今日、「フレンズ」チャンドラー・ビング役のマシュー・ペリーさんが亡くなられたとのニュースがありました。
あまりの衝撃に言葉もありません。
マシューさんは54歳。私も1969年生まれの54歳なので同い年です。亡くなられたというニュースを見てもすぐには信じられませんでした。
このブログでも何度か言っていたことですが、チャンドラーのジョークの面白さを解説したくて始めたブログでした。
彼のジョークはピカイチでした。フレンズたちがチャンドラーが面白いことを言うのを待っていたように、ファンである私たちも彼の発言をワクワクしながら待っていた、、、
ブログの記事を書くために、同じシーンを何度も見ることがありますが、何度見ても、何年ぶりに見ても、また同じところで笑ってしまう。
本当にフレンズは面白い、そしてその面白いセリフの筆頭がチャンドラーのジョークでした。
2001年に「フレンズ」のDVDを使った英語学習を始め、
2005年に「フレンズ」のセリフを解説するこのブログ「シットコムで笑え!」を始め、
2008年にそのブログを元にした英語学習本を出版し、
2017年に「フレンズ」のセリフを例文として使った「リアルな英語の9割は海外ドラマで学べる!」を出版することができました。
帯に大きく「フレンズ」と書かせていただき、
帯に隠れている部分にも、「フレンズ」のシーンを描くイラストがありました。
「チャンドラーの仕事は何?」というお決まりジョーク(running gag/joke) が出てくる会話の解説(クリックすると拡大表示されます)。
このような本が出せたことは、フレンズファンの一人として、本当に本当に光栄で嬉しくて幸せなことでした。
チャンドラーが使う言い回しをお借りすると、
Could I BE any more honored?! (これ以上、光栄なことがあるだろうか?!)
というところですが、今は、
Could I BE any sadder? (これ以上、悲しいことがあるだろうか?)
としか言えません、、、
チャンドラーがいなければ、ブログを始めることもなかったし、
チャンドラーのジョークを理解したくて英語のセリフを深く掘り下げることをしなければ、英語力も上達しなかったし、
チャンドラーがいなければ、英語の本を出版することもなかった。
チャンドラーがいなければ、今の私はいませんでした。
英語の楽しさを教えてくれた恩人であり、見るたびに楽しい気持ちにさせてくれる「フレンズ」を作り上げてくれた、大好きなチャンドラー。
そのチャンドラーを生み出してくれた俳優マシュー・ペリーさん。
本当にありがとうございました。
このご恩は一生忘れません。
どうか安らかにお眠り下さい。
心よりご冥福をお祈りいたします。
南谷三世 aka Rach
(2023.11.5 追記)
Xで、チャンドラー役 水島裕さんから、いいねと返信をいただきました
マシュー・ペリーさんの訃報を聞いた日、X(旧Twitter)にも追悼文を投稿(ポスト)しました。
https://twitter.com/m_rach/status/1718474398414639570
すると、その投稿に、チャンドラー役の声優 水島裕さんが「いいね」をして下さいました!
水島裕さんご本人からいいねをいただけたことがとても光栄だったので、いいねを頂戴したことを投稿しました。
https://twitter.com/m_rach/status/1720756788298178777
すると今度は、水島裕さんから「ご返信」をいただきました!
https://twitter.com/goofyalice2013/status/1721010202911400152
中学の頃からアニメファンだった私は、六神合体ゴッドマーズの明神タケル(マーズ)や、魔法の天使クリィミーマミの大伴俊夫の声として、水島裕さんのお声をずっと聴いていたので、「フレンズ」を初めて見る際、チャンドラーの声が水島裕さんだと知ってとっても嬉しかった、、、
ジョークの達人チャンドラーをイメージぴったりに演じられた水島裕さんのお声を、私も長い間ずっと楽しませていただいてきました。
10年間チャンドラーの声を担当して下さった、その水島裕さんご本人からこのようなありがたい反応をいただけたこと、
ものすごく光栄で、心からありがたく嬉しかったです。
水島裕さん、本当に本当にありがとうございました!