2008年07月28日

私の本の目次

シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法 の「目次」です。
(上のアマゾンでの紹介ページの「商品の詳細」の「目次を見る」のリンクをクリックしても目次は見られるようになっています。)
何かの参考になれば幸いです。


(目次)

はじめに


1    「深く」がポイント

1.1    私は「英語解説者」でありたい
1.2    英語は「暗記モノ」ではない
1.3    ドラマを使う意義
1.4    子供は言葉をどう覚えるか?
1.5    日本語と他言語とのズレ
1.6    たくさんの情報が隠れている
1.7    長い文章を話すには、長い文章が聞けなければならない
1.8    文法のありがたみを知る
1.9    ナチュラルな表現とは
1.10   間違うことを恐れてはいけない、でも、間違っても問題ないと開き直ってはいけない
1.11   「深く」掘り下げる


2    Rach流DVD学習法

2.1    完全5段階
2.2    具体的な調べ方とメモの取り方
2.3    英和辞典か、英英辞典か
2.4    イディオムとジョークの関係
2.5    サブカルネタの調べ方
2.6    文の構造をつかむ訓練
2.7    はしょる3段階
2.8    自分の実力を思い知る、そしてこれが最終目的地だと知る
          −第1段階が「ネタバレ禁止、英語音声、字幕なし」である本当の理由−
2.9    日本語訳を利用する意義とその限界
2.10   最後に「今の自分」が気になるところを調べて、それをデータベース化しておく
2.11   答えがわからなくても気にしない
          −またどこかで再び出会うこともあるさ、と気楽に構えよう−
2.12   自分なりの根拠を持って論理的に「考える」


3    ネイティブに対峙する前にできること、すべきこと

3.1    「とにかく実践あるのみ!」なのか?
3.2    インプットなくしてアウトプットなし
3.3    「ああ言えばこう言う」のリズムと間(ま)、「会話はキャッチボール」と知る


4    「続ける」には好奇心が必要

4.1    興味を持続させること
4.2    苦行ではない「楽しみ」としての学習
4.3    「知的好奇心」を持つ
4.4    せめて、ネットの情報を英語で読めるようにはなりたい(ですよね?)


5    学習を続けるために心掛けたいこと

5.1    まずは「人の意見」に耳を傾けてみる
5.2    次に「自分で」やってみる
5.3    ある程度やってみて、それから自分なりに「カスタマイズ」する
5.4    途中でやめることは「挫折」か?


おわりに

私の使っている本・ツールとその使い方

(目次は以上です)
posted by Rach at 11:10| Comment(2) | 著書1冊目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月10日

今回はアマゾンで168位

先日の記事、日経新聞1面広告(2回目)掲載されました で、7月8日(火)に、日経新聞の1面に広告が掲載されたことをお伝えしました。

その日の夜の 22:45 にネット書店のアマゾン(Amazon.co.jp)を見ると、

Amazon.co.jp ランキング: 本で168位

でした。
本の総合ランキングで 168位、ということです。
これが今回の最高順位のようですね。

4月の広告掲載時の、アマゾンで115位!? には及びませんでしたが、それでも、こんなにランキングが上がってくれて、著者としては本当に嬉しいです。
購入して下さった皆様、本当にありがとうございます!

また、以前にも、アマゾンの「ヒット商品」にランクイン という記事でご説明させていただきましたが、アマゾンには、「ヒット商品」というコーナーがあります。
「過去24時間に最も売上が伸びた商品を紹介」するコーナーです。
上記の「本の総合ランキング 168位」の時、前日からの伸び率も高かったようで、ヒット商品のランキングでは、

5. ↑6,821% 本の売上ランキング: 168 (昨日の売上ランキングは11,628でした)

と表示されていました。
つまり、「アマゾンの中で一日で売上が最も伸びた本の 5位」だった、ということです。

この「ヒット商品」という項目は、広告を出したことでどれだけの効果があったか、というのを確認するのにとても良い指標です。
これを見ても、今回2回目の広告を出させていただけたことは、とてもありがたいことだと思いました。
その本のフォローアップのためにも、これからもこのブログを頑張って続けて行きたいと思います。
これからもどうかよろしくお願いいたします。


いつも、広告を出すと、アマゾンのランキングの話ばかりしてすみません。
今日は、この下(↓)に、フレンズ解説記事を投稿しております。


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posted by Rach at 15:04| Comment(0) | 著書1冊目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月29日

アマゾンの「ヒット商品」にランクイン

ネット書店のアマゾン(Amazon.co.jp)には、「ヒット商品」というコーナーがあります。
「過去24時間に最も売上が伸びた商品を紹介」するコーナーです。
5/29(木) 12:00現在、その 76-100位のページ(↓)に、私の本が載っています。(データは頻繁に更新されるので、少し時間が経つと載っていない可能性が高いです。)
Amazon.co.jp: ヒット商品: 本の売上ランキングで、過去24時間に最も売上が伸びた商品をご紹介します。(76-110位)
ヒット商品としては、91位にランクインしており、以下のように説明があります。
91. ↑78% 本の売上ランキング: 424 (昨日の売上ランキングは756でした)

私が調べたところ、どうもこれは、本の総合売上ランキングで、450位までに入っているものを対象としているらしく(なぜか 500位というキリのいい数字でないのが不思議だけど…笑)、今(5/29 12:00現在)は、売上ランキングで 424位なので、ここに表示してもらっているようですね。
ランキングなどでは、「情報は1時間ごとに更新されます。」とのことなので、今、この瞬間しか、その「ヒット商品」に入っているのを見ることができないかもしれません。
でも、「貴重な経験」(笑)なので、ご紹介させていただきました。
今度情報が更新されたら、きっと圏外になっているでしょう(泣)。

ベストセラーのランキングだけではなく、アマゾンにはいろんな情報があるんですねぇ…。
面白いな、と思ったので、まずはお知らせまで。


(上の記事投稿直後 5/29 12:43 追記 )
ちなみに、過去記事、日経新聞1面に広告が掲載されました と、アマゾンで115位!? で触れましたように、4/19 に日経新聞に広告を出した後、アマゾンでは、115位までランキングが上がりました。
その 115位の瞬間ではなく、255位だった時の「ヒット商品」のデータを、後に Google のキャッシュで見つけました。
その表示は、以下のようになっていました。
8. ↑2,970% 本の売上ランキング: 255 (昨日の売上ランキングは7,831でした)

前日との比較なので、前日の順位が低いほど、ヒット商品としてのランキングは上がる仕組みなのですが、それにしても 8位とは!
広告を出したら上がるのはある意味当然としても、やはり実際にその効果が確認できる、というのは嬉しいものです。
今回の広告も、一瞬だけでも「ヒット商品」にランクインできて良かったなぁ、と思います。
購入して下さった方々、ありがとうございました!

あ、著書の広告やランキングの話ばかりすみません。
今日は、この下(↓)に、フレンズ解説記事を投稿しております。
(追記はここまで)


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posted by Rach at 12:18| Comment(6) | 著書1冊目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月11日

売れ筋ランキングでいい感じ♪

「NTT出版」、そして、「紀伊國屋書店BookWeb」、その二つの「売れ筋ランキング」で、私の本が「いい感じ♪」(笑)で売れている、という話です。

「NTT出版」 編
NTT出版 トップページ の左側に、「売れ筋ランキング」というコーナーがあります。
トップページでは、3位までしか紹介されていないのですが、売れ筋ランキング という青い文字をクリックすると、以下のページにジャンプします。
NTT出版 一般書籍 売れ筋ランキング
私の本が、なんと「6位」です。
このランキングは「4月中の売れ筋ランキング」だそうです。

ちなみに、ランキングではありませんが、
NTT出版 書評情報4月 をクリックすると、「2008年4月 書評情報」を見ることができます。
過去記事でお知らせしたように、週刊STの書評で取り上げられたことも、

書評掲載情報
週刊ST (2008年4月4日)2面

と、きちんと書いて下さっています。
硬派な本に混じって、私の本のことも記述して下さっているのが嬉しいです!
(私の本が、えらく高尚に見えてくるような気がします…笑)


「紀伊國屋書店BookWeb」 編
紀伊國屋書店BookWebでの、私の本の紹介ページはこちら(↓)。
紀伊國屋書店BookWeb: シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法
そのページの下の方に青い字で、
★この商品と同じ分野の売れ筋商品を見る
というリンクがあります。
それをクリックすると、「BookWeb売れ筋 オススメ商品!」というページにジャンプします。
これは、「最近6ヶ月間の販売数」のランキングのようです。
そのページの上に、
★の数はBookWebでの最近6ヶ月間の販売数に比例しています。[最近1ヶ月の売れ筋を見る]
と書いてあり、その青い字の [最近1ヶ月の売れ筋を見る] をクリックすると、
「BookWebでの最近1ヶ月間の販売数・売れ筋」のランキングが出てきます。
それがこちら(↓)。
BookWeb売れ筋 オススメ商品! 最近1ヶ月の売れ筋
そこで、なんと私の本が「3位」!です。

過去記事でも触れましたが、紀伊國屋書店さんでは、KINOビジョン(キノビジョン)という、店頭映像ニュースで紹介していただいたこともあり、このような良い結果に繋がったのだろうと思います。

この「同じ分野」というものが、どういうカテゴリーなのかは明示されていませんが、ざっと見たところ、「英語勉強法、英語学習法」のカテゴリーのようですね。
実は私が驚いたのは「3位」という数字ではなくて、私の本の上に 「1位、2位」で並んでいる本が、英語ブロガーでなくても知っている、有名な「超ベストセラー本」だったからです。
あえてここではその本の名前を書かないことにします。
そのランキングを見て、「あぁ、この本か!」と驚いて下さい。
私の本のタイトルが一緒に並んでいるのを是非見ていただきたい!(笑)

各本のタイトルの後ろには、★の数がたくさん並んでいて、
「★の数はBookWebでの最近1ヶ月間の販売数に比例しています。」
とのことです。
「1位、2位」のベストセラー本と、 3位の私の本との星の数が圧倒的に違うところが「やはり」という感じなのですが(笑)、それでも、その「直下」に 3位で並んでいるのが嬉しかったです。

「勉強法」「英語勉強法」ブームは、昨年からずっと続いています。
「英語勉強法」本のベストセラーが出ていることで、その分野に注目する人が増え、私の本にも気付いて下さった、という方も多いだろうと思います。
実際、大きな書店の語学コーナーでは、そういうベストセラー本の近くに、私の本も表紙を向けて置いて下さったりもしています。
それが、すっごく嬉しかったなぁ。
「こんな有名な本の傍に、私の本が置いてある!」って。
だから、私は今のこのブームにとても感謝しています。
この時期に、自分の英語学習法の本を出版できたことは、本当にラッキーだったと思っています。


…ということで、今日の記事は「私の本の4月の売り上げが、お陰様で好調だったようです!」というご報告でした。
いろいろな場所で、いろいろな方法で購入して下さった皆様、本当にありがとうございました!!
そのご恩は、このブログを頑張ることでお返しして行きたいと思います!
これからも頑張りますので、どうかよろしくお願いいたします。


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posted by Rach at 11:00| Comment(3) | 著書1冊目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月06日

学習法から何を学ぶか? (私が著書で訴えたかったこと その2)

昨日の続きです。
私の著書、シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法 で、何を訴えたかったかという話、今日は、「勉強法・学習法」について語りたいと思います。

今は、勉強法・学習法ブームで、英語に限らず、さまざまな学習法の本が出版されています。
英語に限って言うと、英語を身に付けた人が持つ「英語に対する概念・認識」には、そこに共通したものを感じます。
ですが、その、英語を「自分のものにしてきた過程」がそれぞれの人によって違う、だから、様々な学習法が語られるのですね。
それぞれの人は歩んできた人生も違う、性格や習慣も違う、だから、その「学ぶ過程や方法」に違いが出るのは当然のことだと思います。

私は学習法には「絶対」はないと思っています。
ですから、私が提唱している「Rach流DVD学習法」も、それをおすすめはするけれども、押し付けるつもりはありません。
私が示したものは、「”私は”こうやって英語を身に付けた」というものにすぎないからです。

でも、人は、自分が実際にやってみたことしか説得力を持って語ることができません
そして、私のような「英語のプロではない素人の、いち英語学習者」が、実感を持って達成したという方法にも、何かしらの真実が存在すると思っています。
もちろん、私だけではなく、すべての勉強法・学習法には、その著者が自分の体験から得た真実が必ずある、と。

たくさんの学習法の中から「どれか一つ」を選ぶのではなく、その学習法に隠された真実を見極め、それが自分にも使えるものであるかどうかを確かめる、そして自分の学習法に取り入れていく…。
私が著書で書いたように、
『5.3 ある程度やってみて、それから自分なりに「カスタマイズ」する』
ことが必要なのです。

さまざまな勉強法・学習法がある中で、私が自分の方法をおすすめする理由、について少し述べたいと思います。

「海外ドラマを使ったDVD学習法」には、以下の利点があると私は考えます。

1. DVDの音声と字幕を切り替えて見ることで、「使えるフレーズのストックがたまっていく」という「即効性の効果」がある。

頻繁に登場する簡単なフレーズであるほど、「日本語訳とのズレ」が少ないです。
フレンズをずっと見続けていくことで、そういう便利なフレーズが自分の中に蓄積されていきます。
「ああ言えばこう言う」という会話のキャッチボールが、だんだん身に付いてきて、それが実際の会話に活かせるようになります。

2. その英語のセリフそのものをじっくり調べることによって、「英語のジョークを英語のままで理解できる」という「深いレベルに到達」できる。

フレンズのセリフを「深く」「強く」学んでいくことで、「英語の構造、英語のスピリット」が学べます。
そういうものが理解できるようになると、チャンドラーのセリフを聞いた時に、あの観客の笑い声と共に、笑うことができるようになります。
ジョークの間(ま)を学ぶことで、自分もそういうユーモアに溢れた言葉を言えるようにもなると思います。


英語を学ぶ人は、「どの程度の英語力を欲しているか」という目的地が異なります。
上に挙げた 1. と 2. も現在地(その人の現在のレベル)と、目的地(その人が求める英語のレベル)が異なっていますが、この「海外ドラマを使ったDVD学習法」は、そのどちらの人にも効果があります。
本当は、現在地も目的地も、もっと細かく分類されるはずですが、それぞれの状況で、それぞれ効果的に学べる方法、それがこのDVD学習法だと私は信じています。

私自身、フレンズの第1話を見た時は、「全く、全然」セリフが聞き取れませんでした。
ですが、この学習法を続けているうちに、徐々に聞き取れる部分、わかる部分が増えてきました。
そうなってくると楽しくなってきて、「もっともっとわかりたい!」と思う…。

私にとっては、「フレンズのセリフを理解したい」と思う気持ちが、英語を学ぶための原動力となっていました。
「フレンズの英語をいかに正しく理解するか」が大切なのではなく、わからないなりに考えることが大事なのだと思っています。
それをわかろうとすることで、調べたり考えたりして身に付いた知識が、自分の英語力を高めてきた、と思っています。
私の学習法は「フレンズを通して英語を学ぶ」ということです。


私の今の話に興味を持たれた方は、上のアマゾンのサイトの「商品の詳細」欄にある「目次を見る」をクリックしてみて下さい。
その目次から何かを感じていただけると嬉しいし、そしてさらに、目次で気になる言葉を見つけた方が、本屋さんで私の本を実際に手に取って、パラパラとでも見て下されば、私はとても幸せです。

人が語る勉強法・学習法は、自分の学習法の参考にするためのヒントでしかない。
私の本が、一人でも多くの方の学習法のヒントになればいい、私はそう思っています。


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posted by Rach at 08:03| Comment(7) | 著書1冊目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月05日

普通に映画を見ているだけでは… (私が著書で訴えたかったこと その1)

私の著書が発売されて、しばらくたちました。
今日と明日の2回に分けて、私がその本を通して訴えたかったこと、というのを書いてみたいと思います。
何かの参考にしていただけると幸いです。

Amazon.co.jp: シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法 では、表紙の画像が見られるのですが、このたび、「帯なし」と「帯あり」の両方の画像が見られるようになりました。

帯に載っている
普通に映画を見ているだけでは、英語力は上がりません。
というコピーを、私は結構気に入っています(笑)。
ちょっと突き放したような感じもするのですが、「洋画や海外ドラマをたくさん見ているのに、英語力があまり上がらない」と感じている方に、手に取ってもらえたらな、と思ったのですね。

「海外ドラマを英語学習に使う」という方法は、もうずーっと前から言われ続けていることです。
だから、私がDVD学習法の最初の提唱者でもないので、その点に関しては、偉そうに言うつもりはありません。
私が過去記事 私の英語学習歴(その2) で触れたように、私がその方法を知ったのは、「日経WOMAN」という雑誌の 2001年2月号の記事でした。
その頃から言われている話なので、実際に海外ドラマや洋画のDVDを使って英語を学ぼうとしてきた方は、かなりの数に上るのではないかと思います。

日本人が英語を学ぶ場合に絶対に必要なのは、「大量の英語を浴びる」ことです。
でも、それは絶対的な必要条件ではあるけれども、十分条件ではない気がします。
つまり、
「大量の英語を浴びる」ことが絶対に必要だけれども、大量の英語を浴びる”だけ”では英語をモノにすることはできない
それが私の持論です。

大量の英語を「受身」の形で浴びることだけで、英語力が伸ばせるのであれば、
「海外留学したけど、英語力は伸びなかった」
「移民第一世代は、第二世代、第三世代ほど英語が堪能にならない」
ということは起こらないはずです。
浴びている量・時間で言うと、留学、移民した場合には、日本にいる場合と比べて、かなりの量の英語に触れていることになるはずですからね。
海外で長い間生活している人の全てが、ネイティブレベルの英語を使えるわけではない。
そのことが、「ただ英語環境にどっぷり浸ることだけで、英語力が伸びるわけではない」ことを証明していると思います。

何もわからない状態では、異国の言葉はいつまで経っても、「音の洪水、文字の羅列」に過ぎない気がします。
そういう「意味がさっぱりわからない」他国の言語を、自分が使える言葉として、自分の側に「引き寄せる」ためには、その言語の意味するところ、その言葉の持つイメージを理解するための「何かしらのヒント」が必要だと私は思っています。

私が本で提示している「利用できる・使えるヒント」には3つの柱があります。
それは、「DVDの日本語訳(字幕・吹替)、文法、ネットで検索した情報」です。
それらを使って英語を「自分のものにする」「一つの方法を提示」したのが私の今回の本です。(本の中では「3つの柱」という言葉は使っていませんが…。)

この3本の柱も、「まずその柱ありき」ではありません。
私の著書の『2.8 自分の実力を思い知る、そしてこれが最終目的地だと知る −第一段階が「ネタバレ禁止、英語音声、字幕なし」である本当の理由−』で語っているように、

まずは、英語そのものにぶつかってみる、
そして、その英語を自分のものにするために、その3本の柱のアプローチを使う、
そして最終的に、その英語が英語のままで理解できるところまで理解を深める、

ということです。
英語に始まって、英語に終わる、「英語を理解すること、英語を使えるようになること」が目的なわけですから、最終的にはその英語そのものに帰ってくることになるのですね。

海外ドラマのDVDを使って英語を学ぼうとされた経験のある方はおわかりだと思うのですが、ドラマは私たちが想像するよりもずっと「難しい」のです。
それを利用して学ぼうとした場合に、
「文字数制限や文化の違いによって、日本語訳では訳し切れない部分がある」
「ジョークに日本人の知らない固有名詞が登場するので、そのジョークの面白さが理解できない」…
そういう「DVD学習法に立ちはだかる壁」にぶつかって、やっぱりこの方法ではダメだ…とあきらめてしまった方も多いのではないかと。

ですから私は「フレンズを見ている”だけ”で、英語力は飛躍的に伸びます!」みたいなことは決して言いません。
帯のコピーに「普通に映画を見ているだけでは、英語力は上がりません。」と書いたのは、「ただ普通に見る」ではない、何らかの方法が必要だ、と思っている、ということです。

DVDを使って学ぶ方法をおすすめする人間としては、上に述べた「DVD学習法に立ちはだかる壁」の部分に触れないわけにはいきませんでした。
そして、私自身、その問題をどう克服してきたか、というのが、今回の本のポイントでもあります。
ネイティブに直接質問できる境遇にない私が、どうやってわからない部分を調べてきたか、どうやってその異国の言葉を自分の側に近づけてきたか、というのが私の学習法のポイントです。

ですから、「海外ドラマを使って英語を学びたい、でも、どうしたらいいかわからない」という方、「自分なりの方法でやってみたけどあまり効果がなかった」という方にこそ、特に私の本を手に取っていただきたい、と思っています。

明日は、今ブームの「勉強法・学習法」について語ります。


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posted by Rach at 08:58| Comment(2) | 著書1冊目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月02日

お陰様で本が好調です

私の本が発売になって、ほぼ2週間がたちました。
まず最初にお知らせです。

Amazon.co.jp で私の本を紹介していただいているページ(↓)
Amazon.co.jp: シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法
に、「本の目次」を掲載しました。

「商品の詳細」欄にある、「目次を見る」というリンクをクリックすると、その目次を見ることができます。

これまでも「商品の説明/内容紹介」として、本の内容については触れていたのですが、それだと「具体的にどういう方法論が書かれているのか」がわかりにくいかな?と思ったので、今回、目次を掲載することにいたしました。
何かしらの参考にしていただけると幸いです。

Amazon の話が出たところで、ここで皆様にお礼を。
この Amazon のページをちょくちょくチェックしているのですが、
3/31(月) 22:20 に見たら、
在庫状況: 4点在庫あり。ご注文はお早めに。
と出ていました。
そして、次の日 4/1(火) の朝見たら、
在庫状況: 通常4~5日以内に発送します。
に変わっていました。
そして、今日の 4/2(水) の朝に見たら、
在庫状況: 在庫あり。
となっていました。

それはつまり、4/1 にいったん「Amazon の配送センターに在庫がない」状態になったということ、つまり、「Amazon の配送センターの在庫が全て売れた」ということのようです。
通常の本屋さんで言うと、本屋さんに置いてある本が全部売れたのと同じことだと思うので、これは著者としては、ものすごく嬉しい!!
Amazon で購入して下さった皆様、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。


私の本は、他の様々なネット書店さんでも取り扱って下さっています。
Yahoo!ブックス では以下のサイトで紹介して下さっています。
Yahoo!ブックス: シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法
そのページの下の方に、「ランキング」という項目があり、
「語学、辞書」のウィークリー売り上げランキング 2008年3月31日付(毎週月曜日更新)
この本が属しているジャンルのなかで、売れ行き部数の多い本のランキングです。[セブンアンドワイ調べ]

が載っていて、1位から3位までが表示されているのですが、「もっと読む」をクリックして、さらにその下の順位を見てみると…。
「語学、辞書」のウィークリー売り上げランキング で、なんと、私の本が 18位!に出ています。
有名な諸先生方の本が並んでいる中、また「TOEICテスト新公式問題集 Vol.3」という有名問題集も入っているランキングの中で、初登場18位!
自分の本のタイトルを見つけて、パソコンの前で驚いていた私です。


今日述べた「本の売れ行きが好調である」という嬉しいニュースは、本を買って下さった皆様のお陰です。それはまた、このブログを応援して下さった皆様のお陰でもあります。
本当にありがとうございます!

私は「いち英語学習者」としての視点で、私なりの学習法を提示しています。
自分に合った学習法を探しておられる方にとって、何かしらのヒントになればいいな、と思っています。

多くの方に私の学習法を知っていただくチャンスを与えて下さった、読者の皆様に、心より感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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posted by Rach at 14:35| Comment(11) | 著書1冊目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月20日

学習法の本を出版しました!

2008年3月19日に、私 Rach は本を出版いたしました。

タイトルは、
「シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法」
といいます。
アマゾンではこちら(↓)。
シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法
シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法

NTT出版 から出版されます。
NTT出版のサイトでの、紹介ページはこちら(↓)。
NTT出版 書籍詳細情報: シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法

目次はこちら(↓)。
私の本の目次

本の内容は、フレンズのセリフを解説するものではなく、「Rach流DVD学習法」をメインにしたものになります。

Rach流DVD学習法の部分は、これまでブログで書いてきた学習法の記事に追記し、まとめたものとなります。
具体的な学習方法については、かなり細かい部分まで掘り下げて加筆しました。

それ以外に、英語という言語に対する考え方、学習法に対する私のモットー、みたいなことも書いています。
私は、「英会話学校に通うよりも、そして海外留学するよりも、この DVD学習法の方がずっと効果的である」と常々思っていて、そういうことについても触れています。

Rach流DVD学習法以外の部分に関しては、ほとんど「新作書き下ろし」です。
もちろん、いろんな方とのコメントのやり取りで垣間見られた私のポリシー・モットー・哲学のようなものが随所に出ているとは思うのですが、ブログでは全く触れなかったような話も書いています。
ブログは全て読んだぞ!という方にも、新鮮に感じていただけるだろうと思っています。

本にはイラストも入っているのですが、そのイラストを担当して下さった方は、イラストレーターの matsu さんという方です。
イラストレーター matsu さんのサイト
matsu さんはなんと、あのベストセラー、世界一やさしい問題解決の授業 のイラストを担当されている方なんですよー!
そんな売れっ子の方が私の本のイラストを描いて下さるなんて感激!
そして、そんなすごい方に頼もうと思って下さった、NTT出版の担当者の方に感謝!

matsu さんのサイトの お仕事 works というページで、私の本の紹介をして下さっています。
そこでも触れられていますが、matsu さんには、「本屋さん用店頭POP(ポップ)」も描いていただきました。
これがすっごく可愛いんですよ。
皆様のお近くの本屋さんで、私の本と一緒にそのPOPも飾られているといいなぁ…。

ところで、Amazon.co.jp: シットコムで笑え! 楽しくきわめる英語学習法 には、既にレビューを1件いただいています。
そのレビューのプロフィールを読むと、それがどなたかおわかりになる方も多いのではないでしょうか。
実は、ジャパンタイムズの伊藤サムさんが、私の本の最初のレビューを書いて下さったのです!
伊藤サムさんのサイトはこちら(→) 伊藤サム 英語の世界

過去記事、DVD学習法、その他の学習法 で、週刊ST の「これであなたも英文記者」というコラムについて触れました。
その執筆者が伊藤サムさんだったのですが、サムさんが担当されていた当時、私はそのコラムに課題の英作文を投稿していました。
サムさんと直接お会いしたことはないのですが、投稿者としての私の名前を覚えていて下さっているようです。
今回、本を発行するに当たり、「STのいち読者であった私が、こんな本を出版することができました!」というご報告も兼ねて、サムさんに本を送らせていただきました。
すると、なんとサムさんがアマゾンにレビューを入れて下さったんですよ。
まさかレビューを書いていただけるなんて夢にも思っておりませんでしたので、本当に嬉しかったです!
この場をお借りして、お礼を申し上げます。本当にありがとうございました!


ちょうど4日前の3月16日に、投稿記事1000件目! The One Thousandth という記事を投稿しました。
そこにも書きましたが、もうかれこれ2年9ヵ月、ほぼ毎日このブログを続けていたことになります。
続けることに意味がある、というよりも、「楽しいからここまで続けられた」というのが私の実感です。
私のブログに流れているそういう「楽しい」部分が、今回、本のタイトルの「楽しく」という言葉に繋がっています。
本でもその「楽しさ」を感じていただけると嬉しいです。

ブロガー、それを「物書き」と言っていいのかどうかわかりませんが、こうして何かを発信している人間としては、自分の書いたものが本になる!というのは、もう本当に夢のような話です。
いろいろな幸運が重なって、ここまでたどり着けたのだと思います。

私の企画を多くの出版社さんに配信して下さった、企画のたまご屋さん の関係者の方々、
そして私の企画を採用して下さり、素敵な本に仕上げて下さった NTT出版 の関係者の方々に、心よりお礼を申し上げます。

また、ちょっと恥ずかしくて本には書かなかったのですが(笑)、私を支えてくれる家族にも一言。
私が英語を学ぶこと、ブログを続けることをいつも暖かい目で見守ってくれている夫と、
英語に夢中の母の元で素直に育ってくれている子供たちに、ありがとう、を。
うちの二人の子供は、今、日本語を学んでいる真っ最中。
その様子を目の当たりにすることで、「語学」の本質、「何かを学ぶということ」の本質に気付かされた気がします。
好奇心旺盛な子供たちに負けないように、私もいつまでも子供のような好奇心を持って、いろいろなことに触れて行きたいと思っています。

そして何よりも、このブログをずーっと応援して下さった読者の方々に、心よりお礼を申し上げます。
素人ブロガーにすぎなかった私が、本を出版できるようになったのも、皆様のお陰です。
たくさんの好意的な評価をいただいたこと、ランキングで応援していただいたこと、そして、読者の方とのやり取りを通して、私が英語学習者として大きく成長させていただいたこと、それが今回の出版に繋がりました。

読者の皆様、本当にありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします。

少しでも多くの方に、私の本を読んでいただけると嬉しいです。

最後に、久しぶりに英語でご挨拶を(笑)。

Dear readers;
They published my book! This is a dream come true for me, indeed.
This is the best thing that ever happened to me, a blogger Rach.

Without you & your great support, I couldn't have reached this stage. I'm so lucky to have wonderful readers like you. It's not too much to say that I am 'the luckiest' blogger in the blogosphere.
Chandler would say, "Hey, Rach, could you BE any luckier?"
Lucky, lucky... Exactly, I have no words to express my situation except the word 'lucky'.

I'd like to say this;
Watching your favorite dramas over and over again makes your English better & more natural. Trying to understand the meaning of those lines not only expands your listening & reading ability but also improves your speaking & writing skills. I believe this is the most effective way to improve your English. Definitely!

I'm really looking forward to discussing a lot of things with you. I don't know how to express my thanks adequately... So, let me just say this; "Thanks a million, you guys!"

☆ With love, Rach ☆



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(追記)
「本の出版」に関する追加記事を、以下にタイトルだけ並べておきます。
お陰様で本が好調です
週刊STの書評で取り上げていただきました!
普通に映画を見ているだけでは… (私が著書で訴えたかったこと その1)
学習法から何を学ぶか? (私が著書で訴えたかったこと その2)
紀伊國屋書店キノビジョンで紹介されます!
日経新聞1面に広告が掲載されました
アマゾンで115位!?
売れ筋ランキングでいい感じ♪
毎日新聞にカラー広告掲載されました
日経新聞1面広告(2回目)掲載されました
今回はアマゾンで168位
日経新聞1面広告(3回目)掲載されました
posted by Rach at 06:00| Comment(15) | TrackBack(0) | 著書1冊目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする