2005年08月22日

フレンズ1-13その4

ジョーイパパが帰ってきましたが、愛人が来ていたため、気まずい雰囲気に。
ロニー(パパの愛人): I shouldn't have come. I gotta go. I'll miss the last train.
(来るんじゃなかったわ。もう行かなくちゃ。終電に間に合わなくなる。)
shouldn't have comeは、should have+過去分詞で「・・・するべきではなかったのに(・・・してしまった)」という意味。
I gotta go.は「もう行かなくちゃ。」ですが、これはドラマなどで会話を終えるキーワードとしてよく使われます。
もともとはI have got to go.という形です(have got to = have to「・・・しなければならない」)。
それが省略されて、I've got to go.になり、さらにgot toがgottaになっています。
gonna = going toと同じような省略形です。

夜遅いので、パパとロニーはホテルに泊まろうとしますが、ジョーイに止められます。
ジョーイ: If you go to a hotel, you'll be doing stuff. (もしホテルに行ったら、そーゆーことするだろ?)
stuffは「(漠然とした)もの」を指します。
プレイボーイのジョーイなので、友達と話している時はもっとダイレクトな表現を使うところですが、さすがに自分の父親とその愛人との話なので、露骨な表現は言いにくかったのでしょう。
do stuff 「あることをする」と抽象的に逃げたのは、想像したくなかったからかもしれません。

ジョーイの提案で、ロニーはチャンドラーの寝室で寝ることに。
チャンドラー: Come on. I'll show you to my room. That sounds weird when it's not followed by, "No, thanks, it's late!" (じゃあ、来て。俺の部屋へ案内するよ。[ロニーを案内しながら]「俺の部屋を案内するよ。」って言った後、「いいえ、結構よ。もう遅いから。」ってセリフが続かないなんて、変な感じ。)
ロニーは素直に寝室に案内されますが、チャンドラーが連れてきた若い女性なら、いつもここで、こんな風に断られてしまうようですね。

パパとロニーに寝室を貸してしまったので、ジョーイとチャンドラーはソファーで一緒に寝ています。じたばたしているジョーイに、
チャンドラー: What are you doing? (何してるんだ?)
ジョーイ: Trying to get comfortable. (何とか寝心地良くしようと思って。)
I can't sleep in my underwear. (パンツはいて眠れないよ。)
ジョーイはいつも下着をはかずに寝ているのです。
後のエピソードでも、下着をはいてない、というシーンが出てきます。

(2008.5.9 追記)
以下の記事で、この部分に当たるシーンの追加説明をしています。
興味のある方は覗いてみて下さい。
フレンズ1-13その6
フレンズ1-13その7
(追記はここまで)


レイチェルは、胸を見られた仕返しに、チャンドラーの"モノ"を見ようとしますが、シャワーを浴びていたのはジョーイでした。
レイチェル: You were supposed to be in there so I could see your thing! (チャンドラーがシャワーしてたはずなのに。そしたら、あなたのモノが見れたのに!)
チャンドラー: Sorry, my thing was in there with me. (ごめん。俺のモノは俺と一緒にいたもんで。)
ジョーイのパパは何のことやらわからず、呆然としています。
この会話だけ聞いてると、「一体、この若者たちは、何をやっとるんだ?」と思うのも、無理ありませんけど。

ジョーイママ: Why did you fill your father's head with that garbage about making things right?
(物事を正しくしようとか、そんなくだらない考えを、どうしてパパの頭に詰め込もうとするの?)
Things were fine the way they were! (すべてが前のままで良かったのに。)
There's chicken in there. Put it away. (そこにはチキンが入ってるわ。しまっておいて。)
garbageは「ゴミ」ですから、「つまらないもの、くだらない考え」という意味もあります。
the way they wereは「それらがそうであった様子」、つまり「昔の状態」ということです。
ビリー・ジョエルの「素顔のままで」という歌がありますが、原題はJust The Way You Areです。
put awayは「片付ける」。直訳すると、「・・・を離れた場所に置く」という意味になりますが、今ある場所から移動するからですね。
日本語だと、片付けるというのはどこかに「しまう、入れる」という概念ですが、英語では、目の前から別の所へやってしまう、という考え方のようです。

パパの愛人のことをママは気づいていました。何故止めなかったのかというジョーイに、
ママ: Do you remember how your father used to be? Always yelling. Nothing made him happy. (昔のパパがどんなだったか覚えてる? いつも怒鳴っていて。何をやっても幸せじゃなかった。)
Now he's happy. I mean, it's nice. He has a hobby. (でも、今はパパは幸せよ。それっていいじゃない。趣味があるんだから。)
愛人がいるということをhobby(趣味)だと言い切るママ。かなり開き直ってます。

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(また出た! 趣味の日記)「まるごと! ガンダム」見ましたよ!!
アニメやガンダム知らない方には面白くもおかしくもありません。
また明日、お会いしましょう(笑)。

劇場版三部作は、またゆっくり見ますが、とりあえずトーク部分だけは見ました。
基本的に私は、ガンダム話で盛り上がってる人を見てると、「微笑ましい」と思ってしまうタイプ。
ですから、とても楽しませてもらいました。
司会をやってとても嬉しそうな里アナウンサーも可愛かったし。(バンダイを「ガンダムの模型を作ってる会社」とわざわざ言い直して、ちゃんとNHKアナの職務を忘れてないところにも笑えた)。
品川さん、福井さん、錦織さんがファンなのは有名なんで知ってましたが、茂木健一郎さんが出てこられたのには驚きました。
茂木さんは日経新聞夕刊の「あすへの話題」というコラムを執筆されてて、先日「脳から見た英語上達法」というタイトルで、とても興味深い話を書かれていたので、私は切り取って保存していたんですよね。
私が漠然と感じていることを、明確に説明されているところは、さすが学者さんです。
その茂木さんがガンダム好きだと知って、ちょっと嬉しかった。
富野カントクは相変わらずお元気で、いろんなご不満をぶちまけてるご様子に安心しました(笑)。
第3部のモビルスーツの話は、スペックに詳しくない女の私でも楽しめました。
(何故か、私のUSBメモリはMSM-07S(シャア専用ズゴック)だったりする・・・)

こういう番組を見ていると、いろんな方面で活躍しているガンダムファンが見れて、さらにファーストガンダム世代(=私と同世代)の人が多いので個人的にもとても面白いのです。
NHKがこういう番組を企画したのもすごいですが、それはこの世代の人が番組の企画を出して、そしてそれを通せるような中堅になってきたことの証でもあるんだな、と思うと感慨深いものもあり・・・私もブログ頑張らねば、とか思ったりします。(関係ないか)

私がアニメに夢中だったのは中1から高2くらいまでで、ガンダムをリアルタイムで見たのは、実はファーストとZだけなんです。
他のガンダムシリーズは、主婦になって暇な時間ができてから、レンタルビデオ屋で借りまくって見たんですよね。
↑主婦になってから借りてるところに、オタクスピリットを垣間見て、我ながら微笑ましい(笑)。
中学くらいの多感な時期にリアルタイムで見たというのは大きいです。
あの頃は記憶力も良いので(笑)、セリフやら歌やら、今でもよく覚えてますもんね。
それをこうしてみんなで語り合えるというのは、やっぱり楽しいことですよ、うん。

楽しいといえば、たまたま、「電車男」の第7回(8/18放映)を見ました。
普段は日本のドラマはあんまり見ないたちなので、もっぱらダンナさんにチャンネル権があり、彼は何故か「女系家族」を見てるので(笑)、これまでは電車男見たことなかったんです。
見たら、ツボにはまっちゃった。
「電車」が脱ヲタする時の音楽は「さよなら銀河鉄道999」で999が地球を飛び立つシーンのBGMだし(私、ドラマ編LP持ってたから間違いない)、川にザクを流すシーンでは、挿入歌「風にひとりで」をバックに「敬礼!!」、さらに連邦軍の制服着たホリケンが「マチルダさぁーん!!!」
涙が出るほどおかしかった。またこの時の「電車」の心境と、「しかたないだろ、大人(男)になるなら」という歌詞もオーバーラップして、あまりにもハマりすぎ(笑)。
こんなことで、しばらく盛り上がれる私は幸せ者だ!! (とダンナさんが言ってました。うん、確かに否定はしない・・・。)

しかし・・・これ読んで、私の友人たちがあきれないといいんだけど。私がこういう趣味持ってるって知らない友達が多いはずなんで。(私は隠れファンではありませんが、興味のなさそうな人にその手の話をしないから、私の趣味を知らない人が多いんです。)

一応英語ブログなんで、この記事をひとつの投稿にするのはあえて避けます。単なるおまけ。
本当なら、別にこの手のブログを立ち上げればいいんだろうけど、そんな気力も体力もなくて・・・(いや、気力はあるかも(笑))
この記事、同じ趣味の人に見つけられなくてもいいんです。ただ、ちょっと今、BS9時間半スペシャルのせいでお祭り気分になってるんで、その気分を書いておきたかっただけかな。
読んで下さった方、どうもありがとうございました。
明日はこのネタ書きません、多分(笑)。

posted by Rach at 14:24| Comment(2) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月21日

フレンズ1-13その3

ロジャーが来ていやがるチャンドラーに、
ロス: So he was a little analytical. That's what he does. (ロジャーは少し分析的だけど、それが彼の仕事なんだし。)
what he doesは「彼がしていること」、つまり職業、仕事という意味です。
ロスはそうやって冷静にロジャーをかばいますが・・・

ロス: That's where you're wrong! Why would I marry her...if I thought on any level that she was a lesbian? (君が間違ってるのはそこなんだ! もし僕が少しでも彼女がレズだと気付いていたなら、どうして彼女と結婚したんだよ?)
ロジャー: I don't know. Maybe you wanted your marriage to fail. (さあね。多分、君は、結婚を失敗させたかったんじゃないかな?)

I don't know. Maybe...といいながら、次々と分析を当てていくロジャー。
ロジャー: I don't know. Maybe low self-esteem? Maybe to compensate for overshadowing a sibling.
(さあね。多分、 自分に自信がないのかな? 自分の妹を見劣りさせていることへの償い、かも。)
esteemは「尊敬、尊重」、self-esteemは「自尊心、うぬぼれ」。
overshadowは「・・・に影を投げかける、曇らせる、見劣りさせる」という意味。
文字通り、何かの上に影が覆い被さる、という感じですね。

ロジャー: It's conceivable that you sabotaged your marriage...so the sibling would be less of a failure in the parents' eyes.
(君が結婚を失敗に終わらせる。その結果として、両親から見ると、妹さんが落伍者だという印象が薄くなる。ということは考えられるね。)
ロス: That's ridiculous! I don't feel guilty for her failures. (そんなのばかげてるよ。僕は妹が落伍者だってことに対して、何の罪悪感も感じてないよ。)
sabotageは「・・・を故意に破壊する、妨害する」という意味です。
日本語、サボタージュ、サボる、というと、するべきことをしないで怠けるという意味ですが、本来、sabotageにはそういう意味はありませんので、ご注意を。
That's ridiculous.は「そんなのおかしいよ、ばかげてるよ。」 相手の言ったことが信じられない時に使います。
feel guiltyは「罪悪感を感じる、後ろめたく感じる」という意味です。
"Guilty."(有罪)、または"Not guilty."(無罪)という言葉は、弁護士ドラマであるアリーmy Loveによく出てきました。
ロジャーとの会話で、妹のモニカを落伍者だと認めた発言をしてしまい、この後、兄妹は喧嘩になります。
いや、言葉とは恐ろしい。

さんざんみんなの弱い部分をつついておいて、フィービーとのデートに出かけるロジャー。
ロジャー: Mon, easy on those cookies, okay? Remember, they're just food...they're not love. (モニカ、クッキーを食べ過ぎないようにね。覚えておいて、クッキーはただの食べ物だ。愛じゃないんだよ。)
easy onは「・・・をほどほどに」という意味。
go easy onだと「・・・を控えめに食べる(飲む)」という意味になります。
いやなことを思い出さされてヤケ食いしているモニカには、なんともキツイ一言です。
閉められたドアにクッキーをぶつけるモニカたち。
そりゃ、怒りますわな。

ジョーイとチャンドラーが廊下に出ると、部屋の前におばさんが座っていました。
チャンドラー: Oh, look! It's the woman we ordered. (ほら見ろよ! 俺たちが注文したおばさんだ。)
これは、留守の時に、注文したピザがドアの前に置いてあったりすることからきているようです。

ペットの葬儀屋(pet mortician)であるロニー(ジョーイのパパの愛人)は、ペットのお葬式についてチャンドラーに説明しています。
ロニー: Most people, when their pets pass on...want them laid out like they're sleeping. (たいていの人は、ペットが死ぬと、棺には眠っているように寝かせるわ。)
Occasionally you get a person who wants them in a pose. (たまに、ペットにポーズを取らせたがる人もいるのよ。)
Like chasing their tail. Or jumping to catch a Frisbee. (尻尾を追ってるポーズとか、フリスビーをキャッチするためにジャンプしてるポーズとか。)
チャンドラー: Joey, if I go first, I want to be looking for my keys. (ジョーイ、もし俺が先に逝ったら、俺はカギを探してるポーズがいいな。)
ポーズを取らせる、というのはアメリカではありそうな話ですね。
でもそんなこと可能なのかな?
go firstは「最初に行く、先に行く」という意味ですが、ここでは「最初に(もしくはジョーイよりは先に)死ぬ」という意味でしょう。
She's gone.だと「彼女は行ってしまった。」ですが、「彼女は死んでしまった。」の婉曲表現でもあります。
日本語だと、「行く」も「逝く」も発音は「いく」ですから、日本語でも英語でもニュアンスは似ているようですね。

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posted by Rach at 13:30| Comment(10) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月20日

フレンズ1-13その2

ジョーイのお父さんが登場します。
ジョーイパパ: What happened to the puppet guy? ([フィービーに]あの人形使いの男はどうした?)
So, Ross, how's the wife? Chandler, quick, say something funny! (それじゃあロス、奥さんは元気か? チャンドラー、ほら、何か面白いこと言ってくれよ!)
息子の友達に挨拶するパパですが、フィービーには元カレの話を、ロスには別れた奥さんの話をしてしまい、気まずくなってしまいます。
最後にチャンドラーのギャグで切り抜けてもらおうとしますが、チャンドラーはロジャーに「ギャグやユーモアは、チャンドラーが他人と距離を置くための道具」と分析されてしまった直後なので、面白いことを言う気になれず、ムスッとしています。
ジョーイのパパ、つらい。

ジョーイの部屋で電話をしているパパ。
パパが愛してるよ、と言った後、ジョーイが受話器を取ってママと話そうとしますが、何か変です。
ジョーイ: Did you know this isn't Ma? (この電話の相手、ママじゃないって知ってた?)
パパが愛情のこもった言葉をかけているので、てっきりママとしゃべってると思ったジョーイでしたが、実は電話の相手はママとは別人の女性だったのです。

ジョーイはプリプリしながら料理しています。
ジョーイ: So how long have you been... (どのくらい前から、パパは・・・)
パパ: Remember when you were a kid, we'd go see the big ships in the navy yard? (お前が子供の頃のこと覚えてるか? 二人で海軍造船所へ大きな船を見に行っただろう。)
ジョーイ: Since then? (その頃から続いてるの?)
パパ: No, it's only been six years. (違うよ、6年間だけだ。)
I wanted to give you a nice memory...so you'd know I wasn't always such a terrible guy. (俺はお前に良い思い出を思い出させたかったんだ・・・そうすりゃ、俺がいつもこんなにひどい男じゃなかったってことに気付くかと思って。)
いつからママ以外の女と付き合ってるのかを聞いているのに、昔話を始めたパパ。
パパは息子との関係を修復するため、二人の楽しい記憶を呼び覚まそうとしますが、逆効果だったようです。
昔話を始めたら、そりゃ、その頃からの付き合いかと思いますよね。
しかし、このちょっとピントがずれた話し振り。
ジョーイの天然ボケはパパ似なのかもしれません。

パパ: Your dad's in love, bigtime. (お前のパパは、熱愛中なんだ。)
And the worst part is, it's with two different women. (そして悪いことには、二人の女性を愛してるってことだ。)
ジョーイ: Oh, man! Please tell me one of them is Ma. (もう。お願いだから、二人のうち一人はママだって言ってくれよ。)
パパ: Of course one of them's Ma. (もちろん、一人はママだよ。)
二人の女性を愛してるというパパ。
これで、もう一人、別の女性の名前が出てきたら大変なことでしたね。
少なくとも、一人はママで良かった、良かった・・・。

ジョーイ: It's like if you woke up one day and found out...your dad was leading this double life.
(ある朝目覚めると、自分の父親がこんな二重生活をしていたって気付いた感じだよ。)
He's like actually some spy working for the CIA. (父親がCIAのために働くスパイだった、みたいな。)
That'd be cool! This blows. (それだったら、かっこいいな。こういうのは最低だ。)
パパの知らない一面を知ってショックのジョーイ。
でもスパイだったらかっこよかったのに、というコメントは子供っぽいジョーイらしいですね。
That'dはThat wouldの略。wouldには「(もしスパイだったなら)・・・だろうに。」という意味が込められています。
blowは「(風が)吹く、爆発する」という意味。
そこから、「(チャンスを)棒に振る・逃す、失敗する」という意味もあります。

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posted by Rach at 12:40| Comment(6) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月19日

フレンズ1-13その1

シーズン1 第13話
The One With the Boobies (目には目を歯には歯を)
原題は「おっぱいの話」

フィービーの彼氏について女性陣は語り合っています。
フィービー: He's so sweet. And so complicated, you know? And for a shrink, he's not too shrinky. You know?
(彼って優しいの。それに、すぐには理解できない複雑さを持ってるのよ。精神科医にしては、そんなに恐ろしい感じもしないし。)
フィービーの今回の彼氏は精神科医(shrink)です。
shrinkとは、「縮む、縮ませる」という意味ですが、「妄想ででっかく膨らんだ頭を縮ませる」ことから、「精神科医」の意味でも使われます。
アリーmy Loveでは、主人公のアリーは精神的に参って、よく妄想を見ますので、shrinkという単語もよく出てきました。
complicatedは「複雑な、わかりにくい」という意味で、人を形容するのに良い表現かどうかはわかりませんが、フィービーは「単純ではない」という意味で使っているのだと思います。
精神科医だから、常人には理解しがたい深遠な部分がある、という意味だと。
not too shrinkyも難しいところですが、「精神科医っぽくない」ということでしょうか?
もしくは、shrinkが「縮ませる、ひるませる」という意味もあるので、「人をひるませるところがない」ということかもしれません。(自信のない説明ですみません。)

レイチェルとチャンドラーが険悪な雰囲気なのを見て、
ロジャー: Did I miss something? (何か僕の知らない事情があるようだね。)
これは直訳すると、「僕は何かを見逃したのかな? 聞き漏らしたのかな?」ということで、つまり、「僕は何も聞いてないけど、何か問題があるようだね」、というニュアンスで使います。

チャンドラーは、偶然、レイチェルの胸を見てしまったことを話します。
「良い胸だったよ。」と誉めても、レイチェルの怒りが収まらないので、
チャンドラー: Rock, hard place...me. (岩、堅い場所、そこに挟まってる俺、って感じだ。)
between a rock and a hard place「苦境に陥って、板挟みになって」という表現がありますが、
それをチャンドラーはジェスチャーを交えて言っています。
何を言っても許してくれないレイチェルを見て、もう手の打ちようがない、って感じですね。

ロジャー: You're so funny. He's really funny! I wouldn't want to be there when the laughter stops. (チャンドラー、君は面白い、すっごく面白い。その笑いが止まった時に、居合わせたくはないけどね。)
面白いと誉めながらも、意味深な発言をするロジャー。チャンドラーがつめよると、
ロジャー: It seems that maybe you have intimacy issues that you use your humor to keep people at a distance. (多分、君は親密な関係になることに対しての問題を抱えてるんだ。だから、ユーモアで人と距離を置こうとするんだね。)
I mean, I just met you. I don't know you from Adam. (僕は君に会ったばかりだし、君をよく知ってるわけじゃないけどね。)
Only child, right? Parents divorced before you hit puberty. (一人っ子だろう? 思春期になるまでに両親が離婚してる。)
チャンドラー: How did you know? (どうしてわかるんだ?)
ロジャー: It's textbook. (典型的なケースだよ。)
not know ... from Adamは「(人)を全く知らない、面識がない」という意味です。
このfromは"tell A from B"「A と B を見分ける」と同じfromで、「(人)をアダムと見分けることができない」、が元の意味です。
Adamとは旧約聖書に出てくる最初の人類。
「そうだ。最初の人間、"アダム"だよ。」(by碇ゲンドウ)←突然のエヴァネタ、すみません・・・。
アダムは誰も見たことがないわけですから、それと見分けがつかないということは、アダムと同じようにその人のことも知らない、という意味になります。
hit pubertyは「思春期に達する、年頃になる」という意味です。
hitはもともと「打つ、当たる」という意味ですが、そこから、「・・・に達する、至る」という意味にもなります。手が届く、という感じかな。
hitの代わりにreachも使えます。
textbookは「教科書」、そこから「教科書的な、教科書の例に出てくるような典型的な」という意味にもなります。
精神科医だから、精神分析はお手の物のロジャー。
すべてを見透かされてしまったようなチャンドラーが、かわいそう。

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posted by Rach at 13:10| Comment(18) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月18日

フレンズ1-12その5

レイチェルと別れて帰る傷心のパウロ。
ロス: I just wanna tell you...and I think I'd speak for everyone when I say...
(パウロ、君にいいたいことがある・・・これはみんなを代表して言うんだけど・・・)
そう言いながら、バタンとドアを閉めてパウロを追い出すロス。
ロスは数週間(数エピソード)の恨みを晴らしたのでした。

ベランダでレイチェルをなぐさめるロス。
ロス: Come here. Listen...you deserve so much better than him.
(おいで[と抱き締める]。ねぇ、君にはパウロなんかよりもっといい男がお似合いだよ。)
I mean you...you should be with a guy who knows what he has when he has you. (君という彼女がいることがどんなに素敵なことかがわかっている男といるべきなんだ。)
deserveは「・・・の価値がある、・・・に値する」という意味。
この場合は良い意味ですが、悪い意味にも使います。
"You deserved it."なら、「お前には当然の報いだ。自業自得だよ。」という意味になります。
次のセリフはなんとも回りくどい言い方ですが、直訳すると、「君がそばにいる時に、自分が今持っているものが何かわかっている男といるべきだ」。
今持っているものとは、"自分の彼女"のことです。
レイチェルという彼女、その彼女といることの意義、素晴らしさをわかっている彼じゃないとダメだ、という意味です。
レイチェルという彼女がいるにもかかわらず、友達のフィービーに手をだしたパウロのことを、ありがたみがわからなかった奴だと言っているのです。
ちなみに・・・アメリカのドラマを見ていると、このロスとレイチェルのように、恋人でもない男女が、抱き合ってなぐさめるシーンをよく見かけます。
見ていると、美しいシーンなんですが、これって、日本人には違和感を感じるというか・・・。
ここまで出来るのに、ロスはレイチェルをデートに誘うことも出来ないのも不思議な感じ。
文化の違いでしょうか。
日本でこんななぐさめ方してたら、絶対に誤解されますって。
(自分のダンナさんが、女性をこんな風になぐさめていたら、ひっくり返るでしょう、やっぱり。)
でも、こんな風な友情ってうらやましい気もします。←どっちやねん(笑)。

ロスは別の男に目を向けるように言いますが、
レイチェル: I'm so sick of guys! I don't want to look at another guy. I don't want to think about another guy. I don't even want to be near another guy. (男はもううんざりよ! 男の顔はもうこれ以上見たくない。男のことはもう考えたくない。男のそばにいるのもいやなくらいよ。)
Ross, you're so great. (ロス、あなたは優しいわ。)
男にはうんざりのレイチェル。
be sick ofは「・・・にうんざりしている」という意味。be tired ofと同じです。
be tired fromだと「・・・で疲れている」という意味になります。
男のそばにいるのもいや、とか言いながら、ロスとは抱き合っているレイチェル。
ロスは「男」として見られていないようですね。
ロスもそれに気づいて、がっかりしています。

しばらく一人になりたいというレイチェルに
ロス: See, because not all guys out there are gonna be a Paolo. (だって、そこらじゅうの男がみんなパウロみたいな男ばかりとは限らないよ。)
レイチェル: No, I know. I know. And I'm sure your little boy's not gonna grow up to be one.
(ええ、わかってるわ。私だって、あなたの坊やがあんな風になるとは思わないもの。)
ロス: What? Am I having a boy? (何だって? 僕の子供は男なの?)
レイチェルの何気ない一言で、赤ちゃんの性別を知ってしまったロス。
でも、性別は知りたくない、と言っていたのもどこへやら、みんなと大騒ぎして喜ぶロスでした。
haveは「子供を産む」という意味がありますが、be havingは「産んでいる」という状態を表すのではなく、近い将来に子供が出来るという意味になります。
We're having a baby in March. 「3月に子供が生まれるの。」という風に使います。

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posted by Rach at 11:42| Comment(4) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月17日

フレンズ1-12その4

フィービー: I make the best oatmeal raisin cookies in the world. (私は世界で一番おいしいオートミールレーズンクッキーを作れるの。)
私がリンクさせていただいているフレンズファンサイト める's Friends Page には
フィービーのオートミール・レーズン・クッキー挑戦記 というコーナーがあります。
結構おいしかった!とのことなので、腕に自信のある方は挑戦してみて下さい。
私も、このレシピが載っているCooking With Friendsという洋書を持っているのですが、料理を作ってみたことはなくて、本棚にきれいに飾ってあります(笑)。

またこのめるさんのサイトには、「フレンズ サブ・プロット一覧つきエピソードガイド」というコーナーがあります。
フレンズでは、メインの話以外に別の話(サブ・プロット)も交えながら話が進んでいきます。
例えば、11話のメインは、タイトル通り、チャンドラーのママ(とロスと)の話ですが、サブ・プロットとして、モニカとフィービーが昏睡男性に恋するという話がありますよね。
このように、タイトルからは思い出せないプロットを探すのに、めるさんのこのコーナーはとても役立ちます。
どんなに印象に残っている話でも、意外とどのシーズンかを思い出せなかったりすることってあるんですよ。
私も最近、このブログのために最初から見直しているんですが、「あれっ、この話って、こんなに早い時期に出てきてたんだ。」とかびっくりすること多いですし。

フィービー: Paolo made a pass at me. (パウロが私にモーションかけてきたの。)
make a pass atは「・・・に言い寄る、モーションをかける」という意味。
前に出たmake a move onと同じ意味です。

買ってきたテーブルをお披露目する二人。
チャンドラー: So what do you think? (それで、どう思う?)
ロス: It's the most beautiful table I've ever seen. (こんなに美しいテーブル、見たことないよ。)
そのテーブルは、ボールゲームが出来るテーブルでした。

パウロがフィービーにも色目を使っていたと知ったレイチェルは呆然。
レイチェル: I need some milk. (ミルクが飲みたい。)
フィービー: I've got milk. (ミルク持ってきたわ。)
フィービーはポットにミルクを入れて持ってきていました。
まるでレイチェルがそう言うのがわかっていたように。
フィービーはベジタリアンなんですが、ベジタリアンにもいろんなタイプがあり、そのことは フレンズ1-7その3 で少し触れました。
第7話の"停電の歌"で、フィービーは「私は乳製品は食べない」と歌っていました。
ですが、自分の家からミルクを持ってきたわけですから、フィービーは乳製品は大丈夫なタイプのベジタリアンのようですね。
それからおまけですが、このエピソードの最後の方で、フィービーはモニカの作ったラザニアも食べてます。
あれ、これはベジタリアン用ラザニアじゃなかったはずなのに? 大丈夫なんでしょうか?

レイチェル: He's the pig. (パウロがブタ野郎なのよ。)
pigは「ブタ、ブタのような奴」という意味。
日本語でも、「このブタ!」とか言うのは相手を侮辱する言葉ですから、その辺りは同じようです。
ブタちゃん、かわいそう。
アリーmy Loveでも、"Male chauvinist pig!" 「男尊女卑のブタ!」と、相手をののしるシーンがありましたよ。

レイチェルがパウロと別れる瞬間を狙え、とアドバイスするジョーイとチャンドラー。
ジョーイ: Now is when you swoop. (今が割り込むチャンスだぞ。)
When Paolo walks out of there, you gotta be the first guy she sees. (パウロが出て行った時に、レイチェルが最初に目にする男になっとかなきゃ。)
She's got to know you're everything he's not. (お前がパウロとは全然違う人間だってレイチェルは気づくよ。)
swoopは「鳥が空から獲物に飛びかかる」ことを指します。
スウープ、という発音もスゥーっと空から舞い降りる様子を表しているように聞こえますね。
傷心の女性が、最初に優しくしてくれた相手に恋心を抱く、というのはよくあるパターンです。
ドラマやアニメでも、そういうときは、相手が涙目ごしに見えるので、ぼやけてキラキラしてたりしますよね。←ありがちな映像効果(笑)。

レイチェルとパウロが喧嘩している様子を教えているモニカ。
モニカ: Now there's just gesturing and arm-waving. (今は、ジェスチャーして、手を振ってるわ。)
That is either, "How could you?" or "Enormous breasts!" (あれは、「よくもそんなことができたわね。」か、「大きな胸でしょ。」かのどちらかね。)
レイチェルが怒りながら手を軽く丸めてアピールしている様子を見て、大きな胸を表すジェスチャーにも見えるというモニカ。
そう言われれば、胸の大きい人を描写するジェスチャーも、こんな感じですけど。

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posted by Rach at 14:05| Comment(8) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月16日

フレンズ1-12その3

チャンドラー: It's just, with my last roommate... (ただ、前のルームメートがさ・・・)
ジョーイ: I know all about Kip. (キップの話はもういいよ。)
I know all about...は直訳すると、「・・・については全て知ってる」、つまり、もうその話は全部聞いたから、もう話さなくていい、ということですね。
前のルームメートの話を出されて怒り出すジョーイ。
「元彼の話をする彼女」(もしくは、元カノの話をする彼氏?)に怒ってるようなジョーイの態度が笑えます。

チャンドラー: We bought a hibachi together, then he ran off and got married...and things got ugly. (俺とキップは一緒にバーベキューコンロを買ったんだ。その後で彼は俺から逃げ出して結婚して・・・かなり悲惨な状況になったんだよ。)
hibachiは見てわかるとおり、日本語の「火鉢」が語源です。
こんな言葉が英語になってるなんて、面白いですね。
チャンドラーも、やはりルームメートを、自分を捨てた彼女か何かのように語っています。

ジョーイ: Let me ask you something. (ちょっと聞かせてくれ。)
Was Kip a better roommate than me? (キップは俺よりも良いルームメートだったか?)
チャンドラー: Don't do that. (それは聞かないで。)
二人の間では、キップの話はタブーとなっているようです。(チャンドラーはちょっとふざけてるようにも見えますが。)

フィービーはマッサージの仕事をしています。
フィービーの同僚: And Ms. Summerfield canceled her 5:30 shiatsu. (サマーフィールドさんの5:30の指圧はキャンセルね。)
ここでも、日本語から来た言葉、shiatsu(指圧)が出てきました。
今回のエピソードは、火鉢とか指圧とか何故か日本語が語源の単語が出てきますね。
スマトラ沖地震のニュースでよく使われていたtsunami(津波)もそうでした。

同僚: I don't mean to sound unprofessional, but...Yum! (プロらしくないかもしれないけど・・・おいしそう!)
yumは、yum-yumとかyummyとか言いますが、「おいしい、おいしそう」という意味です。
男性でも女性でも、魅力的な人を見た時に、使ったりします。
同僚もマッサージ師なので、お客さんをそうやって品定めしたり、そういう目で見たりするのは、プロらしくないと思っているようですが。
で、現れたのは、なんとレイチェルの彼氏のパウロでした。(彼っておいしそうですかねぇ?)

セントラルパークにイライラしながら入ってくるフィービー。
モニカ: What's the matter? (どうしたの?)
フィービー: Nothing! I'm sorry. I'm just, I'm out of sorts. (何でもないわ。ごめんね。ただ、機嫌が悪いだけよ。)
out of sortsは「元気がない、機嫌が悪い」という意味です。

フィービー: He made a move on me. (パウロが私にせまってきたのよ。)
ジョーイ: The store'll be open tomorrow. (家具屋は明日も開いてるだろうし。)
チャンドラー: More coffee. (コーヒーおかわり。)
make a move onは直訳すると、「・・・への行動を開始する」ということ、そこから、「・・・に言い寄る、ナンパする、口説く」という意味になります。
その発言を聞いたジョーイとチャンドラーは、机を買いに行く予定をキャンセルし、一緒に話に加わろうとします。

家具屋さんで机を選んでいるジョーイとチャンドラー。ですがなかなか決まりません。
チャンドラー: You pick one. (お前が選べよ。)
ジョーイ: How about the ladybugs? (テントウムシの机はどう?)
チャンドラー: So forget about the birds, but big red insects suggest fine dining?
(鳥の模様ならダメで、大きい赤い昆虫ならごちそう、って感じがするんだな?)
ジョーイ: Fine! Do you want the birds? Get the birds! (いいよ。鳥柄の机が欲しいんだろ? じゃあ鳥柄のにしろよ!)
チャンドラー: Not like that, I won't. (そんな風に言うなよ、鳥柄は選ばないよ。)
Kip would've liked the birds. (キップなら、鳥柄が気に入ってくれただろうに。)
ladybugは「テントウムシ」。アメリカでは縁起の良い虫といわれており、アクセサリーのデザインに使われることが多いそうです。
それにしても、まるで結婚前の夫婦がブライダル家具を買ってるかのような雰囲気の二人。
趣味が合わないので、どちらも納得せず、さらにチャンドラーは元ルームメートならわかってくれる、とまで言い出す始末。
泥沼のカップルみたいになってます。

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posted by Rach at 19:27| Comment(8) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月15日

フレンズ1-12その2

キャロルの女友達のターニャがあまりに男っぽいので驚いているロスに、
キャロル: Don't you wanna know about the sex? (sexについて知りたくない?)
ロス: The sex? I'm having enough trouble with the image of you and Susan together. (sex? 君とスーザンが一緒にいるところのイメージだけでも大変なんだよ。)
But when you throw in Tanya... (ターニャまでそこに混ぜるとなると・・・)
キャロル: The sex of the baby, Ross. (赤ちゃんの性別の話よ、ロス。)
sexと聞いて、同性愛ネタで動揺していたロスは、make loveと間違えてしまいます。
キャロルは、「男か女か」の話をしていたのでした。

キャロル: Do you want to know? (知りたい?)
ロス: I don't want to know. Absolutely not. (知りたくないよ。絶対に。)
I think you shouldn't know until you look down there...and see, "Oh, there it is..."or isn't. (下の方を見るまでは知らない方がいいと思うよ。「あぁ、あるある・・・。」、もしくは、「あ、ないよ。」って。)
その気持ち、よくわかります。
私の場合、特に聞こうと思っていたわけではないのですが、超音波映像を見ていた先生が、「あ、ついてますね。」と一言おっしゃったので、わかっちゃった、と。
知ってた方が、名前付ける時の候補、絞りやすくて助かりましたけど。

赤ちゃんの性別は知りたくないと言って、帰っていったロスですが、何故かブザーが鳴り、キャロルが出ると、
ロス: ...Never mind. I don't wanna know. (気にしないで。知りたくないから。)
Never mind.は「気にしないで。」
日本語で「どんまい」はDon't mind.から来たとかいいますが、英語ではDon't mind.とは言わず、Never mind.になりますから、ご注意を。
また日本語のどんまい、はスポーツをしている時、失敗したチームメートに「大丈夫、気にするな」という意味でかける言葉ですが、英語のNever mind.は自分が何か発言した後、そのことについて深く追求されるのを避けるため、もしくは自分が言ったことを忘れて欲しいときに、よく使います。
「僕の言ったことは、気にしないで。忘れて。」というニュアンスです。
キャロルとスーザンが盛り上がってるのを見ると、ますます知りたくなるロスですが、信念も曲げたくないし、つらいところですね。

ジョーイとチャンドラーの部屋のテーブルが壊れて、どちらが新しいのを買うかでもめています。
ジョーイ: How about if we split it? (割り勘でどう?)
チャンドラー: What do you mean, like, buy it together? (どういう意味だよ、一緒に買うってことか?)
Do you think we're ready for that? (俺たちにそんな心の準備が出来てると思うか?)
ジョーイ: Why not? (どうしてダメなんだよ?)
チャンドラー: It's a big commitment. What if one of us wants to move out? (それってすごく深い関係になるぞ。もし、俺たちのどっちかが引越して出て行ったらどうする?)
splitは「分裂・分割する」という意味です。split the bill(請求を分割する)なので、「割り勘」という意味になります。
またsplitには、「離婚する、別れる」という意味もあります。
ready for thatは「そのことに対して準備が出来ている」ということ、つまり、「お金を出し合ってものを買う、という覚悟があるのか」という感じ。
何だかチャンドラーは、割り勘で買うという行為に、簡単には踏み出せないようですね。
結婚時にお金を出し合って家財道具を買うと、離婚時にどちらがどれだけ取るかでモメる、というイメージが、頭の中にあるようです。
commitmentは「献身、かかわり合い、特定の人と交際すること」という意味です。
これはよくフレンズに出てくる単語なんですが、ドンピシャの訳が難しい。
軽いお付き合いではなくって、お互いに干渉し合ったり、本音をぶつけ合ったりという、かかわりが深くなることを指します。

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(かみ合わない夫婦の会話) ←Rachの趣味の日記です。フレンズ、英語には無関係、おまけに長い(泣)。
HDD搭載DVDレコーダーで、録画すべき番組をチェック中。
ダンナ「何だこれ? ガンダム?」
私「えっ? 何なに?」
キーワード登録してある"ガンダム"が引っかかるようになってるんですが、BSアニメ夜話が3本もチェックされてる、これって何?
(実はマンガ夜話とアニメ夜話のために、"夜話"というキーワードも設定しており、そこでも引っかかってた(笑))。
なんと、BSアニメ夜話スペシャル「まるごと! 機動戦士ガンダム」というのがするらしい。
合計9時間半も語りつくすの? と驚いて番組説明を読むと、「機動戦士ガンダム」劇場版3部作を放映すると書いてある!!
これってDVD特別版のアフレコ新録音の分じゃなくって、公開当時のオリジナルなの?
声の出演を見ると、「塩沢兼人」って書いてある、ってことは、オリジナルじゃん!! ひえーっ!!
一人で盛り上がってる私を尻目に、TV Taro(1ヶ月のテレビ番組表が載っている雑誌)を見ていたダンナさんは、
「へぇ、本当だ。「めぐりあいうちゅう」って書いてあるよ。」
私「めぐりあい"うちゅう"??!! それ、"そら"って読むんだけど。」
ダンナ「へぇー。」
私「発売になったDVDは最近新たにアフレコ新録音されたやつで、BGMや効果音も、オリジナルとは違うのよ。その公開当時のオリジナル音声のDVDを出してくれーっていうファンの要望があってね・・・」
ダンナ「ふーん。」
・・・この感動を分かち合うことは出来ませんでした。
いくらファースト・ガンダム世代といえども、ガンダムに全く興味のない男性もいるのです(当たり前か・・・)。
でも「宇宙」を"そら"と読ませるのはガンダムのお約束だけど、どうしてTV版「光る宇宙」は"うちゅう"なんだろう? とか、ふと考えたりして・・・。(私はかなり暇人かも)

BSアニメ夜話のHPもチェックしましたが、確かに
"『劇場版機動戦士ガンダム』三部作を、劇場版オリジナル音声にて一挙放送します。"
と明言してあります。ファンの皆様、一緒に喜びましょう。
もちろん、ガンダムファンのゲストが語るのを聞くのも楽しいので、今からワクワクしています。
↑こういうことを嬉々として書いてる私、ブログ、間違えてる?
フレンズも英語も大好きなんですよ、ただ、他にも好きなものがある、というだけで。本当にそれだけです。←誰に対して言い訳してるんだか(笑)。

posted by Rach at 11:50| Comment(6) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月14日

フレンズ1-12その1

シーズン1 第12話
The One With the Dozen Lasagnas (おなかのベビーはどっち?)
原題は「12皿のラザニアの話」

モニカ: If you'd told me vegetarian lasagna...I would've made vegetarian lasagna. (ベジタリアン用ラザニアって言ってくれてたら、ベジタリアン用を作ったのに。)
The meat's only every third layer. Maybe you could scrape. (お肉はたったの三層だけだから、剥がせるんじゃない?)
ラザニアとは、ミートソースとラザニア用パスタとチーズを重ねて焼いた料理です。
「そのミートソースの部分を剥がせば?」とモニカは言っているようですが、それではパスタとチーズだけになってしまうのでは?
(2006.9.13 追記)
読者の方からご指摘がありました。
every third layer と every がついているので、「三層ごと」ですね。ですから、
The meat's only every third layer. Maybe you could scrape. (お肉はただ三層ごとにあるだけだから、剥がせるんじゃない?)
が正しい訳となります。
そうかぁ、三層だけあるよりも、三層”ごと”にある方が剥がすの大変ですよね。
そんな面倒くさいことできっこないのに、「ミートソースに文句があるなら自分で剥がせばいいじゃない?」と簡単そうに言ってるのがおかしいわけですね。なるほどぉ・・・。
ご指摘下さった方、ありがとうございました。
(追記はここまで)

ところで、現在WOWOWで放映中の、フレンズのスピンオフ「ジョーイ」13話にも、ラザニアの話がでてきたそうですね。
私がリンクさせて頂いているブログまるせるのひとりごとベジタリアン用ラザニアで、そのエピソードについての話を書かれていますので、興味を持たれた方は是非どうぞ。

ところで、スピンオフというのは、あるドラマからその設定を引き継いで別に作られたドラマのことです。
アメリカでは人気ドラマのスピンオフのドラマが多くあります。
最近は日本でも、「踊る大捜査線」のスピンオフ「交渉人 真下正義」、さらには「容疑者 室井慎次」というのがありますね。
私がリンクさせて頂いているフレンズファンサイトのMarcel's Friends Pageには、フレンズはもちろんのこと、「ジョーイ」に関する情報も載っていますので、「ジョーイ」に興味を持たれた方は是非ご覧下さいね。
Marcel's Friends Pageは、1997年から開設されているという、フレンズファンサイトの老舗[しにせ]です。(老舗という表現、フレンズのイメージとずれてるかしら? ごめんなさい、Marcelさん!)
私がフレンズで勉強を始めた頃から、ずっと拝見させていただいているサイトで、このサイトにあるBOOKS(フレンズ専門書[洋書]の紹介)を読んで、私もフレンズの洋書を集めたんですよ。(懐かしい思い出・・・)

(英語の説明に戻ります)
scrapeは「削り取る、こすり落とす」という意味。
ちょっと古いですが、プリプリ(Princess Princess)のヒット曲ダイアモンドで、「見上げるスカイスクレイパー」という歌詞がありますね。
あのスカイスクレイパーは、そびえ立つビル、「摩天楼」のことです。
「摩天楼」という日本語自体がskyscraperを直訳したもので、天を摩する(まする=こする、近づく)楼閣(高い建物)、という意味です。
sky(空)をscrape(削り取る)するという表現は、ニューヨークなど(東京もそうですが)のビル群を見た時のイメージにぴったりですね。

レイチェルとパウロが週末をポコノスで過ごすと知り、ショックのロス。
ロス: Wasn't this supposed to be just a fling? (ただの軽いお遊びのはずじゃなかったのか?)
Shouldn't it be flung by now? (もう今頃はどこかにポイされてるはずじゃないの?)
flingは「短期間の浮気、長続きしないロマンス」という意味です。
次のセリフのflungはfling(ものを投げる、放り出す)の過去分詞形です。
(単語としては同じ単語です。同じ綴りの別の単語ではありません。)
ロスは、fling(お遊び)だから、flung(放り出されている)はずじゃないか、とflingをかけているのです。
ちなみに、ポコノスはペンシルベニア州にあります。

ロス: What am I supposed to do? Call immigration? I could call immigration.
(僕はどうしたらいいんだ? 入国管理局に電話する? 入国管理局に電話できるな。)
このロスの怒りの勢いから見ると、本当に電話しかねませんね。
パウロは英語がほとんどしゃべれないので、不法入国者かも、と言いたいのでしょうか

キャロルの部屋を訪れるロス。そこに置いてある写真を見て、
ロス: When did you and Susan meet Huey Lewis? (君とスーザンは、いつヒューイ・ルイスに会ったの?)
キャロル: That's our friend Tanya. (それは私たちの友達のターニャよ。)
ヒューイ・ルイスは、80年代、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースとして活躍。
Sportsなどのアルバムがヒットしました。
1985年には、映画バック・トゥ・ザ・フューチャーの主題歌The Power of Loveを歌っていましたね。
AmazonでSportsというCDのジャケット写真が見られます。
Sports (ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース)

眉毛の濃い、かなり男っぽい人ですから、ターニャはその人と見間違えるほど男っぽかったということです。
同性愛のカップルには、男役と女役があるらしく(あまり詳しくないけど、そうなんですよね?)、その人は男役なのでしょう。
キャロルとスーザンの場合は、スーザンが男役ですね、きっと。
見た目は結構フェミニンですが、ロスと喧嘩してる様子は男同士の喧嘩みたいな感じですし。
ロスにしてみれば、奥さんを取られたわけですから、女としては見てないでしょう。
ちなみに・・・DVDの吹き替え版では、ターニャをアーノルド・シュワルツェネッガーと見間違えていましたし(字幕ではヒューイ・ルイス)、WOWOW初回放送時の日本語版では、マイク・タイソンと見間違えたそうです。
このことは、Marcel's Friends PageのFriends Quizに挑戦した時に知りました。
第1シーズンは、WOWOW版とDVDでは、日本語訳が大幅に変更されており、Friends QuizはWOWOW初回放送時の日本語版を元に作成されているそうです。
他の人に例えているのは、ヒューイ・ルイスって言っても、ピンと来ない人もいるから? (ファンの人、ごめんね。)
それにしても、シュワちゃんやら、タイソンやらに例えられる、ターシャって・・・。

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posted by Rach at 16:47| Comment(11) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月13日

フレンズ1-11その5

とうとう、coma guy(昏睡していた男性)が目覚めました。
昏睡中にお世話をしていたモニカとフィービーに、男性は御礼を言います。が・・・
男性: So I guess I'll see you around. (それじゃあ、またどこかで会おう。)
フィービー: What? That's it? (何ですって? それだけ?)
モニカ: "See you around?" (「またどこかで会おう」ですって?)
男性: What do you want me to say? (なんて言ったらいいんだ?)
モニカ: I don' know. Maybe..."That was nice." "It meant something to me." "I'll call you." (よくわかんないけど、多分・・・「親切にしてくれたね。」「僕にとっては意味のあることだったよ。」「また電話するよ。」とか。)
男性: All right. I'll call you. (わかった。また電話するよ。)
フィービー: I don't think you mean that. (本気で言ってるとは思えない。)
モニカ: This is so typical. You know, we give...and we give...and we give. And then we just get nothing back. (よくあるパターンね。女が与えて、与えて、また与えて。それで何も返ってはこないのよ。)
see you aroundは「バイバイ、またね、またどこかで会おうね。」という意味。
このセリフを聞くと、もうここでサヨナラってこと。
この後、coma guyからの情熱的な告白が続く・・・ということはあり得ない展開になってしまいました。
coma guyが眠っている間に想像はどんどんふくらんで、情熱的な恋愛が始まるかのように錯覚していた二人。
彼が自分たちを特別な相手とは認識していないのを知って、愕然とします。
彼にしてみれば、二人が競い合って世話をしてくれていた間、全く意識がなかったのですから、起きたとたん、いろいろ言われてもねー、とcoma guyには同情しますが。
これが、少しでも意識があって、二人がかいがいしくお世話しているのを少しでも感じていたなら、ロマンティックな展開もあり得たかもしれませんが?
typicalは「典型的な、よくある」という意味。
男性のセリフを聞いて、「尽くしても尽くしても甲斐がない。男っていつもこんなに身勝手なのよ。」と結論付ける二人。
coma guyに典型的な男の身勝手さを見たようです。
昏睡から目覚めたとたん、こんな理不尽な言葉を投げつけられたcoma guy、かわいそー。

さらに、最後の捨て台詞。
フィービー: You know what? We thought you were different. (ねぇ、知ってる? 私たちは、あなたは他の男とは違う、って思ってたのに。)
いやー、勝手に二人がイメージを作り上げてただけですってば。
でも、人間って好きになった人のことを「この人は、他の誰とも違うわ。」って思い込みたいんですよね。ちょっと乙女チック?
勝手に思われた方は、いい迷惑でしょうけど。

ノーラとチャンドラーが言い合いを始めました。
それを廊下で聞いているジョーイ。
ロス: The forbidden love of a man and his door. (人間とドアとの禁断の愛、だな。)
ジョーイがドアにぴたーっと寄り添って、中の声を聞いている姿を、「許されない恋」に例えています。
forbidden fruitだと「禁断の木の実」。
これは、エデンの園で、アダムとイヴが食べてはいけないと言われていた「善悪を知る木の実」のことです。
この実を食べてしまったアダムとイヴはお互いが裸であることに気づいて恥ずかしくなり、イチジクの葉で体を隠した・・・という聖書のお話があります。
この木の実はリンゴのイメージがありますが、聖書には「木の実」としか書いていないそうです。
また、この意味から、forbidden fruitは、「禁じられているためによりいっそう欲しくなるもの、魅力的なもの」という意味にもなります。
日本語でも「禁断の・・・」という響きには、背徳的なものを感じますものね。
"許されぬ恋"ってヤツですか。

ノーラとの口論の結果を聞くロス。
ロス: How did it go? (どうだった?)
チャンドラー: Awful. Awful. Couldn't have gone worse. (最悪、最悪。最悪以下だね。)
couldn't have gone worseは、「これ以上悪くなりようがなかった」ということ。
つまり「最低最悪」という感じ。
これとは逆に、couldn't be betterは「これ以上は良くならない、絶好調だ、最高だ」という意味になります。
出会った時の挨拶で、"Hi! What's up?"「やぁ、調子どう?」と聞かれて、"Couldn't be better."「最高だよ。」という風に使います。

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posted by Rach at 16:19| Comment(0) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月12日

フレンズ1-11その4

どうしてチャンドラーのママとキスしたのか、と問い詰めるジョーイに
ロス: It's not like she's a regular mom. She's sexy. She's ... (彼女は普通の母親とは違うんだ。セクシーだし・・・)
ジョーイ: You don't think my mom's sexy? (俺のママはセクシーじゃないと思ってるのか?)
ロス: Well, not in the same way. (いやぁ、全く同じとは言えないけど。)
ジョーイ: I'll have you know that Gloria Tribbiani was a handsome woman in her day. You think it's easy giving birth to seven children? (お前に教えといてやるよ。グロリア・トリビアーニは若い頃、ハンサム・ウーマンだったんだぜ。7人の子を産むってことはお前が思うほど簡単じゃないんだよ。)
ノーラは他の母親とは違ってセクシーだ、と言われて、ジョーイは自分のママがセクシーではないのかと怒り出します。
handsomeは「(男性が)ハンサムな」ですが、女性にも使います。
in one's dayは「若かりし頃は、全盛期は」という意味です。
7人も子供を産んで見違えてしまったけど、昔はセクシーだったんだ、とジョーイは訴えています。
ジョーイの家族の話は、後のエピソードにも何回が出てきます。
ジョーイは、母親をけなされたと思って憤っていますが、特にママのことは大事に思っているようですね。
ノーラとのキスの話から、話が随分とそれてしまっているのが笑えます。

良心の呵責に耐え切れず、チャンドラーに告白するロス。
ロス: I was upset about Rachel and Paolo and I had too much tequila, and Nora...Mrs. Mom, your Bing, was just being nice. But nothing happened.
(僕はレイチェルとパウロのことで混乱してたんだ。で、テキーラを飲みすぎた。すると、ノーラが、いや、ママ夫人が、君のビングが、優しくしてくれて。でも何もなかったんだ。)
ノーラのことを言うときに、Noraとファーストネームで言ってしまい、そうすると何だか男女の親密な関係を想像させてヤバイと思ったロスは、Mrs.Bing(ビング夫人)、your Mom(君のママ)と言おうとして、Mrs.Mom, your Bingと単語が交錯してしまっています。
ロスの動揺ぶりがわかりますね。

セントラルパークで、ジョーイはロスに写真を見せています。
ジョーイ: Here's my mother and father on their wedding day. Now, you tell me she's not a knockout. (これは、俺の両親の結婚式の写真だ。さあ、これでもママは美人じゃないって言えるか?)
knockoutはノックアウトされるほど「圧倒的なもの、すばらしいもの、美人・美男子」という意味です。
ロスとチャンドラーが険悪な雰囲気になっているのに、ジョーイはまだ、ママがセクシーかどうかの話にこだわっているようです。

話しかけるロスに
チャンドラー: I was talking to Joey. All right, there, mother-kisser? (俺はジョーイに話しかけたんだよ、いいかい、マザー・キッサー?)
mother-kisserというのは、motherfuckerのもじりです。
f***というのは、よく伏字にされる単語ですが、「エッチをする」という意味のかなり直接的で下品な卑語です。
ですから、motherf***erというのは、「自分の母親とエッチするような最低のやつ、軽蔑すべきやつ」という意味で、相手をののしる言葉です。
ここでは、実際にロスはママ(友達のママ、ですが)とキスしてるので、f***をkissに変えて使って、「お前は最低だ。」と、ののしっているのです。
ジョーイはそれを聞いて、「それって面白いじゃん。座布団1枚!」みたいな感じで喜んでいます。

お店の中で叫んでしまうチャンドラー
チャンドラー: Hey, you kissed my mom! (おい、お前は俺のママにキスしたんだぞ!)
ロス: [店内が騒然となったので] We're rehearsing a Greek play. (僕たち、ギリシャ悲劇をリハーサルしてるんだ。)
ギリシャ神話、ギリシャ悲劇というものは昔の話なので、近親間での恋愛や憎悪などの話が多いです。
大声でキスしたことを暴露されたロスは、チャンドラーの発言を、ギリシャ悲劇を練習中のセリフということにして誤魔化そうと思ったようですね。

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posted by Rach at 13:38| Comment(2) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月11日

フレンズ1-11その3

レイチェルとパウロのベタベタぶりにヤケになっているロス。
女性トイレから出てきたくらいですから、かなり酔っているようですね。
それを励ますノーラ。
ノーラ: I have sold 100 million copies of my books, and you know why? (私の本は1億冊も売れてるのよ。どうしてだと思う?)
ロス: The girl on the cover with her nipples showing? (表紙の女性が乳首を見せてるから?)
ノーラの本はすごいベストセラーのようですね。
その理由をロスは、「表紙の絵がエッチだからだ。」と言っていますが、多少それも効果はあるのでしょう(笑)。

ノーラ: No, because I know how to write men that women fall in love with. (ちがうわ。私は、女性が恋に落ちる男性を描く方法を知ってるからよ。)
Believe me, I cannot sell a Paolo. (信じて。私ならパウロはお薦めしないわ。)
He's just a complication you eventually kill off. (彼はただ物語を複雑にするためにいるだけで、最後には死ぬことになるわ。)
ロス: When? (いつ?)
sellは「売る、売り込む」という意味。
そこから、「・・・をよいと思い込ませる」という意味にもなります。
ノーラは、パウロを主人公キャラとして売り込むことは出来ない、と言っています。
最後には死ぬキャラだとまで言われて、ロスは「いつ死ぬ予定なの?」と真面目な顔で聞いています。恨み骨髄、という感じですね。

ノーラ: He's not a hero. You know who our hero is? (パウロはヒーローじゃないわ。誰がヒーローかわかる?)
ロス: The guy on the cover with his nipples showing? (表紙で乳首を見せてる男性?)
ロスはまた、表紙の絵の話を持ち出します。
ロスには、絵の印象が強烈に残ってるようです。やっぱり表紙の絵って大切かも(笑)。

なぐさめているうちに、妙な雰囲気になってしまったロスとノーラ。
ついにはキスしてしまいます。
ところが、トイレに行こうとするジョーイに見られてしまい・・・
ジョーイ: I'll just pee in the street. (通りでオシッコしてくる。)
いくらプレイボーイのジョーイでも、この光景はショッキングだったようで、その場を去ってしまいます。
ジョーイの慌てぶりがセリフからも伺えますね。

次の日、ジョーイと話して、昨晩のキスのことを弁解するロスですが、
ジョーイ: You broke the code! (お前は掟[おきて]を破った!)
ロス: What code? (何の掟?)
ジョーイ: You don't kiss your friend's mom. (友達のママにキスしない、って掟だよ。)
Sisters are okay. Maybe a hot-looking aunt. But not a mom. Never a mom!
(姉や妹なら構わない。色っぽい叔母さんでもいいと思う。でも、ママはダメだ。
絶対にママだけは!)
codeは「規則、掟(おきて)」。dress codeだと「服装規定」という意味になります。
放送禁止用語のことを放送コードとも言いますが、そのコードはcodeから来ているようですね。

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(今日のRach ←ただの趣味の日記です)
今日、息子が見たいというので、ポケモンの映画「ミュウと波導の勇者ルカリオ」を見に行ってきました。
私は隣でやってるエピソード3を見たかったんだけど・・・(泣)。
でも、今回の陰の主役とも言うべきポケモンの「ルカリオ」がカッコよかった(というか、かわいかった)ので許す(笑)。
波導(はどう)とは、「気」や「オーラ」などのような振動波のこと。(漢字は"波動"ではないです。)
ルカリオの決めゼリフで「波導は我にあり!」というのがあるんですが、これはスター・ウォーズの"May the Force be with you."「フォースと共にあらんことを。」を絶対意識してる、と思うのですが・・・。
公開時期が重なることをわかってやってるんだと思いますね。
そう言えば、ルカリオと師匠のアーロンとの師弟関係の話も出てくるし。
それから、日本語吹替版で、アナキンをアテている浪川大輔さんは、ルカリオの声もアテているのです。(これは単なる偶然?)
(妙にマニアックな話になってきた・・・このブログを読んでくれている人、何人に通じてるだろう?)
おたっきーな趣味の話を出したついでに・・・。
浪川大輔さんと言えば、OVA「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」でアル(アルフレッド・イズルハ)という小学生の少年の声をアテていました。
声変わり前のちょっと裏返ったようなカン高い(失礼)少年声で、かなりイメージ強かったです。
(洋画ではE.T.のエリオット少年とかもやってましたよ。)
その彼が、私がそういう方面に疎くなってる間に、こんな美青年の声(ルカリオも結構イケメンなポケモンです)に変わっていたなんて・・・。
私も年を取るはずだ・・・と実感。
オタク話、失礼しました。ブログ読む人が減らないように祈ってます(笑)。
でも、この手の話へのコメントもお待ちしています(半分本気)。

posted by Rach at 19:29| Comment(2) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月10日

フレンズ1-11その2

coma guy(昏睡している男性)に新聞を読んであげるモニカ。
The mayor wants to raise subway fares. (市長は地下鉄料金値上げを求める。)
The high today was 45. (今日の最高気温は45度。)
Teams played sports. (いろんなチームがいろんなスポーツの試合をした。)
気温のところで45度?と驚かれた方もいるかもしれませんが、これは華氏です。
日本では気温と言えば、摂氏ですが、アメリカは華氏を使うことが多いようです。
華氏温度 = 摂氏温度×1.8 + 32という式で換算できます。
ですから、華氏45度は摂氏7度なのです。(吹き替えではちゃんと7度と言っています。)
華氏と言えば、華氏911(Fahrenheit 9/11)というマイケル・ムーアの映画がありましたね。
(私は見てませんけど・・・)

ここで少しアメリカにおける単位の話をします。
国際単位系は、MKS単位系(メートル、キログラム、セカンド(秒))です。(メートル法ともいいます。)
しかし、アメリカでは、以前から使用しているヤード・ポンド法をそのまま使っていることが多いです。
身長は何フィート何インチ、体重はポンド(pound)、野球の球の速度はmph(マイルズ・パー・アワー)で表しますので、映画やドラマでは、インチやポンドの単位をよく聞きますよね。
これを英語で聞いていると、どのくらいの大きさなのかがピンと来ないですが、かなり米国生活を長く送ってないとつらいかもしれません。
(私も、数字を聞いても全然見当がつきません。)
ちなみに、スタートレックはアメリカ製作のドラマですが、未来の宇宙の話なので、さすがにヤード・ポンド法の単位は出てこなかった気がするなぁ。

スポーツ欄を読んであげようとしたモニカですが、説明は適当に済ましています。
スポーツにはあまり興味がないようですね。
フレンズの男性陣は、お気に入りのチームの話でよく盛り上がっていますが、女性陣は概してスポーツには興味がないようです。
興味があるのは、やっぱり"おしゃれ"か"恋"のどちらかでしょうね?

coma guyの名前を考える二人。
フィービー: What about Glen? He could be a Glen. (グレンはどうかしら? グレンって感じするでしょ?)
モニカ: Not special enough. (特別な感じがしないわ。)
フィービー: How about Agamemnon? (アガメムノンは?)
モニカ: Way too special. (特別すぎるわよ。)
「特別じゃない」、すなわち、「平凡すぎる」名前だ、と言われて次に出した候補が「アガメムノン」!?
アガメムノンとは、ギリシャ神話に出てくる、トロイ戦争のギリシャの大将の名前です。
日本でいうと、「ヤマトタケル」ってつけてるようなものでは?

メキシコ料理店で一緒にディナーを囲むノーラ・ビングとチャンドラーとその仲間たち。
ノーラ・ビング: You watched the show! What did you think? (ショーを見てくれたのね! どうだった?)
チャンドラー: I think you need to come out of your shell. (もっと心を開いて打ち解けたら良かったと思うよ。)
come out of one's shellは「心を開く、打ち解ける」という意味。
直訳は「自分の殻から出る」ということです。
テレビという公共の場でプライベートなことを暴露しすぎたママへの、イヤミなセリフです。

電話中のノーラ。トイレから出てきたロスに声をかけます。
ノーラ: You okay, slugger? (あなた大丈夫?)
ここで、sluggerと呼びかけていますが、これは「(野球・ボクシングなどの)強打者」という意味。
スラッガーの松井秀喜選手、といいますが、それと同じです。
slugには、「・・・を殴りつける」という意味があるのですが、同じ綴りだけど違う単語でslugにはナメクジという意味もあります。
英語は相手に呼びかける表現が豊富ですが、これは日本語に直すのって難しいですよね。
この場合のsluggerも、「いかしたお兄さん」みたいな感じかと思うのですが、日本語にするとダサダサだし・・・。
ダーリンとかハニーとかも、日本語には訳しにくいですもんね。
「奥様は魔女」というアメリカのドラマを日本でやっていた時も、Darlingはダーリンのままでしたね。
彼の名前が「ダーリン」だと思っていた人が結構いた、という笑い話もあるくらいで。
このa term of endearment(愛称、親愛語)を見ていると、アメリカと日本の文化の違いを感じます。

(2005.9.2 追記)
上に書いてある「ダーリン」の話に間違いを発見しましたので、訂正いたします。
「奥さまは魔女」のダーリンは、Darling(愛しいあなた)ではなく、彼の名前(Darrin)でした。
私の勘違いです。紛らわしいことを書いて申し訳ありませんでした。
この間違いについて、詳しくは後の投稿記事 フレンズ1-15その5 に書いてありますので、興味を持たれた方はどうぞ(笑)。(追記はここまで)

(Rachからの感謝の言葉)
またまたランキングの話で恐縮です。
みんなの英会話奮闘記トップページの8月9日付「週刊! 人気ランキング」では何と5位に上昇!!
実は上位5位までは、ブログのタイトルだけでなく、ブログの説明文章も表示してもらえるんですよね。
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ランキングをクリックして下さった方々、本当にありがとうございます。
「ありがとう、紫のバラの人・・・」
(最近、アニメ版「ガラスの仮面」を見てるもので・・・ははは。)
↓さて、現在は何位につけているでしょう?
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posted by Rach at 14:07| Comment(10) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月09日

フレンズ1-11その1

シーズン1 第11話
The One With Mrs. Bing (チャンドラーのママ登場!)
原題は「ミセス・ビングの話」

フィービー: Do you think they have yesterday's Daily News? (昨日のデイリーニュースまだ置いてあると思う?)
I just wanna check my horoscope, see if it was right. (私の星占いが当たってたかを確認したいだけよ。)
終わった占いを確認するってフィービーらしいですね。
でも、これを日課にすると、どの占いがよく当たるか、わかったりして・・・。
日本でも占い好きの女の子は多いですが、(私はあんまり信じないけど)、アメリカでも女性は占いが好きなんでしょうかね。

新聞のスタンドで会った美青年の気をひこうと声(音?)をかけるモニカたち。
その声に驚いた青年は車に轢かれてしまいます。
病院へ付き添った二人ですが、彼は昏睡状態。
フィービー: Hello, coma guy. (こんにちは、昏睡さん)
comaは「昏睡(状態)」。in a comaで「昏睡状態に陥って」という意味になります。

男性をうっとり見つめる二人。
モニカ: I mean, even sleeping he looks smart. I bet he's a lawyer. (寝ていても賢そうに見えるわ。きっと彼は弁護士よ。)
smartはフレンズでも誉め言葉としてよく出てきますが、日本語のスマート(やせている)ではなくて、「頭のよい、賢い」という意味です。
I betは「きっと・・・だと思う」です。
賢そうだから弁護士、というのはありがちな想像ですね。

フィービー: Yeah, but the dents in his knuckles mean he's artistic. (ええ、でも彼のこぶしのくぼみは芸術系って感じ。)
モニカ: Okay. He's a lawyer who teaches sculpting on the side. (わかった。彼は弁護士で、副業で彫刻を教えてるのよ。)
And he can dance! (それにダンスもできるの。)
on the sideは「アルバイトで、副業として」という意味。
「わきでやっている」仕事という意味ですね。
この後もどんどん二人の想像はふくらむのですが・・・。

モニカ: I wish all guys could be like him. (すべての男が彼みたいだったらいいのに。)
フィービー: I know. (そうね。)
勝手に想像して、「理想の男」に祭り上げられてしまったcoma guyです。
知らない相手を理想の王子様のように、どんどん美化してしまうのは、人間の性でしょうか。
モニカの発言に、フィービーまで同意しているのが笑えます。

チャンドラーのママ、ノーラ・ビングがテレビのトークショーに出ています。
彼女は官能小説作家で過激な発言を繰り返します。
トークショーのホスト: Don't take this wrong, I just don't see you as a mom somehow. I don't mean that bad.
(誤解しないで欲しいんですが、どうも、あなたを母親というイメージでは見れないんです。
悪い意味で言ってるんじゃないんですが。)
ノーラ・ビング: Oh, no. I'm a fabulous mom! I bought my son his first condoms.
(そんなことないわよ。私は素晴らしい母親よ。息子に初めてのコンドームを買ってあげたし。)
take ... wrongは「間違って受け取る、誤解する、勘違いする」という意味。
takeよりはgetを使ったget ... wrongの方をよく見かけます。
"Don't get me wrong."で「誤解しないでね。」というふうに使います。
fabulousは「素晴らしい、素敵な」。
有名なバンド、ビートルズの愛称で、FAB4(ファブフォー)というのがありますが、これはFabulous fourの略だそうです。
「素晴らしい4人組」という感じでしょうか。
息子にコンドームを買い与えた話を、平然とテレビでしゃべってしまうママ。
チャンドラーの苦労が伺えますね。

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どなたかは存じませんが、ご協力ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします(って厚かましい?)
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posted by Rach at 13:03| Comment(18) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月05日

フレンズ1-10その6

デビッドに、自ら別れ方を教授するフィービー。
Just say, "Phoebe, I love you, but my works is my life. That's what I have to do now." (ただこう言えばいいのよ。「フィービー、愛してるよ。でも、仕事は僕の人生なんだ。今やらなきゃいけないことは仕事なんだよ。」)
And I say, "Your work? How can you say that?" (そしたら私がこう言うの。「仕事ですって? よくそんなこと言えるわね。」)
一人二役で頑張るフィービー。そのけなげさにちょっと泣けます。

フィービー: Then you say that it's almost midnight and you have to go
because you don't want to start the year with me if you can't finish it.

(それからあなたはこう言うの。もう真夜中だ。僕は行かなくちゃ。だって、もしこの一年を君と一緒に終わることが出来ないなら、君と一緒に一年の最初を迎えたくない。)
なんてロマンティックなセリフでしょう(うっとり)。
今回のフィービーはかなり本気っぽいです。
デビッドもいい人なので、この二人が別れるのは私も残念でした。
ちなみに、またデビッドは後のエピソードに何度が出てきますので、お楽しみに。
(どういう状況かは言いませんよ・・・ネタバレ禁止でいきましょう!!)

フィービー: I'm gonna miss you scientist guy. (科学者さんがいなくなると、寂しいわ。)
youとscientist guyは同格です。「あなた、という科学者さん」というニュアンス。
第1話でも、Paul, the wine guy(ワイン担当のポール)という表現がありましたね。
guyはもともと「男」という意味ですが、フレンズのみんながよく挨拶で使っている、"Hey, guys." (はーい、みんな。)でもわかるように、guysと複数にすると、男性だけではなく、女性が混ざっていても、また女性だけの場合でも使うことができます。

自分のデート相手のサンディーというシングルマザーを探すジョーイ。
ジョーイ: You seen Sandy? (サンディー見なかった?)
チャンドラー: I don't know how to tell you this, but she's in the bedroom getting it on with Max, that scientist geek. (どう説明したらいいかわかんないんだけど、サンディーはマックスっていうあの科学者オタクと寝室でいちゃついてるよ。)
Cool, look at that. I did know how to tell you. (すごい、見てたか? 俺、ちゃんと説明できたよ。)
get it on withは「・・・とエッチする、いちゃいちゃする」という意味です。
geekは「オタク」。
第1話で、ロスは自分のことを、モニカの"geeky older brother"(変わった兄)だとレイチェルに言っていましたよね。
言いにくいと言いながら、状況をズバリと説明するチャンドラーでした。
マックスは、デビッドのラブラブぶりを非難していましたが、結構モテるじゃん。
ちょっと普通のプレイボーイとは異なる雰囲気に、女性は魅了されるのでしょうか??

ジョーイ: Looks like that "No-Date Pact" thing worked out. (「恋人なしの協定」ってやつは守られたようだな。)
dateは、いわゆる「デート」ですが、この場合は、「デート相手」のこと。
work outは「成り立つ、実現する、うまくいく」という意味です。
友達を出し抜いても、結局、最初の協定どおりの結果になってしまった、寂しい6人でした。

またマルセルのことを気にしているロス。
I wanted this to work so much. I'm still in there, you know? (このマルセルとの関係がうまくいって欲しいんだ。まだ頑張ってるんだ。)
Changing his diapers. Picking his fleas. But he's just phoning it in. (彼のオムツを替えたり、ノミを取ったり。でも、彼には通じないんだ。)
It's hard to accept that something you love so much doesn't love you back, you know? (すごく愛してるのに、その愛に答えてくれないっていう事実を受け入れるのはつらいよね。)
fleaは「ノミ」です。
今、はやりのフリー・マーケットは、flea market「蚤[のみ]の市・・・露天で安いものや古いものを売る市」のことです。
(free market[無料の市場]、ではないですよ。)
おむつを替えたり・・・と自分の子供のように世話してるロス。
でもその想いはなかなか彼の届かない。すっかり片想いのロスでした。

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posted by Rach at 13:33| Comment(7) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月04日

フレンズ1-10その5

レイチェルがボロボロの格好で部屋に入ってきます。
レイチェル: Jerk missed his flight. (あのバカ、飛行機に乗りそこねたの。)
フィービー: And then your face exploded? (それで、あなたの顔が爆発したの?)
jerkとは、「バカ、まぬけ、バカな奴」という意味です。
一応パウロとはラブラブのはずのレイチェルですが、パウロのせいで、自分がひどい目にあったので、「あのバカ」と罵っています。
missは「・・・しそこなう」という意味です。
この場合は、flightに間に合わなかったという意味。
番組を見逃すのにもmissを使うので、よく番組の宣伝をする人が、"Stay tuned. Don't miss it!" 「チャンネルはそのままで。見逃すな!」とか言いますね。
explodeは「爆発する」。レイチェルの頭はまさに「爆発」状態です。
フレンズのエピソードの中でもここまですさまじい姿になっているのは他にないのでは?

パーティーにファン・ボビーが登場。
ちなみにファン・ボビーとは、「愉快なボビー」という感じのあだ名で、日本語字幕と吹き替えでは、「ネアカのボビー」となっています(このネーミングも好き!)。
明るい彼が、場を盛り上げてくれると思ったのですが・・・
ボビー: My grandfather died about two hours ago. But I couldn't get a flight out till tomorrow, so...here I am.
(僕のおじいちゃんが2時間前に死んだんだ。でも、明日まで飛行機の予約は取れなくて・・・だから、ここに来たんだ。)
ジョーイ: Hey, Fun Bobby! How's it going, man? Whoa! Who died?
(やぁ、ファン・ボビー! 元気か? [ファン・ボビーが暗いので] あれ? 誰か死んだのか?)
年末年始は日本と同じく乗り物の予約は取れないようです。
ジョーイはいつもの調子で挨拶しますが、ボビーが暗いので、Who died?と聞いてしまいます。
それがなんとビンゴ! その通りだったんですね。
日本でも、暗い雰囲気の人を「今日は葬式みたいだな」とか言いますが、アメリカでも同じような表現があるんですね。
ちなみに、こういう「明るい人」は、ひとたび落ち込むと、並みの人間よりも落ち込みが激しかったりするというのもよくあるパターンかと・・・。

フィービーとデビッドが仲良くしているところへ、同僚のマックスがやって来ます。
フィービー: Hi, Max! (はーい、マックス!)
マックス: Yoko. (オノ・ヨーコ。)
マックスは、デビッドと一緒にミンスクへ行って研究を続けたいのに、それをフィービーという女性が邪魔していると感じています。
そこに出たこの"Yoko."というセリフ。
これ、デビッドとフィービーを、ジョン・レノンとオノ・ヨーコに例えているようです。
ビートルズという偉大なバンド、その男性同士の仕事と友情の中に割り込んできた女、というニュアンスで使っているようなんですよね・・・。
私はビートルズの音楽は大好きですが、その歴史にはあんまりくわしくないので、よくわかりません。
ジョン・レノンはオノ・ヨーコと会ってから、前衛芸術とか平和運動とかに積極的に関わるようになり、その方向性の違いがビートルズ解散の原因となった、という"意見"を聞いたことがあります。
実際のところは知りませんが、そういう認識から来たセリフですね、これは。
その辺の事情にくわしい方は教えて下さい。

デビッドにミンスク行きを勧めるフィービー。
フィービー: You belong in Minsk. You can't stay here just for me.
(あなたはミンスクにいるべき人よ。私のためだけにここに残ってはだめよ。)
belongは「[人・ものが](あるべきところに)ある、いる、ふさわしい」という意味です。
インデペンデンス・デイで、ビル・プルマン扮する大統領が司令部から命令するのではなく、実際に戦闘機に乗って戦おうとした時のセリフが、
"I belong in the air." (空が俺の居場所なんだ。)
くうぅー、かっこいいセリフっ!
この大統領は、もともと湾岸戦争で活躍したパイロットで、その人気から大統領にまで上り詰めたという設定になっていました。
ですから、異星人と戦う状況になれば、自分も共に出撃する、飛行機に乗ってこその自分なんだ、という意味ですね。

(Rachからのお詫び)
ここ最近は、ひとつのエピソードを5つに分けることで安定していたのですが、今回は長くなって、その6まで続くことになってしまいました。
このまま、エピソードが進むにつれて、どんどん長くなる・・・ということは"多分"ないと思いますので、あきれずにお付き合い下さいませ。
あんまりひとつのエピソードを長くすると、いつまで経っても先に進まないのはわかってるんですが、ついついあれもこれもと盛り込み過ぎてるのかな?

その辺のところのご意見もお待ちしています。

posted by Rach at 12:22| Comment(6) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月03日

フレンズ1-10その4

チャンドラー: That's weird. I had a blast with him the other night. That juggling thing is amazing. (それは変だな。俺はこないだの夜、マルセルとすっごく楽しい夜を過ごしたぜ。あのジャグリングには驚いたね。)
ロス: What juggling thing? (ジャグリングって何のこと?)
チャンドラー: With the balled-up socks? I figured you taught him that. (丸めた靴下でやるジャグリングだよ。おれはてっきり、お前が教えたんだと思ってた。)
blastは「らっぱの一吹き、突風、爆発」などを指しますが、そこから派生して「楽しいひととき」という意味もあります。
juggleは大道芸人さんがよくやっている、ボールやナイフを投げては受ける曲芸のことですね。
そこから、「複数のことをうまく処理する、巧みに同時にあやつる」という意味にもなります。
She juggled career and family. 「彼女は、仕事と家庭を両立させた。」という風に使います。
I figure (that)で、「(that以下)だと思う、考える」という意味です。

ロスの知らない遊びでマルセルとチャンドラーが盛り上がってたと知り、ショックのロス。
ロスをなぐさめるように、
チャンドラー: It wasn't that big a deal. Just balled-up socks. And a melon.
(そんな気にするような大したことじゃないよ。ただの丸めた靴下だ。それから、メロンとか。)
メロン!? メロンをジャグリングするの?
多分、これはチャンドラーがロスをもっと落ち込ませるためについた、いじわるな嘘だと思うのですが・・・。
マルセルは小さな猿なので、メロンは重すぎるだろ、って感じなんですけど。

奨学金が出て、同僚のマックスと一緒にロシアのミンスクに行くことになったデビッド。
ですが、フィービーが研究室を訪ねると、デビッドは行かないことにした、と言います。
同僚のマックスが、デビッドの気持ちを代弁してくれます。
マックス: I want to stay here and make out with my girlfriend!
(僕は、ここにとどまって、彼女といちゃいちゃしてたいんだ。)
make outは「いちゃいちゃする」という意味です。
フレンズには時々出てくる表現です。

モニカの部屋では、大晦日のパーティーが開かれています。
ジャニスは相変わらず絶好調。
チャンドラー: You remember Janice. (ジャニスのこと、覚えてるよね。)
モニカ: Vividly. (鮮やかに。)
このvividlyという副詞は、ジャニスの強烈なイメージを描写するのにピッタリ!
忘れたくても忘れられない、強い個性の持ち主なのでした。

パーティーに、ロスはマルセルを同伴してきます。
モニカ: That thing is not coming in here! (そんなもの、ここに入れないでよ!)
ロス: "That thing"? This is how you greet guests at a party? (「そんなもの」だって? モニカはそういってお客を歓迎するのか?)
ロスはマルセルをhe(彼)と呼んでいますが、モニカはthing(もの)呼ばわり。
几帳面なモニカにとっては、暴れまわる動物は天敵みたいなものなのでしょうか?
ちなみに、アメリカでも日本でも、自分の大切なペットは家族のようにみなしている人が多いですよね(あいにく、私は飼ってませんが・・・)。
ですから、アメリカでペットのことをitという代名詞で呼ぶと飼い主は嫌がりますので、必ずheかsheと呼んだ方がいいそうです。
ちなみに、お腹にいる赤ちゃんの性別がわからない間はitと呼ぶようですが。

ロス: If I showed up with my new girlfriend, she wouldn't be welcome?
(もし、僕が新しい彼女と現れても、彼女は歓迎されないってわけ?)
モニカ: Your new girlfriend wouldn't urinate on my coffee table.
(ロスの新しい彼女なら、うちのコーヒーテーブルにオシッコしたりしないわよ。)
ロス: He was more embarrassed about that than anyone.
(マルセルはそのことで誰よりも恥ずかしいと思ってるんだぞ。)
ロス: And for him to have the courage to walk back in here like nothing happened... (それなのに、何事もなかったかのように、ここに戻ってくることがどんなに勇気のいることだったか・・・)
新しい彼女と同じようにマルセルを扱ってくれ、というロス。
マルセルへの愛情の深さを感じますね。
マルセルはテーブルにオシッコしたことなど気にも留めてないと思うですが、彼のために一生懸命弁護しているロスがけなげです。

(Rachからの感謝の言葉2連発)
今日(8月3日)、DIONのLOVELOGの「学問」カテゴリで、このブログが19位にランクインしました!! (前にもランクインしたことがあったのですが、それから圏外へと去ってしばらくぶりの復活です!!)
さらに、みんなの英会話奮闘記トップページの8月2日付「週刊! 人気ランキング」では何と6位に上昇!! (自分でもちょっとびっくり。)
本当にありがとうございました。(注:「みんなの英会話奮闘記ランキング」への参加は、2016年5月末日をもって終了しました)

posted by Rach at 12:02| Comment(7) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月02日

フレンズ1-10その3

チャンドラーに、お猿のマルセルの面倒を見てもらうことにしたロスですが、
But make sure it seems like you're there to see him and you're not doing it as a favor to me. (これだけは頼むよ、チャンドラーがマルセルの顔を見に寄っただけで、僕が頼んだからそうしてるってマルセルに思われないように。)
チャンドラー: Okay. But if he asks, I'm not going to lie. (オーケー。だけど、もしマルセルが尋ねたら、俺には嘘はつけないよ。)
マルセルがロスに置いてけぼりにされたと思わないように、細心の注意を払ってほしいと言うロス。
でも、チャンドラーは、人語を理解しないマルセルにそこまで気を回すことはない、ということを暗に言いたいようですね。

実験室でフィービーに講義をしているデビッド。
それを黙って聞いているフィービーにも笑えますが。
キスするつもりはないのかと迫るフィービーに、
デビッド: That's definitely a valid question...and the answer would be yes.
(それは非常に正当な質問だ・・・その答えはイエスだ。)
validは「正当な、妥当な」という意味で、この場合は、フィービーがそういう質問をするのはもっともだということです。
またvalidは「有効な」という意味もあり、a ticket valid for three days 「3日間有効のチケット」という風に使います。
ホワイトボードにYESと書く様子も、何だか学校の先生みたいに、さまになってるデビッドです。

デビッド: But the longer I waited, the more phenomenal the kiss had to be.
(だけど、僕が長く待てば待つほど、そのキスはより素晴らしいものになるはずだ。)
これは学校で比較級の時に習う表現の、「the+比較級〜, the+比較級・・・」で、「〜すればするほど、ますます・・・」という意味です。
The sooner, the better. 「早ければ早いほど良い」という表現もあります。

デビッド: And now, it's just got to be one of those things where I sweep everything off the table and throw you down on it.
(それで今、机の上のものを全部なぎ払って、君を机に押し倒して・・・って思うけど。)
And I'm not really a sweeping sort of fella. (僕は、そういう「なぎ払う」タイプの男じゃないから。)
sweepは「掃除する、掃く」という意味で、それと似た動作の「さっと動く」いろいろなことを指します。
この場合は、「さっと払いのける、払い落とす」みたいな感じでしょうか。
fellaはfellowから来た言葉で「やつ、男」という意味です。
情熱的な映画のシーンみたいにしてみたいと思いつつ、それが出来ない自分をよく知っているデビッドです。
さすが、科学者、自己分析も冷静!!

それでもフィービーに励まされてやってみようとしますが、
デビッド: You know what? This is just really expensive. And this was a gift.
(そうだ。これはすっごく高価なもので。これはプレゼントされたものだし。)
高そうなパソコンや、もらい物の顕微鏡を机から払い落とすことはやはりできませんでした。

ロス以外の5人は結局みんなデートの相手が見つかってしまい、ロスは御機嫌斜め。
でも実は、ロスの悩みはマルセルとの関係がうまくいってないことなのでした。
ロス: He keeps shutting me out. (僕を近づけようとしないんだ。)
He's walking around all the time, dragging his hands. (マルセルは手を引きずりながら、ずっとウロウロ歩き回ってるんだ。)
shut someone outは「・・・を締め出す」こと。
日本語でもシャットアウトする、といいますよね。
壁を作ってる感じ、もしくは心の扉を閉めちゃった感じでしょうか。
ロスは気にしてますが、手を引きずってウロウロするのはお猿の習性かと・・・。

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posted by Rach at 13:54| Comment(11) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月01日

フレンズ1-10その2


ライブ中におしゃべりしていてフィービーに怒られた男性二人。
おしゃべりの内容を説明しています。
デビッド: While Daryl Hannah is beautiful in a conventional way, you are luminous with a kind of delicate grace.
(ダリル・ハンナはいわゆる美人というやつだけど、君は繊細な気品で輝いていると思う。)
conventional は、「それまでの、従来の、型にはまった、決まりきった」という意味です。
conventional weaponは「通常兵器、非核兵器」。
これは、nuclear weapon「核兵器」ではない兵器、という意味です。
用例が物騒なもので、すみません。

で、フィービーに怒られた男性デビッドはフィービーと仲良くなります。
このデビッド役のハンク・アザリア(Hank Azaria)は、他にもいろんな映画に出ている俳優です。
先日、BS2で放送していた「第59回トニー賞授賞式」にも出ていました。
インタビューに答えるシーンもありましたよ。
彼はミュージカル主演男優賞にノミネートされましたが、男優賞での受賞は逃しました。
ですが、彼の出演した「モンティ・パイソンのスパマロット」という作品が、ミュージカル作品賞を見事受賞しました。
彼はフレンズの後のエピソードでゲスト出演するヘレン・ハントと結婚しましたが、離婚しています。

デビッドがどんなに素敵かを語るフィービー
Did you ever see An Officer and a Gentleman?
(「愛と青春の旅立ち」っていう映画見た?)
He's kind of like the guy I went to see that with. (デビッドって、あの映画を一緒に見に行った人に感じが似てるのよ。)
てっきり、その映画に出てくるリチャード・ギアに似てる、っていうのかと思ったら、すごい変化球!
それにしても、この映画、原題と邦題が全然違いますね。
原題を訳すと「士官と紳士」?
実は、この映画見てないので内容知らないんですよ。
だから、原題の意味もよくわかりません。
ですが、この邦題のお陰で、たくさんの女性が見に行こうかと思ったのかもしれませんね。

フィービーのおのろけは続きます。
I just want to be with him all the time. (彼とずっと一緒にいたい。)
You know, day and night. And night and day. And special occasions. (昼も夜も。そして夜も昼も。それから、特別な時も。)
チャンドラー: I see where this is going. You're gonna ask him to New Year's.
(言いたいことがわかったぞ。フィービーは彼に新年を一緒に過ごそうって言うつもりだな。)
You'll break the pact. She's breaking the pact. (フィービーは協定を破るつもりだな。みんな、フィービーは協定を破るつもりだぞ。)
[フィービーは否定するふりをしますが・・・]
フィービー: Yeah, could I just...? (えっと、破ってもいい?)
フィービーはさりげなく特別な日(大晦日から新年にかけて)も、一緒にいたいの、という方向に話を持っていこうとします。
I see where this is going.は直訳すると、「この話がどこに行こうとしてるのかがわかる」、つまり、この話の結論が見えた、という意味になります。

そうしてフィービーを非難していたチャンドラーですが、
チャンドラー: Yeah, because I already asked Janice. (あぁ、だって、俺もジャニスをもう誘っちゃってるんだ。)
ロス: Come on, this was a pact! This was your pact! (待てよ、これは協定だぞ! それもお前が提案した協定だ!)
チャンドラー: I couldn't handle the pressure and I snapped! (俺はプレッシャーを制御できなかったんだ、それでキレたんだよ!)
this was a pact.と過去形になっているのは、次々と破る人が続出で、もう現在は協定として機能していないからでしょう。
handleは「操縦する」という意味ですが、「対処する、処理する」という意味もあります。
I can handle this. 「私がやります。私ならやれます。」は、何か困難なことが起こった場合に使う表現です。
snapは元々「ピシャリ、ピシッと鳴らす(鳴る)」という意味です。
そこから、「プッツリ切れる」という意味にもなり、これは「神経などが耐えられなくなる」ということにもなります。
(日本語の「プッツンキレる」と似ていますね。)
スナップ写真といいますが、これは「写真を"パチリ"と取る」ことからきています。
「パクリと噛み付く」という意味もあって、snapping turtleは「カミツキガメ、スッポン」です。

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posted by Rach at 14:37| Comment(4) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月31日

フレンズ1-10その1

シーズン1 第10話 The One With the Monkey (大晦日の約束)
原題は「お猿の話」

ロスはマルセルという猿を連れてきます。
レイチェル: He is precious! (その子、かわいい!)
precious は、「貴重な」という意味ですが、「かわいい」という意味もあります。

ロス: My friend Bethel rescued him from some lab. (僕の友達のベセルが研究所から助け出したんだ。)
フィービー: That is so cruel. Why? Why would a parent name their child Bethel?
(それって残酷だわ。どうして、親が自分の子供にベセルなんて名前をつけるのかしら?)
残酷だというから、てっきり猿を動物実験に使うことを非難するのかと思いきや、ベセルという名前をつけたことを残酷だと言っているのでした。
しかし、それほど妙な名前なんでしょうか?
bethel は、「ベテル、霊場、礼拝堂」という意味があり、また Indiana 州に Bethel という地名もあるようですが・・・。

マルセルを飼うのは、前妻のキャロルが出て行ってから寂しいからなんだ、というロスに
モニカ: Why don't you just get a roommate? (ルームメイトを探したらどう?)
ロス: I don't know. You reach a certain age, having a roommate is just kind of pathe...
(どうかな。ある程度の年齢になったら、ルームメイトと住むなんて、ちょっと、みじ・・・)
[「みじめ」と言いかけるが、みんなが気分を害しかけたので・・・]
ロス: Sorry, that's "pathet," which is Sanskrit for "cool way to live."
(ごめん、その「ミジ・・・」っていうのは、サンスクリットで「カッコイイ生き方」っていう意味なんだ。)
pathetic は「哀れを誘う、痛ましい、みじめな」という意味です。
この形容詞の元になった名詞の pathos は「哀愁、ペーソス」、「情念、パトス」という意味になります。
ロスはいい年になってルームメイトと住むのはみじめだと言おうとしたのですが、レイチェルとモニカ、ジョーイとチャンドラーがそれぞれ一緒の部屋でルームメイトとして暮らしているのです。
そのことを非難するとマズいと悟ったロスは、とっさに「サンスクリット語ネタ」で誤魔化したわけです。
サンスクリット語なら、きっと誰にもわからないだろうと思うのは、日本人でも同じですね。

サンタのバイトの仕事がゲットできなかったジョーイ。
ジョーイ: Some fat guy's sleeping with the store manager. (あの太っちょが、店長と寝てるんだな。)
He's not even jolly. It's all political. (あいつは陽気でも何でもないんだ。ただの策略家だ。)
jolly は「楽しい、愉快な、陽気な」という意味。
サンタクロースやクリスマスのイメージですね。
ところが、サンタという陽気で明るいイメージのバイトにも、陰ではドロドロした争奪戦が繰り広げられているようで。

サンタの手伝いの役しかもらえず、怒るジョーイ
ジョーイ: It's just such a slap in the face, you know?
(それって、侮辱だと思わないか?)
slap とは「(平手で)ピシャリと打つこと」なので、slap in the face は直訳すると「顔をピシャリとたたかれること」、つまり、「侮辱」という意味になります。

大晦日に恋人がいるのはレイチェルだけ、ところが
レイチェル: For your information, Paolo's gonna be in Rome this New Year's.
(ご参考までに、パウロはこの新年はローマにいる予定なの。)
for your information は「ご参考までに」という意味で、略して FYI とも書きます。

チャンドラー: I say this year, no dates, we make a pact. (今年の年末は、恋人はなしで過ごす、っていうデートなしっていう協定を結ぼう。)
pact は「協定、条約」です。a nonaggression pact は「不可侵条約」です。
promise に比べると、ちょっと堅い感じがしますが。

フィービーのライブ、クリスマスに合わせた歌らしいのですが、これがまた・・・(笑)。
ざっと日本語訳だけ、書いておきます。
「石炭の目の人形[雪だるま]を作った。微笑みがうっとりするくらい。ママが台所で自殺してたなんて、どうして私が知ることができただろうか・・・」
とか歌いながら、手に持った鈴を振って、la,la,la と高らかに歌い上げるフィービー。
「ママの遺灰が、ママのまつ毛までもが、小さな黄色いビンの中で眠ってる・・・」
ashes (灰、遺灰)と eyelashes (まつ毛)が韻を踏んでます。
jar は広い口の瓶のことです。ジャムが入ってる瓶などがそうです。
日本語のジャー(魔法瓶)という意味は、英語にはありません。

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posted by Rach at 12:55| Comment(22) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月30日

フレンズ1-9その5

ついに怒り出すモニカ、せっかくみんなのリクエスト通りの料理を作ったのに・・・と泣きながらわめいています。
チャンドラー: Monica, only dogs can hear you now. (モニカ、言ってること、犬にしかわかんないよ。)
泣きながらしゃべる声が、まるで犬の鳴き声のように聞こえるからです。

ついにみんなは大喧嘩。ふてくされて黙り込んでいますが、
フィービー: Ugly Naked Guy's taking his turkey out of the oven. (裸のブ男が、七面鳥をオーブンから出してる。)
Oh, my God! He's not alone. Ugly Naked Guy is having Thanksgiving dinner with Ugly Naked Gal.
(まあ大変。彼は一人じゃないわ。裸のブ男が裸のブ女と感謝祭のディナーを食べてる。)
galは「ギャル」(死語?)です。girlが変形したもの。
それにしても、「裸のブ女」ってどんな人?
(というより、「ブ男」とはいうけど、「ブ女」って言葉はないような・・・)
このエピソード以降、この女性は登場しなかったように思いますが・・・
イメージがわきにくいから? イメージしても、ちょっとつらいから?

フィービー: It's nice that he has someone. (彼も誰かがそばにいて、良かったわね。)
このフィービーの一言で、「フレンズ」はお互いの大切さを知り、仲直りします。
ちょっとベタな感じもしますが、ここは素直に「友達っていいな。」と思える方が、フレンズの良さを楽しめると思います。
なんか、すっごい喧嘩しても、結局、仲直りできちゃうっていうのがこのドラマの良さなのです。
日本のドラマはどうしても「恋愛」がメインになるのでこういう雰囲気のドラマってあるかなぁ?
実は日本のドラマはあまり見ないんですが、思い出すのは「白線流し」くらいかな?

仲直りした6人は、ディナーを囲みます。
チャンドラー: Shall I carve? (お切りいたしましょうか?)
レイチェル: By all means. (ぜひ、お願いします。)
carveは「(食卓で肉などを)切る、切り分ける」という意味です。
アメリカでは、七面鳥の丸焼きを切り分けるのは、男の仕事だとされているそうです。
なかなか女の細腕では、てごわそうですもんね。

食パンをモニカとジョーイが分けようとします。
フィービー: You guys have to make a wish. (願いごとをしなくちゃいけないわ。)
願いごとをしながら、食パンを引っ張り合う二人。
フィービー: You got the bigger half! What did you wish for? (ジョーイが大きい方を取ったわ。何をお願いしたの?)
ジョーイ: The bigger half. (「大きい方」が欲しい、って。)
いかにもジョーイらしい願いごとでした。
願いが叶って、良かったね、ジョーイ。

チャンドラー: All right, I'd like to propose a toast. (オーケー、俺が乾杯の音頭を取るよ。)
proposeは「提案する、結婚を申し込む(プロポースする)」という意味もありますが、propose a toastで、「乾杯の音頭を取る」という意味になります。
乾杯はCheers!と言っているのもよく見かけますね。
どうしてtoastかと言うと、乾杯の飲み物にトースト(焼いたパン)を入れていたから、と聞いたことがあります。

乾杯のついでに、
ロス: Here's to a lousy Christmas! (最低のクリスマスになりますように。)
レイチェル: And a crappy New Year! (そして、くだらない新年が迎えられますように。)
Here's to...!は「・・・に乾杯! ・・・がありますように。」という意味。
lousyはもともと「シラミがいっぱいの」という意味で(シラミは、単数形はlouse、複数形はlice)、
そこから、「最低の」という意味になります。
また、crappy(くだらない)もcrap(うんち)から来た言葉です。
お食事中の方、ごめんなさい。

ラスト、地下鉄にある、例のポスターの前に立つジョーイ。
性病のことが書いてある部分を剥がすと、下には別のポスターの文字が。
"Bladder Control Problem?" (尿漏れが心配ですか?)
"STOP WIFE BEATING" (妻への暴力はやめて)
"HEMORRHOIDS?" (「ぢ」ですか?)
そして、もう一枚めくると、
"WINNER OF 3 TONY AWARDS" (トニー賞3部門で受賞)
トニー賞とは、アメリカ演劇界の権威ある賞のことです。
お芝居をやっている俳優のジョーイには、憧れの賞なわけですね。
これで良し、とニヤリとして去っていくジョーイでした。

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posted by Rach at 11:12| Comment(12) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月29日

フレンズ1-9その4

チャンドラーが興奮してやってきます。
The most unbelievable thing has happened! Underdog has gotten away!
(最も信じられないことが起こった! アンダードッグが逃げ出したんだ!)
Underdogとは、1960年代後半から70年代前半にかけて9年間アメリカで放送されていたUnderdogというアニメの主人公です。
このエピソードの中で、感謝祭のパレードの様子が3シーン挿入されますが、最後に出てきたウルトラマンが飛んでるようなポーズの赤い服を着た犬がUnderdogです。
チャンドラーは、このバルーンが飛んでいったという話をしているのです。
ちなみに、underdogとは今年(去年?)の流行語の「負け犬」という意味です。("負け犬"という言葉、私はどうも好きになれないなぁ・・・)

モニカ: Got the keys? (カギ持った?)
レイチェル: OK. (オーケー。)
この会話が後に大喧嘩の原因になるのですが・・・。

元妻のキャロルの家で、お腹の赤ちゃんに話しかけようとするロス。
ロス: Where am I talking to here? (どこに話しかけたらいいの?)
There is one way that seems to offer a certain acoustical advantage, but...
(音響学的な効果を生みそうな方法がひとつあるんだけど・・・)
ロスは「赤ちゃんが出てくるところ」(キャー、やだぁ〜!!)から話しかけたらいいんじゃないかなー、と提案しているわけです。
acousticはアコースティックギター(エレキギターではない、生の楽器のギター)のアコースティックですが、発音は、「アクースティック」になります。

ちなみに、キャロル役の女優さんがこのエピソードから代わっています。
こういうことはアメリカではよくあるようで、活躍の場が少ないとか、別の方面で頑張りたいとかの理由で、途中でキャストが交代するそうです。

アンダードッグの逃走を見て大喜びの5人ですが、部屋のドアを開ける時になって、
レイチェル: You've got the keys. (モニカがカギを持ってるわよ。)
モニカ: No, I don't. (いいえ、私は持ってない。)
レイチェル: Yes, you do. When we left, you said, "Got the keys." (いいえ、あなたが持ってるわ。出る時に、あなた言ったもの。「カギ持った。」って。)
モニカ: No, I didn't. I asked "Got the keys?" (いいえ、そうは言ってないわ。私は尋ねたのよ、「カギ持った?」って。)
レイチェル: You said, "Got the keys!" (モニカは「カギ持った!」って言ったわ。)
押し問答をする二人。
日本語と違い、英語では主語を省略することはあまりありません。
つまり、英語にとって主語は大事なんですが、このシチュエーションではまさにそうですね。
モニカが"Have you got the keys?"と質問していれば、誤解は生まれなかったのに・・・。
レイチェルはモニカが"I've got the keys."「カギは持ってるから。」と言ったと勘違いしたんですね。
ちなみに、have gotは「持っている」という意味です。
さらに、この押し問答でのポイントは、yesとnoの使い分けです。
上のセリフの3行目、日本語では「いいえ、あなたが持ってるわ。」としましたが、英語ではYes, you do.です。
日本語の「はい、いいえ」は相手の言ったことを肯定するか否定するかで決まりますが、英語の場合は、後に続く文章が、肯定文か否定文かでyes, noが決まるのです。
日本語の「いいえ、あなたが持ってるわ。」をそのまま直訳しようとして、"No, you do."と書くと間違いです。

ここで、日本人が間違いやすい、否定疑問文についてお話します。
否定疑問文で尋ねられたら、その答えの「内容」が肯定ならyes、否定ならnoを使うのです。
例えば、Can't you speak English?「英語がしゃべれませんか?」に対して、
「いいえ、しゃべれます。」はYes, I can.
「はい、しゃべれません。」はNo, I can't.
になるのです。
つまり、否定疑問文ではなく、普通の疑問文で尋ねられた場合(Can you speak English?)の時の答えと同じになる、ということです。

ジョーイの持っているスペアキーをいろいろ試してみるが、なかなか扉は開きません。
七面鳥が焦げちゃうとイライラするモニカに、
ジョーイ: I got one keyhole and a zillion keys! You do the math.
(一つの鍵穴に対して、数え切れないくらいのカギがあるんだ。計算してくれよ。)
zillionは、million, billionから派生した口語で、「無数の、すごい数の」という意味になります。
さすがにzillionは大袈裟ですが、それにしても、一体どこのスペアキーをこんなにたくさん持っているのでしょう。
math = mathematics(数学)ですから、do the mathで「数学をする、計算をする」という意味になります。

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posted by Rach at 15:07| Comment(0) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月28日

フレンズ1-9その3

地下鉄で、ジョーイは美人に声をかけます。
ジョーイ: We used to work together. (僕たち、昔、一緒に働いてたよね。)
女性: We did? (そうだった?)
ジョーイ: At Macy's. You're the Obsession girl, right? I was the Aramis guy. Aramis? Aramis? (メイシーズで。君はオブセッションっていう香水担当だろ? 俺はアラミス担当だった。 [香水をかける真似をしながら] アラミスどうですか? アラミスどうですか?)
used toは「昔・・・だった」という意味です。
特にいつのことだったかを言う必要がない時に使います。
「今は違う。」ということも暗に示しています。
ジョーイが香水をお客さんにかけるしぐさをしていますが、後のエピソードで、香水のバイトをするシーンがちゃんと出てきます。
日本ではこういうバイト、見かけないなぁ。

ジョーイ: You're the best in the business. (君は、一番の売り手だったよね!)
女性: Get out! (やめてよ!)
ジョーイ: I'm serious. (まじだよ。)
普通、Get out!は「出て行け!」という意味ですが、「ばかな。」という意味もあります。
ここでは、それほどキツい意味ではなく、「冗談言わないで。やめて。」という感じ。
本人は誉められて喜んでいるのです。
ですから、ジョーイはI'm serious.「俺は本気で言ってるんだよ。」と言っています。

誉められた女性は嬉しそうに、
Really? You don't know what that means to me.
(そんな風に言ってもらえると嬉しいわ。)
これは直訳すると、「そのあなたの言葉が私にとってどういう意味があるか、あなたにはわからないでしょうね。」という意味。
つまり、「私にとって、とても意味のある言葉だわ、嬉しいわ。」ということになります。

いい雰囲気になりかけたのに、女性は突然用事があるからと去っていきます。
振り返ったジョーイは、自分がモデルになった市の無料診療所のポスターを発見。
そこには、ジョーイの写真と
What Mario isn't telling you... VD You never know who might have it.
(マリオがあなたに言っていないことがある・・・"性病" 誰が性病にかかっているかなんてあなたには決してわからないのだ)
つまり、「あなたのお付き合いしている彼(彼女)が性病を持ってるかもしれませんよ。だから、今すぐ検診を受けて下さい。」というPRのポスターのようです。
ジョーイは性病患者のモデルになってしまったわけですね。
それを見た彼女は、逃げ出してしまったわけです。
VDはvenereal diseaseの略で、性病という意味なのですが・・・しかし、日本語で書くと、なんともこわいポスターですね。

セントラルパークに入ると、5人が笑いながら話をしています。
ジョーイ: I guess you all saw it. (お前ら、みんな、あれを見たんだな。)
レイチェル: Saw what? (見たって何を?)
フィービー: We're just laughing. You know how laughter can be infectious. (ただ笑ってただけよ。だって、笑いって伝染するじゃない。)
infectiousはinfection(感染、伝染)の形容詞です。
an infectious diseaseは「伝染病」。
伝染するという言葉から派生して、笑いなども人から人へ移るので、infectious laughter(つられてしまう笑い)という表現もあるのです。
フィービーは、infectiousという言葉をわざと使って、ジョーイをからかっているのですね。

モニカが感謝祭ディナーを準備中。ロスは何だかご機嫌ななめ。
モニカ: What? (何よ?)
ロス: I don't know. It's just not the same without Mom in the kitchen. (別に。ただ、台所にママがいないと、いつもと違うなーって。)
モニカ: That's it. Get out of my way and stop annoying me! (それ以上言わないで。もうどいて、イライラさせないでよ!)
ロス: Well, that's closer. (あぁ、それで似てきた。)
モニカの性格はママ譲りのようです。
ロスは何だかマザコンみたいな発言ですが、それだけ感謝祭という行事が家族で過ごす大切な行事だ、ということがわかりますね。

フィービーはチャンドラーが大嫌いなパンプキンパイを見せびらかします。
チャンドラー: We all laughed when you did it with the stuffing, but that's not funny. (フィービーが七面鳥の詰め物でふざけたのは大笑いしたけど、それは笑えないよ。)
stuffingとは、七面鳥の中に詰める詰め物のことです。
チャンドラーは、ロスの頭を詰め物にする話(七面鳥の中に、ロスの頭を突っ込んでみたら・・・と言ったこと)は面白かったが、パンプキンネタは、自分にはヘビーすぎると言いたいようです。
かなりのトラウマになっていますね。かわいそうなチャンドラー。

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posted by Rach at 12:09| Comment(0) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月27日

フレンズ1-9その2

ロスはキャロルの部屋を訪ねますが、恋人のスーザンしかいません。
ロス: I just came by to pick up my skull. Well, not mine, but... (僕はただ、僕の頭蓋骨を取りに寄っただけなんだ。[驚いたスーザンに] あぁ、「僕の」じゃないけどね。)
come byは「立ち寄る」。ロスは科学者(古生物学者)なので、骨の標本を博物館から借りれるらしく、それを学校の先生をしている元奥さんに貸していたようです。
何気なく、my skullと言ってしまいましたが、ロスの頭蓋骨であるはずもなく(ロスは生きてるんで)、not mineと説明を付け足したわけ。
まぁ、考えれば当たり前の話ですが、「僕の頭蓋骨」と言われたら、日本語でもビクっとするかも?

頭蓋骨といえば、落語か小噺でこんなのがありました。(ちょっと内容が違ってるかも・・・)

ある物売りが大声でお客を呼んでいます。
「ここにあるのは、実に珍しい代物だよ。なんと、あの織田信長公、御歳九歳のしゃれこうべ(頭蓋骨)だよ。」
「織田信長は48歳くらいまで生きたんだろ。そんなもの、あるわけないよ。」
物売りは澄ました顔で、「あるわけないものがあるから、珍しいんじゃないですか。」

・・・と、何だか、フレンズとは全然方向性が違ってしまいましたね、すみません。
でも、頭蓋骨というと、何故か思い出してしまって・・・。

頭蓋骨を探しに来たロスに、
スーザン: What's it look like? (どんな感じのもの?)
ロス: Kind of like a big face without skin. (皮膚のない大きな顔、って感じかな。)
スーザン: I'm familiar with the concept. (頭蓋骨の概念は理解してるわよ。)
馬鹿にされたスーザンは怒っています。
be familiar withは「・・・をよく知っている」という意味です。
familiar faceは「見覚えのある顔」という意味になります。

おなかの赤ちゃんにキャロルとスーザンが話しかけていると知ったロス。
赤ちゃんに聞こえるわけないと言い張りますが、
フィービー: I believe it. I think the baby can totally hear everything. (私は信じてるわ。赤ちゃんには全部聞こえてると思う。)
I'll show you. This will seem a little weird. But you put your head inside this turkey and we'll all talk and you'll hear everything we say. (実演してあげるわ。変な感じがするとは思うけど。でも、ロスがこの七面鳥に頭を突っ込んで、私たちみんながしゃべるわ。そしたら、ロスには私たちの言ってることが全部聞こえるでしょうね。)
チャンドラー: I'd just like to say I'm totally behind this experiment. (俺はこの実験に全面的に賛成だ、と言わせてもらうよ。)
showは「実際にやり方を見せながら教える」というニュアンスです。
behindは「・・・の後ろに」という意味ですが、そこから派生して「・・・を支持して、賛成して」という意味にもなります。
「バックについてるぞ」という感じでしょうか。

お金がなくて、家族とのスキー旅行に行けないと嘆くレイチェルですが、
モニカから渡された封筒には、なんとお金が。
モニカ: We all chipped in. (私たちみんなでお金を出し合ったのよ。)
ロス: We did? (僕たちみんな?)
モニカ: You owe me $20. (20ドル貸しよ。)
chip inは「カンパする、お金を出し合う」という意味。
モニカのYou owe me..は、第7話で、ヘッケルさんがYou owe me a cat. 「猫は貸しにしておく。」と言ったのと同じ表現です。
$20は、20 dollarsですが、ここでは、20bucks(バックス)と言っています。
buckは「ドル」を表す俗語で、フレンズではdollarよりもbuckの方をよく使っているように思います。

チャンドラー専用のお菓子や缶詰の感謝祭ディナーを見たレイチェル、
This is your Thanksgiving dinner? What is it with you and this holiday?
(これが感謝祭のディナーなの? あなたと感謝祭に何があったの?)
チャンドラー: I'm 9 years old. (僕が9歳の時だった。)
ロス: I hate this story! (この話、もういやだよ。)
この後、チャンドラーはトラウマになっている子供の頃の感謝祭の話をします。
感謝祭のディナーを食べてる最中に、両親の離婚を聞かされたという暗い過去を持つチャンドラー。
レイチェルは初めて聞く話ですが、他のメンバーは、もう聞くのもいやなようですね。

(Rachからの感謝のことば)
<ランキングの話ばかりして恐縮なんですが>
みんなの英会話奮闘記トップページの7月25日付「週刊! 人気ランキング」で、何と8位にランキングされました!!!
それもこれも、このブログを応援してくださった皆々様のお陰でございます。ありがとうございました。(注:「みんなの英会話奮闘記ランキング」への参加は、2016年5月末日をもって終了しました)

posted by Rach at 12:29| Comment(2) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月26日

フレンズ1-9その1

シーズン1 第9話 The One Where the Underdog Gets Away (感謝祭の大騒動)
原題は「アンダードッグが逃げる話」

セントラルパークの店長にお願いしているレイチェル。
レイチェル: Terry, I know I haven't worked here long, but I was wondering, would it be possible, if I got a $100 advance on my salary? (テリー、ここでまだ長くは働いてないことはわかってるわ。でも、お給料を100ドル前倒しで、もらえたりするかなー、って思ったりしてるんだけど。)
I was wondering if...で、「・・・かどうかと思っていたんですが。」という意味です。
この場合は、「100ドル前倒しでもらうことが可能かどうか」について、どうかな、いけるかな、と思い悩んでいたという意味になります。
これは遠回しな言い方で、上司に休暇を申請する場合に厚かましくならないようにお願いする場合などにも、I was wondering if I could take a day off. 「一日お休みをいただきたいのですが・・・。」という風に使えます。
さすがのレイチェルも、いきなり、前倒しで下さいとは頼めないようで、精一杯、控えめにお願いしています。

ジョーイが何故か化粧をしてセントラルパークに入ってきます。
ジョーイ: As of today, I'm officially "Joey Tribbiani: actor/model." (本日をもって、俺は正式に「ジョーイ・トリビアーニ: 俳優兼モデル」になったんだ。)
チャンドラー: I was thinking you look more like "Joey Tribbiani: man/woman."
(俺には、「ジョーイ・トリビアーニ: 男兼女」に見えるけど。)
as of todayは、「本日をもって、本日付けで」という意味です。
確かに、モデルというよりも、ちょっと女っぽいメイクのジョーイであります。

ロス: You were right. How can they do this to us? It's Thanksgiving!
(モニカの言ったとおりだったよ。うちの両親は僕らに何て仕打ちをするんだ。感謝祭だぞ!)
感謝祭に家にいない両親に大激怒のロス。
Thanksgiving Dayとは、米国の祝日で、11月の第4木曜日。
イギリスから1620年 Mayflower号で新天地アメリカにやってきたPilgrim Fathers(英国清教徒団)が、秋の収穫を神に感謝し祝ったのが始まりと言われています。
今回のエピソードにも出てきますが、roasted turkey(七面鳥の丸焼き)やパンプキンパイなどを食べるのが習わしです。
ところで、どうしてロスはこんなに怒っているのか?
アメリカ人にとっては、感謝祭は、家族が揃って食事をする大切な行事のようです。
アリーmy Loveで、アリーの同僚のジョージア(アリーの元カレの奥さん)が自分の悩み(確か不倫?)で頭がいっぱいで、感謝祭の七面鳥(焼く前のもの)を買い忘れたと言ったら、みんなに「主婦失格」みたいに非難されてた、というシーンがありました。
彼女は弁護士でキャリアウーマンですが、それでもそれを買い忘れただけで攻撃されてしまうほど、アメリカ人にとっては重要なイベントなのでしょう。

フィービーを感謝祭に誘うモニカ。
So you're free Thursday, then? (それじゃあ、木曜日は予定空いてるのね?)
フィービー: Yeah. Oh, can I come? (えぇ。あっ、私、モニカの家に行ってもいい?)
ここで、日本人が間違えやすい、comeとgoの話をします。
come=来る、go=行く、と覚えている人が多いのですが、実はちょっと違います。
comeは、話し手の方へ誰かが来る場合、さらに、相手の方へ行く場合にも使います。
ここでフィービーの使っているcomeは、「相手の方(モニカの家)へ行く」という意味です。
また相手が今いる場所でなくても、相手が行こうとしている場所へ一緒に行きたいという場合もcomeを使います。
"We're going on a picnic today. Will you come, too?" "Yes, I'd love to come with you."
「僕たち今日、ピクニックに行くんだけど、君もどう?」「私も一緒に行きたいわ。」という感じです。
つまり、comeは、"話者がイメージしている場所、話題の中心となる場所"に向かう、近づく、というのが基本的な意味になるのです。
一方、goは、イメージしている所とは、別の場所に行く、という意味になります。
日本語の、来る、行くは、あくまでも"話者のいる場所"を起点にして考えているという点で異なります。

ロス: Well, I'm off to Carol's. (キャロルの家に行ってくる。)
be off toは、「・・・へ出かける、出発する」という意味。
もともとoffは「・・・から離れて」という基本的な意味がありますが、今いる所から離れて(off)、・・・へ(to)向かう、ということですね。

posted by Rach at 13:03| Comment(8) | フレンズ シーズン1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする