いついた時に、豆電球が”ピカっ”てなる感じとか、そういうイメージかと思うんですが・・・(←説明長すぎ)
ここで Joseph Stalin についての説明です。
スターリンと言えば、歴史に出てくるソ連の重要人物ですね。
英語ではジョセフ(ジョーゼフ)・スターリンと言ってますが、本名はヨシフ・ヴィサリオノヴィッチ・ジュガシヴィリで、スターリンは「鋼鉄の人」という意味だそうです。
スターリンの肖像画を見ると、岡田真澄を思い出すのは、私だけ?
さらに Joseph というとドイツ語読みでは「ヨーゼフ」ですが、さっきの中立スイスつながりで、アルプスの少女ハイジに出てくる、セントバーナードのヨーゼフを思い出したりもする・・・。(彼はカタツムリが好物でしたね。)
チャンドラーは当然スターリンのことを知っていて、この名前を提案しているのですが、ジョーイはスターリンのことを知らないようです。
ジョーイが気に入って、ジョセフ・スターリンという芸名にしようと決めた時の、チャンドラーの嬉しそうな顔ったら。

モニカはカードを盗んだ犯人(ニセのモニカ)の顔を見たくて、同じダンススクールに行くと言い出します。
レイチェル: Honey, you're kind of losing it here. This is really becoming a weird obsession. (ねぇ、あなたちょっと普通じゃないわよ。これって妙な執着になってきてるわよ。)
lose it は「感情のコントロールを失う、平静を失う」という意味です。
obsession は「執着、強迫観念、とりつかれること」を指します。

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posted by Rach at 19:53| Comment(13) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月01日

フレンズ1-21その1

シーズン1 第21話
The One With the Fake Monica (ニセのモニカ出現)
原題は「にせモニカの話」

誰かがモニカのカードを使って、買い物をしまくっていることがわかりました。
その豪快な使いっぷりにびっくりしているモニカに、
ロス: When somebody steals your credit card, they've kind of already thrown caution to the wind. (誰かがモニカのクレジットカードを盗んだ時点で、そいつはすでに思い切った行動に出ているわけだからね。)
throw caution to the wind は「大胆に行動する、思い切った行動に出る」という意味です。
caution は「用心、慎重、警告」ですから、直訳すると「慎重さを風に向かって投げる」、つまり「慎重さなんてどっかに行っちゃってもいいや」という感じで、用心を忘れる、というニュアンスでしょうか?
カード情報を盗まれる(この場合は、カードそのものが盗まれたのかな?)って、何ヶ月か前に話題になりましたね。(いや、別に嬉しくない話ですが。)

お猿のマルセルがレイチェルの部屋へ入っていって・・・
レイチェル: Let's just say my Curious George doll is no longer curious. (私のキュリアス・ジョージはもはやキュリアス[好奇心旺盛]ではなくなった、とだけ言っておくわ。)
Let's just say (that)は「・・・とだけ言っておこう、・・・ということにしておこう」という意味。
Curious George は「おさるのジョージ」「ひとまねこざる」「キュリアス・ジョージ」と日本ではいろんな呼ばれ方をしていますが、もともとは絵本のキャラクターです。
キャラクターグッズもよく見かけますよね。
このレイチェルのセリフの意味はというと・・・。
まず、Curious George は好奇心旺盛な子供のお猿です。
レイチェルの部屋にはその人形が置いてあります。
マルセルは最近、何か対象を見つけてはそれに hump(交尾を表す卑語)するしぐさをし、とうとうキュリアス・ジョージまでもがその毒牙(?)にかかってしまったわけです。
そうして、大人の欲望の現実を知ってしまったキュリアス・ジョージくんは、もはや子供の頃の、無邪気な好奇心旺盛なキュリアス・ジョージくんではなくなってしまった・・・という悲しいお話でした。(←ちょっと表現が大袈裟ですが・・・)

カードを盗んだ犯人の使いっぷりに驚くモニカ。レイチェルに、
モニカ: Let's compare, shall we? ([私の使い方と]一緒に比較してみようよ。)
レイチェル: Oh, it's so late for "shall we." (あぁ、「みようよ」には時間が遅すぎるわ。)
Let's・・・, shall we? は「・・・しましょうか」です。shall weは 付加疑問ですね。
随分、夜も遅くなっているので、shall we と言って私を誘う(巻き込む)のはやめて、とレイチェルは言っています。

モニカ: This is so unfair. She's got everything I want, and she doesn't have my mother. (こんなのずるいわ。この犯人は私の欲しいものを全て手に入れて、ママは私のママじゃないんだから。)
unfair は「不公平な、ずるい」という意味。fair「公平な、正当な」の反対語で、フェアじゃない、ということです。
モニカになりきって好きなものをいっぱい買えるだけではなく、モニカなら当然負わねばならない口うるさいママとの確執とは縁がない、その点が羨ましいとモニカは言っています。
少しは仲直りしたようですが、やはりママとの関係は未だにギクシャクしているのが伺えますね。

(Rachからのお知らせ)
最近知ったブログを紹介させていただきます。
私のブログに貴重な助言を下さった、F.D.J.さんのブログ FADED-DEAD-JADED です。(フレンズ1-18その6 では、F.D.J.さんの下さったコメントを参考に、本文中に追記させていただいています。)
実際にアメリカで生活されていたそうなので、お話も説得力があります。
フレンズで学習? という記事で、フレンズを使った学習法について語っていらっしゃいます。私が漠然と考えていることを、整然と説明されているので、とても参考になりますよ。皆さんも、是非ご一読を。
フレンズの英語に興味をお持ちの読者の方は、いろんなフレンズ勉強法や解説を読み比べてみたら、フレンズの奥深さをより実感できるかもしれませんね。

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posted by Rach at 20:06| Comment(23) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月30日

フレンズ1-20その5

レイチェルとミンディがバリーのところに乗り込み、二人一緒にバリーを振ろうとします。
バリー: Whatever I did, I only did because I love you so much. (僕がどんなことをしたにせよ、君をすごく愛しているからしたことなんだ。)
レイチェル: Which one of us are you talking to there? (あなたが今、”君”と言ったのは、私たちのうちのどっちのこと?)
ここでのポイントは "you" です。
二股かけてる女性二人を前にして、I love you. と言われても、どっちのことかわかりませんよね。
どちらも愛している、とも取れなくもない。
まぁ、「二人とも」ということをはっきりさせたいのなら、I love you two. か I love you guys. または、I love you both. とかになるんでしょうが。
そういえば、あれだけ単数、複数にこだわる英語なのに、何故か you だけは単複同形ですね。
相手の目を見てしゃべるから、あえて「君」か「君たち」かを言う必要がないのでしょうか?
日本語では、複数いる場合には、「君」とは言いませんよね。
「君ら」か、「君たち」かのどちらかで、少なくとも「君」と単数では呼びません。
この紛らわしさが、セリフのポイントになることもよくあります。
アリーmy Love でも、ルーシー・リュー演じる気の強いリンが、自分にメロメロのリチャードに、
I miss you. 「あなたが愛しいわ。」といっておいて、後から...guys. と付け加えて、リチャード一人が愛しいんじゃなくって、事務所のみんな=あなたたち(you guys)が愛しいのよ、と言ってみたり。
アリーが元彼のビリーと二人きりで話したいので I need to talk with you. と言ったけど、横にビリーの奥さんのジョージアがいたから、twoと付け加えて、ビリーひとりじゃなくって、ジョージアも含めた二人とね、とフォローしてみたり。
(アリーのセリフはうろ覚えなので、セリフは不正確かも。どのエピソードか忘れたので、調べようとすると大変で・・・。)

バリーは浮気をしたことを認めたのに、それでもミンディはバリーと結婚するといいます。
レイチェル: Mindy, the guy is the devil! (ミンディ、あの男は悪魔よ!)
He is Satan in a smock! (バリーはスモックを着た魔王よ!)
smock とは、「仕事着、スモック」のこと。
幼稚園児が着てる、アレですよね。
Satan は「サタン、魔王」のこと。発音は「セイトゥン」という感じです。
魔王というと、ハクション大魔王を思い出すのは私だけ?
ハナの赤いカンちゃんという男の子がいて、その子がいつも「おい、魔王!」と言うのですが、あの声がサザエさん(加藤みどり)だってご存知ですか?
さらに、かわいいアクビ娘の声はタラちゃん(貴家堂子)だということも?
って、別のこのブログ、アニメのトリビアブログじゃないんですけど・・・(ま、トリビアというほどでもないですが)。
この悪魔だ、魔王だ、という話から、今回の原題はthe Evil Orthodontist(邪悪な歯科矯正医)の話になってるわけですね。
evil と言えば「邪悪な、悪い」。
ブッシュ大統領が演説で批判した「悪の枢軸(axis of evil)」で有名ですね。

ミンディ: But the truth is at the end of the day I still really wanna be Mrs. Dr. Barry Farber...D.D.S. (でも本当は、要するに私はまだドクター・バリー・ファーバー、という歯科医の妻になりたいのよ。)
at the end of the day は「結局、要するに」という意味。
D.D.S. は Doctor of Dental Surgery(口腔外科、歯科外科の博士[医者])、つまり歯科学部を修了した歯学士のことらしいです。
うーん、やはりアメリカでも、お医者さんの妻は玉の輿なのか・・・。

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posted by Rach at 19:25| Comment(6) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月29日

フレンズ1-20その4


電話の前で、ずーっと待ってるチャンドラー。
後ろからモニカが電話の音の口真似をします。
慌てて電話を取ったチャンドラーを見る、モニカの嬉しそうな顔! (この顔見てたら、笑っちゃう。)
チャンドラー: Hell is filled with people like you. (地獄というところは、モニカみたいな人たちでいっぱいなんだな。)
モニカのことを単に「悪人」というのではなく、地獄に住む人はみんなモニカみたいなんだ、と遠回しな言い方をするのが面白いです。

ミンディのことを話すレイチェル。
レイチェル: She was my best friend, you guys. We went to camp together, she taught me how to kiss... (ミンディは私の親友だったのよ。キャンプにも一緒に行って、彼女がキスのやり方を教えてくれたの・・・)
それを聞いて、ニヤニヤするジョーイです。
ジョーイは、「レズもの」が好きらしい。

出掛けようとするレイチェルに、まださっきのキスの話の続きを聞きたがるジョーイ。
ジョーイ: When she taught you to kiss, you were at camp ,and were you wearing any kind of little uniform or...? (ミンディがレイチェルにキスをキャンプで教えた時、二人は制服か何かを着てたの、それとも・・・?)
ジョーイは、「レズもの」さらには「コスプレもの」も好きらしい。

婚約者のミンディに、バリーとの浮気がバレたのかとビクビクしていたレイチェルですが、ミンディの話というのは、
ミンディ: Will you be my maid of honor? (付き添い役やってくれる?)
maid of honor というのは、結婚式で花嫁に付き添う役のことで、友達が担当します。
花婿の付き添い役は best man と言います。
なぜミンディはビクビクしながら頼んだかと言うと・・・。
そもそもミンディは、レイチェルとバリーの結婚式での付き添い役でした。
レイチェルは結婚式を逃げ出し、残されたバリーと付き添い役のミンディが新婚旅行で行く予定だったアルバ島へ二人で行って、そこから二人のお付き合いが始まったのです。
だから、レイチェルに今度は反対の立場の付き添い役を頼むことはひんしゅくかも・・・と思っているわけ。

レイチェル: That's all you wanted to ask? (それで聞きたいことは終わりなの?)
ミンディ: That's all! (終わリよ!)
That's all. は直訳すると、「それがすべて。」、つまりそれ以上はない、「それで終わり。」ということです。

レイチェルとミンディが抱き合っているのを見て、
ジョーイ: Oh, my! (おぉ、いいねぇ!)
「レズもの」が好きなジョーイは、こういう光景を見ると、いつも口をちょっとへの字に曲げて嬉しそうな顔をしますね。

ロスとフィービーはクロスワードパズルをしています。
ロス: Four letters, "Circle or hoop." (4文字で、円、または輪)
チャンドラー: Ring, damn it, ring! (リング、くそっ、リング!)
ロス: Thanks. (ありがと。)
これは、チャンドラーがかかってこない電話に向かって、Ring! (電話よ、鳴れ!)と怒鳴っているのですが、たまたまクロスワードの答えも ring「輪」だったので、答えを教えてくれたチャンドラーに、ロスが御礼を言ったわけ。

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posted by Rach at 17:24| Comment(4) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月28日

フレンズ1-20その3

モニカ: The guy with the telescope is doing it again! (望遠鏡を持った男が、また覗いてる!)
フィービー: Go away! Stop looking in here! (あっち行って! ここを見るのはやめて!)
モニカ: Great. Now he's waving back. (すごいわ。彼が手を振り返してる。)
フィービーのあっち行け、という身振りが、手を振ったように見えたらしい。
こちらはいやがっているのに、あちらは喜んでいるようです。

チャンドラー: Can I use your phone? (モニカの電話貸して。)
モニカ: For future reference, that thing in your hand can also be used as a phone. (今後の参考のために言っとくけど、あなたの手の中にあるものも、電話として使えるのよ。)
チャンドラー: Yes, it's working. ([モニカの電話から自分のにかけてみて]やっぱり、使えるじゃん。)
自分の電話が壊れてないかを確かめたかったようですね。

留守電のメッセージを聞いたかどうかは beep(呼び出し音)の回数でわかるらしい(そうなの?)
そうしてみれば、というフィービーですが、
チャンドラー: Doesn't that make me seem...? (それって俺がどう見えるか・・・)
ロス: Desperate? Needy? Pathetic? (死に物狂い? もの欲しそう? みじめ?)
チャンドラー: You obviously saw my personal ad. (ロスが俺の個人広告を見たのは明らかだな。)
desperate は「自暴自棄の、死に物狂いの、絶望的な」という意味。
タイムリーというか、本日NHK衛星第2で、夜10時から「デスパレートな妻たち」というアメリカのドラマが始まりますね。
原題は Desperate Housewives。アメリカで話題のドラマだと聞きました。
私は(もちろん?)見たことなくて、ざっとした説明しか知らないのですが、邦題を「絶望的な」とかではなくて、「デスパレートな」としたのが、個人的には面白いと思います。
アメリカで話題のドラマなら、原題とある程度、似せた名前をつけた方がインパクトがあるような気がしますので。
NHKのホームページでは、
”「デスパレート」とは せっぱ詰まった、がけっぷちの、絶望的な、という意味”
と書いてあるので、そういういろんなニュアンスを一言に込めるには、英語のままの方が却って良いということもあるのでしょうね。
かと言って、デスパレート・ハウスワイブズと複数では、「主婦、妻」だとピンと来ないし、かと言って、デスパレート・ハウスワイフでは単数になっちゃうし。
今までだったら、原題が複数形でも平気で単数形のワイフというタイトルをつけてたような気がしますが、日本人も英語に敏感になってきましたので、気になる人も多いかと。
(↑デスパレートから、話が脱線しすぎました。すみません。)
adはadvertisement の略で、「広告」。
personal ad は、自分のことを PR する広告か、もしくは「こんな人を探してます」という広告かのどちらかですね。
よく迷子のネコちゃんを探すのに、「毛は白で、しっぽは長くて・・・」とか特徴を書きますが、そういう特徴欄に、チャンドラーの場合は、desperate, needy, patheticという悲惨な言葉が並ぶ、といいたいわけ。
こんなことを言うロスもロスですが、それを自虐的に受け止めるチャンドラーもすごい。

フィービー: How many beeps? (何回呼び出し音が鳴った?)
チャンドラー: She answered. (彼女が出た。)
モニカ: This is where you'd use that "hello" word we talked about. (ここで私たちの言ってた「ハロー」って言葉を使うのよ。)
留守電だと思っていたら本人が出たので動揺するチャンドラーに、モニカのきつ〜い一言でした。

バリーとエッチしたことを非難されるレイチェル。
レイチェル: We still care about each other. There's a history there. It's like you and Carol. (私たち、まだお互いのことが好きなのよ。これまでの歴史というのもあるし。あなたと(元妻の)キャロルみたいなものよ。)
care about は「・・・に好意を持つ」という意味。
history は「歴史」ですが、学校で習う日本史や世界史だけでなく、「経歴、前歴、過程」という意味もあります。
恋愛の話で history というと、これまでの恋愛の経過、つまり、付き合って、ケンカして、別れて、仲直りして・・・という一連の二人の間の出来事のことを指します。
確かに振り返ってみると、偉大なる「歴史」ですものね。

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posted by Rach at 17:00| Comment(10) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月27日

フレンズ1-20その2

レイチェルとバリーがセントラルパークの外で話をしています。それを見たフィービーは
フィービー: Oh, my God! Don't do that! (まぁ、やだ! そんなことしないで!)
ロス: What? What? What? (何? 何? 何?)
フィービー: That man across the street just kicked that pigeon. (通りの向こうの男が、ハトを蹴ったのよ。)
てっきりレイチェルとバリーがキスでもしてるのかと思ったら、フィービーは違う人のことを怒っていたのでした。
それって、紛らわしいやろ、って感じです(笑)。

自分が捨てたバリーとデートして楽しかったというレイチェルに、他のみんなは批判的。
レイチェル: I mean, we had fun! Is there anything wrong with that? (だって二人で楽しかったの。それって何か悪いことでもある?)
チャンドラー: Yes! (あるさ!)
レイチェル: Why? (どうして?)
チャンドラー: I have my reasons. (俺には俺の理由があるんだ。)
チャンドラーは、自分の恋愛でもいつもトラブル続きで、人の恋愛話にまで首をつっこみたくないのですが、ロスに叩かれて、イエスと言ってしまうチャンドラー。
理由を聞かれて、「俺にも事情が・・・」では、答えになっていませんが。

やっとダニエルに電話しているチャンドラーですが・・・
チャンドラー: "Oh, Danielle, I wasn't expecting the machine. Give me a call when you get a chance." Bye-bye. (「あぁ、ダニエル。留守電だとは思わなかったよ。時間があれば電話して。」 バイバイ。)
食器の音まで立てて、アリバイ作りをしているようなチャンドラー。
留守電に吹き込んだメッセージのかぎかっこの部分は、メモを棒読みしたものでした。

モニカ: That's what you've been working on for the past two hours? (あれが、この2時間ずっと考えてた言葉なの?)
チャンドラー: I've been honing. (練りに練ったのに。)
hone は「(刃物などを)砥石でとぐ、(技術を)磨く」という意味です。
文章を推敲し、いらないところは削り、訂正し・・・という感じ。
でも、短い、それもありきたりの文章なので、「あれだけ時間かけて、それだけ?」というモニカの感想もうなずけますね。

ロス: What was with the dishes? (あのお皿の音は何?)
チャンドラー: I wanted her to think I might be in a restaurant, you know, I might have a life. Like I haven't been sitting here honing for the last two hours? (俺がレストランにいるのかもしれない、俺にも別の生活ってもんがあるんだ、って思って欲しかったんだ。ここで2時間もずっと文章を練ってたんじゃない、ってね。)
意地っ張りなチャンドラー。
「ダニエルのことをずっと考えてるわけじゃないよ。」と思われたいようです。
でも、だいたい、気にしてないよーってふりをすればするほど、動揺が声やしぐさに現れてくるもんなんですよねぇ。

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2005年09月26日

フレンズ1-20その1

シーズン1 第20話
The One With the Evil Orthodontist (不誠実な婚約者)
原題は「邪悪な歯科矯正医の話」

モニカ: There's some creep out there with a telescope! (あそこに望遠鏡を持った気味の悪い人がいるわ!)
ロス: I can't believe it! He's looking right at us! (信じられない。あいつ、僕たちを見てるよ。)
レイチェル: Oh, that is so sick! (まぁ、悪趣味ねぇ!)
チャンドラー: I feel violated. And not in a good way. (犯されたって感じ。それも、良くない方法で。)
フィービー: How can people do that? (あんなことできる人間がいるなんて。)
もう、信じられないといった面持ちのメンバー。
6話でジョーイのお芝居を見た直後のレイチェルも、I feel violated. と言っていましたね。

フィービー: You guys, look! Ugly Naked Guy got gravity boots! (みんな、見て! 裸のブ男が重力ブーツ買ったわ。)
窓際に押し寄せるみんな。
そうです。いつも Ugly Naked Guy のことを覗いてあれやこれやと批評しているのに、自分たちが覗かれていると知ると、上のセリフのように、気持ち悪がっています。
誰一人、その矛盾に気付いてないらしい(笑)。
ちなみに、gravity boots というのは、筋トレ用の器具のようですね。
足首だけのブーツのようなものを足にはめて、自分は逆さまになって器具を鉄棒に取り付けて、腹筋したりするようです。
逆さまになって重力に対抗するから、重力ブーツというのかな?

チャンドラーはダニエルという女性と1回目のデートはうまく行くのですが、
モニカ: Have you called her? (彼女に電話した?)
チャンドラー: Let her know I like her? Are you insane? (俺が彼女を好きだ、って彼女に知らせるの? 正気かよ?)
モニカ: Guys! It's gross! (男って! もう嫌ね。)
チャンドラー: It's the next day. How needy do I wanna seem? (次の日だぞ。そんなに物欲しそうには見せたくないよ。)
ジョーイ: Yeah, let her dangle. (あぁ、じらしてやれよ。)
dangle は「ぶら下げる」という意味、さらに「じらす、やきもきさせる」という意味にもなります。
自分の方から動くのは、男の沽券にかかわる、という感じでしょうか。

モニカ: I can't believe my parents are pressuring me to find one of you people. (うちの親が、あなたたちみたいな男を見つけろ、ってプレッシャーかけてることが信じられない。)
モニカの両親は、モニカが早く結婚するようにいつも言っています。
モニカは、男っていうのはみんなこんな意地っ張りで見栄っ張りなんだから、どうしてそんな男と結婚させたがってるの、と疑問に思ってるわけ。

フィービーに電話しろと言われて、チャンドラーは電話してみますが、
チャンドラー: I got her machine. (機械だった。)
ジョーイ: Her answering machine? (留守電のことか?)
チャンドラー: No, interestingly, her leaf blower picked up. (いいや、面白いことに、彼女の落ち葉送風機が出たよ。)
leaf blower とは、「落ち葉を吹き飛ばす機械」のこと。
掃除機のように吸い込むのではなく、風を吹き出して落ち葉を一箇所にまとめる、という機械です。
電話で machine と言えば、留守電(answering machine)なんですが、そういう当たり前のことを聞いたジョーイに、ギャグで返すのが、チャンドラーのパターン。
電話の近くにありそうなテレビとか電子レンジが返事した、というならともかく(それもあり得ませんが)、外にあると思われる leaf blower を出すところに、彼のセンスを感じるのです(笑)。
なぜ、leaf blower なの?と深く考えてはいけません。
突拍子もないこと、あり得ないことを言うのが、アメリカンジョークだとも言えるのです。

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posted by Rach at 16:18| Comment(11) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月25日

フレンズ1-19その6

レイチェルに謝るロス。
ロス: Listen, I'm sorry I was so hard on you before. (聞いて。ごめん、さっきは僕、すごくひどいことをした。)
be hard on で「・・・につらく当たる」という意味です。
マルセルを行方不明にしたことで、レイチェルの人格まで否定するような発言をしたことを言っています。

ムードを出すために電気を消すロス。
ロス: The neighbors must be vacuuming. (近所の人が掃除機をかけてるに違いない。)
vacuum は vacuum cleaner の略で「電気掃除機」です。
vacuum を動詞で使うと「電気掃除機で掃除する」という意味になります。
近所で電気を食う機械を使ってるので、ブレーカーが落ちて、電気が消えた、と言いたいようですね。

いいムードになってきたのに、突然の侵入者。
バリー: I'm still in love with you. (まだ君を愛している。)
よく聞くセリフですね。
この後、二人はひしと抱き合うのだった・・・みたいなシチュエーションも多いです(笑)。

ロス: We have got to start locking that door! (そのドアに鍵をちゃんとかけるようにしないとダメだよ!)
マルセルが逃げたのも、バリーが入ってきたのも、全部そのドアが開いてたせい。
ドアに悔しさをぶつけるしかないロスでした。

昔のアルバムを見ているみんな。
ルイーザという同級生と会ったことで、昔話に花が咲いたのでしょう。
モニカ: This is me in The Sound of Music. You see the von Trapp kids? Because I'm in front of them. (これが「サウンド・オブ・ミュージック」をやったときの私よ。トラップ家の子供たちが見える? 見えないのは、私がその子たちの前にいるからよ。)
チャンドラー: I thought that was an alp. (モニカが山かと思った。)
alp は「(スイスの)高い山」のこと。
ですから固有名詞の Alps は「スイスの山々」という意味なんですね。
高校時代太っていたというモニカ、山のように大きかったそうです(それはちょっと大袈裟だけど)。

ジョーイは高校時代は楽しかったと言いますが、
チャンドラー: Well, I went to boarding school with 400 boys. (俺は400人の男どもと全寮制の学校に通ってたんだ。)
board は「食事、賄(まかな)い」、「下宿させる、食事を出す」という意味があります。
そこから boarding school は「全寮制の学校、寄宿学校」という意味になります。

フィービー: My butt cheek is waking up! (私のお尻の片方が目覚めつつあるわ!)
cheek は「ほお、ほほ」ですが、「お尻の一方」という意味もあります。
どちらも同じように、ちょっとぽっちゃりしてるから?

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posted by Rach at 20:06| Comment(2) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月24日

フレンズ1-19その5

モニカ: What are you gonna do? (どうするつもりなの?)
ルイーザ(動物管理局員): Just a small tranquilizer. (ちょっとした麻酔よ。)
tranquilizer は「精神安定剤、鎮静剤」のこと。眠らせて捕まえるつもりです。
とっさにフィービーはマルセルの盾になり、麻酔銃を自分のお尻に受けてしまいます。
フィービーがベジタリアンなのは、動物愛護の精神によるところが大きいのですが、さすがはフィービー。
動物に銃を撃つなんて、我慢できなかったのでしょう。

フィービー: One side of my butt is totally asleep and the other side has no idea. (お尻の片方は完全に眠ってて、もう一方は何のことかわからない。)
お尻が沈黙している様子。
麻酔ってしたことないけど、どんな感じなんでしょう。

ヘッケルさんが大量のバナナを注文していたことから、マルセルの居場所を突き止めたレイチェルとロス。
ヘッケルさんがマルセルをこっそり飼っていたのです。
ロス: Are you insane? (あなた、正気ですか?)
insane は「正気でない、非常識な」という意味。
相手がとんでもないことを言ったりしたりした時に、よくこう言います。
新世紀エヴァンゲリオンの惣流・アスカ・ラングレーの名セリフ、「あんたバカァ?」はこんな感じ? いや違うかな?
アメリカでは、どういう英語に吹き替えられてるんだろう・・・。
誰かご存知の方、教えて下さい。

ロス: Give me my monkey back! (僕の猿を返してくれ!)
ヘッケル: That's my monkey. (それはわしの猿だ。)
ルイーザ: Take this up with the judge. (このことは裁判にかけるわ。)
ヘッケル: That's not my monkey. Just the dress is mine. (あれはわしの猿じゃない。ドレスだけがわしのだ。)
You can send it back whenever. (いつでもいいからドレスを送り返してくれ。)
judge は裁判官。
take...up with〜は「・・・について〜と話す」という意味なので、take this up with the judge だと「このことを裁判にかける」という意味になります。
裁判になると知った途端、猿の所有権を放棄するヘッケルさん。
でも、ドレスには未練があるようです。
しかし、このピンクのドレス、いつ買ったんだ。フリフリで、やけに可愛いけど・・・。

どうしてもマルセルを連れていこうとするルイーザ。
彼女はレイチェルやモニカの高校時代の同級生ですが、人気者だったレイチェルに恨みを持っているのです。
レイチェル: If you take this monkey, I'll lose one of the most important people in my life. (もしあなたがこの猿を連れて行ったら、私は生涯で最も大切な友人のひとりをなくすことになるわ。)
You can hate me if you want, but please do not punish him. (私を恨みたいなら恨んでくれていい。でも、どうか彼を罰することはやめて。)
Luisa, you have a chance to be the bigger person here. (ルイーザ、ここは、より心の広い人間になれるチャンスよ。)
レイチェルの必死のお願いです。説得力ありますね。

でも、ルイーザは承知しません。断られたレイチェルは、
レイチェル: Then I'll call your supervisor and tell her you shot my friend in the ass with a dart! (そしたら、あなたの上司に電話して、あなたがこの矢で私の友達のお尻を撃ったことを話すわよ。)
dartは「投げ矢」。
日本でもポピュラーになってきたダーツはこれの複数形のdartsです。
これで何とかルイーザはマルセルをあきらめます。
レイチェルの感動の名演説で、ことが解決しないところがフレンズらしいですね。

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posted by Rach at 16:31| Comment(4) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月23日

フレンズ1-19その4

動物管理局員: Possession of an illegal exotic is punishable by two years in prison and confiscation of the animal. (違法な外来種を所持していたら罰せられて刑務所に2年、さらに動物は没収よ。)
フィービー: Oh, my God! You'd put that poor little creature in jail? (何ですって? あなたたちは、そんなかわいそうな動物を刑務所に入れるっていうの?)
モニカ: Remember how we talked about saying things quietly to yourself first? (まず最初に静かに自分に言ってみて、っていう話をしたのを覚えてる?)
フィービー: Yes, but there isn't always time. (ええ。でも、いつでも時間があるわけじゃないから。)
またもや天然キャラらしい発言をするフィービーですが、やはり他のみんなはそのことを常々気にしているらしい。
「発言する前には、自分自身にまず言ってみて、よく考えてから話した方がいい。」というようなことをモニカはフィービーに言ったことがあるようですね。
でも、効果はありませんでした(笑)。

実はこの動物管理局員は、モニカやレイチェルの同級生だったことが判明。
モニカ: Could you help us out here on that monkey thing for old times' sake? (このおサルのことで、私たちを助けてよ、昔のよしみで。)
for old times' sake は「昔のよしみで」という意味。
for one's sake は「・・・のために、・・・に免じて」という意味です。

マルセルを探すジョーイとチャンドラー、ある部屋を訪ねると、そこには汗ばんだ女性が(クレジットによると名前はサマンサ)。
サマンサ: Can you fix radiators? (暖房機、直せる?)
ジョーイ: Sure! Did you try turning the knob back the other way? (もちろん! ノブを反対に回してみた?)
サマンサ: Of course! (もちろん!)
ジョーイ: Oh. Then, no. (あぁ、それじゃあ、直せないや。)
自信ありげに答えたのが、「電源をオフにする」という解決法でした。
それはもう、実験済みでしょう、って。

きれいな女性がもう一人出てきて(クレジットによると名前はティア)、チャンドラーはなんとか彼女たちとお近づきになろうとしますが、
ジョーイ: Weren't we in the middle of something? (俺たちは用事の途中じゃなかったっけ?)
チャンドラー: But these women are very hot and they need our help. And they're very hot! (だけど、この女性たちは、とっても暑くて、僕たちの助けを必要としてるんだ。ホットなんだよ!)
チャンドラーは hot を連発していますが、これは暖房機が壊れて、汗ばむほど「暑い」ことと、「セクシーな」hot とをかけているのです。

ジョーイ: You have no idea how sorry. But we promised to find this monkey. He's about yea high and answers to the name Marcel. (申し訳ない。でも、おサルを探すって約束したんだ。彼はこれくらいの背で、マルセルっていう名前なんだ。)
answer to the name of は「・・・という名前である」という意味。
直訳は「・・・という名前に答える」ですから、そこからこういう意味になったんですね。
最初、私は、「マルセル」と呼ぶと、キーッと返事をする、という意味かと思いましたが、違うようですね。(←そんなこと思ったのは私だけ?)

ジョーイ: So if we could get pictures of you, it'd help us out. (それで、君たちの写真がもらえると助かるんだけど。)
そうジョーイが言ったとたん、女性二人は怒ってドアを閉めてしまいます。
このジョーイのセリフがよくわからないんだよなぁ。
おサルの説明をした後で「写真をもらえると助かる」と言われたから、自分たちの写真をサルを探すのに使う、つまり、サルに似ていると言われたと思って、女性が怒ったのは明らかです。
ただ、ジョーイの真意は?
きれいな女性だったので、猿に似てると思ったわけではないだろうし、でも初対面の女性がきれいだったからって写真を下さいなんていきなり言うかなぁー。
プレイボーイのジョーイですから、女性を猿呼ばわりするのも、写真を欲しがるのも、あり得ない気がするんです。
この辺りの、皆さんの解釈はどうですか?

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posted by Rach at 16:04| Comment(8) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月22日

フレンズ1-19その3

ヘッケルさんを尋ねるモニカとフィービー。
ヘッケル: What do you want? (何か用かな?)
モニカ: Mr. Heckles, our friend lost a monkey. Have you seen it? (ヘッケルさん、私たちの友達の猿がいなくなったの。見てませんか?)
ヘッケル: I left a Belgian waffle out here. Did you take it? (わしはベルギーワッフルをここに出しといたんだ。取ってないか?)
フィービー: Why'd you leave it in the hall? (どうしてワッフルを廊下に置いとくの?)
ヘッケル: I wasn't ready for it. (さっきは食べる気がなかったからだ。)
モニカ: The monkey, have you seen a monkey? (猿なんですけど、見てません?)
ヘッケル: I saw Regis Philbin once. (レジス・フィルビンは見たよ。)
フィービー: Thank you, Mr.Heckles. (ありがとう、ヘッケルさん。)
ヘッケル: You owe me a waffle. (ワッフルは貸しにしとく。)
何を質問しても、とんちんかんな返事をするヘッケルさん。すっかりキャラ立ちしてます(笑)。
ベルギーワッフルと言えば、数年前にブームになりましたねぇ。
マネケンの前を通るといい匂いがして・・・何度も衝動買いしたものです。
ヘッケルさんが見たというレジル・フィルビンは、朝の人気トークショー「Live with Regis and Kelly」の司会者です。

マルセルが行方不明になったことを、ロスに告白するレイチェル。
その様子をカメラが引いていくと・・・。
ベランダでバナナを食べてるマルセル。これってよくあるパターン(でも笑える)。

ロス: I guess it's partially my fault. (一部、僕にも責任がある。)
I shouldn't have asked you to start off with a monkey. I should have started you off with a pencil. (僕は、君に猿を預けることから始めさせるんじゃなかった。鉛筆から始めておけば良かったのに。)
fault は「罪、過失の責任」。It's my fault. 「僕のせいだ。」は、謝る時の決まり文句。
相手が悪いことをしたかも、と落ち込んでいる時には、It's not your fault. 「あなたのせいじゃないわ。」というフレーズもよく聞きます。
無生物を預けて練習させるんだった、とはかなりキツイ表現です。
ロスの怒りはかなりのものですね。

ロス: Marcel is an illegal exotic animal. (マルセルは飼うのが違法な外来動物なんだ。)
exotic というと、まず日本語になっている「エキゾチックな、異国風の」を思い出しますが、その他に「(動植物などが)外国産の、外来の」という意味もあります。
発音は、イグザティック、で、ザにアクセントがあります。
さらに、exotic dancer とは「ストリッパー」のこと。
インデペンデンス・デイで、ヒロインの一人のジャスミン(ヴィヴィカ・フォックス)はストリッパーという設定で、ファーストレディー(大統領夫人)に職業を聞かれ、ダンサーだと言ったら、バレエなの?と聞き返されたので、"Exotic."と答えるシーンがあります。

動物管理局の人が来てしまい、なんとか誤魔化そうとしますが、
モニカ: We checked the third floor. No one's seen Marcel. (私たち、3階は調べたわ。誰もマルセルを見てないって。)
ロス: My uncle Marcel. (僕のおじさんのマルセルのことです。)
フィービー: Is that who the monkey's named after? (おサルの名前は、そのおじさんからもらったのね。)
name after... は「・・・の名をとって命名する」という意味です。
せっかく、ロスが誤魔化そうとしたのに、フィービーがバラしちゃいましたね。残念。

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posted by Rach at 15:52| Comment(0) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月21日

フレンズ1-19その2

レイチェルがマルセルのうんちを処分している間に、マルセルが行方不明に。
レイチェル: We were watching TV, then he pooped in Monica's shoe... (マルセルとテレビを見てたのよ。そしたら、マルセルがモニカの靴にうんちをして・・・)
モニカ: Wait. He pooped in my shoe? Which one? (待って。私の靴にうんちを? どっちの靴?)
レイチェル: I don't know. The left one! (知らないわ。左の靴よ。)
モニカ: Which ones? (どの靴かって聞いてるの。)
レイチェル: Those little clunky Amish things you think go with everything. (モニカが何にでも合うって思ってる、あのアーミッシュっぽい、小さなダサイ靴よ。)
which は「どちらの、どの」という意味ですが、最初の質問では、which one と尋ねています。
one は既出の加算名詞の反復を避けるための代名詞で、この場合は、one = shoe です。
単数形なので、靴の片一方ということ。
それでレイチェルは左側の靴だと答えています。
モニカが聞きたかったのは、何色のどんな靴か、なので、which ones = which shoes (どの[一揃えの、一足の]靴か)と訂正しています。
Amish とは、質素な生活をすることで知られるアーミッシュ派のことです。
少し古いですが、ハリソン・フォード主演の「刑事ジョン・ブック 目撃者」という映画で、アーミッシュの生活が描かれていました。
ケリー・マクギリス演じるアーミッシュの女性は確かに黒っぽい地味な服装だったような気が・・・。
go with は「・・・に似合う」という意味です。

モニカの部屋にやって来たフィービー。
フィービー: Why is the air in here so negative? (どうして、ここの空気はこんなにネガティブなの?)
霊感の強いフィービー。自分の周りのどんよりした重い空気を追い払う仕草をしています。
ま、霊感なくっても、ピリピリした雰囲気ってのは、わかりますけどね。

モニカ: He pooped in my shoe. (マルセルが私の靴にうんちをしたの。)
フィービー: Which one? (どの靴?)
モニカ: Those cute black ones I wear all the time. (私がいつも履いてる可愛い黒い靴よ。)
フィービー: No, which one? The right or left? (違うわ、どっちの靴? 右か左かよ。)
Because the left one is lucky. (だって、左の靴ならラッキーだから。)
レイチェルとした同じ問答を今度も繰り返すのかと思いきや、フィービーは、本当に右か左かを尋ねていたのです。
どうして、左ならラッキーなの? そういうゲンをかつぐのもフィービーらしいですが。
さらに、ここでのモニカの説明に注目。
レイチェルにはさんざんけなされた靴ですが、自分ではお気に入りなので、レイチェルとは全く違った表現で靴を説明しています。

ロスに怒られる、とパニクるレイチェル
レイチェル: Come on! What am I gonna do? (ねぇ。どうしたらいいの?)
ジョーイ: All right. You're a monkey, you're loose in the city. Where do you go? (わかったよ。君がおサルだとして、街に放された。どこへ行く?)
チャンドラー: It's his first time out, so he'll do some of the touristy things. (初めての外出だから、観光客みたいなことするんじゃない?)
I'll go to Cats. You go to the Russian Tea Room. (俺はミュージカルのキャッツに行ってくる。君たちはロシアン・ティー・ルームへ行ってくれ。)
レイチェルは動転しているのに、こんな時でも冗談を言ってしまうチャンドラー。
悪ノリしすぎです。
ロシアン・ティー・ルームは、ニューヨーク57番街にある老舗の高級ロシア料理店。カーネギーホールに隣接しています。
ですが、2002年7月に閉店したという記事をネットで読んだのですが、それは本当でしょうか?

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posted by Rach at 15:59| Comment(13) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月20日

フレンズ1-19その1

シーズン1 第19話
The One Where the Monkey Gets Away (マルセルの逃亡)
原題は「お猿が逃げる話」

マルセルがロスの言うとおりに行動したので、
ロス: He's mastered the difference between "bring me the"...and "pee in the." (マルセルは「それを持って来い」と「それにおしっこをかけろ」の違いをやっとマスターしたんだ。)
今までは、「・・・を持って来て」と頼んでも、それにおしっこをかけていたようですね。

マルセルを肩に乗せたロス。
ロス: We're gonna go take a bath. Yes, we are, aren't we? (僕たち、お風呂に入ろうね。そうしようねー。)
チャンドラー: They're still just friedns, right? (ロスとマルセルって、まだただの友達の関係だよな。)
一緒にお風呂に入ろうとか言って、ベタベタしているので、深い関係ではないかと勘ぐる(?)チャンドラー。

ロスは今夜レイチェルにアタックするつもりのようです。
ロス: Anyway, I figured after work, I'd go pick up a bottle of wine, go over there and try to woo her. (とにかく、仕事が終わって、ワインを1本買って、レイチェルのいるところへ行って彼女に求愛してみようかと思ってる。)
チャンドラー: You know what you should do? Take her back to the 1980s when that phrase was last used. (何をしたらいいかわかるか? 彼女を「求愛」って言葉が最後に使われた1980年代に連れて行けばいい。)
figure は「・・・と思う、考える」という意味。
pick up は「拾う」ですが、「買う」という意味もあります。
woo は「求婚する、言い寄る、求愛する」という言葉ですが、古い言葉です。
そんな古臭い言葉を使ったので、昔の時代に連れて行け、とチャンドラーは言っているのです。
しかし、その言葉が最後に使われたのは、80年代なんでしょうか? (適当な冗談かな、やっぱり。)
(2008.10.22 追記)
下のコメント欄でご指摘いただきました。
上で、1980s と書いているのは、1890s の間違いです。
正しくは、「1890年代」になります。
(追記はここまで)

レイチェルとマルセルは一緒にテレビを見てお留守番。
レイチェル: Marcel, did you poo in the shoe? (マルセル、靴の中にうんちしたの?)
poo は「うんちをする」です。poop とも言います。pee は「おしっこをする」です。
うんちがプーで、おしっこがピー。何となく、イメージわかりますよね。(お食事中の方、すみません。)

バリーとミンディの婚約記事が載っているニュースレターの上に、マルセルのうんちを載せるレイチェル。
レイチェル: Sorry, Barry. A little engagement gift. (ごめんね、バリー。ちょっとした婚約プレゼントよ。)
I'm sure you didn't register for that. (そんなもの、ギフト登録してないと思うけど。)
register(登録する)とは、何のことでしょう。
ここでは、アメリカの gift registry system(ギフト登録制度)について説明しなければなりません。
結婚や出産などのお祝いをもらう立場にいる人は、あらかじめ大型店舗に自分の欲しい商品を登録しておきます。
贈り物を贈る側は、コンピューターの端末でその人が登録してある希望の品の中から、あげるものを選ぶことができます。
誰かがすでに買ってしまっている場合には、購入済みだとわかるようになっているので、プレゼントが重なることもありません。
つまり、そのリスト内のものは本人が欲しいと選んだものなので、必ず贈り物を喜んでもらえる、ということです。
でも、これは、どちらかというと、贈り物というよりも、好きなものや家財道具を揃えるのにカンパしてもらった、お金を一部負担してもらった、という感じでもあります。
こういうのをプレゼントというのかどうかは疑問ですが・・・。
しかし、アメリカ人はイベント好きで、贈り物を渡すのも貰うのも好きですね。
気に入らないものをもらうと、すぐに店に返品するようで、そんなあっさりと返品されるくらいなら、最初から本人の気に入ったものを贈っておく方が、どちらにも良いといえます。
その人に合ったものを考えて贈るというのは、すごく難しいですからね。
日本でも、内祝いなどをカタログから選ぶというのが最近増えてきましたが、私はあれにも最初びっくりしたものです。これなら文句出なくていいなぁー、って。
でも、このギフト登録制度は、もっと合理的。日本にもこんな制度が導入されたらいいですね。
日本人の感性には合わないかもしれませんが、お中元・お歳暮に送りたいギフトはビールやお肉で、もらいたいギフトは商品券だ、というアンケートの結果を見ると、結構日本でも良い線いくかもしれませんよ。

(2007.1.14 追記)
以下の記事に、この1-19 のエピソードに関する追加説明があります。
興味のある方は覗いてみて下さい。
フレンズ1-19その7 ご質問1
フレンズ1-19その8 ご質問2
(追記はここまで)

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posted by Rach at 15:16| Comment(4) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月19日

フレンズ1-18その6

ポーカーに負けて悔しがるモニカ。
モニカ: I hate this game! (このゲーム大嫌い!)
ジョーイがそっとお皿をどけたのに笑います。
やはり、お絵かきゲームのモニカ皿投げ事件は、本当だった!!

期待していた就職の面接の結果を知らせる電話が。
レイチェル: No, I understand. Come on. No, I'm fine. Don't be silly. But, you know, if anything else opens up, please...
(いいえ、わかります。いいえ、大丈夫です、やめて下さい、そんなこと言うのは。でも、もし他の部署に空きがあったら、どうか・・・)
モニカ: Sorry, Rach. (残念だったわね。)
電話での会話から、不採用だったことがわかります。
open up は「(機会などが)開かれている、(地位などが)空いている」という意味。
名詞の opening だと、「(就職)口、(仕事の)空き」という意味になります。
Do you have an opening? は「貴社には、空きがありますか?」という意味です。
モニカは Sorry. と言っていますが、ここでは謝っているのではなく、「気の毒に思って、かわいそうで、遺憾で」という意味です。

レイチェル: Where were we? (どこまでいってたっけ?)
電話に出たので、ポーカーが途中で中断してしまっています。
ゲームに戻ったレイチェルは、ポーカーの続きをしようと、どこまで進んでいたかを思い出すために言ったセリフです。
会話がなんらかの事情で中断した場合に、その話題に戻る時にも、この表現をよく使います。

ロスとの一騎打ちに、賭け金がどんどん上がってきて、とうとうチップでは足りなくなってしまい、
レイチェル: Monica, get my purse. (モニカ、バッグ取って。)
purse は「財布、小銭入れ」ですが、「ハンドバッグ」という意味もあります。
札入れは wallet です。
レイチェルは現金を賭けて、どんどん賭けはエスカレートして行きます。

ロスも現金を賭けようとしますが、自分の財布を見て、中身が足りないので、
ロス: Joey, I'm a little shy. (ジョーイ、ちょっと恥ずかしいんだけど。)
ジョーイ: That's okay, Ross. You can ask me. (いいよ、ロス。何でも頼んでくれよ。)
財布を見て恥ずかしいと言えば、お金を貸してくれ、ということだと誰しも思いますが、ジョーイは、恥ずかしいんだけど・・・と言った後にロスが何かお願いをするのだと思って、それを待っています。ちょっと空気が読めてないジョーイでした。
(2005.9.27 追記)
shy には、「・・・が不足で、足りないで」という意味があります。
すなわち、「ポーカーにかけるお金がちょっと足りないんだけど・・・」という意味でロスが言っているのを、ジョーイが、「恥ずかしいんだけど・・・」と解釈して、とんちんかんな返事をしているところがポイントなのです。
ですから、正確には、ロスの立場に立って日本語訳をつけるとすると、「お金がちょっと足りないんだ。」というセリフになるのですが、そうすると、ジョーイのボケた答えが生きてこないし・・・。訳が難しいところかと。
なお、この件につきましては、F.D.J.さんからいただいたコメントを参考にしています。ありがとうございました。(追記はここまで)

レイチェルはフルハウス。ロスはそれを見て降参します。
喜ぶレイチェルを見て、
ロス: But look how happy she is. (でも見てよ、レイチェルの幸せそうな顔。)
しばらくの沈黙の後、ピンと来たチャンドラーとジョーイは、ロスの伏せてあるカードを見ようとします。
レイチェルは就職活動が失敗したと落ち込んでいたので、ロスは最後に黙って負けたふりをしたんですね。ロスって優しい・・・。

最後に、いわくつきの Pictionary(お絵かきゲーム)をしています。
映画のタイトルを当てるゲームらしい。
モニカが書いた絵を見て、それが飛行機に見えたチャンドラーは、
チャンドラー: Airport. Airport'75! Airport'77! Airport'79!
(大空港。エアポート’75。エアポート’77。エアポート’80。)
エアポートシリーズの名前を連呼しています。
原題からわかるように、アメリカでは Airport シリーズとして認識されているようですが、日本では一作目の Airport は「大空港」という邦題がつけられ、その後は、カタカナ表記のエアポートになっています。
Airport'79 の邦題がエアポート’80なのは、日本で公開されたのが80年だからだと思われます。
タイトルに去年の年号を使うと、何だか古びて感じてしまうからでしょうね。
結局、モニカの書いたのは、飛行機ではなくて鳥の絵で、"Bye Bye Birdie"「バイ・バイ・バーディ」でした。(birdie は幼児語で「鳥さん」という意味。)

次はレイチェルの番。豆(bean)を書いて、それが血を流してる(泣いている?)絵を描きます。
ロス: Bean! Bean! (ビーン、ビーン!)
ジョーイ: The Unbearable Lightness of Being! (存在の耐えられない軽さ!)
これはビーン(bean)から、ビーイング(being)を連想して当てたようですが、モニカは信じられないと言って怒っているところを見ると、かなり無理があるようです。
どうして血か涙だかを書いているんでしょう。
実は、この映画見てないんで、わからないんですよ。
それにしても、この邦題を見たときに、「変わったタイトルだなー。」と思ったのですが、原題もそういう意味で、ほとんど直訳なんですね。
この邦題はインパクトがあるので、うちのダンナさんは、自分の存在が無視されたときに、「俺の”存在の耐えられない軽さ”」とか一人でブツブツ言ってます。ははは、ごめんね。
(2005.9.27 追記)
The Unbearable Lightness of Being について。
DVDの字幕では Lightness となっていますが、実はフレンズで英語学習をしている方がよく利用している海外のスクリプトサイトでは、Likeness と書いてあります。
これについては、まずどちらが正しいのかがわからないと、正確な解釈をするのは難しいと思われます。
が、興味を持たれた方は、下のコメント欄で、Lightness や Likeness についての解釈が書いてありますので、それをお読み下さいね。(追記はここまで)

(2006.12.24 追記)
以下の記事に、この1-18 のエピソードに関する追加説明があります。
興味のある方は覗いてみて下さい。
フレンズ1-18その7 ご質問1+Tridentの話
フレンズ1-18その8 ご質問2
フレンズ1-18その9 ご質問3
フレンズ1-18その10 ご質問4
フレンズ1-18その11 ご質問5
フレンズ1-18その12 ご質問6
(追記はここまで)

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posted by Rach at 16:18| Comment(20) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月18日

フレンズ1-18その5

面接に来いとの知らせが来て、感激するレイチェル。
レイチェル: Saks Fifth Avenue! (サックス・フィフス・アベニューよ。)
フィービー: It's like the mother ship is calling you home. (マザーシップがあなたを迎えに来た、って感じね。)
Saks Fifth Avenue とは、五番街にある、豪華で上流階級向けの、伝統ある高級ファッションデパートです。
mother ship は「母船、マザーシップ」。それがお迎えに来た、ってE.T.みたいですね。
きっと、以前のレイチェルはパパのカードで、ここでいっぱい買い物をしてたのでしょう。
そこからのお誘いなので、フィービーは「迎えに来た」と表現しているのです。

モニカ: What's the job? (仕事は何?)
レイチェル: Assistant buyer! (アシスタント・バイヤーよ!)
I would be shopping for a living! (お給料もらうためにショッピングができるのね。)
buyer は「買い手、仕入れ係」。
for a living は「生活のために」、What do you do for a living? だと「仕事は何をしているのですか?」という意味になります。
バイヤーは、商品を買い付けるのが仕事です。
いつもはショッピングを楽しむために仕事をしているのに、仕事としてショッピングが出来るなんて・・・と感激するレイチェル。

5歳の時からポーカーをやってるというアイリスおばさんがやってきます。
アイリス: Is Tony Randall dead? (トニー・ランドールは死んだ?)
モニカ: I don't think so. (死んでないと思うけど?)
アイリス: He may be now. I think I hit him with my car. (彼、もう死んだかもしれない。自分の車で彼をひいたと思うのよ。)
モニカ: My God! Really? (うそ! 本当に?)
アイリス: No, that's bluffing! Lesson one! (嘘よ。それがブラフなの。レッスン1よ!)
Let me tell you something. Everything you hear at a poker game is pure crap! (ちょっと言わせてちょうだい。ポーカーのゲーム中に聞いたことはすべて、全くのでたらめよ。)
Nice earring. ([フィービーに]素敵なイヤリングね。)
フィービー: Thank you. (ありがとう・・・)
いきなりとんでもない嘘で驚かせるアイリスおばさん。
真剣な顔で言うものだから、みんな信じてしまいますが、そうやってブラフの意味を一瞬で教えたおばさんは、さすが。
これがポーカーフェイスというやつですね。
さらに、ポーカーでは相手の言うことを信じるな、と言った後、おばさんはフィービーのイヤリングを誉めます。
一瞬、御礼を言ったフィービーですが、おばさんの言葉を思い出して、ブラフなんだと気付き、声がしぼみます。

ロス: Wanna hand over your money now? That way, we don't have to go through the formality of playing. (今、自分のお金を渡しちゃったら? そうすれば、こんな形式ばったゲームをする必要がなくなるだろ?)
formality は「形式尊重、形式的手続、(内容がない)形だけの行為」という意味です。
どうせ負けて全部のお金を出さないといけないことになるんだから、さっさと出せば?と言っています。
ポーカーはしてもしなくても結果は同じだから、ポーカーをするという行為は形式的なものにすぎない、と言っているのです。

配られたカードを見て、
フィービー: Yes!...Or no! (やったー!・・・もしくは、ダメね。)
手持ちのカードが良い手だったので、つい喜んでしまったフィービーですが、みんなにバレてはまずい、と言い直しています。
根が正直者で嘘が嫌いなフィービーは、ブラフもポーカーも苦手なんでしょうね。

トイレから出てきたロス。
ロス: Your money's mine, Greene. (君のお金は僕のもんだ、グリーン。)
レイチェル: Your fly's open, Geller. (あなたのズボンの前、開いてるわよ、ゲラー。)
fly は「ズボンのチャック、ジッパー」。
Your fly is undone. は「ズボンの前[チャック]が開いてますよ。」という意味です。
「社会の窓」とも言いますねぇ。(どうして社会の窓って言うんだろう?)

ロスから奪ったチップを数えるレイチェル。
レイチェル: I think that one was Ross'. And I think that one was Ross'.
(それはロスが持ってたチップでしょ、そして、それもロスの分でしょ。)
Ross の所有格なので、Ross's となるところですが、s で終わる固有名詞は Ross's でも、Ross' でもどちらでも良いそうです。

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posted by Rach at 11:45| Comment(10) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月17日

フレンズ1-18その4

ジョーイ: Guys, it's their first time. Why don't we forget about the money? (なぁ、今回は女性陣も初めてだったんだし、お金の話は今回はナシにしようぜ。)
モニカ: Hell, no! We'll pay. (とんでもない! お金は払うわよ。)
フィービー: Okay, Monica, I had another answer all ready. (モニカ、私は別の答えをすっかり用意してあったのに。)
Why don't we...? は「・・・しませんか?」と他の人を誘う表現。
Why don't you...? なら「・・・したらどうですか?」と相手に勧める表現になります。
負けず嫌いのモニカ、情けをかけられるのがいやなようです。
きれい好きで、負けず嫌い、という性格は、この後もずっと続くのです。

友達からお金を取って面白いのかというレイチェルからの問いに、
ロス: Look, Rachel, this is poker. I play to win. In order for me to win, others have to lose. If you're gonna play poker with me, don't expect me to be nice. Because once those cards are dealt...I'm not a nice guy. (いいかい、レイチェル。これはポーカーなんだ。勝つためにプレーしてる。僕が勝つためには、他の人が負けなくちゃならない。もし君が僕とポーカーをするつもりなら、僕がいい人だって、期待しちゃいけないよ。だって、いったんカードが配られたら・・・[手をパチパチと鳴らす。が、みんなの反応は鈍い。] 僕はいい人じゃなくなるんだ。)
手をパチパチと鳴らしたのは、ケンカで相手をやっつけた後にする仕草でしょうか。
かっこつけてみたものの、みんなの視線が冷たく、ハァ?という顔をされたので、
I'm not a nice guy. 「”いい人”じゃなくなるんだ。」としか言えませんでした。
本当は、「容赦のない男」とか、「無慈悲な男」とか、そういうワイルドでカッコイイ表現をしたかったんでしょうけどねぇ。

レイチェルの前でカッコつけてるとチャンドラーに言われて、
ロス: You're way off, pal. (君の読みはかなり外れてる。)
way は副詞、前置詞を強めて、「ずっと、はるかに」という意味。
off の基本的な意味は「離れて」ですが、そこから「(推測などが)間違って」という意味があります。

マルセルが勝手にCDをかけて踊っている曲は、「ライオンは寝ている」(原題は The Lion Sleeps Tonight)です。
CMでも聴いたことのある曲ですね。
音楽に合わせて揺れてるマルセル、可愛いっ!!

ロスがポーカーでシビアなので、ぼやくレイチェルに、
モニカ: He can get really competitive. (ロスは、本当に負けず嫌いなのよ。)
フィービー: "Hello, Kettle, this is Monica. You're black!" (「はーい、ケトル、私はモニカよ。あなたって真っ黒ね。」)
competitive は「競争心の強い、対抗意識のある、負けず嫌いな」という意味です。
名詞の competition は「競争、コンテスト、コンペ」という意味。
ゴルフコンペ、のように、コンペも日本語になっていますね。
次のフィービーのセリフですが、これは
The pot calls the kettle black. 「目くそ、鼻くそを笑う」
ということわざが元になっています。
ポットとは、お湯を沸かす魔法瓶のことではなくて、鍋のこと。
ケトルはやかんですね。
昔は、薪を使っていたので、鍋もやかんもすすで真っ黒、そこから、「真っ黒な鍋がやかんのことを真っ黒だと言う。」ということは、「似たもの同志なのに、自分のことを棚に上げて、相手を批判する」という意味になります。
それにしても、日本語はこれを「目くそ・・・」だなんて、きったないなぁー。

モニカも負けず嫌いだと言われて、
モニカ: I am not as bad as Ross. (私はロスほどひどくはないわ。)
レイチェル: I beg to differ. The Pictionary incident? (お言葉を返すようだけど、例のお絵かきゲーム事件のことは?)
モニカ: That was not an incident. I was gesturing and the plate slipped out of my hand. (あんなの事件じゃないわ。私はジェスチャーをしていて、お皿が私の手から滑っただけよ。)
I beg to differ. は「失礼ですが(お言葉を返すようですが)私の考えは違います。」という意味で、かなり形式ばった表現です。
モニカが負けず嫌いなのは誰から見ても明らかなのに、本人には自覚がないので、わざとこういう言い回しを使っているようです。
Pictionary はお絵かきゲーム。このエピソードの最後に、それらしいゲームが出てきます。
incident は「出来事、事件、事変」。満州事変は the Manchurian Incident といいます。
モニカは、お皿が飛んだのは事故だと言うのですが、うまくいかずにキーッとなったモニカが、怒ってお皿を投げたらしいことが推測されます(笑)。

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posted by Rach at 17:04| Comment(2) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする